月1回のSSTでした。
雨の降る中、11月のSSTに行ってきました。毎回、担当者は違うのですが、ちゃんと子供一人に担当の方がついてくれます目的を持っての1時間なので、とても有意義な時間になっているようです。その後、30分ほど親にもフィードバックがあるし、親の心配事も相談できたり共有できたりして、1、2歳児の時の療育教室のようですもちろん内容は全然違うんだけど、子どもと担当者と保護者のスタンスが同じここに学校が入ればいいんだけど、そこは難しい世の中ですこのSSTは、4、5、6年生対象なんだけど、このくらいの年齢はやはり年齢でというよりは、それぞれのお子さんの特徴での住み分けが必要だと思っています。他のお子さんも発達障害なんだけど、LDを併せ持っていて読み書きが苦手な子もいます。SSTの中で、ここをどのように理解し、一緒に物事を考えていく必要があるのかというところは、ぼんちゃんのスキルとして難しいところです。他の子も、一番末っ子のぼんちゃんが読み書き、知識面に関して凸なので、モチベーションを下げてしまう時もあるしかし、ぼんちゃんの社会面の低さに周囲の子がドン引きしてしまう子ども達がSSTを受けている間、担当者一人と保護者達で情報交換や意見交換をします。ここで、やはり、ぼんちゃんとの違い・・・を感じてしまう母がいますSSTに通うようになって、アスペルガーって、一般社会で我慢させて生きていかなくてはいけないのかと考え込んでしまう時もあります今回も仮想テナント遊び。前回よりも、ビルが高層になり指示カードが小さくなり・・・ここに、LDを併せ持つ子が苦労する。一つの紙と一つの机を囲んで、子ども達があ~でもない、こ~でもないとなる。一人につき担当者はいても、遠巻きに子ども達を見ているだけなので、ある程度の同年代の子とのコミュニケーション能力がないと難しいです。ぼんちゃんの場合、コミュニケーション云々よりは、暗黙の了解を理解していない部分におうって感じなんだそうです。事前に「これは現実にはない、ゲームです」という一言が必要。それは親はわかっていても、周囲の大人は、小4なのでこのレベルはわかるだろう!と高をくくっているまたテナントが、やたらと現実にもありそうなテナント名だったりする他の子は、現実にあろうがなかろうが言葉には出さないが、一番末っ子のある意味、すれていないぼんちゃんは「これって、どこのビル」とか、ゲームを2回したそうですが「1回目と2回目はどっちは本物」とか、周囲を驚かせる発言をしたそうです。アスペの子って、こういう暗黙の了解がわからないわからないことを、言語としてストレートに口に出す。だから、周囲にも暗黙の了解がわかっていないことがわかり「空気の読めない奴」と言われるまあ~まさに、ぼんちゃんですわ担当の方達も、「現場でもこういうお子さんは多々いて、私達の配慮も必要だし、ぼんくんから勉強させてもらっています」とまあ~持ちつ持たれつの関係です。母は一つ担当者に・・・テナント名がしゃれっ気のある名前ではなく、A、B、Cとか、そういう無機質なものだと、何も言わずに空想ゲームだと理解できるんでしょうね。と伝える。普通のお子さんはこの”しゃれっ気”を暗黙の了解で理解し笑いにしてくれる。でも、アスペルガーの子はこのしゃれっ気が分からず、間違いのように指摘してしまうんですよね。と・・・しゃれっ気のある内容にする場合は、事前に空想ゲームであることを伝えるべきなんです。ここは、お互いのすり合わせが大事なんだろうなと思う母です。ぼんちゃんには、冗談とかしゃれっ気がわかるような人間にもなってほしいんですけどね暗黙の了解というは、とても難しいです。後、人の間違いをどう間違いとして伝えると相手に不快な思いをさせないのかというところを悩むことがあります。次の日の出来事なのですが、日中一時支援事業で高校生の男児の社会の窓(ズボンのチャック)が開いていました。担当ボランティアさんは、どう伝えていいのかわからない。もちろん、私も気が付いていました。これって、町中で社会の窓が開いている男性を見て、「あいてますよ」と言えるかどうかなんです。見て見ぬふりをしてあげることも大事だけど、気が付いているのに言わないのもどうか?とか難しいところだと思いますこの日、”感謝の会”というものをしました。その感謝の謝という字が間違っていました。ぼんちゃん、気が付き、言いました。でも、その場にいた子ども達で感謝という字が読める子が何人いたでしょうか一般の家族が参加していたので、その家族の子の一番上の子くらいしか、子どもの中ではわかる子はいなかったと思います。大人ですら、気が付いた人がいたかどうかでも、書いた人が気まずくなるといけないので、黙っていた方もいたかもしれません。わかっているけど、口にしない!というスキルも大事でもね、いくらなんでも、感謝という字を間違うかと、頭が痛い母だったりします。引いてしまうわ~状態の母です結局、ぼんちゃんがうるさいので、メインの先生にお伝えしましたけどね。NPOの中で気がつけよ!とか思うけど話はSSTに戻しますが・・・まあ~いろんなところでいろんなことをしてくれるぼんちゃん。LD系の子もいる中、上手に自分の方に意識を向けさせてから自分の意見をいったり・・・という、テクニックも披露していたとのこと一番年下ということや、今年から初めてSSTにくるようになったこともあり、一歩引いている雰囲気をか持ち出しているらしい。そういう意味では、人とのコミュニケーション能力は格段と上がっているのは確か。でも、その分、暗黙の了解が・・・と、担当の方は笑ってましたわここは個性というか?の母ですこの日もSSTの最後の懇談を5分ほど早めに切り上げてもらって、すぐに、次男はるちゃんのスイミングへGOです今回は、前回ほど遅れずに行くことができました。母一人でいろいろ動いているので致し方ないですねはるちゃんは、ぼんちゃんがSSTの間、母の横のテーブルでいい子にLaQをしていましたわぼんちゃんはマニアルと同じものしか作ることができません。でも、はるちゃんはマニアルで作ったものをどんどん自分流に直していくタイプです。この日も、蒸気機関車をいろいろ変更しながら楽しんでましたわ今年は来月にもう一回、SSTがあります。いろいろ忙しいですが、本人、とても楽しい場のようですので、通わせてあげたいと思っています