再会・・・・・
以前の職場の同僚、Uさんから毎年教えてもらっている九州沖縄農業研究センターの一般公開の日。今年は昨日行われました。天気があまりよくなかったせいか例年より人出が少ない感じでした。ここの一般公開はいろいろな研究成果、こんなことも行われているのだと教えてもらってひじょうに興味があり毎年楽しみにしています。ミカンの糖度を当てるコーナーです。 食べたミカン、結構酸っぱかったのですが11度もあり以外と高い糖度でほかの人たちも当てるのが難しそうでした。こちらは大豆。 豆腐に合う大豆、納豆に合う大豆のことなど丁寧に教えてもらいました。そして是非普及して欲しいのがこちら、春に収穫できる春ソバ。年に二回も新ソバが食べられるなんて夢のようです。「ちょっと待てよ、秋なのに春ソバの花が咲いている?」後で気付きました。 来訪者に人気があるウィンナソーセージの試食のコーナー。北海道農業研究センターさんのポテト。会場をウロウロしていると一人の男性と目が合いました。その男性は私から視線を外そうとしませんでした。私も見つめていました。「ひょっとしたらK先生ではありませんか、〇〇です」と言うと「君は〇〇君だろう」と即座に応えてもらったのです。なんとK先生と42年ぶりの再会。K先生は大学を出たばかりの新任教師でした。「先生、何歳になられましたか」「66歳だよ」「66歳ですか六つしかはなれていなかったんですね」と数分立話し。お互いに丸っこくなった体型となっていましたが42年前の少しばかり残っていた面影がお互いを気付かせる再会となりました。K先生は3年間、私の担任ではなく週に数度担当科目を教えるだけでしたが私の下の名前を覚えてくれていたのです。是はとても嬉しい一日となりました。その後、数千人の生徒たちと出合って来られたと思いますが、それでも私の名前を覚えていてもらったこと、私にとってこんなに嬉しいことはありません。帰宅した長男に「今日はとても嬉しいことがあった、42年前の担任でもなかった高校の先生とバッタリ合ったんだけど俺の名前を覚えていてくれた」と言うと「それは嬉しいよね、10年前の高校の先生は俺のことを覚えていないかも」と戻ってきました。家に居てゴロゴロとしているのもいいが外へ出てみるといろんな出合いもあるんだなと痛感させられた九州沖縄農業研究センターの一般公開の日でした。