市職員を相互派遣
職員の資質向上と組織の活性化を図るため、美濃加茂市は各務原市と関市の両市と新年度から職員を派遣し合う人事交流の協定の調印式が3月6日、各務原市役所で行われました。派遣する職員は各市に一人ずつで、3市とも現在選考中です。 協定書にサインした美濃加茂市の藤井浩人市長は「これからは、近隣の市・地域で連携して施策を実行していかなくてはいけない。各市の違いを学び、それぞれの施策に活かし、互いの市がますます発展していけるようにしたい」と、関市の尾関健治市長は「近隣市といえばライバル関係でもあるが、お互いに良いところを学び合い、高め合う関係を築いていきたい。今回の協定を、3市力を合わせるきっかけにできれば」と、各務原市の浅野健司市長は「この協定により広域的な連携を深め、他市の先進的な施策を持ち帰り、今後のさまざまな施策展開に活かしていきたい。また、今回の交流が互いの職員の資質向上につながるよう、有意義な交流にしたい」とそれぞれ期待を込めました。 派遣期間は今年4月から平成27年3月までの1年間。それぞれの配属先は未定ですが、美濃加茂市は各務原市職員と関市職員の受け入れ先について、産業・観光振興などを行う部署を検討していると話していました。