強いものには 従うしか・・・という無力
2012年放送のNHK名古屋放送局制作の「中学生日記」最終回”時をかけるテレビ” で再放送があった出演している中学生は NHK名古屋放送局まで40分でこれる実際の中学生を 採用したのだという。その最終回のテーマは ”いじめ” だった。名古屋の中学校に 息子は夫の転勤によって東京からの転校で 中学生の時に通った。ずいぶん昔だから この中学生日記とは時代が違うが息子が通った時代30年ほど前は 東京の公立中学校と比べるととてもおかしな空気があった少し前まで生徒の暴力によってとても荒れていたせいか教師たちが とても生徒に対して威圧的であったまた 名古屋って昔からの家が多く その格差でのいじめがあったように思う教師も 市の名士や裕福だと思える家の生徒は 暴力的ではないと考えたか格差的に低いであろう生徒に対しての差別があったように思う息子の学級通信には いつも常連の生徒が 「とても頑張っていますね」と掲載され息子のように影にいるような子であったせいか 私は息子が通信に載ったのを見たことが無い我が家は 夫の会社の社員寮に空きが無かったために 大規模団地の部屋を会社が借りてくれて 家族で入居していた団地は広くて 公園も広くて 同学年の子もたくさんいて 子供会も盛んでとても転勤時代の4年間 住むにも子育てにも理想的だったでも 今考えると所得制限もある団地に住んでいる子は教師からしたら ”よくわかる上流ではない子達”だったんだろう余裕のある上流の保護者の 東京では え?と思う 付け届けも見聞きした保護者会では 校長のあいさつで「不登校の子は3人いますが 家庭に問題がある子で 2つの家は母子家庭です」と 偉そうに言っていて 教育委員会に投書しようかと思ったくらいだった(しなかったが・・・)中学校から下校する生徒の制服が ビリビリに破けているのを目撃したこともあるなので 東京に戻ると決まったときには ホッとした。今日の「中学生日記」を見ていてあの頃の教師の 権利主義で 威圧的で 事なかれで 差別的な基本姿勢はきっと 生徒には「あの弱気そうな子を いじめても先生は何も言わないな」と 伝わっていたのではないか今は違っているのだと思うが・・・ この時代は 国会議員も世襲議員が大勢だし お金のある子しか塾に行けない(昔は皆が行くというわけでもなかったが) 進学の費用が無いなど 絶望的な格差が 若い子達にはくっきりわかって来て自暴自棄にもなるのかもしれない今 問題の闇バイト?トクリュウの強盗事件で いいように言われたままに 強盗をする若者たちそれって 言われるままに強いものに都合良いように使われる弱者の若者の姿と重なってまたは いじめを傍観する とか 指示に従ってイジメる子供たちに重なってやはり 学力や進学率だけでなく 学校が 模範を示すような指導と学校側の深い洞察を 確実にやってほしいそれには 教師の負担を減らし 上に立つ者たちが導けるように 方針を打ち立ててほしい