フ~さんの故郷の味
最近、なぜかフ~さんの故郷、オーストリアの料理を作るようになってきた。どうもグリースノッケルスープを作って以来、オーストリアの料理やお菓子をよく作っている。以前は作ろうと思ったこともなかったのに。子どもが大きくなってきて、余裕が出てきたせいだろうか?パンも、ホームベーカリーでせっせと手作りしている。ライ麦や全粒粉を入れて、キャラウェイシードを混ぜると、ホームベーカリーでなんちゃってブロート(ドイツ風パン)ができる。ただ、ライ麦を入れると、ちょっと水加減が難しくなって、よくぺちゃんこにへこんでしまうんだが、味は大丈夫だとフ~さん。ほぼ毎日パンを焼くので、スーパーで売っている強力粉ではとても足りず、ネット通販でまとめ買いをしている。10kgの強力粉をほぼ1ヶ月で使いきる。ドライイーストも、125gのサフインスタントイーストが1ヶ月でなくなる。よく利用するショップは、572310(粉に砂糖)ドットコム。わりと近くにあり、直接商品を受け取りに行って送料を浮かすことができるので、便利。値段もわりと安い。先日はブラジルショップでレンズ豆を買った。レンズ豆。英語ではレンティル(Lentil),ドイツ語ではリンゼ(Linse)。正直言って私はこんなものを料理したことはなかったが、どうもヨーロッパではよく食べるらしいので買ってみた。作り方はネットで調べる。「簡単レンズ豆のトマト煮」というのがあったので、作ってみた。しばらく煮てそれらしくなったので、夕食に出す。フ~さん、大喜びで、何回もお代わりしました。「こういうベーシックなものが時々恋しいね」って。普段彼は、あまりオーストリアの食べ物のことを言わないので、これまで作ったことがなかったけれど、こんなに喜んでくれると作りがいがあったってもんです。レンズ豆、水で戻す必要がないから簡単だし。この後、再びレンズ豆を使って、スープにしたり、ソーセージを入れて煮たり(これはドイツ風らしい)しました。子どもたちもよく食べてくれるので、またちょくちょく作りそうです。