W杯で盛り上がったラグビー人気を一過性のブームにしてはいけない
9月末から開幕したラグビーワールドカップ2019日本大会は、昨日の決勝戦で幕を閉じました。結果は準々決勝で日本代表を破った南アフリカ代表が、イングランド代表を破って世界一になりました。そして今日は大会組織委員会が会見を開き、ビル・ボーモント会長が「最後の決勝まですべて記録破りだった。開催国として最高だった。お礼を申し上げたい。」と日本を高く評価していました。以下の写真はラグビーW杯期間中の福岡と大分の写真です。<福岡(博多駅)><大分(別府駅)>福岡・大分に加えて熊本の九州3都市はラグビーW杯の会場になったにもかかわらず、日本代表の試合が一切組まれないどころか、消化試合のようなしょぼいカードばかりで、スタジアムがガラガラになるのではないかと思ってました。しかし実際にはほとんどのカードで集客率が80%台とまあまあの結果でした。ですが、W杯の成功だけでラグビー人気を一過性のものにしてはいけないと思います。4年前にラグビーのトップリーグはチケットは売れたものの、観客はガラガラという悲惨な状態でした。ですが、今回の成功をもとに日本各地でラグビー普及へ向けての取り組みを怠らず、しかも大都市だけではなく地方都市にもその盛り上がりを持続させ続ければ、人気を維持し続けることは不可能ではないと思います。また、海外から多くのラグビーファンが訪れましたので、再び彼らが日本に観光へ訪れるように努力すべきだと思います。海外からのリピーターが増えればその分外貨を獲得することができ、日本の経済が潤うからです。ただそれは大都市だけではなく地方都市にも恩恵を与えなければなりません。これからの日本のためにもラグビー人気を4年後も持続させること、そして今回訪れた海外のラグビーファンを日本のファンにして何度も日本に来てもらう事がこれからの日本の責務だと思います。それでは、今日はここまで。