世界の国からラテン通信♪

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• Spain no ima

  nanto naku 6 gatu ni narimashita.kotiraha track storaiki de sakana ya niku ga hakobarete konai jitai ni natte imasu..itumo iku market mo oyasumi.majide yasumu ,sosite itumade tuzuku ka daremo wakaranai.Spain sugosugiru.sosite nanntoka natte iku noga Spain,shikata naku, football eupo cap nado mite enjoy siteimasu.soshite atsui!!!33 do!!!ashitaha Beach e ikimasu.hasta luego,

  2008年06月13日

• Under the Andalucian sun

  Spain desu.nanto nighongo ha yomemasu.. ga kakemsen. Toscana no kyujitu dehanaku,Andalucia no kyujitsu ni haitte imasu.Patio no aru Bar de mainichi berobero ni yopparatte orimasu...watashi no English ha taisite jyoutatu shimasendesita.riyuu ha mata gojitu.ima ha ie no nakadeha English, sotodeha Spanish toiu hijyoooo ni konran shita seikatu wo okutte imasu.soto nideruto, are? koko souieba Spain datta naaaa.. to omoimasu.soshite, ie deha miso siru to gohan ni yoishirete imasu...Spain ha nanimo shinakutemo jikan ga tatunoga hayai.supar ni kaimononi itte,hirugohan wo tabetara 5 ji!nonde yorugohan wo tabeowattara, 0 ji desu.honto, omosiroi kunida!gohan

  2008年06月03日

• tunis no SPA

  sou, kangae no asai watashi ha SPA treatment wo France go de ukeruto dounarukayo-ku kangaete nakattta...itumo Paris de kurou siteru noni wasureteta,,,, 5 star dakara minna eigo ga hanaseu toha kagiranakatta..,demo, kono hotel , ryokousya ga sagashite kuretanodesuga,Spain no hotel nanodesu!dakaram hyouji ga Spain go .demo, Tunisia nanode, zenin ga Spain go ga hanaseru wakedeha arimasen..Tunis no Spa ha waruku naikedo. nihon ga itiban!!!!deha, korekara Pool ni itte kimasu.Ciao!

  2008年05月26日

• Tunisia desu!

  Tunis ni kitanode kinen ni kaite mimasu.5 star hotel desuga, nihon no 4 star kurai.nihonjin mo asia jin mo inainode, totemo medatte imasu..itumo omounodesuga, atosaki kangqaenaide kimete simaunodekonna ni asia jin ga inakute ,jibun ga medatte shimaukoto, hitoride 5 star resort hotel ni tomarutodounaruka kangaete mo minakatta nodeshita..mawari ha minna couple!!!Pool ha ii kanji.ka ni kuware nagara korewo kaite imasu.ashitakara Spain~~~~~

  2008年05月25日

• マルタを出ます。

  しばらく　日本語の読み書きできない地域に行くので、お休みします。ローマ字で書けたら、また書いてみます。マルタ・・・私はもういい。早く出たい。チュニジアに避難して、５つ星ホテルのスパでゆっくりします。そのあとスペイン！ではまた。

  2008年05月20日

• zoku Malta no kyujitu

  学校が終わりました、というか強制終了しました！ブッキングが忙しくて、ぜんぜん遊べなかったので、これから遊びます。こちらに来て、多くのチェコ、スロバキア人がいることに驚きました。。今まで彼らをみたことがありません。今の私のルームメイトもチェコ人で、とても物静かな女性です。こちらでもスペイン人と仲良くしていますが、一日中、家の中でもスペイン人と一緒だと、少しつらいかもしれません・・笑　大好きなんだけど、時々疲れます。チェコの女性でよかった！ルームシェアをしたのも初めてで、来てから初めてだと気がつきました（遅いですが）。神経質な私には、あまり向いてるとは言えない・・部屋をシェアしてる人もいます。私は一人で寝ているうえ、耳栓までして寝ています.マルタは今年の１月にユーロになり、元の通貨をユーロにしているため、すごく細かい数字設定になっています。たとえばバスは０，４７ユーロ。これをたいていのひとが現金で払うので、時間がかかるうえ、出入り口がひとつです。便利なパスモ的なものもないので、とにかく時間がかかる。運転も荒いので、ちょいちょいひかれそうになっていました。ここは左側通行なので、スペイン人も時々ひかれそうになっています。来週木曜からはチュニジアです。個人旅行で手配してので、案外高くつきました・・チュニジアなのに。パリでチュニジアのタクシーのおじさんに会わなければ、行くこともないのですが、行くんですね。買い物もしたいのですが、すでにマルタに着いたときから重量オーバーなので、あまり買えないかもしれません。マルタになにも買うものがなくて、よかった！変なおみやげものしかない！再来週はスペインに戻ります。荷物を預かってくれて、ありがとう！　ランプやさんのおじさんが念入りにパックしたので、２こ目が巨大すぎて、ごめんなさい。邪魔だったら、この巨大な箱はあけてみて。割れてないか心配ですが。　このランプはスペインと日本を１往復半したしろものなのです！お店のおじさんは、あまりにも日本の郵便局がすぐに送り返すため（たった２週間受け取らなかっただけで送りかえしてしまうのです。　しかも料金は店に請求される！！！）「日本とアイルランドには二度と送らない！」と怒られてしまいました。そんないわくつきのランプです。ではまた！

  2008年05月17日

• Ｆ・・な一週間。

  一週間がたって、マルタに飽きた。なにもしてないけれど、飽きてしまった。たぶん、疲れすぎているんだと思う。こんなにどうでもいい気持ちはめずらしい。遺跡も観光も遊びもどうでもいい感じ。私はどうしちゃったんだ？！とにかく今週は、学習をスタートして、自分にグループレッスンが向いていないことがわかったし、文法も多少間違っていることがわかった。今は、永遠に正しい英語を話す日は来ないような気がする・・正しい英語を話さねば、というプレッシャーから、前より話せなくなっている！いったい誰が１セット１時間半×２セットの授業を考えだしたんだろう？５日目は疲れすぎて体が動かなかったぞ。クラス分けの試験で、とってもレベルの低いクラスに入れられてしまった。なぜあいさつから練習している？？？同じクラスには、アメリカの大学を卒業した人がいた。ふたりで、「なんでだろうね？あの試験ちゃんと見てくれたのかな？」と首をかしげた。結局、今は上のクラスに変わって少しよくなったけれど、それはそれでストレスがたまる。今週はほとんどトラベルエージェンシーとの連絡などに追われた。チュニジアに行くので、その手配やら、スペイン行きのチケットの手配やらで、なぜか毎日が終わる。スペインのウェブサイトは３日も壊れたままで、チケットを買いたいのに、いっこうに買えない。スカイプも１日半くらいコネクトしなかったし、ヘッドホンはないしで、スペインに電話しながら、ウェブサイトをチェックし、Fワードを頭の中で叫んでいた。もう飲まずにはおれん！おまけにこの島の誤算だったのは、寒いことだ！誰が５月泳げるって言った？？？だからまだ１日も海に行ってない。天気も悪いので、海に行く時間の分、暇はできた。が疲れてる。最高にイライラしたのは、学校のトイレの数が少ないうえ、流れないことだ。おなかが痛くなっても、学校のトイレにはいけないし、まず水の流れるトイレを探さなくてはいけない。紙を流すのが危険（つまる）ので、中には入れないでおこうと思うのだけれど、ついついぼーっとしてると入れてしまって、F--!!と叫びたくなる。まるで南米のようだわ。今、バレッタという街に行ってきたが、そこは中世の雰囲気漂う街で、なかなかよかった。私がイメージしてたマルタはこんな感じ。今日は力をふりしぼって、マルタの歴史についてのVを観た。マルタの歴史的背景を知ると、この街の見方が変わるような気がする。そして、バレッタにはジュエリー店がたくさんあるので、例によってしらみつぶしに全部見た（趣味）。イタリアからもジュエリーが入ってきているので、クオリティはそんなに悪くない。おかげで少し元気を回復したのだった。さて、またこれからスペインのウェブサイトをチェックしてみます。

  2008年05月10日

• マルタの休日

  日本語が書けるので、うれしくて、また書きます。長い間、海のそばとか、日本人の少ないところにいたので、まったく日本語が読めも書けしませんでした。おまけにスペイン語で会話です・・みんな超早口。でも話してると、元気が出る。先週はスペイン人のお宅のパーティ続きで、結構体力を使いました。８時半から飲みはじめて、１２時まわってもまだ終わらない。終わるわけもない。パーティにおいで、と誘われましたが、集合が夜中の２時半スタートです！！！なんとかなんないのか？！その時間帯！スペイン！マルタに来て、みんな夜７時からごはんを食べているのに、驚愕しました。でもどんな人のお宅もみんなきれいにしているので、本当に自分の生活を反省しました。そのほか、家探しに同行したりして、楽しみましたよ。今は英語の勉強中ですが、私はつくづくグループレッスンは合わないと感じます。途中でものすごく飽きちゃう。人間向き不向きがありますね昨日の夜は、日本人とスペイン人たちと踊りました。最初スペイン人しかフロアで踊っていなかった（笑）結局ここでもスペイン語を話しています。いごごちがよいのです。やっぱり好きだわ、スペイン。実は、シチリアに行くはずが、またスペインに戻ることになりました。シチリアはまたの機会です。マルタの人も親切で、頼まないのに写真撮ってくれたりします。今日は５つ星ホテルのビーチサイドでお昼寝しました。ではまた☆

  2008年05月06日

• マルタに着きました。

  久しぶりに日本語が見れます。アンド書けます！わーお。スペインでは、スペイン人のお宅のパーティ三昧で、お祭り続きでした。忙しかった・・・長かった・・・。でもいろんなことが起こりました。そして、とにかくマルタに着きました。海が美しいです。今日はこれから、バーに飲みに行きます。うれしいので、ひとまず日本語を書いてみました！また書いてみます。

  2008年05月05日

• Me gusta Marbella!

  I cant read Japanese after leave from Sevilla, but Im fine!Im in Marbella in Costa del sol in Spain,I stay in here about 1 week.Marbella is expensive, puerto banus is more.Rich people are coming there.But I love marbella and Puerto banus,I love rich feeling too! I met UK and Japanese couple in here, They come to vacation here since 1978!They invited lunch at the apartment,I bit envy them.I move to my new friends house tomorrow,then I go to Malta.Hasta luego!

  2008年04月28日

• セビージャのフェリアで思ったこと

  結局、木曜日からだんだん天気がよくなり、今はピカピカにいい天気です！水曜日から、毎日踊りに行きました。４日も行けば、もう満足！やりきった、という感じ。来年もできれば参加したいと思います。こちらで声をかけてくれるのは、２０歳過ぎの若い子たちか、年配の人たち。特に年配の人たちの、踊っているときのキラキラ感は忘れられません。こんな大人になりたい。先日、７０歳のヒップホッパーおばあちゃんというのをTVで見たのですが、このままだと、ああなるかもしれない。こちらでいろんな人に出会いました。なんとなく、去年とは出会う人が違うような気がする。豊かな人が多いのです。幸せそうで、裕福な人たち。世の中は、実は豊かな人が多いという気がします。世界にある家を転々としているステキなご夫婦にも出会いました。旅をしていていいことは、自分がこうなりたいな、というモデルに出会えることです。それが少しずつですが、人生に変化をもたらしていると思います。これから、去年仲良くなった人のお宅に遊びに行きます。しばらく日本語で書けないと思いますが、またどこかで更新したいと思います。アスタ　ルエゴ！

  2008年04月14日

• セビージャの雨

  なんとまあ、毎日雨です！昨日は曇りだったのですが、フェリアはあまり盛り上がってない様子・・・スペイン人も天気が大事で、気分が乗らないのかも。今は天気とフェリアの話題でもちきりです。毎日その日になってみないと、天気がよくわからない。今は、どういうわけか、スペインの広い地域で大雨。やっぱりがっつり晴れてくれないと！！！！光がないと、写真もきれいに写らないので、やることない。なので、いまだにコスプレできてません。いったいこれはどういうことなのかなあ？毎日マーフィの本を読んで、マイナスのことを肯定的に考える、というのをやっています。スペインなのに　笑。これはきっと来年も来いってことかしら？？？１０日もいるなんて、バカげてると思いましたが、案外そうでもなかった。２、３日では、とてもいい天気には当たらないです。紙で出来たちょうちんはデロンデロンに破れたまま、ぶらさがってる。去年みたいにきれいじゃない。日本人のパーセンテージは１％か２％くらいでしょうか。少ないです。団体旅行の方たちを３組ほど見ました。雨の日にセビージャなんて、もしこのために来たのならお気の毒でした。私はラッキーと思うべきですね。というわけで、あとは飲んで食べながら、天気のようすをうかがっています。スペインに来て、一週間。やっと日本人らしさ　、謙虚さ、控えめ、というものから脱してきて、スペイン仕様にモデルチェンジしてきました。自分では気がつかないのですが、日本にいると、日本人的発想で動いています。ちょっと意外でした。スペイン人みたいに、ちょっと！私はここよ！と腹から声を出すみたいな感じでいないと、負けます。今日も元気に行ってきます。

  2008年04月10日

• ベスティードを買いました。

  セビージャは雨です。せっかくドレスを買ったのに、雨はいかんだろう！どろどろになっちゃう！さて、トルコブルーに水玉の衣装を買いました。この歳になって、気がついたけど。。どうやら私はコスプレ好き☆アニメの衣装を着る人の気持ちが、今なら少しわかる。ただ、私はヨーロッパの中世とか昔の衣装が着たいのです。なんか懐かしい感じがします。去年は、フランスのプロヴァンで中世の衣装を買いそうになったし、来年もまた中世のコスプレ？のあるところに行く予定です。たぶん、非日常、自分ではないなにかになりたいのかもしれない。他に着る時もない衣装なのですが、あとは家で着ようかしら　笑誰にも迷惑かけないしね。しかし買い物って、アドレナリンが出ます。女性の美への欲望は果てしないものがあります。スペインの女性たちも、自分を美しく見せることに、ものすごい情熱をかけてます。この時期の買い物熱はすごい！では負けずに買い物に行ってきます。

  2008年04月07日

• セビリアに着きました

  セビリアに着きました。ビジネスクラスの旅は超快適でした！飛行機でフルフラットに近い状態で、家でごろごろしてるような感じでアムステルダムに着きました。JALのシェルフラットシートは最高！ビジネスがいいと言う人の気持ちがよくわかりました。今後もエコノミーにも乗るけれど、ビジネスシートのためならがんばって働いてもいい！いい出会いはなかったけどなぜか子供と年配の人が多かったけれど、大丈夫！子供にはこのありがたみはわかんない。でも年をとったら、ビジネスで旅行しよう。おかげで、たいして疲れなかったので、マドリッドでクラブにかけつけられました！マドリのクラブ最高！ほとんど全員ラテン人に囲まれて、最高！このためなら、またまたしばらくはがんばれると思いました。人生、なにかがんばれるものがあれば、なんとかやっていけると思う。それがどんなもので、どんなモチベーションであっても。今から、衣装を買いに行きます。それではまた。

  2008年04月05日

• 明日から旅です

  　突然スピリチュアルに生きたくなりました。なにかそういう気持ちが、激しく湧き上がってきました。　スピリチュアルに目覚めて１４年、こんな気持ちは初めてかも。去年からのアーユルヴェーダ、ベジタリアン、メディテーションなどがそうさせたのかもしれません。　人間は生まれつき、誰でもスピリチュアルだと思います。ただそれに目覚めてるかどうか、信じているかどうかの違いだけ。「スピリチュアルなんて信じない」なんて言って、すごく霊的な人がいるように、人間、特に日本人は、本能的にスピリットを理解していると思います。　去年からいろんなところを回って、いろんな人に会ってみて思ったのは、「スピリチュアルで素敵な男性（もちろん独身の）も、世の中にはいる」ということ。それがわかっただけでも去年は収穫でした。これからは、自分のスピリチュアル観をシェアできる人と、つきあいたいなと思っています。　そしていろんな人が世の中にはいて、どんな生き方でもスタイルでもいいんだな、ってことがわかりました。型にとらわれる必要はないのです。　　　今年も明日からしばらく旅に出ます。前回の世界一周でたまったマイルで、初めてのビジネスクラスに乗るんです♪ありがとうＪＡＬ。今年はどんな人たちに会えるでしょうか？楽しみです。　今回は、南スペインからモロッコ、マルタ、チュニジア、シチリアへと行く予定です。去年のヒプノセラピーで、「フェニキア」にいたことを感じたので、今年は縁のある都市を回ることになりました。　特にチュニジアは、去年パリで会ったチュニジアのタクシードライバーさんに、「いいところだから、ぜひ行って！」と勧められたので、急きょ行く予定に入りました。私はアラブ（イスラム）文化が大好きなのです。今回行く場所は、すべてアラブに関係したところばかりですね。　スキューバをやってみたかったのですが、やっぱり怖いのでやめてしまいそうです・・。趣味なのに、無理してがんばってやる必要もないかなって。雪山もの（スキー、スケート、スノーボードなど）が苦手なので、せめて海ものでもと思ったのですが、別にシュノーケルでもいいんじゃないの？と思えてきました。　また今回は、初めて英語の学校にも行きます。今までスペイン語だけで、英語の留学をしたことがないので、どうなるかな？楽しみ。　今回の旅のテーマもだいたい決まっているのですが、それはまた帰ってから書きたいと思います。　なんとなく、この旅がいい転機になるような予感がします。ただ、そう感じています。　私のまわりの人は、世の中の人全員が好きなんじゃないかと思うくらい、旅好きばかりです。　先日、知人がこんなことを言っていました。「日本にいるとどこかに行きたくなるし、海外に行くと日本に戻りたくなる。ないものねだりなんだよね。」　確かにそうかもしれない。けれど、旅から得る気づきは、日常生活の数倍かそれ以上です。　私の子供の頃の夢のひとつが、「旅行家」でした。それを小学校の卒業文集に書いたら、「夢があっていい。」と父がほめてくれました。家族が旅好きだったので、当然の結果です。やっぱり親の影響は、絶大ですね。旅のＤＮＡが受け継がれました。　今、私は旅行家ではありませんが、旅に出る暮らしを選んでいます。結局人間は、自分の思ったものにしかなれないんじゃないか、という気がします。　中田ヒデさんよりは、はるかにスケールが小さいですが、私も放浪の旅（？）に行ってきますね。　また時々向こうからアップしますので、よかったらごらんください☆　ではみなさん、アスタルエゴ！

  2008年04月02日

• 本当のエリートとは？

  　知り合いに誘われて、お花見に行った。なにも発展性はないけれど、久しぶりに知り合い２人に再会することができた。　一人はエリート（と呼ばれている）。最初に会ったのは４、５年前で、ここ２年は会っていないと思う。その彼が私に言った言葉がこれ。「なんか老けたね。」　みんなの前でそれを言うか？！「老けた」という日本語、久々に聞いたというか、そんな日本語があること忘れてた！　私だけにじゃなく、他の女性にも「老けた渡辺真理奈」とか言っている（アンビリーバブル）！本当に本当にありえない。もはや口が悪いとかの問題じゃなく、デリカシーがない。「あんたこそ、しわしわじゃん。」と言ってやりたかったが、私も大人なので控えた。エリートには興味がないが、特にこんな男は問題外。「昔はもっとイケイケだったのに（死語）。」と言われたが、誰が花見にイケイケ（死語）の格好で来るか？！防寒だよ、防寒！アホ！　　すると隣の女性が小さい声で言った。「この人と話しているとイラつくので、メール来ても無視です。」　だからどんだけ女性と会っても、結婚できないのね。お気の毒さま。☆どんなに酔って意識がなくなっても、吐こうとも、倒れようとも、絶対に女性に対して、「老けた」なんていう単語を使ってはいけません！そして一度出た言葉は、決して取り消せません！　モテない男には必ず理由があります。まずは女性をほめる練習から始めましょう！　この男が、他の男性を紹介してくれた。「○○大学卒（アメリカの超有名大学）なんだよ。」　それがどうした？　本人も困惑してて、「それはあまり言われたくない。」と後でこっそり言っていた。私にとってもどうでもいい情報だ。だって今が大事だもの。　彼はとってもいい人で、会うなり、「（君の）スカーフはきれいな色だね。」とほめてくれた。「イタリアで買ったのよ。」という話から、イタリア美術やアート、スペインの話におよんだ。そうよ、会話ってのはこういう風に広がるものなの！彼は本当のインテリだと思う。学歴じゃないよ。　すると突然彼が、「君を見たことがある。君の顔は覚えている。」と言う。「え？会ったことないと思うけど。人違いじゃない？」　日本人は似ているので、多分誰かと間違っていると思った。が、話しているうちに、本当に５、６年前に会っていることがわかった！２回くらいしか会っていない私を覚えているなんて、すごい！　彼はその時パーティを主催していたので、数え切れないほどの日本人に会っているはずなのに、私は彼の記憶力に驚いた。　昔会った時はまだ青年風だったが、今はヒゲづらで、少し白髪まじりになっていたので、まったくわからなかった。「いい感じになったと思うよ。」と私が言うと、「キアラさんは、昔と全然変わってません。」と言ってくれた。口の悪いエリート男、今の聞いた？！　彼の素晴らしいところは、自分の実現したいものを、ワクワクと叶えていってしまっているところだ。ビジネスオーナーなので、私にも、「会社作って、好きな国に住んだら？」と、こともなげにアドバイスしてくれた。　　彼と話していて感じたのは、「自己イメージの高さ」。セルフイメージが高いので、自分はできると思い、そう思っているから、どんどん進めていける。　賢いとはそういうことかもしれないな、と私は思った。

  2008年04月01日

• 私がインド人に出会えなかった理由

  　私は今月、ついにインド人には出会わなかった。３月にインド人に出会うと言ったサイキック。あなたはいったい何者？ひとつも当たらんじゃん！　チャネリングとはそういうものなのかもしれない。信じるも信じないも、その人次第だし、どうでもいいことなのね。　おかげでインドについての知識と興味は深まった。おとといは、ついにインド人に話しかけられた。すごい！あ、でもやっぱりインド系で完全なインド人じゃなかった。　そのうちインドにも行くような気がする。もうインドに対する興味が止まらない。　たとえ全然当たらなかったとしても、あのサイキックに出会ったのも、なにかの縁だったし、会う必要があったに違いない。今後他のサイキックに会うかどうかはわからないけれど、たぶんおもしろいからまた見てもらうこともあると思う。それで人生をおもしろがっているところもあるのだ。いいんじゃないの、インドに興味も出たし、いろんな人とも知りあえたしね。　　先日、森三中の村上知子さんの結婚報告ＴＶを観た。彼女は言うには、オーストラリアでサイキックに「結婚はいつできるか？」聞いたそうだ。すると、サイキックは、「今年の１０月、３０歳の魚座の男性と結婚します。」と言ったらしい。　そこで彼女は、３０歳の魚座の男性を探しまくった（その気持ち、よくわかる）。でも結局、お相手は魚座ではなかったし、１０月でもなく、３月だった。相手が３０歳というところだけは合っていた。　これを観て、私は思った。「つまり、細かいところはあんまり気にしちゃダメなのね！」　きっとサイキックにもぼんやりとしかわからないに違いない。このＴＶをたまたま観たのも（本当は家にいない予定だった）、このメッセージを見るためのような気がした。　サイキックはサイキックのイメージで情報を読むので、違ってもおかしくはない。　だから、私がこんなにがんばってもインド人に出会えなかったのは、本当の相手がインド人じゃないからだと思う。「インド人」というインパクトあるキーワードにとらわれ、なにかを見逃しているのかもしれないし、もうすでに誰かと出会っているのかもしれない。　インドという枠をはずせば、世の中には知的でちゃんとした、独身の素敵な男性がたくさんいることもわかってきたし、よりどりみどり？という気がしてきた。向こうがこちらを気に入るかどうかはともかくとして（笑）。　おかげで人と出会う活動も始めたし、やっぱり最初の行動は自分から動かないといけないな、ということもわかってきた。無駄な活動も多いけれど、それでもいつも同じ人たちと会うのでは、発展性がないと思う。　そして素敵な人たちは、だいたい同じグループに固まっている。一度そういうサイクルに入ってしまえば、あまりあくせくしなくても、自然にことが始まっていくような気がした。　これが今月の気づきです。

  2008年03月31日

• お金は愛

  　フラメンコの先生から、ユーロのおせんべつをいただいた。お手紙と絵はがきも一緒に入ってた。「あとで見てね。」と念を押されたので、ちょっと不思議には思ったけれど、まさかユーロをくださるとは！　たった４ヶ月だけの生徒だったのに、ここまでしてくれるなんて、本当にびっくりしてしまった。だから何年も通う生徒さんたちがいるのかな、と思う。　一人ひとりのレッスンを丹念に見てくれたし、私のような、スペインの祭りのために練習するという、異色？の生徒にもよくしてくれた。それでもあまり細かく注意もしないし、深く踏みこんでもこない。とても頭のいい先生なのだ。　「これでお茶でも飲んでね。」と書いてあったが、下手したら、スペインでならごはんでも食べられそうな金額。　フラメンコはこれで終わりにするつもりだったけれど、先生の優しさと熱意によって（あとスペインでフラメンコを見て）、またレッスンに通いたくなるかもしれないと思った。　お金は気持ち。 お金はエネルギー。 お金は愛。 お金はお金ではなく、他のものも一緒に乗せている。人からの気持ちをいただくって、本当にうれしい。　私はおせんべつに、先生からの愛を感じたのだった。どうもありがとう、先生。

  2008年03月30日

• 「バラ色の人生」が届いた！

  　九州から家に帰ったら、最近仲良くなった織物作家さんから、素敵なバラ色のストールが届いていた！なんと、「キアラさんにぴったりと合った、素敵なパートナーと一緒にいて、幸せそうに笑っている姿をイメージして織りました。」と書いてある！タイトルは、「バラ色の人生」　素敵！突然のプレゼントって、うれしいですね。ここでそのストールを紹介したいところなのですが・・ごめんなさい。今、旅の準備でせっぱつまってまして、また後でアップしたいと思います。このほかにもいろいろな作品を作って、夏には見せてくれるそうです。楽しみ。　機械織りのストールを愛用していますが、手織りのいいところは、作り手の思いがこめられるところです。私の幸せをイメージして作ってあるなんて、それだけで幸せになれそう。　正直、時々くじけそうになっていました。砂浜で砂金を探すみたいだなって。　美しいバラ色に染められた春のストール。この春は、このストールと一緒に、パートナー探しの旅に出かけましょう。一人、いや、それ以上の私の応援者がいるということを、これを見るたびに思い出せるから。　そして、本当にバラ色の人生にするのです☆

  2008年03月28日

• 究極の勝ち組とは？

  　先日、徹子の部屋に出ている上野千鶴子さんを観た。上野さんは「おひとりさまの老後」を書いた女性。彼女によると、「女性の４人に３人は８０歳を超え、その８０歳のうち８３％がひとり。６５歳以上の女性の５５％がひとりになる。」ということだった（本に書いてあったことも含む。くわしくは本をお読みください）。　これを観て、私は思った。「な～んだ、結婚してもしなくても、どっちみちひとりじゃん！」　子供がいる人も含まれているけれど、夫がいてもどうしてもどの道ひとりなら、今ひとりでも特に問題ないはず。女性の４人に３人、７５％のうちの８３％がひとりになるんなら、２人でいられる人のほうが少ないのだ。その上、６５歳になれば、夫がいる人のほうが減る。まるでロシアンルーレットのよう。それまでの間、二人で人生を楽しめるような人を探すのはいいかもしれないが、いなかったらいないで、ひとりの人生を満喫したらいいのかもしれない、と思った。　絶対にひとりになるということはないし、早く死んだら、ひとりじゃないかもしれない。独身で子供のいない人は、先でも後でもひとり。　上野さんは「ひとりになって、最期は誰かにお世話にならないといけない。」と強く力説しており、その平均月数は８ヶ月だと言っていた。それを聞いた黒柳さんが、「まあ、私は最期はなんとかなると思ってます。」とあの声で、楽天的に元気に答えていたのが印象的だった。常々そう言っていたらそうなるかもしれないし、上野さんみたいに「最期はお世話にならないといけない」と思っている人は、その環境を引き寄せると思う。　人生にはいろいろあって、いつかひとりになる時があるかもしれない。ならば今、必死に結婚を考えるより、ひとりでも人生を楽しめる技術を身につけたほうがいいかもしれない。それには、なんとしても、心と体の健康とお金、まわりの人の助けが必要だ。　個人的に私の考える究極の勝ち組は、リタイア後、夫婦で海外（もしくは日本でもよい）で悠々自適に暮らしている人たちだ。夫婦共に健康で、お金の心配もなく、仲がよい。海外にロングステイに行ける夫婦が最高の勝ち組。　スペインで、年に数ヶ月を過ごすという日本人のご夫婦に会ったが、彼らは私の中では勝ち組だった。その他にも、南スペインには、イギリスの勝ち組夫婦がたくさん生息していた。　あるカナダ人のご夫婦は、リタイア後トレーラーを買い、寒い時期はアメリカの暖かいところで数ヶ月を過ごすと言っていた。地続きならではの過ごし方だ。このご夫婦もとても仲がよいようだ。　オーストラリアでも似たような人たちをたくさん見た。トレーラーに乗って、気に入ったキャンプ地などで、のんびりと過ごしていた。いつか、こんな生活をしてみたいと、その時思った。　お互いに健康で生きている、それの上に初めて成り立つ贅沢。　一方、ひとりでもエンジョイしている年配の女性たちにも会った。彼女たちはひとりで旅に出かけ、生活し、その場所でやりたいことをやっている。こちらもある意味の勝ち組だ。　どちらにしても、最後は健康とお金が必要なのは間違いない。　私の考える究極の勝ち組になるには、今から健康に気をつけ、お金についても考えなくてはいけないし、周囲の人の助けも得られるようにしておく必要がある。ひとりの人生には、とにかくたくさんの準備と知恵がいる。そのための研究や勉強、努力は惜しみたくない。　その上で今を楽しむ。今を考えながら、先のことも考えておく。そのバランスも考えなくてはいけない。　日本とは、うかうかと生きてはいられない国なのである。だから時々、ラテンに行って、浮かれたくなるの。

  2008年03月27日

• 激たび！九州の旅

  　九州に帰ってきました。誰かがいれば別ですが、誰も待っていない家に帰るのは、結構エネルギーがいります・・。モチベーション低い。全然帰りたくない。でも帰らなくちゃいけない。　どうやったら少しでも楽しくなるか？ということで、今回はＪＴＢの「激たび！九州」というものを使って帰ってみました。これだと今の時期、３万５千円くらいで往復でき、ホテルに一泊朝食付きです。１０日前までに申し込む必要がありますが、普通に往復するより、はるかに安い。なんでもっと早くこれを使わなかったんだろう・・？　飛行時間は約２時間ですが、その前後に電車３回、バス１回、タクシーに１回乗らなくてはなりません！トータル５時間。これだけ乗って移動すると、海外ほどではないけれど、かなり疲れてしまいます。その上、帰ってすぐ家の点検、掃除と一人ハウスキーパー状態で、近所の人にあいさつもあるし、ごはんも食べなくちゃだし（誰も用意してない）、寝るスペースの準備とかで、クタクタです。　なので、今回はあえて、「１日目は捨ててみる」ことにしました。正確には最後の日も移動だけなのですが、１日目は移動だけであとはなにもしない！　ホテルにチェックインしたら、いきなり休憩。そのあと隣のデパートに行ってお買い物。町中に泊まることにしたので、どこに行くにも超便利。　夜は観光気分でお食事。東京ほど、夜一人で食べるところが充実してないのですが、いいよ、一人で居酒屋に行ってやる～！　「友達はどうしたんだ？」と思うかもしれませんが、みんな子育てや仕事が忙しくて、会う暇もなきゃ、人生観も全然違っているので、なんの話も合いません。私ほど気ままな人生の人は、そうはいないのです。数年前、同窓会があったのですが、すでに独身の人が私を含め、３人しかいませんでした！そういうところです。　ここは海が近いので、居酒屋レベルでもかなり鮮度のいい魚を出してくれます。　一軒の居酒屋の前で入ろうか、どうしようか、看板を見ていたら、店から出てきたおじさんたちが、「ここはうまかよ！入んなっせ。高かね？店の人に言うてやろか？」と話しかけてきました。そして、「飲み行くけん、一緒に来んね？」と誘ってくれました。やっぱり九州はラテンっぽい！スペインと似ています。　　結局、魚貝がウリの店に一人で入りました。千円の刺身盛りに５品、ウニまでつけてくれて、超感激。　その後、徒歩2分でホテルに着き、ひたすらベッドでダラダラして、本読んで寝ました。田舎でホテルに泊まるという発想がなかったけれど、これは案外いいかもしれない！　次の日、朝ごはんを食べ（これも料金に含まれている）、デパートで食料を買いこみ、それから家に帰りました。　家は無事でした。よかった！庭ではうぐいすが鳴いていました。　高城剛さんの本を読んだら、３軒（４軒？）家があると書いてありました。沖縄と東京とロンドンだったかな。それらを1週間単位で移動しているらしい。さすがはハイパークリエイター！とてもじゃないけど、私にはマネできそうにない・・。　でもこんくらいの移動でバテていてはいけないのだ！　気力と体力。常に意識して、鍛えなくてはいけませんね。

  2008年03月24日

• インド人に出会う旅

  　３月も半分以上が過ぎた。・・まだインド人には出会わない。もしかしたら、このまま終わっていくかもしれない。が！インドから来たＩＴ関係者には出会うことができた（惜しい！・・か？）。　インド、ＩＴ・・このキーワードで出会う確率はどのくらいか知らないが、私の中ではかなり稀な出会い。今まで全然会わなかったので、また一歩前進（か？）。　 とりあえず食事に誘われたので、行ってみた。仕事帰りなので、私はスーツ姿を想像していたが、なんと彼はジーンズにスニーカーで来た。・・まるで学生のようだ。「日本人のスタッフに「なんでジーンズ？」と言われたよ。日本の会社にはドレスコードがあるんだね。カリフォルニアで、僕の仕事の人はジーンズでＯＫだよ。」「・・・。あなたは外国人だからそれでいいけど、日本人だったら、まずそんな人いないね。」　ジーンズをはいてきた段階で、常識を疑われる。日本には「暗黙のルール」がある。でも彼は外国人。そんなの関係ない。「カリフォルニアでは」とか言われたら、返す言葉がない。ああそうですか、と思ってしまう。　趣味を聞いた。旅行やハイキングという普通のことの中に、「天気予報を見る」というのがあった（石原良純さんか？）。「インドの天気図、つまらなかったね。毎日晴れてて。日本の天気図、いいね♪低気圧のラインがあって、毎日天気が変わるし、楽しい。特に嵐が好き。」「大丈夫、期待してて。日本には嵐も台風も来るからね。」と私は言った。日本ほど天気について細かく予想し、放送回数がたくさんあり、予報が正確な国を私は知らない。他の国はもっとざっくりしてる。そしてたいして当たりもしないように思う。日本の天気予報はすごい。夕方から雨が降ると言ったら、たいてい降る。　賢い人はおもしろい。おもしろすぎて、時々わからない。　４時間後、彼は言った。「僕たち、似てるスピリットだね。」　そう？そうかしら？天気には興味ないけど？？　確かにお互い旅行は大好きだし、ラテンも好き。彼は私のやりたい人生のある一部分を体現している。彼は生活をダウンサイジングして、世界をまわっている。「出世だけが人生じゃない」という価値観も同じだった。　でも、それだけでは恋には落ちないし、一緒にも暮らせない。それが人生の難しいところだ。「インドの会社には、教育レベルの高い、とても賢いインド人がたくさん働いていたよ。」と言っていた。知的な彼が言うのだから間違いない。私はもうインドに行くしかないのかな。青田買い？青田じゃないね、稲穂刈り？　

  2008年03月22日

• フェリア・デ・アブリルに行く人、いませんか？

  　やっとフラメンコが楽しくなってきたところで、レッスンが終わってしまう。ろくに踊れないこの３ヶ月間は、本当につらかった・・。　スクールのみなさんは真剣な人ばかりで、私のようにちゃらちゃらやってる人は少ない。まさかこのドレスが着たいからやってるなんて、誰にも言えないし。　みなさんは本当の踊りが好きでやっていて、私はスペイン語を話したり、スペイン人と踊りたい一心でやってる違いがある。　だから今回フェリアに行く人は、クラスの中に誰もいない・・。お金や時間、家の事情みたい。残念だ。　人生の時間って限られてると思う。やりたいことは全部、早く、今すぐすぐやりたい。長く生きられるかもしれないけど、その中でベストな時間はそう長くもないと思う。　たまに「前世ですごく早死にしたんでは？」と思うくらい、人生に対して急いでいる。　仕事のために遊ぶのをセイブするのではなく、遊ぶために仕事をセイブした。人生の楽しい時、２０代の時に仕事ばかりしてひとつも遊べなかったので、その反動が今になって来ている。　さすがにそろそろ働かないといけないけれど、今年までは遊びをメインに暮らすつもり。　フラメンコのクラスのみなさんは、体のラインがきれいだし、踊りを踊っている時は輝いている。若い人がきれいなのはともかく、私より年上の女性たちが美しく踊っているのは、本当に素敵。　なんでもいいけれど、なにかを何年か続けたら、確実に前より成長するんだなあと思う。それを始めるのは今。時間をかけたらかけただけ、新しいものを吸収できる。毎年なにかひとつ新しいことにチャレンジしよう。　先日、ＴＶで８２歳のダイバーの女性を見た。逆説的だけれど、人はなんでも何歳からでもできるし、年齢の制限も、もしかしたら自分が勝手に決めてる限界かもしれないと思ったりした。もちろん健康が第一条件。でもそれ以外のことは、まだまだできるのに、あきらめているのかもしれない。　私なんか、彼女と比べてこの若さなのに、「ダイビングなんて、この歳からできるかしら？」と今まで腰が引けていた！シュノーケルでいいわ、と思っていた自分が恥ずかしい。　石垣島で会った女性ダイバーも５０代だったが、いきいきしていた。今から始めれば、全然イケるはず？だ。水の恐怖さえ大丈夫なら。　人間あきらめたら、終わり。英語のヒアリングも、努力の結果、いつの間にかだいぶ聞き取れるようになっていた。ＹＯＵ　ＴＵＢＥとか、英語の番組を簡単に観られるようになったのも、大きいと思う。いい時代になった。　新しいことを始めるのは今。今やれることを今やり、そして、年齢のせいにして、やりたいことをあきらめない。いつもチャレンジする大人でいよう。　８０歳になった時も、キラキラを発散してる大人になろう。P.S. 誰か、今年のフェリアに行く人、いませんか？　

  2008年03月20日

• 旅好きな方へイベントのお知らせ

  　昨日、お友達のおうちで、人生初Ｗｉｉをやりました！　超おもしろい！！！　なにごともやらず嫌いはいけませんね。　こんなにテクノロジーが発展するなら、将来は楽しくおばあさんになれるかも、と思ってしまいました。家でこれやってたら、一人でも楽しめそう。機械が話しかけてくれるし、出てくるキャラクターのキアラにも親近感がわくし。　あまりにもおもしろすぎ、笑いすぎて、今日は声がかすれて出なくなってしまい、病院にいきました（笑）！　はっきり言ってやりすぎです・・。　でも日本に戻ってきたら、またやりたい！ポールの真ん中に滑れるように練習したい！　他にもバランスボールもやったし、バーミックスも使ってみたし、新製品？がぞくぞく。　いつもおもしろいものを教えてくれて、新しい気づきを与えてくれてありがとう！あと、すっごく長い時間遊んでくれてありがとう！いつも感謝しています。　さて、今日はおえかきライターとまこさんからのお知らせです。●「旅ふぇち」（ゴマブックス）　とまこ著　　「ちょこっと旅京都」（アスペクト）　松鳥むう著（←イラストレーターの友達です）出版記念イベント　『お気らく女子旅のススメ』日時：　3月22日（土）19時～場所：　池袋ジュンク堂入場料：1000円ワンドリンク込み出演：　松鳥むう、とまこ内容：　お安くって、かわいいもんや開運もんがいっぱいの京都を、ちょこちょこおさんぽ。「憧れの絶景をからだで感じたい！」と、思いにまかせて世界の秘境までひとっとび。 行き先は違えど、旅にハマりまくりのイラストレーター二人が、旅先で出会った風景、おみやげ、出来事、人物などなど、女の子ならではの旅のお楽しみについて語り尽くします。ご来場者全員に、旅先で見つけた小さなおみやげつき。お申し込み：池袋本店１Ｆサービスカウンター　　　　　　または（ジュンク堂池袋：03-5956-6111）までお願いいたします。●「旅ふぇち」（ゴマブックス）　とまこ著　「バリへ行きたい！」（メイツ出版）とまこ著出版記念イベント　『おえかきツアコン世界の絶景でなきすぎっ』日時：　4月19日（土）16時～場所：　渋谷大盛堂書店入場料：　無料出演：　本のソムリエ団長さん、とまこ内容：　砂漠で、チョモランマで、マヤ遺跡で…。　　　　　仕事もわすれて（?!）大感動、　　　　　ハナミズ付きで涙を流しつづけるツアコンってなんなのさ。　　　　　明日にでも旅立ちたくなる、わくわくの旅話をお届けいたします♪　　　　　申し込み　お問い合わせください。　私は前回の出版イベントに行きましたが、おもしろかったです。　とまこさんは、とってもチャーミングな個性的な女性ですよ。　旅の好きな方、ご興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね。

  2008年03月19日

• 「太った？」と言われたら、どうする？

  　知り合いの男性に、「こんなこと、女性に言って失礼だけど・・・太った？」と言われた。この人、２年に１回くらい失言する（笑）。失礼と思うなら、言うな！「早くやせて夏までに元に戻って。このままだと、水着着られないよ。」うるさ～い！出会って５年以上たつし、それなりに歳とってんの！だからそれなりにお肉がつくの！　すっごく落ちこんだので、今度は親しい男性に聞いた。「ねえ、私太ったと思う？」「・・まあ、言わなかったけど・・（と無言で首を縦に振る）。」「やせたほうがいい？」「・・まあ、自分の好みからすると、そうだね・・。」　　ショック。　確かに太ったとは思ってたけど、人に指摘されるまでとは。　ＢＦと別れたので、「え～い食べてやる！」とばかりに、先月はケーキやお菓子を食べまくった。ザ・シークレットによると、「いくら食べても太らない」と思っていれば、太らない」とあったが、いくらなんでも食べすぎは太るよ!　緊急に元に戻さなくてはいけない。　ひとつ言えるのは、太ったと言った二人はやせていて、やせた女性が好みだと言うことだ。　最近までつきあっていたＢＦは、「君はスレンダーだよ。それ以上やせてどうするの？」と言っていたので、私はすっかりスレンダーな気になっていた（笑）。彼の国の女性に比べたら、確かに私はきゃしゃでスレンダー。　結局は人の好みにつきる。私の大きさが気にいってくれる人とだけ、つきあうことにしよう。　「太った？」と言われたら、こんな対処法がある。１、つきあってるわけじゃないし、無視する。２、ありがたく、「天の声」だと受け取る。　「太った」と言われ正直ムカついたが、私は２番だと思うことにした。これは私への天からのメッセージ。おかげでダイエットがはかどるし、寝る前に食べるのも控えられた！この屈辱がなかったら、まだ食べ続けてたかもしれない。ご指摘、本当にどうもありがとう！　ちなみにフランス人にも聞いてみた。「私太ったと思う？」「キアラの裸を見たことないから、わかんないね。と言っても、以前も見たことないから、比較のしようがないけど（笑）。」　あいかわらず、ＹＥＳでもＮＯでもないのだった。

  2008年03月17日

• キッチン好きの男

  　現在、いろんなひとと知り合うために活動している。簡単に言うと、サンプル採取みたいな感じ。　最近会う男性たちは、なぜかみんな料理好き！もしくは食べ物に非常にこだわりを持っている人たちばかり。「うちのキッチン広いから、今度交代で料理しない？」ってそんな提案されても、私、そんなすごい料理できないって・・・。「牛と豚は食べない。」とか、とにかく細かい食べ物の話が多すぎる！みんな、なんでなんだ！！！　あと、私にとっては意味のわからないものを研究している人にも、時々出会う。でもわけがわかんないなりに新しい世界なので、話しているととても新鮮に感じる。　先日会ったある研究者は、異常なまでにキッチンに固執していた。「とにかく僕は料理が好き。一人暮らしにはありえない広いキッチンを、不動産屋に探してもらいました。まあ、完全に希望どおりではないけどね。僕のうちは３口コンロ。君の家は何口？」　・・クチを聞くか。「・・・２口かな。」「３口コンロ、なかなかないよね！」　さらに彼のキッチン自慢話は続いた。他の人にもまた話してるし・・・。「誰かとシェアしたら、もっといいキッチンの家に住める。」と彼は言った。それなら結婚か同棲でもしたほうが早いと思う。　　後日、今度はメールで自分ちのキッチンの写真を送りつけてきた！！「君んちのキッチンと僕のキッチン、どっちがすごい？」　まさか、キッチンの写真を送りつけてくるとは。「あなたの勝ちよ。」と私は返事を送った。　でも私はこういう人を嫌いじゃない。ちょっと疲れるけど、一筋縄ではいかないというか、知り合いのフランス人と話してる時のような手ごたえを感じる。アニメとか、若い女性とかじゃなくて、たまたま興味の対象がキッチン、料理だっただけ。なかなか実用的でいいじゃないの。　今書いた人たちは全員外国人だが、個性の強い人たちが多いので、結構会話を楽しめる。　彼らのおもしろさの理由を考えてみたけれど、なにか意見をたずねた時に、ＹＥＳ、ＮＯだけではなく、どっちともとれないような、または私が考えつかないような、第３の答えみたいなものを出してくることに気がついた。それがその人の個性なのだ。　なにかにすごく固執してるとか、こだわりがあるとか、それも魅力のひとつ。なににも興味がないほうが、むしろ心配。　　まだまだいろんな人が世の中にいるということが、私には新鮮だった。そしてそれは、私の常識をくつがえしたり、驚かせたり、新しい見方を教えてくれる。　人体実験プラス、サンプル採取の旅は続く！

  2008年03月15日

• 人の魅力ってなに？

  前回までのあらすじ：　去年、サイキックに「あなたは、来年の３月に、パーティでインド人に出会います。」と言われたのです・・。　今月は、インド人ハンティング月間です（笑）。でも今月だけ。　ナンパではありませんよ。真面目で積極的なリクルート活動です。　サイキックに言われたので、インド人を探しているのですが、もうなんだか執念なのか予言を当てたいのか、よくわかんない状態。　とにかく、人の集まるところに行かなくちゃいけないので、パーティに行きました。　たくさんの白人にまぎれ、どうやらこの人はインドじゃないの？という人を発見（少ない）。イランとか中東の人の人とも少し似てる時があるので、イチかバチかで勝負です。　私が声をかけた人は、確かにルーツはインドでしたが、生まれも育ちも違う国でした。日系二世みたいな感じで、あまりインドっぽさはなし。　そして、予想外にハイポジションの方でした。私は別にそういうのを狙ってハンティングしてるわけじゃないんだけど・・。　　私はホームパーティが好きだと言うと（注：人のうちが好き）、彼は、「うちでパーティできるよ。広いキッチンもあるし。」と言う。「じゃ来月ね！」と言っていたら、急に、「今日うちでパーティしよう！」と突然彼が言い出した。私はとてもいきなり人を家に呼ぶなんて芸当は、出来そうもない・・。　その場で仲良くなった人たちと数人で、彼のおうちに行った。こういう展開は初めてだ。　彼の言うとおり、確かにいいおうちだった。日本人の多くが住めないような一等地に広い家。「汚いよ。」って言ってたけど、超～きれい。　一緒に行った日本人たちは、「（この家）ありえない。」「意味がわからない。」と口ばしっていた。私の出会った外国人の中には、こういうおうちに住んでる人もいるので、まあ想像通りかなあと思う。「お金持ちなのねえ。」と感心してたけど、この家はレンタルだからお金とは関係ない。ただとっても快適な空間。永遠にこのふかふかソファに埋まっていたい・・・。　本当に彼の言うとおり、すばらしいパーティ会場だった。　彼はとても魅力的な人だったけれど、思うに、彼の人柄よりもこの家や肩書きのほうが、人にはインパクトがあるのかもしれない、という気がした。それでも貧乏な人が好きな私からすれば、なんの発展性はないにしても、この出会いは大躍進だと思う（笑）。お金持ちとつきあいたいと思ったことは一回もないし、自分の気持ちが変われば、出会う人も変わると、これで実証された。　私には、肩書きや家やお金をはずして見た時に、相手が魅力的かどうかが大事だから、それらはあるとかえって邪魔なような気がした。実際、彼からくっついて離れない女性もいたのだ・・。ちょっと気持ち悪い。確かに彼はいい人だと思うけど、彼女は彼が貧乏だったら、彼を選ぶか？って思う。　・・・わからない。すごく微妙な問題。なんとなく、彼女は彼の家を見てから、目の色が変わったような気がする。　「そういうのは嫌だな」と私はと思った。私は誰であれ、その人の人間性が一番大切。　実際、最初に彼と話していた時に、「毎日忙しいから、時間があったら家に帰って、ＤＶＤ見たりしてゆっくりしてるよ。」と言っていた。毎日がそれだと、楽しくなさそう・・・。　ポジションの高い人は、その代わりに時間や生活に犠牲を払っている。　言葉のはしばしに出る、気持ちや考え方。それが統合してその人になる。お金があるから、ハイポジションだからでは、人の魅力は計れない。　彼女はまだ若くて、そんなことわからないんだろうな、と思いつつ、私は家を後にした。 だから玉の輿に乗れないのかな。そう、望んでなかったんだから、乗れるわけないよね（笑）！　

  2008年03月13日

• ウォーキングで人生を変える！

  　ポスチュアウォーキング、ＫＩＭＩＫＯさんの１ＤＡＹレッスンに行きました。２年前に受けそこなっていて、それっきりになっていましたが、最近おなかがヤバイのと、ヨーロッパにいる間、正しい歩き方にしたいと思い、行ってきました。　結論：もっと早く行けばよかった！　ＫＩＭＩＫＯさんは、本よりも実物のほうがはるかにキレイです。写真映りのことを言っているのではなく、本人から出るエネルギーがすごいのです。発する言葉やトーン、雰囲気は写真には出ないし、こうなりたいという具体的な目標が目の前で動いてくれたほうが、やる気が出ると思う。それに、ＤＶＤでやり方を見て自己流にやってたのは、やっぱり間違ってた！　実際に歩き方を自分の目で見るのは、ＤＶＤの１００倍参考になりました。　体型も違うし、ＫＩＭＩＫＯさんみたいにはどうやってもならないけれど、自分なりに美しくなれればいいのです。　先生はぱっと見ただけで、歩き方のクセを見抜きます。彼女は私を見て言いました。「ダンサーみたいね。」「はい、ダンスやってます。」私は答えた。「あ～、ダンスやってる人は、体重が前に乗っちゃうから、歩き方がこうなっちゃうのよね～。」とダンスの人にありがちな歩き方を見せてくれた。そう、すべてのダンスの人がそうではないけれど、踊りは体重が前（つま先）にかかってしまうことが多く、前のめりになってる時間が長い。特にステップを踏むような踊りは、かかとはついていては踊れないのだ！　それプラス、私はあまりはかないけれど、ヒールで踊ったりすると、ますます体重が前にかかってくる。　ポスチュアウォーキングは、体重はかかとに乗っていないといけないので、それが私にはとても難しい。「太ももに力入ってますね。」「ひざでリズムをとってます。」などと指摘された。　私は腰痛持ちで、時々鍼に通っている。この腰の痛みから腹筋に力が入らず、変な歩き方になっていたのは、踊りのせいだったのか・・・。　後ろに体重が乗っている時は、あまり腰に負担がないような気がする。きっと踊っている間に腰を痛めているし、歩き方も指摘されたとおり、前に重心がかかっていた。　こ～んなこと、気がつかないなんて！　先生は指摘もするけれど、同時にほめてもくれる。　背の高い人には、「せっかくのその背の高さを活かさなくっちゃね！」「背が伸びてきたわよ。」などと声をかける。私には、「お尻がいいよね。」「その足（太もも）があるんだから、もったいない。」と言ってくれた。ちなみにお尻の形は、ここのクラスでは結構チェックされます（笑）。正しい歩き方をしてると、本当にお尻が上がるのだ！　ちなみに私は子供の頃からお尻が出ている。 子供の頃は、「でっちりなのよねえ。」と親に言われていたが（マイナス評価）、まさかこんな時代が来ようとは。「胸はどうにかごまかせても、お尻はなにも入れられないし、どうにも隠せません。」とＫＩＭＩＫＯ先生。そのとおりです。　そして妙に立派な私の太もも。もしかして、ここがチャームポイントなのか？「肋骨が開いてるのね～。」とＫＩＭＩＫＯさんは私の骨をさわって言った。肋骨が出てるとは言われていたけれど、開いてたのか？「私も肋骨開いてたけど、内側に入ったわよ。」とＫＩＭＩＫＯさんは言った。正しい歩き方で治るものかしら？？？わからない。　とにかくこの歩き方、しばらくの間続けてみようと思う。　たいした運動量ではないと思ってたのに、次の日寝込んでしまうほど、倦怠感があった。ただ歩くだけでこんなに疲れるなんて、驚き。「どんなこともプロセスが楽しいの。だから失敗なんてないのよ。」「かかとに重心を持って大地に立つと、覚悟が決まると思うのね。」　歩き方は人生なのでした。

  2008年03月10日

• 無意識のあきらめと、自己イメージ

  　長年の憧れの人にお会いした。去年から一人ずつ、自分の好きだなと思う人のセミナーや講演会などに出たり、会いに行くことにしている。東京にいれば、探せばそういう機会はあるし、海外でも時間と場所さえ合えば出かけていく。今はインターネットがあるから、情報も簡単に入るようになったので、昔よりなんでもスピーディにことが進んでいく。　今回の憧れの方のことも、しばらくの間、その存在を忘れていた。別れたＢＦがきっかけで思い出したので、それにはちょっと感謝しなくてはいけない。彼に会える機会があるなんて、思いもしなかったのだ。「会えると思っていないから、会えなかった。」　時間とお金のなさを理由にして、会うことを考えてもいなかった。　あとはもうひとつ、実際会ってみてがっかりしたらどうしよう？という怖れもあった。会うと言っても、セミナーに行くだけだから、それほど緊張しなくてもいいのだけど、自分が会うにはふさわしくないような気がしていた。これも「自分を低く思う」習性のひとつだと気がついた。　こんな恐れを乗り越えて行ってみたら、彼は実際も非常に哲学的で、理知的で、愛に満ちた人だということがわかった。「こんな人（もしくはこんな質を持った人）と一緒にいたら、なんて人生は豊かになるだろう！」と思う。　でも一方、自分がそういう人になればいいんであって、最初からそれを期待して、人からそのエネルギーをもらうのは間違っているような気もした。　ただ、すごくわかったことがひとつある。それは、「自分が「素敵な男性（女性）にふさわしくない」と劣等感を持っている限り、素敵な人と一緒にはなれない。」ということだ！！！　特に彼と一緒になりたいと思ったことはない。でもそれは、「とうてい、私などと釣り合うわけがない。」と決めつけていたから。彼に限らず、素敵な人はすべて「自分には無理」とあきらめていた。これは自分の価値を信じてないに等しい。この無意識のあきらめで、どれだけのものをあきらめてきたんだろう。　彼の奥様も来ていたが、彼女は「自分に価値がない」なんて、そんなことは絶対に思っていなかったはず。とても美しい方なので、決して他の男性も彼女を放っておきはしなかっただろうけど、自己イメージの高さが彼女を幸せに導いたということは言えると思う。それでいて傲慢な感じもなく、気さくな感じがして、好感の持てる女性だった。　彼のパートナーたちはみな、美人ぞろいだ。美人は自分の価値を認めやすく、自己イメージが高いのかもしれない。　いずれにしても、自分の価値を認め、自分にふさわしいパートナーが来ると信じることが大切だと、目からウロコの一日だった。　

  2008年03月06日

• 旅の力

  　インド人に会う月になったとたん、インド人と結婚してるお兄さんを持つ女性にお会いしました！すごい。どうもスリランカの写真を持っていると、インドの話が出やすいみたい・・（笑）。　ストールのアイディアも出たし、なんだかいろんなことが進展していきそうです。私のやりたいことに近づいているのかも。　自分はこの一年、まったく進歩してないように思いましたが、かなりのことが前進していました。そのことに気がつけたのがとってもよかった。「何かを受け入れた、という感じで穏やかさと親しみが増してますね。」「力が抜けましたね。」と言われました。　旅に出たことが、大きくことを進ませるきっかけになっていると思います。旅や日本の毎日の中で出会う人の言葉やメッセージが、私を少しずつ変えていくのです。　　特に一人旅は毎日が自分との対話なので、物事を加速させる力があります。　再び、去年の世界一周についての原稿を書き始めました。　次の旅に出ると、前のを忘れてしまう可能性があるので、大急ぎで書いています。また完成したら、お知らせしますね。　旅の準備も少しずつですが、進んできました。一回目より小規模？なので、ちょっと手抜きなのです。うろうろするのが面倒くさいなあ～などと考えていて、計画が全然進みませんでした。私は一ヶ所に長く滞在するのが好きなのです。　そう、旅は情熱以外のなにものでもありません！それがなくなったら、終わりですね。　今月は、旅の準備とインドにまつわることに専念してみます。　では！　

  2008年03月03日

• インド人に出会う３月・・・？！

  　３月です。あるサイキックに言われた、「インド人に出会う月」になりました（笑）！　これを言われてから１年ちょっと、パワーのある私は、突然インドについてのいろんなものを引き寄せ始め、まったく縁も興味もなかった、インド人にも遭遇するようになりました！笑えます。あの予言がウソだったら、本当に笑える！　まあそれならそれでいいのです。人生は、こういうアホらしいことが楽しいので、今月はそれを楽しみに過ごそうと思っています。インド人の質の人かもしれませんし、まったく違うものかもしれません。　　ヨーロッパに行くのも、１ヶ月後となりました。これができるのも、好きな人がいない間だけだと思います・・。なぜなら、恋愛してたら、好きな人と離れて行くのが嫌だから。　今回も他のことにかまけていたせいで、ひとつも準備できてません。前から気になっていたけど、好きな人がいると、大好きなヨーロッパもどうでもよくなってしまう。いったい今回はどうなるのか？準備は間に合うのか？　少し面倒くさくなっている自分がいました。誰にも頼まれてないのに、お金も時間も使って、なんで行くの？って。　今はＢＦと別れたので、晴れ晴れと旅立てます！後ろ髪も一切引かれない！よかった！　この根無し草みたいな暮らしは、誰にも縛られてない気楽さから来ているものだと思います。　誰からも縛られない自由、それは寂しさと隣り合わせでもあります。縛られないように、自由に生きられるように、今まで無意識にそういう道ばかり選択してきたような気がする。でもそれもそろそろ終わりにします。　今月は、あらゆる五感、サイン、シンクロニシティ、直感を使って、導かれるまま、いろんなところに出没して、楽しんでみたいと思います。　　

  2008年03月01日

• 電話カウンセラーに相談してみた。

  　そして自尊心を喪失した私を強力に救ってくれたのは、「電話カウンセリング」だった。人生で一度もそういうものを利用したことがないけれど、今回は自分の中で新しい試みをしてみようと思った。いつもとは違う人に相談してみるのだ。　若い頃は友達にグチったりもしたが、今は大人なので、そういうことはしてもあまり意味がないと思う。話を聞くプロに頼んでリカバーしよう。　いつも相談する人に相談しなかったのは、予約とか、そんなものを待てなかったという理由もあった。今日の今、話したいのだ！それもただ優しく聞いてくれて、アドバイスしてくれたらそれでよかった。最悪、ふんふんと話を聞いてくれるだけでもいいの。　ＷＥＢで探して、プロフィールを読んで、ある大人の女性に決定した。つらい経験やいろんな体験をしている大人の女性は人として幅が広くて魅力的。カウンセラーは絶対大人の女性がいいと思う。　私はかなり真面目なたちなので（笑）、相談内容とか、話したいことをおおまかに書いてから電話した。そして、電話中もメモをとる（！）。そしてあとでそれを整理して、また紙に書く。いつでもどんな時でも、書いて頭の中を整理するのが向いているし、それが一番投資した元の取れる（笑）やり方だと私は思っている。　初めはなにから話していいのかわからなかった。相手は赤の他人だし、私の姿もパーソナリティも、普段の習性も知らない。本当にこんなことで、私の相談に乗れるのかしら？と半信半疑だった。もしかしてすごく見当が違いなことを言われたら嫌だな、などと心配もしていた。　でも人間とはすごいもので、話してる言葉の端々に「その人の考え方」「考えグセ」は出てしまうのである！！！！！「あなたには、もっと大きな器の人しか合いません。」しばらく私の話を聞いたあと、おもむろに彼女は言った。「彼の視点は、彼の価値判断。常にあなたの視点から見ることです。彼はあなたに合わなかった。ただそれだけですよ。」「いきいきと自分の力や魅力を出してください。必ず気に入ってくれる人がいます。」　そのほとんどが、いつも相談する人から言われていることとまったく同じだった。どうもこれは、私が同じところでグルグルしている＆同じ問題を克服中だということらしい。「私、よく人から「自己イメージが低い」と言われるんです。」「はい、それは感じてました。」「どこら辺で？」「それは○○に△△と答えたあたりからです。」　今回の問題もそれが原因のひとつだと思う。しかし、私はリレーションシップにおいて、今回新しい試みをしてみたのだ。それがダメだったとしても、自分を尊重することができたからそれはそれでよし。それよりも、今回の件で卑屈になったり、自分を責めたりするのが一番よくない。　なにかあると、「自分のせいではないか？」と自責するクセがついているので、それをまずやめなくては。　人間ってどんな人もパーフェクトなわけはない。だからこそ、自分の欠点を知って、それを受け入れることが大切だと思う。そのために生きているんだしね。　こうして、「自己イメージが低い」ことを受け入れることで、私は地面を蹴ってもっと高いところにジャンプしていける。気がつかなかったら、ずーっとそこで苦しむことになるだけだ。　つらいけれど、自分の欠点を認め受け入れるのも、自分の成長のためなのだ。　結局、「本当に私のことがわかるの？」と思って受けた電話カウンセリングは、相手は私のバックグラウンドなど一切知らないのに、ほとんどが当たっていた。　この電話のおかげで、私は短期間で、強力に立ち直ったのだ。

  2008年02月28日

• 時計がくれたメッセージ

  　失恋の痛みというよりも、信頼と自尊心、セルフエスティームの回復が私には必要だった。私にとっては有効な強力な方法で、一日でリカバーした。今週は自分をたくさん甘やかす週なのだ！　温泉に行き（浄化ね！）、鍼を打ってもらったあと、ストーリーはどうでもいい、全部ハッピーエンドなガールズムービーを観ながらケーキを食べ、シャンパンで祝杯をあげた。カロリーを気にせず、食べたいものをぜーんぶ食べた。あーなんてすっきりなんだ！こんなアホみたいな時間は、男性には理解できんだろうなあ・・。　その温泉での出来事。　普段では絶対ないことなのに、うっかりして私は腕時計を失くした。ロッカーに入れていたのだが、気がつかないうちに下に落としてしまったらしい。ちょっと変わった時計なので、人が気に入って持って帰ったかもしれないと思った。フロントにも届いてないし、私はあきらめかけた。　ＢＦと別れ、時計を失くす。いったいこのことは、私になにを教えてくれようとしてるの？これも浄化？？　新しい時計を買いたいな、と思ったから、今の時計が嫉妬したのかもしれない。それとも「もっと高い時計を買いたいな」と思ってたから、「やめておきなさい」という意味かしら。　あれこれ考えて、私が最終的に感じたことは、「執着するな。前に進みなさい。」ということだった。人との関係にも執着しないければ、モノにも執着しない。去るもの、失ったものは追わない。所有することに固執しないことだと。　それにわかってからすぐ、フロントから「時計が見つかりました。」と携帯に連絡があった。「どこにあったんですか？」「ロッカーの中にありましたよ。」　ロッカーの中は確かめた。確かになかったのだ。それなのに、こつ然と時計は消え、また私のところへと戻ってきた。　誰かが持っていたのかもしれないし、それはよくわからない。とにかく時計はメッセージを伝えて私のところに戻ることにしたのだ。　すごく不思議な体験だった。

  2008年02月21日

• 正しいか？幸せか？ベジタリアンの場合

  　最近、ＢＦと別れた。原因はありえないことで。経緯は書きたくないので、書かないけれど、一緒にプロレスに行ってはいけなかったということだけは言っておこう。なんでプロレスに行ったか？それはそこにチケットがあったからなのだ。　プロレスファンには申し訳ないが、私にとっては闘牛以上に気分が盛り下がった。罵倒と格闘、渦巻くエネルギー。古代ローマではもっと残酷な闘いがあったに違いないが、やっぱり人と人とが闘うのを見るのはあまり楽しくない。　牛と人は闘っても、人は傷つかない（まれに負傷はするけれど）が、プロレスは人が傷む。この嫌な空気の中で、我々の関係は終わったのだ。見えないエネルギーがそこにはあったんだと思う。　あとやはり私にとって、草食の男はダメだということは言える。「ベジタリアンのなにが嫌なの？」と友人に聞かれたが、考えてもみてよ。生ガキをすする喜びも、シャンパンも、子羊のグリルも、ブイヤベースや焼き鳥で一杯とか、とんこつラーメンを味わうとか、鮨とか、そういう一切の喜びを共に分かちあえないのだ！！！！！！！！！こんな人生ってば死に等しいよ！！！　食べるものにはすごく気を使っているので、とても疲れた。私がおなかいっぱいでも、向こうはそこで食べられるものや量があまりないので、よくおなかをすかせていた。そのため、一度レストランに行き、またそのあとで別のところで食べたり、とにかくこまめに栄養補給しないと持たなかった。　もちろんすべてのベジタリアンがいけないといっているのではないし、ヘルシーで健康的な生き方には大賛成だ。でもバランスってもんがある。「自分の信念を通して正しい生き方をするか、少し柔軟性を持って、幸せに生きるかどうか？」　正しいを取るか、幸せを取るのか？　ジェラルド・Ｇ・ジャンポルスキー博士の言葉だが、彼にはそれがわからなかった。　ちょっとおもしろい発見もあった。「日本の食べ物には、細かく肉が入ってたりするんだ。僕の国では、肉は肉、バーンってあるかないかだよね。」　なるほど。確かに日本の食べ物は、技が細かい。フランスの食べ物だけど、キッシュとかにも小さくカットされたベーコン入っていて、「そんくらい、食わんかい！」と言いたいのを笑顔でこらえていた。日本人の繊細な技が、ベジタリアンには迷惑なのだ。 彼の幸せは難しいと思う。彼も私の幸せは難しいと思っていたようだけれど。

  2008年02月19日

• 愛の国、フランス　？

  　　先日、二人のフランス人と飲みに行った。一人は私の知り合いで、あとのもう一人は、彼とは先週知り合ったばかりだと言う（驚）。すっかり仲良しなので、長年の友人かと思っていた。私たちは、新しい人と知り合うのが大好きなのだ。　二人は当然フランス語で話し、３人では英語で話す。私の知り合いと私は日本語。　フランス語は音楽のようだ。私もわからないなりに、単語などは少し聞き取れるので、うっすらとだが理解できる。もしこれがドイツ語とかアラビア語だったら、なにひとつわからない。無駄かと思ったテレビのＴＶプログラムも、観ないよりはマシだった（笑）。　イングリッシュパブに行ったが、フランス語を聴いていると、まるでパリのビストロにいるようだ。　それにしても、フランス人のかもし出す、このけだるい雰囲気はいったいなんなの・・・？言葉なのか、顔なのか？アンニュイな空気にいつもやられてしまう。やっぱり、顔だちかもしれない。見た時すぐにフランス人だって感じるもの。　話は恋愛の話になった。もう一人のフランス人の彼は、日本が好きで日本に憧れ、日本にどうしても来たくて、それでやって来たと言う。「日本の女性、美しいです。黒髪がジョリ（美しい）。」　日本人のガールフレンドが欲しいと冗談ぽく言っていたが、案外チャンスを狙ってそう。「不思議よね、私たちはフランスの文化に憧れてるのよ。特にパリジェンヌとか、すごくきれいだと思ったけど、あなたはどう思う？」私が聞くと、彼はこう言った。「フランスの女性？まあきれいかもしれないけど、気が強くてもめてばっかりだよ。それに恋愛がゲームみたいで、不自然なんだ。僕はもっとナチュラルな関係でいたい。」　愛の国から来たフランス人の一つの意見ではあるが、確かにフランス女性は気に入らなきゃ怒るし、手間はかかるしで、いろいろ大変なのかもしれない・・。　そこから日本とフランスの違いに話は移っていった。　二人のフランス人の意見。「フランス人は、とにかく言い争っていることが多いので、疲れる。」　日本在住フランス人の意見。「日本人はけんかしないからそういうストレスはないけど、逆に意見を言わない。協調性が高いが、意思表示できない。」　日本に住む私と、フランス人の意見。「フランスはカップルの国。リレーションシップを大切にするが、一方、日本人（男性）は、リレーションシップは下手だと思う。」「コインのように、いい面と悪い面があるんだよ。」と知り合いのフランス人は言った。　日本のよさもわかるし、悪いところもわかる。フランスのいいところばかりが目につくが、みんなの憧れ、愛の国フランスも欠点はあるのだ。　お互いないものねだりなのが、よくわかった。日本びいきの彼も、日本のソサエティに入ったら、日本がどんな感じかよくわかるだろう。　帰り、フランス人の彼が言った。「タクシーって、簡単につかまる？」「簡単につかまるよ。」と私たち。パリで夜、タクシーをつかまえるのは至難の業。だから、彼はこう聞いたのだ。　駅前には、タクシーがずらっと並んでいた。「このタクシーをパリに持っていきたい！」と私は叫んだ。何回、この東京のタクシーを世界に持っていきたいと思ったかわからない。途中にいたタクシーに乗ろうとしたら、運転手さんに、先頭のタクシーに乗るようにうながされた。さすが、ここは秩序正しい日本！　たまに違う人たちと話すと、当たり前のことが、当たり前でないことに気がつかされる。　ちょっと気難しいくて、けだるいけど（人によるけど）、やっぱりフランス人はおもしろい。

  2008年02月13日

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  幸せのシンプルルール 511

  ソース仲間の成瀬まゆみさんが、本を出されました。翻訳本なのですが、左ページに英語、右ページに日本語が書いてあって、英語の勉強にも最適です。父が息子のために書いた本ですが、人生に必要な教えが、シンプルな言葉でつづられています。よかったらごらんくださいね。ソースな生き方をしている人を見ていると、応援したくなります。ソースな人とは、「自分のことを知り、既存の生き方から抜け出して、自分らしく、自分のソース（源）を生かして生きている人」のことだと、私は考えています。自分のソースがわかると、人のソースにたいして理解ができますし、応援もしたくなります。最近ようやく、「相手が喜ぶことをする」という意味がわかるようになりました。そのためにも、相手のソースを理解するのは大切だと考えています。それがその人そのものなのですから。

  2008年02月10日

• 女の人生の分かれ道

  　１０数年ぶりに友人に会った。私は仕事、彼女は子育てが忙しく、気がつけばこんなに年月がたってしまった。　彼女は２３歳で結婚し、私は２３歳から仕事を始めた。私たちはとても対照的な生き方をしてきた。彼女には子供が二人いて、私は独身。　ほとんど連絡を取っていなかったので、彼女はだんなさまに大切にされて、お姫様みたいに生きてきたものと、私は思いこんでいた。が・・、現実は違った。　見た目はほとんど変わっていなかったが、その生活ぶりを聞いて、私は本当にショックを受けた。お金は決まっただけしかもらえないとか、夫の口が悪いとか。そのため、結婚当初は、一緒にいるのが嫌で、毎晩車に乗って、逃避していたという。「新婚生活なんてなかったよ。」と彼女は言った。新婚って、人生のひとつの華よね？　お金がなくて、おととしまでは化粧品も買えなくて、洗顔しかしてなかった、と言う。本当に信じられない。　もちろん、彼女は今も仕事も続けている。皮肉なことに、そんなだんなさんと一緒になったからこそ、仕事を続けてこられた。彼女は稼がなくてはならなかったのだ。華やかな世界にいた私は仕事を辞め、今となっては彼女のほうがキャリアがある。人生はうまいことできている。　がその反面、若い頃の天真爛漫だった彼女は消え、夫や子供のために生きる人になっていた。昔はもっとイキイキした人だったのに。　まるで奴隷のような生活だ、と私は思った（ごめんね）。でも、夫婦というのはよくわからないもので、それなりに幸せにやっているらしい。「子供はかわいいよ。ほんとに。」と彼女はしみじみ言った。そうかもしれない。そして、世の中にははかりしれない、いろんな夫婦の形があるのだ。　私だったら、その新婚の段階で本当に逃げ出したと思う。愛をささやかれない新婚生活なんて絶対に無理。そして、おそらく愛がなくなったら、結婚は解消する。だって自分の幸せが大事だから。　「私は信じられないほどに、自分の幸せには貪欲なのだ」と彼女に会って気がつかされた。人生のなににも妥協したくない。モノを選ぶように、人も人生も自分がいいと思ったものとしか、一緒にいたくない。気持ちがなくなったら終わり。　私は恵まれている。子供はないけれど、私は自由だし、この何年もの間、愛も心の豊かさも、豊富に持っていた。大好きな旅にも出かけられる。でもそんな話は、彼女にとって、雲をつかむような話に聞こえていたに違いない。　私たちが会わなくなってから、いろんなことがあった。たくさんの人生経験を重ねて、私はよりパワフルに、自分の人生を生きようと決断をした。　彼女は人に合わせ、自分を殺して生きてきた。それが人生の分かれ道。　彼女は、去年爆発して、やっと自分を少しずつ、出すようになってきた。人にはそれぞれタイミングというものがある。自分に最適のタイミングというものが。　人生は自分の選択。自分の幸せは自分でつかむ。そして、今充分に幸せ。これからの人生にも妥協はない。　なにかひとつの出来事があった時、それにたいしてどう思い、どう行動するかで人生は決まっていく。　私は保守的な世界から離れ、より自分の快適な、望ましい空間を目指していった。「自分って、本当に幸せだよなあ」とつくづく思った。　

  2008年02月08日

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  ランジェリーと恋愛の関係

  　さっぱりしてアネゴみたいなサバサバしている女性がいる。私もかつてはそうだった。でもいつの間にか、男っけがなくて、男化してバサバサになってはいけなーい！　男性は、サバサバした女は好きだけど、バサバサな女は好きではないのだ。　サバサバした女、アネゴキャラを演じているうちに、年齢を重ね、本物のバサバサ女になる。そして、どんなにアネゴになろうとも、お互いに年齢が上がっていくので、大人になった男は、それほど女性にアネゴを求めていかなくなってしまう。そこには、恋愛感情もない。ただ、バサバサな不毛な地が待つだけだ。　潤いのない大地なんて、雑草も生えないよ！　いつでも恋愛をあきらめることなく、フランス人並みに、いつでも臨戦態勢でいたい。そう、「臨戦態勢」という言葉がふさわしい。　いつどこで、誰から声をかけられるかわからない（しかもフランス語で）、あの緊張感といったら！　今年の初め、突然思った、「いつでもどこでも、勝負できる自分でいよう！」　私も日々、がんばっているほうだと思うけれど、そこそこといった感じで、やや手抜きだった。だいたい根がナマケモノだから、それほどがんばれない。でもイケてない自分の時は、やっぱり外に出ていきたくないし、ものぐさスパイラルに入ってしまう。　佐藤富雄氏が「女性は容姿に自信を持てるかどうか」が鍵だと書いていたが、これは当たっている。　そこで突然、私はランジェリーをオーダーした。なんでランジェリー？とお思いでしょう？　最近、フランス女性が書いた本を２冊ほど読んだ。そこにこんなことが書いてあった。「ランジェリーは、洋服の色と合わせて変える」とか、「落ちこんだときはランジェリーを買って気分をアゲる」などなど、とにかく、ランジェリーは女性の必須アイテムだ！と。　相手のためもあるけれど、まずは自分をいい気分にさせるため、ランジェリーをまとうのだと言う。　なるほど・・。　日頃露出が多いので（笑）、表面にレースがついているようなものは服に響くのであまり着られないかった。あの藤原紀香さんだって、衣装の関係があるので、表に響かないものを着けていると、以前なにかで言っていた。みなさんはどうされているのかしら？いつも謎に思うんですけど。　でも季節とか、服によってはいいかもしれない。フランス人に言われて、ランジェリーについて、考え始めた。いいわよ、自分のために買うのだ！　そして、このささやかなな買い物が、私の気分に変化をもたらした。誰にもお見せできないので残念だけど（笑）、自分の中の気分がいいのだ。やっぱりフランス女性の意見は正しかった。ランジェリーは自分のために着るものだった♪　そしておもしろいことに、ランジェリーを買ったら、その次の週くらいから、再びデートをするようになったのである。人間の気持ちと、引き寄せる力は、見えない世界でつながっているらしい。　たかが、ランジェリー、されどランジェリー。バサバサの心に小さな栄養をあげましょう。やっぱり女は女で生きて、女で死ななくてはね。世界一の美女の創りかた

  2008年02月04日

• 才能と自己イメージ

  　先日、本田健氏の講演会に誘ってもらった。すごく真面目な方みたいで、できれば本に載っていないような、裏話的なものが聞きたかった。どれだけ理論がわかっても、実践方法がわからないと、うまくいかないもの。その人の口から出る、本には書けない本音とか、どうでもいい話みたいなのが聞きたかった。　あと、もしかしたらスタイリストつけたほうがいいのかもしれないな、と思った。みんなの憧れの存在ですもの、それくらい、いいでしょ。やっぱり見た目は大事よ。　その帰りに、まあちゃんとそのお友達と居酒屋に行った。私は先日の本の話をした。「とにかく書いといたらいいんじゃないの。あればなんにでも使えるし。」とまあちゃん。「がばいばあちゃんの原稿も、ずいぶん前に書いてあったらしいよ。」そうなのか・・。いいことを聞いた。「いろんな経験してるみたいだし、それを書いたらいいのに。」とお友達。　みんなありがとう！　講演会は急なお誘いだったけど、行ってよかった。とっても元気出た。まあちゃん、私を思い出してくれてありがとう。私がその１５分前に「元気かなー？」と彼のことを思ったのがよかったのかもね（笑）。　目にするもの、聴くものにはなんにでもメッセージがこめられている。中谷彰宏さんの本をたまたま書店で手に取ったら「誰からも頼まれてないのに、２０歳から原稿を書いていた」と書いてあった。売れる人は、元々の心がけが違うのね。とにかく書いていても悪いことはない。なんになるの？と思うから、一言も書けなくなるのだ。別にブログやメルマガで発表したっていいし、今は表現方法はなんでもありだし、そういう意味では恵まれている。　そして今週は、まあちゃんの雑誌掲載用のポートレートを取りに行った。私のカメラマン？としての初仕事？？なのだ。　人を撮るのが超不慣れなため、手間取ったが、すごくいいお顔に撮れたと思う。もっと写真の勉強もしなくちゃ。「写真撮れて、文章も書けたら立派なルポライターだよね。」確かに。　そして、話してる中で、またいい気づきがあった。同じことをミラノの女性にも言われていたっけ。　今度の旅行では、それをテーマに取材してみようと思う。　常に「ああ、もう書けそうもない」と思うと、不思議なことに必ず誰かが「書け書け」と言ってくれる。誰も「いいんじゃないの、やめれば。」とかは言わない。必ず誰かが「おもしろかった」と言ってくれる。「私のブログ、まだ今もおもしろい？」と私はまあちゃんに聞いた。「おもしろいよ。視点が違うからね。」　たとえウソでも超うれしい・・！最近、アップしようと思っても、全部自分ボツで、全然出せていなかったもの。　本田健さんのセミナーの帰り、こんな話をしていたのを私は思い出した。「自分が才能ないことに気がつかない人のほうが、意外と出世したりしてるんだよね。」これは音楽業界での私の実感だ。結局、才能より、あきらめの悪い人のほうが出世してる（笑）。どう考えても私の方が才能あったのに。　自分も含めて女性に多いような気がするけれど、才能がないと思ってあきらめてしまう人がいる。変な話、才能があって繊細だからこそ、自分の能力の限界を感じとれる。一方鈍感な人にはそれがわからない。だから、周りがどれだけ「あなたは才能がある。」と言っても、本人の自己イメージが低いので、「私は才能がない。」という信号しか脳に送れないのだ。　　一方「どこをどう直したらいいのかわからないくらいのひどい作品」なのに、どんどん送りつけてくる人もいる。それも困るけれど。　でもとにかく、本当は才能のある繊細な質の人たちが、世に出る前にあきらめてしまうのは残念に思う。もっと自己イメージをあげなくちゃね。　

  2008年02月02日

• 「売れる」「売れない」ってなに？

  　先日、とある会議に出た。みんな本を出したい人たちだ。　どの企画が売れるか（読みたいか）、全員にアンケートを取った。　そして・・私は思った、「私って感覚が、すでに普通の日本人とズレてるのかも！」　普通っていうのも基準がよくわからないけれど、多分きっとズレている。みんなが読みたいと思うものには、ほとんど興味がわかなかった。全然意味がわからないものもあった。　日頃会話してる人に普通のサラリーマンの人が少ないし、外国人の率も多い。聴いてもっともテンションの上がる言語はスペイン語。　しばらく日本にいない間に、日本の流行も変わっていたし、日本で出会うまわりの人たちは個性が強いしで、普通の感覚を保つことが難しい。　先日も、「ＰＡＳＭＯってなんですか？」と聞いて、駅の人に苦笑された。当たり前のことが、よくわからない。　この日、一番感じたのは、「売れるってなんだろう？」ということだった。編集者は売れる原稿を探してる。音楽制作者はいい曲と詞を探してる。　音楽の仕事をしていた頃は、気が狂いそうなほど、売れることばかり考えた。毎日、売れることしか考えなかった。そして、驚くほど売れた。でも売れるもの＝いいものとは限らない。そのジレンマとの戦いだった。　「売れる」ということばかり考えた結果、「売れる」という言葉に拒絶反応が出るようになった。今も邦楽を聴くと気分が悪くなるので聴かないし、カラオケも行かない。　「本が売れる」というワードにも、過敏に反応してしまい、すっかり気持ちが沈んでしまった（担当の方、ごめんなさい）。私はつくづく会議には向いてないし、１対１のほうが自分をアピールできるな、と思う。会社でも組織の中ではあまり生きなかったが（特に会議苦手）、対個人とか、アーティストには信頼されていた。　でもね、確かに会議で花開くほうがいいけれど、そのことで自分を責めたりするのはやっぱりよくないと思い直す。自分の特性だと考えたほうがいいよね。　その夜、途中で息苦しくて目が覚めた。ただ単に飲みすぎだったのかもしれないが（笑）。「本はもう出せないかもしれない。」　どうやら、ラテンの生き方というのは、漠然としていてよくないらしいし、人にもたいして望まれてない（ようだ）。みんな、漫画とか、モツ鍋とか、携帯小説とか、そういうことのほうが興味あるみたい。だって、「売れそう」だから。　でもだからなんだっていうのだ！世の中には本を出している人もいっぱいいるかもしれないけれど、出さないで人生を終わる人もたくさんいる！だからどうってことないのっ（開き直り）！！！　企画がよくないからといって、また万人受けしないからといって、自分が全否定されたわけじゃない。　そんなことよりも、自分が満足できる人生を送れれば、それでいいんじゃないかという気がした。人生のプライオリティも、満足できる位置も人それぞれだから。　そして、「売れないだろう」と思って出したものが、意外にも売れたりするのだ。「売れる」か「売れないか」なんて、出してみないとわからない。　だからシングル女性も、「おひとりさまの老後」とか読んでる場合じゃなくて、もっと好きに生きたらいいの！生きのびるだけの人生なんて、まっぴらよ！つつがなく人生を終えようなんて、思う必要なし！好きにやればいいのだ！　　これから「売れる」ものを作ることについて、まだがんばるのか、がんばんないのかよくわからないが、またうろうろしている間になにか方向が見つかるだろう。「あっちこっち寄り道があるのが人生だ」とタイミングよくお友達に言われた。その通りだし、私はうろうろ系なのだ。まっすぐ目的に到達するのではなく、わき道に自らそれていきたいタイプ。ある時は目標型よりは、それはパワーを発揮すると思う。だって、先が読めない人生だから（笑）。　来年まではとにかく好きにやってみようと決めているから、好きにする。やるだけのことはやって、あとはそれからだ！オーー！

  2008年01月31日

• ベジタリアンの誕生会にて思うこと

  　先日、ベジタリアンと食事に行った。「あなたの誕生日だから、好きなところに行っていいよ。」と私が言ったら、「○○がいい。」というので、そのレストランへ。そこはサラダバーがあるので、サラダ食べ放題なのだ。ワーオ！私は外なので特別にワインを飲み、シーフードを食べた。彼は他人のオーダーにまではあれこれ言わない。　通常はお互い絶対にしらふなため、酒に酔って・・・みたいな間違いもないし（笑）、暴れたりもなし。いたって冷静に脳みそが機能し、会話している状態だ。　それにしても、日本に何年もいるのに、鮨を食べたことないのには驚いた。あんなうまいものを・・・。　この方と話していて思うのは、本当になんにもいらないんだな、ということ。驚くほどシンプルな暮らし。　酒なし、肉魚なし、タバコもカフェインなし。砂糖は動物ではないので、一応ＯＫだけど、あとはほーんとに何にも必要なし！　たぶんオーガニックな人というのは、他のものにお金をかけるんだろう。女性だったら、よい素材の服や化粧品とか、質のいい食べ物とかね。でも男性は、あんまりなにも必要ないみたい。　そして世の中の一般的なプレゼントというのは、「ちょっとだけ体に悪いもの（？）」だったりする。ワインだったり、コーヒーだったり、チョコレートだったりさ。　だからなにをあげたらいいのか、少し困った。　普段はＴシャツなんぞを着ているのに、この日はちゃんとスーツで来たのでビビった。なんでそれを先に言ってくれないの？　私は日本式にカジュアルで来ていた。そうだそうだ、欧米では夜はオシャレをしてくるんだったわね。スリランカでも、夜はみんな着替えてきてたもの（全員じゃなかったけど）。そうそう、スペイン男性も夜のお出かけは、着替えてちょっとオシャレして出てくるよ。　そのうちに、恋愛の話になった。「僕の国ではね、ステディになったら、最低でも週３回は会わなくちゃいけないし、どこに行くのも一緒。会わない日も電話は当然毎日しないとダメ。その点日本はいいよ、そんなに会わなくてもいいし、メールでもＯＫだし。自分のプライベートも大切。」とのたまった。ごもっともな意見だ。　若い頃は恋愛命で、毎日でも会いたかったけれど、今となっては、習い事もしたいし、勉強もしたいし、プライベートが欲しい。人が自分のぺースを守りたい気持ちもようやくわかるようになった。それが大人の醍醐味かな。でも２０代でそれをわかっていたら、もっとマシな人生を送れていたかもしれないなと思う。　最近２０代前半の女の子が、「私、デートは週１でも多いくらいです。この前彼氏に「俺と仕事、どっちを取るんだ！」と言われました（笑）。」と言って笑っていた。今時の若い子のほうが淡白らしい。熱いのははやらないのだ。　ラテン人並みに情熱的だと、正直うっとうしいが、あまりにも淡白なのもつまんない。だから日本とヨーロッパの中間くらいがベストなバランス。パリにいる時は、どんよりした天気に独り身な上、そこらじゅうキスするカップルだらけで、もう死んでしまいそうだった！　でも変な話、一人も楽しいとわかった今だからこそ、二人でも楽しいような気がする。　話は戻る。というわけで、北米の男性は、よくも悪くも女性をエスコートする（させられる）ようにしつけられているので、全体にお行儀がよいと思う。嫌だと思いつつもできるというのと、まったくできないというのとでは、かなりの差がある。　それにしてもぶつぶつ言いながらも、週３回以上デートするなんてすごすぎる。「週３回デートしないと死ぬ」と言うような男性にはあまりお目にかかったことがないし、電話だってどう考えても女性からのオーダーだ。　よく先進国の街中で見かける、「男性の前を女王様のように歩く女性」「常に女性にあれこれ気を配る男性」は、このしつけの賜物だという気がした。手を抜いたら、捨てられる緊張感からなのかな？　男性には気の毒だけど、やっぱりこっちのほうがうらやましい。日本だったら、お互いの関係をあきらめはしても、だから別れるなんてことにはならず、せいぜい女性同士でランチに行くとか、趣味に打ち込むとか、そんな発散方法だと思う。でもやっぱりリレーションシップは、男女ペアからで、コミュニケーションの上に成り立つと思う。週３回でなくても。　そんな話をサラダをぱくつきながら、あれこれとしたのだった。うーん、淡白だ！　　どうぞこれをお読みの男性のみなさん、女性には花に水をあげるように優しくしてください。女性もあきらめないでね。　　

  2008年01月30日

• クレームか？主張か？

  　最近、クレームを時々出すようになった。正しくは、クレームというのではないけれど、「私はこう思う。」「こういうことがあったが、私はそれが嫌なので、やめて欲しい。」などということだ。去年まではそんなことなかったのに。　私は「これって年を取ったせいかも（笑）」と思ってたんだけど、それだけでもなかったみたい。　先日、午後７時４５分に、とあるスタバに入った。ちょっと田舎にあるスタバ。確かに人は少なかったけど・・まさか、８時で閉店するなんて、日頃町中のスタバにしか行かない私は、思いもしなかった。が、スタッフは、「８時閉店です。」と一言も言わずに、私のオーダーを取り、黙々と掃除を始めた。　思いあまって聞いてみた。「何時に閉店ですか？」「８時です。」　マジで？？？　あなた、コーヒーショップは立ち飲み居酒屋じゃないんだって！１５分でなにをしろっていうんだよ！！！　正直、むかっと来た。その前にも、オーダーを２回も間違われたばかりだ。こんな暇な店なのに、こんだけ忘れられるのもめずらしい。スタバって、スタッフ教育はかなりいいものね。　私はトイレに入ってしばし考えた。「この店はたぶんバイトだけで回ってる（経営者みたいだ　笑）。だからサービスが適当なんだわ。私が言わないと、自分たちの間違いに気がつかないに違いない。」　私はおもむろトイレから出て、、それでも怒らないように冷静にスタッフに言った。「８時に閉店なら、ちゃんと最初に言ってもらえますか？私が入ったのは、１５分前なのよ。」「言ってませんでしたか？」としらじらしく言うので、「言ってねーよ！」と言いたいのをこらえて、「いいえ。」と言った。そして、「申しわけございません。」という心のないセリフをみなで吐いて見送ってくれた！　私はこの日本語の「申し訳ございません（全然申し訳なくないけどね、ポーズね！）」が大嫌い。そのワードはいっそ言ってくれないほうがいいんだよ！　超不快。でもだ。これ、言わなかったら、もっと嫌な気分になるはずよ。されて嫌だったことは根に持たず、当人に私は嫌だと言うべきだと思う。　そもそもヨーロッパでは、閉店１５分前にカフェに入れることなんか、ありえない。だって早くお店を閉めたいし、テイクアウト以外無理でしょ。　先日、銀行でも不快な出来事があった。たまたま来た担当の人が、高圧的な人と、おどおどした人２人組で、言ってることがめちゃくちゃだったのだ。はっきり言って、初対面の自分の銀行の利率もわかんない人に、なんで自分の財政状況を話さなくてはいけないのか、意味がわからなかった。それも警察の尋問のようにね。　この時、私は日本的に、当人にクレームは言わなかった。彼女が一生懸命やってるのに、まだ不慣れだから、言ったらかわいそうだと思ったからだ。でも、二度とこの銀行に入れるものか、というくらい、ダメージが大きかった。　結局意を決して、同じ日にその銀行の別の人にその話をした。彼女はよく出来た人で、ちゃんと話を聞いてくれ、対応してくれた。「ただでさえ、銀行というプレッシャーの多い仕事なのに、こんなことを言うのは申し訳ないんだけど・・私は非常に不快だったのです。」　私はこうやって、相手に気を使いながら話し始めた。が、なんて日本語って、ややこしい言語なの・・・。まわりくどいし！　英語ならばっつりざっくり言えるはずなのだ（よくも悪くも）。そして、あることに気がついた。「私がクレーム（っていうか主張）するようになったのはもしかして、世界一周の後からじゃない？」　昨年は約半年日本にいなかった。そのうち、日本語を話してたのは、５％未満。ほとんどを英語時々スペイン語で考えてきたので、英語の思考をするになるにつれ、「ＮＯ！」と非常にはっきり答えるようになって、自分でも驚いた。　海外では、自分が嫌なことは、主張しないとわかってもらえない。ＫＹなんて、当たり前。空気なんて、誰も読まないし、そんな英語もない！　ある時パリのホテルで、やっと荷物をほどいたと思ったら、次の日「部屋を移ってくれ。今の君の部屋は１日だけだよ。」と言われた。ここで黙ってたらいかん！と思い、「なんで昨日言わないのよ。知らないわよ。」と文句（主張）を言った。移った先がもっといい部屋だったのでよかったけれど、それでも先にそれを確認してからその部屋に移った。海外では毎日がその調子で、鍛えられる。　我慢と主張。クレームと意見。微妙な差だけれど、自分がどう感じているかを自分で言う訓練をしたので、日本に帰ってきてからも、習慣が残ったらしい。おもろいな。「ＮＯ！私は嫌。」「私はこうしたい。」　スタバを出てから、「今言った日本語って、英語を訳したみたいな日本語だな・・（苦笑）。」と思って笑ってしまった。ばっつりざっくり紋切り型。　そしてこの前、酔っ払ってお友達に話しかけたとき、本当は「私たちさあ・・」と言いたかったのに、無意識に「ノソートロス・・」と言ったのにはびっくりした。頭の中、めちゃくちゃ。　人はその時いる場所のエネルギーを吸って生きている。私たちも、日々微妙に変化しているのだ。そんな毎日を楽しんでいる。　

  2008年01月28日

• 映画「シルク」に見る、日本人女性のエロス

  　映画「シルク」を観た。日本に蚕の卵を買いつけに行く男の話。愛する妻がありながら、買いつけに行った先の日本の女にひかれてしまうのだ。　１９世紀終わりの話なので、彼の住むフランスから日本まで、陸路でロシアを通って、中国を横切って旅をしなくてはならない。とんでもない遠さなのに、何度か彼は旅に出る。なんで彼が抜擢されたのかは、よくわからない。　村には役所広司さん演じる「ハラ・ジュウベエ」がいる。必ず、こんな田舎の村にこんな素敵な男いる？っていうような英語を話す男がいる（ＥＸ：渡辺謙さんみたいに）。　そして、「こんな村にこんな美女がなんでいる？」っていうような、美しい女がそこにはいる（ＥＸ：小雪さんみたいに）。　でも日本人が多く出ているせいか、ラストサムライほど日本の村に違和感はなく、そこにあるのは、「日本という異国の強烈なエキゾチズム」だった。　当時日本を訪れた外国人は、ここにひかれたに違いない。日本人でも、その異国情緒漂う様子には心ひかれるものがあった。特に女性の美しさ、着物姿の艶かしさは、強力すぎる！　昔の日本の村で、女性がここまでエロスを出していたとはあまり思えないが（笑）、日本人女性独特のセクシャルな魅力は、よく表現されていた。　最初のほうで、妻（キーラ・ナイトレイ）も十分キレイだと思うのだけど、日本の女が出てきたとたん、こっちのほうが魅力的に見えてしまう。日本女性の楚々としていながら妖艶なさまは、今の日本人女性がなくしたもののようにも感じられた。でも、これが、現代の「世界で日本の女性が人気」の大元のような気もする。　映画開始１時間半。まったく泣くところがない。せっかく泣く覚悟で来てたのに！！　でも、最後の１５分、真実を知って、だだ泣きだ・・・！夫の苦悩に気を取られていたが、最後すっかり気持ちは、キーラ（妻）に入っていた。　この恋に落ちる男をマイケル・ピットが演じていた。正直、「イケメンでもないし、なんでこの男キャスティングされたんだろう？」と不思議に思っていたけれど、映画を観てその理由がわかった。　はっきり言って、男としての気持ちはわかるけれど、この役柄にあまり共感できない。それなのに、この男を嫌だとか、嫌いにはなれないのだ。女性が観てもそんなに気分の悪い感じがないのが、マイケルだったわけ（あくまで私の感想）。彼の持つ清潔感なのか、なんなのかよくわからない。とにかく妻を裏切ったからといって、ひどくいらつくという感じがしなかった。　映画は、坂本龍一の音楽と美しい映像で綴られる。日本のシーンにはセリフも少なく、恋に落ちる日本の女には、一切セリフはない。ただ、目線や仕草だけですべてが語られる。　好き嫌いが分かれると思うけれど、私は結構いい映画だと思った。

  2008年01月23日

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  たかが食、されど食

  　最近、よく人から「会いたい」と言われるようになった。なんで・・・？？？　ひとつ考えられるのは、「幸せな気分が長くなった」ということかもしれないな、と思う。　去年の１１月にアーユルヴェーダに行って、それからセミベジタリアン生活に入った。アーユルヴェーダを受けてから、食生活を見直したところ、気分のアップダウンが極端に減った。意味もない落ち込みがなくなったのだ。前年比９５％アップという感じ（笑）。　特にアルコールを基本的に飲まなくなったのがよかったのかもしれない。予想以上に、食べ物と精神の関係は密接だった。食べ物をあなどっちゃいけません！　それとともに、いやなこともやらなくなったので、気分が盛り下がることがないのかもしれない。とってもハッピー。前もハッピーだったけれど（少なくとも人にはそう見えていた）、今は、自分も心からハッピーだなあと思える。一人でもハッピーだし、誰かが一緒にいてもハッピーだ。　少しのことにも感謝できるし、おいしいコーヒーやパンにも感謝する。もし落ちこんでいても、前より簡単な方法で気分転換できるようになった。　瞑想もあまりうまくできなかったが、グラウンディングという方法で、うまくいくようになった。やり方は本を見てね。　暇さえあればありとあらゆる本屋に行くので、これはその時に発見した一冊。イメージの力を使うので、簡単に気分転換できる上、時間がたつのが早い。これなら、飽きっぽい私にも向いている。幸せいっぱいシンプル・スピリチュアルレッスン　踊ったり、書いたり読んだりすることも一種の瞑想に近く、あっという間に時がたったりするけれど、それに似た感覚だ。　余談だけど、先日、毎朝１時間瞑想するというインド人に会ったが、その人はたばこをチェーンで吸っていた。健康なんだかどうなんだか今イチ謎（笑）。　去年サイキックから「あなたは３月にインド人に会います。」と言われて以来、毎月１人はインド人に会うようになった。まったく興味のない時は「インド人って日本にいます？」くらい一人も会えなかったのに、この変わりようといったら！意識と引き寄せパワーは絶大！　さて、食事の話に戻る。最近食事に行こうというお誘いがあった。「いいよ。なに食べる？」「あ、俺、魚ダメ。肉しか食べない。」「（じゃあ、なに食べんのよ・・・・・・・・・）。」　　この約束はナシになった。時々「肉が好き」という人には会うけれど、今となっては肉しか食べないのって困る。お願い、野菜も食べて。　以前には「米が嫌い。」という人もおり、食の好みがまったく合わず、案外つらかった。　話はあちこちするが、先週は再会の週だった。なんと、木登り北欧人にばったり会ったのである！久しぶりに日本に来てたらしい。２年前の寒風吹きすさぶ中、木登りしたり、お台場の橋を歩いて渡ったよね。「あれから、また橋渡った？」って聞かれたが、そんなのあなた以外にやる人おるかいな！！！　なんとこの方、今スペインに住んでいるそうな。そんな偶然ってあるのかしら。　もう一人は、３年前くらいに会った北米の人で、私は彼を完全に記憶から消し去っていた。が、彼は私を見てうれしそうにしたので、とても変な気分。話をしてみたら、なんとまあ、そんな前に一度しか会ってないのに、私を覚えてたんですね・・。「日本人って、全部同じに見えない？」「そんなことありませんよ。」と彼。私はよく外国人からお友達に間違われて「やあ！」と言われたりするし、日本人もたまに間違える。それなのに。　そういや、彼のことは顔も名前も忘れてて、メールもらった時、誰だかまったく思い出せず、返事も書いていなかった。女性は衣装や髪形でずいぶん印象が変わるので、まさか覚えているとはね。　いやー、自分の薄情さ加減にびっくりした。ラテン人のこと、言えない（笑）。　近所に住んでいるので、次の日会うことにした。英語を話してもらう代わりに、日本語を教えるのだ。　年頭の目標に「ラングエジ・エクスチェンジをする。」と書いたので、それは簡単に叶った。思いの力ってすごい。「タコス食べる？」って言うので行ったが、彼はベジタリアン（知らなかった）。肉も魚も食べない。真性？のベジタリアンではないが、食べられるものは限られる。　そして、かなり精神世界に精通している。そうだった。彼のことが記憶にないのは、「自分のタイプではなかったし（すみません）、ストイックなイメージ」だったからだった！と思い出した。前会った時から、かなり不思議な雰囲気の人ではあった。３年前くらいにベジタリアンと聞いたら、「はあ？？」と言ってしまっただろうけど、今なら理解はできる。　山奥にヨガ修行に行くとか、前世の話で盛り上がった。私、もしかしたら、このくらい不思議な人のほうが話合うのかも（爆）。ほとんど英語しか話さなかったが、スピリチュアルな会話は、よーく理解できるのだ！　お互いにアクエリアスということで、ひどく納得した。このわけのわからなさ、哲学のような会話は、そこから来ているのかもしれない・・。　遊びすぎでぶっ倒れそうに疲れていたが、会ったら元気になった。が、やっぱりタコスだけだとおなかすくんだよねーー。家に帰って、また食べた。　やっぱり私はそこまでストイックにはなれない。　肉だけ、野菜だけっていうのではなく、中間くらいの人、食事に行きませんか？

  2008年01月19日

• 私が「は？」と思うこと

  　前回、イタリア人のプライドと自信について書いたが、他の人たちも負けてはいない。　先日、スペイン人と話していたときのこと。「今年こそは、愛を見つける！」と宣言する私（毎年恒例　笑）。「愛、がんばって。でもね、愛だけじゃ重い。楽しんで楽しんでちょっと食べてみて、ダメでも、あーおもしろかった。と思って、次に行けばいいよ。」　変なものを食べたとき（？！）も、それは失敗なんではなく、楽しんだ、あーおもしろかったと思え、とのことだ。この手のアドバイスは、彼らから結構よく聞く。「スペインで彼を見つけたら？」ともよく言われるので、聞いてみた。「ねえ、スペインの男性、ＢＦとして推薦する？」「ＮＯ－！私が一番ね。だから他のスペイン人、薦めません！」 さすがです・・・・・・・。　　自分が一番いい、素敵という発想。これもよく聞くんだなー！謙虚な国民としては、「自分が最高にかっこいい！」とか思っててもまず人には言えないし、思ってるときってあります？ないよねー。たいていは、自分のここがまずい、いけない・・・とか欠点ばかりを気にしている。だから、彼らの妙に自信ある態度には、毎回感動すら覚えるのだ！！！　それ以外にも「は？」と言いたくなることはよくある。「彼女はいない。」と言い張るけれど、それはよく聞くと、「妻も子供もいるけれど、彼女はいない。」という意味だったりする（どういう意味じゃ？！）。自分に自信があるせいか、相手がどう思うかおかまいなし。積極的でとにかく展開が早い。とてもついていけない。　どこの国の人とは書かないが、会ってすぐ、「あなた好き。あなたは私が好き？」と言う。普通そんなに早く結論出ないって！だいたい「好き」ってなんなのさ？！　いい歳して、そんな基本的なことに返りたくなってしまう。　でも次の週になっても「まだ好きだ」とがんばってる人は少なくて、そんなこと忘れているか、すでに違う女性と一緒だったりする（またまたさすが）。とにかくスピード命。そんな彼らを見ていると、アフリカのサバンナを思い出す。目の前にうまそうな獲物が来たら、とにかく食いついてみる肉食動物。でもそれが本来の、オスとしての動物的本能なのかもしれない。　スペイン人の言うように、これも一種の駆け引きみたいなもので、ただ楽しめばいいのかな？私、そんなに遊んでる暇ないんだけど、といろんな思いが交錯する。　でもやっぱりいくつになっても、ときめきを感じたいのが人間というもの。好きとか嫌いとかそんなことが、人生に色と艶を与えてくれるんじゃないのかとも思う。食うか食われるか、食べてもいいけど食べさせないよ、みたいなやりとり。　日本に足りないのはこの部分かもしれない。年齢を重ねても、異性から見られているという緊張感。　毎回「は？」と思いつつも感動を呼ぶのは、文化の違いから来るそんな発見なのだ。

  2008年01月17日

• 

  その意味不明なプライドと自信は、どこから？

  　私はイタリア人に縁がある。縁があると思ってるからあるんだろうけど、こんなところで会うかな？！というところでもイタリア人に出会う。　先日、あるパーティでイタリア人に会った。彼はモテモテで、私が話しているのに、他の女性たちが後ろから話しかけたり、食べ物を渡したりしてくる。話しかけるのはかまわないけど、いいタイミングで入ってほしい。その度に話の腰が折れるのは、ちょっと困る。　私たちはその時、「イタリア人の意味不明なプライドと自信は、どこから来るのか？」という興味深い話をしていたので、もう少し彼の意見を聞きたかった。が、あまりにも他の女性たちが積極的すぎて、だんだん面倒くさくなってきた。イタリア人って、日本でこんなにモテましたっけ？私の知ってるイタリア人たちは、モテませんけど。　確かに彼はハンサムな部類に入ると思うけど、別にイタリアに行ったら、このくらいの人は普通にいる。「イタリア人って言うとモテるので、イタリア人でなくてもイタリア人と偽る人がいるんだよ。最近そういう人を見た。」と言うので、私は「へえええー」とびっくりした。私の知ってるイタリア人にも教えてあげたい。　ところで、最近一番驚いたのは、その私の知ってる別のイタリア人が、歌手活動を始めたことだ。アマチュアなのに、リサイタルなんて開いちゃってる！　彼のすごいところは、自己実現能力。思ったことは、全部やる。いかにも「ソースな人」なのだ。「できないかも」というためらいなし。　しかも私の教えた本や歌を、必ず人生のどこかに取り入れて、自分のものとして消化しているところがすごい。「まるで女の人みたい。」と、私は感心した。私の思い出の曲を歌っている映像を送られた時には、正直ぎょっとした。　この映像、彼の日常も勝手に送られてくるので、結構笑える。意外におもしろくて、不覚にもハマってしまう（本人には絶対言いたくないけど！）。　彼はイタリア人だから、発音はいいだろうけど、音程は不安定でまだまだ。このレベルで歌手活動するか？と言いたくなる。でもね、やったもん勝ちなのね。若くてそこそこ美形だし、それなりになんとかなってしまうのだ。ちゃんとレッスンも受けているから、やみくもにやってるわけでもなさそうだ。　でもこの意味不明な自信。どこから来るの？と思わずにはいられなかった。「イタリア人もね、イタリアに帰ったら、そうでもなくてみんな自信ないよ。ないから自信あるように見せてるだけ。」とは、パーティで会ったイタリア人。なるほどね。でもどう考えてもそうとばかりは思えない。　昨年、別のイタリア人と２年ぶりくらいに再会した時のこと。彼は友達のお友達。会うなり私はいきなり怒られた。「キアラ、あなたは結論を出すのが早すぎました。あなたは真面目すぎる。もっと知り合ってからでも遅くはなかった。」　はっ？？？？？？？？？？？？？？？？？？？いったいなんのことでしょう？まさか・・・？！　２年くらい前、１度だけ頼まれて、デートしたことがある。そのことを言っているのかな？それなら、とっくに終わったはずでは？　まさか、まさか、彼がいまだにひきずってるとは思いもしなかった。彼は、私が断るのが早すぎる、と２年以上たってもまだ言っているのだ。うっそでしょーーーー！　女性の感覚というのは特別で、「この人ダメ」と思ったらもうダメだ。理屈じゃないし、先はない。その頃読んでた本は、「デート２回で相手を見抜く法」（ネイル・クラーク・ウオーレン　ＶＯＩＣＥ刊）という本。お互いを知るにはこれで充分よ。　頭のいい彼は、よほど自分に自信があるらしく、まさか私が断ろうとは思いもしなかったらしい。私から見たらおじさんなのに、その意味不明な自信、どこから来るんだよ・・と言いたくなるくらい、今回も自信満々。立ち位置が私より高いのだ。なんでよ？真剣に考えていてくれたようだが、私はこの２年間、母の看病か、遊びまわってるかのどちらかで忙しくて、彼のことはすっかり頭から抹消されていた。「今でも大切な人です。」と言われたときは寒気がした。２年もたって、地球の裏側で、まだそんな風に思われてたとは・・・。「あー、なんで他の人じゃなくて、このおっさんがそれを言うか！」と、私は内心がっかりせずにはいられなかった。どうかそのセリフは、他の素敵な人が言ってくれますように！　というわけで、この意味不明なイタリア人のプライドと自信の出所を、私はずっと考えている。今度のイタリア滞在で、なにかわかるだろう。わかるかな？心理学者の書いた、デート2回で相手を見抜く法　

  2008年01月12日

• 飛行機で出会った素敵な人

  　行きのスリランカエアで、素敵な女性に出会った。　スリランカ航空の席は両サイドが２席、真ん中４席。私は窓側の席だ。２席ということは、隣の人の存在が大きくなる。ラブカップルシート状態？に１０時間以上置かれるのだ。どんな人が座るのかしら？ドキドキしながら、自分の席に向かった。　私の隣の方は、小柄で色白の、６０代くらいの日本人女性。団体ツアーの一人のようだ。しばらくはなにも話さなかったけれど、私たちは食事の時に話し始めた。　その時に、言葉の使い方や知識の感じが、普通の年配の女性とは違うな、と感じた。彼女も私になにかを感じたらしく、話し始めて３分後、唐突に彼女は言った。「あなた、この旅のことをエッセーに書くでしょ。」「はい、書くと思います。」「あなたみたいな人がメッセージを発表していって。ネットもいいけど、活字媒体で出してよ。いい出版社を選んでね。」「活字媒体・・・。」　まさか飛行機の中で、この一見見た目は普通の日本女性に見える人から、「活字媒体」という言葉を聞くとは思わなかった。　いろんな話をしていくうちにわかってきたのは、彼女は関西で広告代理店に勤めていたこと。新聞などにも書いており、主に筆一本で食べてきた人だった。そんな人と話せて、私はなんてラッキーなんでしょう！　ＣＭの仕事などもされていたので、そういう意味でも私は話が合いやすかった（私もＣＭ関係の仕事をしていたので）。　彼女の話はとてもおもしろく、いいアドバイスがふんだんにちりばめられており、まるで神様が私のために、その言葉を彼女を通して、伝えてくれているかのようだった。たぶん彼女と会うために、この飛行機に乗ったんだろう。飛行機の中で、私はメモをとり続けた。私たちは、えんえん話し続けた。「気が合う」というのは、こういうことを指すのかもしれなかった。年齢は関係ない。　正直、最近私は「書く」ということに、あまり意味を感じていなかった。「文章なんて誰でも書けるしな」と、自分の才能について、あきらめムードだったのだ。書くことをやめようかとさえ思っていた。曲が書けない人はいても、字の書けない人はまずいないし。　それなのに、突然彼女が現われて、「書け、書け」と言う。これは天のお告げに違いない。ハイヤーセルフ？守護霊？なにかわからないけれど、スピリットからのメッセージなのだ。「山ほど書く、とにかく書く。遊びがないとダメよ。９０％は遊び、１０％で書く。本筋書いて、平行して遊びで書いて。松本清張は同時に１０本書いてたらしいよ。あなたも松本清張の世界でいかな、いかんよ。」　うーん、松本清張かあ・・でかい目標だ・・。「エネルギーや情熱は無限ではないから、明日は書けんかもしれんし。アスタ・マニャーナや。」と彼女。そうそう、彼女はその昔、大学の時にスペイン語を専攻していたということで、スペイン語がわかるのだ。「そう、あなたはラテンの研究してるのー。私は自分のこと、ほんとラテンやと思うわ。だからあなたと話が合うのかしらね。」そう彼女は言った。たぶん、彼女の方がラテン度が高いに違いない。　彼女は旅のスケジュールを見せてくれた。今年一年の旅行の予定がびっしり書いてある。初め、彼女の使っている旅行社のツアースケジュール一覧かと思った。社長自らが添乗し、普通のツアーでは行かないようなところに連れていってくれるらしい。　その予定表は、１０日から１５日間、旅行に出て、１週間から長くても１ヶ月の後、また旅に出るようになっている。「これ、私の旅の予定。」「まさかこれ、全部行くんですか？」「そうよ。」彼女は平然と言った。１月は南米、２月はアフリカ、また３月は南米に戻り、また７月はアフリカ、１２月にも南米・・年３回と年２回の南米行きに加え、その間に趣味だという海にも行く。つまり毎月最低１回は海外に行っている。「これまでに１２０ヵ国行ってる。」と彼女がさっき言ってたのは、私の聞き間違いではなかった。　「南米に行くのは、一生に１回か２回。標高が高いし、意を決して行くぞ」などと思っていた自分を恥じた。いくら添乗員がいるからといっても、飛行機の往復だけでかなり疲れるはず。ガイドしてる社長もすごいと思ったが（彼女はほとんど、そこの旅行社から旅に出ている上得意のお客様）、添乗員並みのスケジュールをこなす彼女の体力がすごい。お金も必要だが、それプラス気力や好奇心も必要だ。「これ、いつからなんですか？」「２０００年くらいから。」「来年も行きます？」「少し減らすけど、月に１回は海外に行くね。」　本当に本当に感動した。彼女は旅行のためもあって、毎日２時間のウォーキングを欠かさないと言う。　神戸の震災で家を失って、子供もなく、たぶんお一人だと思うけど、すごく人生を楽しんでいる、前向きな人。　「歳をとって、一人だったら寂しいな、子供もいないしな・・。」といじいじしてた自分が急にアホらしくなった。こうやって一人で、行きたいところにはどんどん出かけて行けばいい。一人で行くのが嫌なら、ツアーでもなんでも参加したらいいのだ。　　「ようは考えよう、気の持ちようだ。」ということを、彼女から学んだ。どんなにいい本を読んだとしても、実際のモデルに会うのにはかなわない。　家をなくして、うなだれていてもおかしくはないのに、見事に復活している。人生のいろんなことを乗り越えてきた、強さみたいなものが感じられた。「見たい、体験したい、旅に出たい、ただそれだけ。あなたも見て体験したことを、情報発信していって。」と彼女は言った。「ところで、どうして私にすぐ「書くこと」を言ったんですか？」「いや、見た感じは普通の日本の女性が旅行してるというだけで、なにも感じなかったけど、あなたとの会話に歯ごたえを感じたんよ。見ただけではなんもわからんけど、話してみて、クリエイティブかどうか感じるんよ。」　　人は人を見て、なにかを感じる。それが多いか少ないか。彼女自身がクリエイティブだからこそ、「感じる力」が強いんだろうなと思った。　「駄作でも完結する。」有名作家の言葉を久々に思い出した。とにかく書いてみるしかない。　お正月に彼女から年賀状をいただいた。今はブルネイにいるか、そろそろ帰ってきた頃だ。こんな人が世の中にいるというだけで、私はこれから生きる希望が出てきた。短時間のウオーキングも始めた。　スリランカに行くことになったのは、彼女に会うためだったのかな、と私は思う。この短いけれど、素敵な出会いに感謝したい。　スリランカ編　おわり

  2008年01月10日

• アーユルヴェーダの掟

  初めてのアーユルヴェーダ、便利だったことと、気がついたことです。　１、紙パンツは持っていくべし！　以前行ったことがある友人からのアドバイス。これがあると、トリートメントの度洗わなくてもＯＫだし、便利だった。　２、常にオイルまみれ！ノーメイク！　なので、新婚旅行には向かない（笑）。髪の毛は常にベタベタ。オイルはなかなか落ちないし、毎日オイル漬けなので、だんだん気にしてもしょうがなくなる。長い髪の人は、かわいい髪留めとかゴムがあったほうが便利。ちなみに化粧もしないのは、個人の自由だけれど、毎日顔も油にまみれているので、いつ化粧をしていいか、だんだんわからなくなり、私はずっとノーメイクで通した。　　　３、肩や腕が開いたＴシャツや服が便利！　オイルが服につくのを防ぐため、首まわりは開いている服のほうが便利。鍼を打ってもらう時にもいいし、脱ぎ着もしやすい。あとは、巻きつけるだけのサロン（布）も便利。シロダーラにも最適（頭が２－３日オイルまみれのまま、洗ってはいけないので）。　４、ディナー用の服も少しは持っていくべし！　人にもよるけれど、夜はそれなりにみんなきれいにしてくるので、南国テイストの少しおしゃれな服があるといいかも。。　５、蚊がすごい。虫よけ必須！　ベープマットじゃ足りなかった。蚊帳の中で寝てるのに、どこからともなく蚊が侵入・・。古典的な香取線香が一番。ホテルに頼んで、１個目は７時くらいから焚き、２個目は寝る前につけて寝る。いぶされても、刺されるよりはまし。　　６、意外に暑くない。夜は涼しいし、全体に日本のほうが暑いと思う。エアコンはいらない（基本的にない）。天井のファンだけで、時々寒いくらいだった。　　次回は、番外編をお送りします。

  2008年01月08日

• スリランカ人からのプレゼント

  　私はあるスリランカ人と仲良くなった。どういうわけか気に入られたらしい。「そうだ！今度うちに来てよ！奥さんを紹介するから。」と言われた。・・・うーん、なにが目的かな・・？　悩んだ末、いい人だし、まあいいか、と最後の日に彼のうちにお邪魔することにした。彼があまりにも家に無邪気に招いてくれたのと、スリランカの人のおうちを見たいという欲望には勝てなかった。妻に会わせたいというんだから、よほど自慢の奥さんなんだろう。　さて、彼のうちに着いた。と思ったら、そこは兄夫婦の家だった！彼は断りもなく、勝手にずんずん入っていく。大きく窓は開いてるし、すかすかした妙に風通しのいい家だ。　中には兄嫁と赤ちゃんがいた。とてもキレイだけれど、あまりモノがない家だ。突然の外国人の訪問なのに、喜んでくれた。「じゃ、あっちの家に行こうか。」と彼が言い、今度は自分の家に入っていった。そう２軒は向かい合って建っていたのだ！日本の昔みたいだなーー！！！　中には優しそうな彼のお母さんがいた。やっぱりモノはない。たぶんたくさんありすぎる日本の家がおかしいに違いない。　奥のほうから奥さんも出てきた。すごくかわいらしい、彼と顔がそっくりな奥さん。似たものどうしの結婚というか、これも運命なのかしら。彼女はまだ２０歳だそうだ！！　結婚式の写真を見せてもらってから、少しして家を出た。なにも怪しいこともなかったし、本当にいい家族だった。私は彼に聞いた。「いつも外国人を家に呼ぶの？」「まさか！家に人を呼ぶのはそんなに好きじゃないし、あなたが初めてです。」　いったいなんでそんなに気に入られたんだろう・・？わからない。「ねえねえ、奥さんとどこで知り合ったの？」「他の人の結婚式に行って、知り合いました。」「彼女が気に入ったのね。で、お互いのホロスコープは調べたの？」「そんなこと、しませんよ！」彼は笑った。「デートってどういうところに行くの？」「２回目のデートは、彼女の家に行きました。」「えーーー？！」　日本みたいに、好きだ、嫌いだ、別れただのと言ってる暇はない。いきなり実家訪問で、両親に会う！すごい！「その３ヶ月後、結婚しました。」　その間のデートは、電話で話すか、一緒にお寺めぐりだった（！）というので、私は本当に驚いた。特殊な例かもしれないが、そういう人もいるということだ。　何回かのデートで結婚が決まり、いきなり相手の親との同居するという、この古典的なスタイル。２０歳で人生が決まるなんて、彼女はどんな気持ちなんだろうか？２０歳なんて、人生これからだ！っていう時なのに。　女性は常に相手の家庭に新しく入る一員。女性ほど柔軟性がなければ、とうていつとまらないだろう。　自分の身に置き換えてみたら、正直複雑な気持ちだった。でもそれが当然の人たちには、別になんてことない。女性は外に仕事を持たない場合は、家にいて家のことをする。プラプラ出歩いて、遊んだりしない（と思う）。このあたりには洗濯機もないそうなので、家事も時間がかかるんだろう。そして、子供を産み育て、死んでいくのだ。　「あーー！そんな人生って、なんなのーーー？！」と思わずにはいられなかった。　家を出るときに、若妻が奥から紙袋を持ってきた。私はなにもあげていないのに、彼女たちは好意から私におみやげを用意してくれていたのだ・・。私はうれしかった。　が、それが妙にばかでかい。今から日本に帰るって時にくれたので、スーツケースに入れるわけにもいかない。「これなんなの？」「紅茶とフォトスタンドです。」　本当に気持ちはうれしい。でも飛行機に乗ったことのない人には、「かさばるものをあげてはいけない。」ということがわからない。　そして今、飛行機はセキュリティチェックが厳しいので、私はわけのわからないものは持って乗りたくなかった。が、フォトスタンドはガムテープで、妙にぐるぐる巻きに包装されていた。「なんで？なんでこんなに厳重？」　疑いの目を持つ私。もちろん、彼らはセキュリティのことなんか、想像できるわけない。　空港に着いてから、おもむろに私は箱をバリバリと破り、中を確認した。スリランカ人が笑いながら見てるけど、いいわよ。紅茶はＯＫ（でかいけど）。フォトスタンドのほうは、日本の１００円ショップに売ってあるようなもの。正直、これを日本に持ち帰るのは気が進まなかったが、仕方ない。このスタンド、中には造花が入っていて、裏がガムテープで貼ってあり、手作り感覚満点。なんなのこれ・・？なんか変なものくれてないよね・・・？　　結局なんでもなかった。スリランカのものは、日本では考えられないほど手作り感が強いので、フォトスタンドの裏が広告紙にガムテープ貼りなんて処理は、別に普通だったとあとで気がついた。善良な人たちからの善意の贈り物。一瞬でも疑って、本当に悪いことをしたと思う。　　私は空港職員のおじさんが見守る中、スーツケースを開けて、紅茶を無理やり詰め込んだ。フォトスタンドは悩んだ末、手荷物にした。　が、結局どうしようもなく、日本まで持って帰ってしまった。プレゼントって難しい。　日本とスリランカの文化の差を感じた出来事だった。

  2008年01月06日

• サリーの謎

  　もう少しだけ、スリランカの話です。　バーベリンの女性スタッフは、全員サリーを着ている。私は前世がインド人だった？そうだが、その前からサリーを着たくてたまらなかった。というわけで、スリランカでサリーを買うことに決めていた。　一人、とっても美しいサリーを着ているドクターがいて、毎日のように、「今日も美しいです！」と私は連呼（笑）。「写真撮らせてください。」と言っても恥ずかしがって、なかなかウンと言ってくれない・・・。仕方ないので、レクチャーの時にこっそり撮った（笑）。　一口にサリーといっても、洋服と同じで、その人の持つ雰囲気やセンスが繁栄される。ドクターは美しくて気品あふれる女性。サリーの趣味もよく、お嬢様なのだろう、と私たちは勝手に想像していた。彼女の着ているようなサリーが買いたかったので、イメージ資料として、彼女の写真が必要だった。　テイラーさんにも、なにを買ってきたらいいのか、事前リサーチ。「ブラウスピース部分の入ったサリーとないのとがあるから、なかったらその分の布が必要ね。それからアンダースカートの布と裾につける綿のレースを買ってきて。あとは縫ってあげる。」　フロントのスタッフには、「外国人は高く言われるから、必ず値切るのを忘れないこと。」とアドバイスされ、ドライバーさんと一緒に買い物に出かけた。この日はサリーを見たいという日本人の女性と一緒だ。私の入念な下調べ（！）を見て、彼女は、「事前準備が完璧なんですね・・。考えさせられました！」と感心してくれた。特に気にしていなかったけど、これは私の特技かも。　１軒目は、大きなお店で品揃えは悪くはなかったけれど、イメージのものがなかった。この店、昭和４０年代の香りがする（笑）。ドライバーさんは男性で、サリーの種類もあまりわからない。「いったいこの店の趣味はなんなの？」と言いたくなるような店ばかり、次々紹介された。そうこうしてる間にも、わけわからないスリランカ人に取り囲まれるし！「私たちが探してるのは、もっと高級な感じで、ドクターが着てるようなものなのよ！」とドライバーさんに例の写真を見せた。「ＯＫ。じゃ、もう一軒行きましょう。」とドライバーさんはわかってくれて、小さな町にしては立派な布屋さんに入った。　うすうす気がついてはいたが、ドクターたちのような美しいサリーを着て歩いている人なんて、ここにはまったくいない。もっと質素な身なりをしている。首都コロンボでさえ、ほとんど見られなかった。　やっぱり店には男性店員しかいなくて、まったく希望の品は出してもらえない。布の広げ方も雑で、布が傷ついちゃうんじゃないの？という乱暴さ。「ちょっと中に入っていい？」とついに私はカウンターの中で物色し始めた。私は柄やマテリアルに細かい。そしてようやく希望の品を指差し、「これ、見せて。」と彼に言った。「体にあててみて。」と言って私に布を巻きつける店員だが、どうも巻き方が反対だ。「着方がよくわからないもんで。」と言うが、あなたサリーの店員なんでしょーー！と言いたかったが、ここはスリランカ。なんでもありに違いない。それに一般の客まで口出ししてくるので、最後まで誰が店員なのかわからずじまいだった。　店員の態度は問題だったが、まったくぼられなかったのには驚いた。ホテルの人に「高く言われますよ。」と言われ、意気込んでいたので、肩すかしをくらったような感じ。「ほら、ここに値段ついてるでしょ。」うーん、高くないし・・。それでもしつこく「まけてちょうだい。」と言って、１０％引いてもらった。でもＯＫしたあの人誰だろう？　帰ってからテイラーさんにサリーを縫ってもらう。「典型的なスリランカの女性は、とにかくピチピチのブラウスにするのよ。」と彼女。でもピチピチすぎて、手が上がらない・・。後ろに布がピラピラしてるし、これは家事には不向きだと思う。　サリーの謎は、袖はついているのに、ブラウスとスカートの間、腹の部分は何センチがあいてることだ。背中もがっつりあいている。確かに涼しいけれど、肩や足は出してはいけないのに、おなかはＯＫってどうもよくわからない。「確かに私も謎です。私たちなら、おなかを隠したいところですけど。しかも、こんなおなか出すか？！ってびっくりするような人もおなか出してるし！」と別の日本女性。私はへそ出しＯＫですけれど。　さて、サリーは、サリービギナーの私が着やすいように、テイラーさんがプリーツ部分にステッチを入れてくれた。完璧だ。あとはこれを着る機会だけ。誰か私をパーティか結婚式に呼んでください（笑）！

  2008年01月04日

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