明るく人物を撮るための写真の撮り方
プロのカメラマンさんが講師をしてくださる写真講座へ参加してきました。今回の写真のお題は「人物」カメラ屋さんで撮る「人物」は昔ながらの証明写真やポートレートなので、そのあたりの「撮り方」「撮られ方」のレクチャーです。写真館で写真を撮ったことのある方はおぼろげに写真を撮る前にカメラマンさんから、背筋を伸ばして!とかちょっと右を向いてください、とか言われたことがあると思います。実は人物の写真をとるときこの姿勢といいますか、写される側の「撮られ方」が一つの決め手になります。それによって「きりっと」「かっこよく」取れるのです。男性と女性では椅子に座るとき、座った後の手の位置などが少し違います。そういった細かいところを楽しく学びました。普段はあまり気にされませんが、実は「影」も大事な要素。光の当て方(当たり方)でずいぶん違ってきます。明るいところでかつ輻射光の下で撮るのがやはり綺麗に取れるようですね。レフ板というらしいですが、専用のものがなくても白い画用紙でも発泡スチロールの板でもいいそうですね。なんなら、白い壁に近寄るだけでも効果が出ることがあるそうです。なかなか文章にするとどうしたらよいのかうまく伝えることができませんが、一つだけ簡単ですぐにできる「きりっ」としたお顔に取れる方法を書いておきますね。この方法はポートレートを撮る時のほか、集合写真でも「キリッ」ととりたいときに利用できます。①まず、普通に写るための体制をとります。②次に左に顔を向け左を見ます。③カメラマンは、「3.2.1」の掛け声を素早くかけますので、 1と聞こえたらさっと顔を正面に向け、顔の動きをパッと止めます。これだけです。ポイントは③です。さっ、とやるスピード感が大事です。パッと止めることで緊張感がでて、「キリッ」と映るのです。どうぞ一度お試しください。次回は「ネイルアート」を美しく撮るコツを書いてみようと思います。気長にお待ちくださいませ。