杭州日帰り茶摘みツアー
帰任まで残り一週間、仕事は追い込み入ってますが、日曜にやることにして、今日は休み。嫁さんと日本人向けの「杭州 龍井村への日帰り茶摘みバスツアー」に参加して来ました。どうも、4月5日の清明節までが、龍井茶を摘むに最も適した時期なのだそうです。中国でのバス旅行と言うと、こんなのや、あんなのが思い出されるのですが、今回はさすが日本人向け、極めて綺麗なバスで朝8時に上海を出発。寝不足だったので、車中では爆睡。途中、仕事で行く時も毎回立ち寄る嘉興のサービスエリアで名物の肉入りちまきなんぞ食いながら、順調に約3時間で杭州到着。ちょっぴりぼろっちいレストランでお茶と、「田舎料理」を味わう。田舎料理。予想通り、不味い。特に中国の安食堂の魚料理は泥臭くて日本人にはきつい。(四川などで唐辛子でワケ解らなくしてしまうのはある意味正解)お茶は香りも良く、美味いです。コップ欠けてますけど。到着前後から食事中にかけて携帯鳴りっぱなし。飯が食えん。。。一段落した時に田舎料理を掻き込んで、雨中の茶摘体験へ。雨の中、茶を摘む人たち。「一芯二葉」のものを摘むのが最も良いらしいです。(=開く前の葉が真ん中にあり、若い葉が両脇についている状態)摘んだ後の葉っぱは、下のような電気釜(150度程度らしい)の中でざっざっとかき混ぜて水分を飛ばします。もちろん今は、工場で大量処理されるものが殆どだそうですが。プロの茶摘みおばちゃん達。お茶っ葉ですが、結構、摘んでも摘んでも、量が稼げないもんなんです。普段飲んでる茶葉の量をとろうと思ったら、かなりの数を摘まないと揃いません。なかなかに大変な労働です。その後、またバスに揺られて、「お茶博物館」へ。入るといきなり巨大な「茶」の文字の上を滝が流れてます。巨大プーアール茶。プレスして携帯性・保存性を高めたお茶。展示はかなり充実してます。16時前に杭州を出発し、途中一回休憩を挟んで、18時半過ぎに上海到着。首はむち打ち気味ですが、なかなか楽しい一日でした。