祖母が亡くなりました。
まさか、こんな日にこんなことになるとはね~。今朝、7時ごろですか。父親の携帯が鳴ったんです。今父親は声がカスカスなもので、携帯が鳴っても出れないんですね。出ないでいると、今度は家の電話が鳴りまして。それで、出てみれば、うちのばあさんが体調が急変したとのこと。父親が入院しているときは、さすがに面倒が見れないので、預けてしたんです。久々に父親が帰って来て、1日だけ家にばあさんが帰ってきたんです。相変わらず、ボケてますから声はします。いつものことで、1日過ぎました。その次の日からまた預かってもらったわけです。家の中は、静かで平和な毎日だったわけです。しかし、急きょ先週、預けている老人ホームから電話があったそうです。「熱があるんですけど」と。そのようなホームでは、熱があると他の人に移る可能性があるため、あまり引き取らないんですよね。しかし、まあ軽い肺炎にかかっているということもあり、近所の病院に入院したんです。そこまでは良かったんですが、今朝3時に様態が急変したとのこと。まさか、自分が演奏会行うその日にそんなことになるとは思いませんよね。だから、何か思っているわけでもないんですが、どことなく気が抜けて。演奏会集合前に、病院に行って対面しました。口をあけて気持ちよさそうに寝ている感じでした。涙というものは、全然出ませんでした。なんだろうな~、ようやく解放されたという感じでしょうか。私が生まれて3歳だったかな?その時に脳梗塞で倒れたんです。私の記憶上、杖とベットのイメージしかないわけです。それで、30年ですよ。この30年家族は、いろいろと犠牲にしましたよ。家族旅行なんてまったくなく、帰りが遅いと怒られ、自分のことばかり考えるばあさんでした。身体が動かない、半身不随で身体がいうことを効かないというのはわかりますが、それにしてもボケが始まったときには、ストレスにしか感じませんでしたよね。それだけの期間を生きたばあさんです。逆に居なくなったことが凄い不思議でしょうがない。頭以外はどこも悪いところがないはずなのに・・・。肺炎でというのは、やはり体力が弱くなっていた証拠でしょうね。台風をよんだのは、うちのばあさんなのかな?父親を長生きさせるためのばあさんは犠牲になったのかな?92歳大往生でした。