JR小倉駅北に『北九州スタジアム』建設へ
サッカーJ2のギラヴァンツ北九州は26日現在J2で4位と健闘しており、天皇杯でも前年優勝の横浜F・マリノスを破るなど力をつけております。しかしこのままリーグ戦の成績が6位以内になったとしてもJ1への昇格プレーオフには参加できません。それは現在ホームスタジアムとして使用している本城陸上競技場の収容人員がJ1基準の15,000人のに満たないからです。この状況を脱するため北九州市はJR小倉駅北口という好立地に球技専用の新スタジアムを建設することを表明していましたが、このたびスタジアムの名称が『北九州スタジアム』に正式決定し、建設・維持・管理を行う業者を9月に行う市議会で指名することになりました。なお施設命名権(ネーミングライツ)売却も検討しているそうです。『北九州スタジアム』はJR小倉駅北口の北九州国際会議場のすぐ北の海に面した場所に建設され、収容人員は15,000人でJ1基準を満たしています。将来は海側にさらに5,000席を増席できるような構造にもなっています。本城はJRの最寄り駅からも高速道路のインターチェンジからも遠く、そのせいで観客動員数もあまり伸びていません。新スタジアムとなれば新幹線の駅から近く、都市高速のインターからも近いので、ホームはもちろん、アウェイのサポーターも行きやすいと思います。2016年度末竣工予定ということで、J1昇格要件を満たすまであと3年かかりますが、ギラヴァンツ北九州がこの強さを維持し続ければ、5年以内にはJ1昇格もあると思います。思えばJリーグ発足時に地域性から新日鉄八幡のサッカー部が参加を要請されつつも、親会社の業績不振を理由に参加を断った経緯を考えると、ギラヴァンツ北九州のJ1昇格は市民にとっても悲願なのではないかと思います。是非ともその悲願が果たされ、街が活性化することを願っています。それでは、今日はここまで。