九州出身者がつくる九州情報館。

[九州の話題] カテゴリの記事

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  『全国豊かな海づくり大会』出席のため天皇皇后両陛下が大分へ

  1981年から始まった『全国豊かな海づくり大会』は、当初、皇太子ご夫妻（現在の上皇・上皇后ご夫妻）が式典に参加し、平成になってからも引き続き在位期間中は参加されてきました。しかし令和になってからはその役目を現在の天皇・皇后両陛下に譲っています。第1回大会は大分県（現在の佐伯市の一部）で開催されましたが、43回目となる今回も大分県での開催となりましたので、開催を明日に控えた今日、大分空港に特別機で両陛下が大分に来県されました。両陛下が大分に来県されるのは、皇太子ご夫妻時代の2018年に、国民文化祭で来県されて以来以来6年ぶりであり、天皇即位後は初めてとなります。九州に限定すると先月、国民スポーツ大会の開会式で佐賀県を訪れて以来となります。空港で佐藤知事からの出迎えを受けた両陛下はその後、国東市にある魚介類の稚魚を飼育する施設を訪れ視察されました。そこではマコガレイの稚魚を養殖する水槽で餌をやったり、地球温暖化による漁獲量の変化について質問をされたりしていました。明日は大分市で開催される式典にご出席されお言葉を述べられた後、別府市にある別府港での稚魚の放流行事に出席されます。大分滞在中、両陛下には大分の名産品を1品でも多く味わってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年11月09日

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  パリ五輪卓球メダリストの早田ひな選手が一日警察署長を務める

  今夏に開催されたパリオリンピックの女子卓球競技で、個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得した、北九州市出身の早田ひな選手が今日、福岡市の早良警察署で、一日警察署長を務めました。実は早田選手の祖父が福岡県警の元警察官であり、早良警察署の前身である当時の西警察署の署長だったのです。早田選手は事前に祖父から「姿勢をぴしっとしなさい。」と、アドバイスをもらったそうです。任命式を終えた後、早良警察署管内にある西新商店街をパレードしました。沿道では早田選手に声援を送ったり写真撮影をする人が多くみられました。4年後のロサンゼルス五輪にも早田選手が日本のエースとして出場してもらい、パリの時よりもいい色のメダルを持って帰ってきてくれるといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年11月07日

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  静止衛星を初めて搭載したH3ロケット4号機が打ち上げ成功！

  日本の次世代主力ロケットであるH3ロケットの4号機が、今日午後3時48分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。4号機は防衛省のXバンド防衛通信衛星である『きらめき3号』を搭載しており、打ち上げ後に予定された軌道上に分離したことが確認され、「打ち上げは成功」と宇宙航空研究開発機構（JAXA）から発表されました！『きらめき3号』は赤道から約36000Km離れた、静止軌道を回る人工衛星（静止衛星）ですが、ロケットで直接静止軌道まで運ぶのは難しいため、地球に近い高度数100Kmの軌道と静止軌道を結ぶ、静止トランスファー軌道と呼ばれる長楕円軌道に投入しましたが、H3ロケットでこのミッションが行われたのは今回が初めてです。ここまでH3ロケットは初号機が打ち上げ失敗に終わったものの、2号機から今回の4号機まで3回連続で打ち上げ成功しており、H3ロケット自体も活躍の場を広げる軌道に乗ったのではないかと思います。種子島は室町時代にポルトガルから鉄砲が伝わり、そこから国産の火縄銃の開発にも成功したところでもあり、現在でも宇宙開発という最先端の技術が要求される場所でもあります。将来は種子島から国産の有人宇宙ロケットが打ち上げられる日が来るといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年11月04日

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  南九州最大のお祭り『おはら祭』が鹿児島市で開催される

  今日は3連休の中日でしたが、昨日の大雨とは対照的に晴天に恵まれました。毎年この時期になると鹿児島市では、南九州最大のお祭りと呼ばれる『おはら祭』が行われます。おはら祭は1949年に鹿児島市制60周年を記念して始まり、今年で73回目となります。鹿児島市最大の繁華街である天文館一帯では、昨日夜と今日の日中合わせて15000人が踊り手として参加し、『おはら節』などの民謡に合わせて踊り、メインストリートを練り歩きました。（天文館、2011年11月撮影。）鹿児島市によると、この2日間で約25万人が訪れたそうです。この時期は各地で祭りが行われますが、『おはら祭』ももっと有名になるといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年11月03日

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  長崎県北部で線状降水帯発生、11月平年の2倍以上の大雨に

  今日から3連休が始まりますが、初日は全国的に雨となっています。台風21号は昨日夜に温帯低気圧に変わりましたが、熱帯由来の暖かく湿った空気が日本列島に流れ込んでいるためです。中でも長崎県北部では今日1時17分に線状降水帯発生情報が出されました。午前5時までの24時間降水量は平戸市で302.5ミリ、松浦市で301.0ミリとなっており、11月平年の2倍以上の大雨となっています。県内ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害や浸水害の危険度が高まっているだけでなく、落雷・竜巻・突風のおそれもあります。また壱岐・対馬・五島など離島の海上では、今日の昼過ぎにかけて非常に強い風が吹き、五島付近ではではうねりを伴う大しけとなりそうです。周辺で土砂災害や河川の氾濫、高潮の気配を感じたら、気象庁や自治体から避難情報が出される前に避難することをお勧めします。それでは、これにて失礼。

  2024年11月02日

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  大雨の影響でバルーンフェスタのイベント・露店が全面中止に

  明日から3連休という方も多いと思いますが、初日となる明日は、広い範囲で大雨となる予報が出ています。10月31日から佐賀市で開催されている、佐賀インターナショナルバルーンフェスタでは、今日と明日の競技が中止となっただけでなく、会場となっている嘉瀬川河川敷が週末の大雨の影響で、冠水する可能性があることから、大会組織委員会は、各種イベントや露店を全面中止することを決定し、JR九州が期間限定で営業している『バルーンさが』駅も今年の営業が終了しました。今回のイベントで佐賀県内のプリン3000個を販売する予定だったところでは、佐賀駅前交流広場でプリンを販売することにしました。SNSでの拡散などもあって、今日の夕方までに完売したそうです。フードロスが発生しなくて本当に良かったです。他にも今回のイベントで出店を予定していた業者を救済しようとする動きがあるそうです。また、イベント中止に伴い宿泊施設のキャンセルも出てきており、この時期をあてにしていたところにも影響が出ています。個人的には福岡で宿泊しようとしている人たちを佐賀市内に誘導したらどうかと思います。近年はインバウンドの影響もあって福岡市内は宿泊代が高騰しており、なかなか手ごろな価格のお宿が見つからないこともありますが、佐賀なら博多まで特急で40分くらいであり、佐世保やハウステンボス、そして長崎にも近いです。旅行会社や宿泊サイトなどで、イベント中止になって空きが出た佐賀の宿泊施設を救済することができればいいのにと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年11月01日

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  台風21号は日本接近前に温帯低気圧になるも週末激しい雨のおそれ

  明日から11月ということで、今年もあと2か月くらいになりました。ですが強い台風21号が現在台湾付近にあり、その影響が明日以降日本列島でも出始めることになります。台風そのものは明日にも温帯低気圧に変わりそうですので、日本に上陸するということは無さそうです。しかし秋雨前線と一体化して、九州では明日の午後から明後日の夕方にかけて、激しい雨が降るおそれがあります。この影響で今日から佐賀市で開幕した、『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』では、明日・明後日の競技が中止されることが発表されました。その後の日程では会場を使用しない方向で実施するかを協議するそうです。一方で、2日の夜から3日にかけて鹿児島市内で開催される南九州最大の祭りである、『おはら祭』は今のところ開催予定で準備を進めているそうです。3連休は天気を確認してからお出かけのタイミングを見計らった方が良さそうですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月31日

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  明日から佐賀でバルーンフェスタ開幕、でも台風が心配

  明日10月31日から11月4日まで、アジア最大級の熱気球競技大会である『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』が、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開催されます。『インターナショナル』とある通り、日本を含めた15の国と地域から、128機の熱気球が参加します。今日は開幕に先立ち公式練習が行われ、カラフルな熱気球が佐賀平野を彩っていました。期間中はJR九州が長崎本線の鍋島～久保田間に、臨時駅『バルーンさが』駅を開設しており、一部の特急列車も停車します。そして今年からはSUGOCA等の交通系ICカードが使用可能になり、博多方面や佐世保方面からも利用しやすくなりました！ただ今年は1つ懸念事項があります。それは大型で非常に強い台風21号が、週末にかけて九州に接近しつつあることです。予報では11月2日ごろに警報級の大雨となるおそれがあるそうです。運営委員会からは今のところ大会そのものの中止という発表はありませんが、少なくとも現時点で31日の午後と4日の競技については、実施できる可能性が高いということです。しかし最終的には当日の風や天気を見て判断するそうです。熱気球は天候にかなり左右されやすいですが、1日でも多く競技が行われるといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月30日

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  今年もハロウィーン対策で今夜から来月3日まで警固公園を夜間封鎖

  明後日10月31日の夜にはハロウィーンのイベントが行われますが、近年日本では仮想して繁華街でバカ騒ぎするイベントとなっており、本来の目的から逸脱しつつあります。九州一の繁華街である福岡・天神地区にある警固（けご）公園でも、2018年に仮装した若者らが酒を飲んで騒ぎ、逮捕者が出たことや、コロナ禍の2020年に6000人も集まったことから、2021年からこの時期になると夜間封鎖を行うようになりました。そして福岡市では一昨年から『一人一花オータムフェス』というイベントを、警固公園で開催しており、会場の保全や花壇の保護を行う目的もあり、このイベントが明日から始まることを受けて今年は今夜から11月3日まで、午後5時～翌午前6時の間、警固公園を夜間封鎖することになりました。警固公園の美しい花や草木が守られ、健全なハロウィーンとなることを願っています。それでは、今日はここまで。

  2024年10月29日

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  長崎スタジアムシティがグランドオープン！初日は約2万人が来場！！

  長崎県佐世保市に本拠地を置く通販王手のジャパネットホールディングスが中心となってJR長崎駅のすぐ北に建設されていた複合施設の『長崎スタジアムシティ』が昨日ついにグランドオープンしました！グランドオープンセレモニーではジャパネットHDの高田旭人社長や、その父であり創業者の高田明氏、長崎県の大石知事ら関係者と、市民ら約1000人によって施設全体の周囲に張り巡らされたテーブをカットするという、全長5Kmの『日本一長いテープカット』で開業を祝いました。テナントの各店舗は午前11時に一斉オープンとなり、九州初進出や長崎発進出のお店で買い物を行ったり、飲食店でグルメを楽しんだりしていました。もっとも、県外から長崎を訪れた観光客のためにちゃんぽんや佐世保バーガーといった地元のグルメも楽しめるお店もあります。そのほか天然温泉やサウナが楽しめる温浴施設や、JリーグのV・ファーレン長崎のホームであるピーススタジアムの上を滑空できるジップラインなどもあったりします。日本各地にジップラインはありますが、サッカースタジアムの上を滑空できるのは、全国でもここだけとなります。公式発表によると初日の来場者は1万9000人以上だったそうです。3連休の最終日ということもあったかもしれませんが、今週末初めて迎える土日や、11月の3連休ではもっと多くの来場者があるかもしれませんね。長崎スタジアムシティが長崎の新たな観光の目玉になるといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月15日

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  来年の『ツール・ド・九州』は長崎・宮崎でも開催されることに！

  今日10月14日はかつて『体育の日』と呼ばれていましたが、近年『スポーツの日』という名称に改められました。『スポーツの日』にふさわしく日本各地で様々なスポーツイベントが開催されましたが、九州では金曜日から2回目の『ツール・ド・九州2024』が開催されました。今年も昨年と同様に福岡（小倉城クリテリウム、福岡ステージ）、大分（大分ステージ）、熊本（熊本阿蘇ステージ）の九州3県で開催され、海や山など九州の自然をバックに世界でも活躍する選手たちが疾走し、白熱したレースを展開してくれました。そしてUCI（国際自転車競技連合）では今月初めに、来年も『ツール・ド・九州2025』を開催することを公表しましたが、3回目となる来年は福岡・大分・熊本の3県に加えて長崎・宮崎両県でも開催されることになりました！大まかな日程は以下の通りです。2025年10月10日（金）：長崎（佐世保市）※クリテリウム2025年10月11日（土）：福岡ステージ2025年10月12日（日）：熊本ステージ2025年10月13日（月）：大分・宮崎ステージエキシビションとなるクリテリウムが次回は佐世保市で行われます。おそらくハウステンボスもコースに入るのではないかと思われます。また、各ステージの開催場所は未定ですが、福岡・熊本は過去に開催されていないところがコースになってもらいたいですね。例えば福岡は朝ドラの舞台になっている糸島にしたり、熊本は八代から人吉に向かうコースというのもいいかもしれません。そして大分と宮崎が1つのステージですので、もしかしたら両県境の国道10号・宗太郎峠を超える山岳レースになるかもしれません。3回目にしてようやく3県から5県に開催場所が増えましたので、ゆくゆくは開催日の増加と、佐賀・鹿児島を含めた九州7県でのレースになって、さらに世界的に知られるレースになってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月14日

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  長崎スタジアムシティこけら落としで福山雅治さんのライブが行われる

  JR長崎駅のすぐ北に建設されていた長崎スタジアムシティがいよいよ明日14日にグランドオープンを迎えます。スタジアム・アリーナ・ホテル・商業施設・オフィスビルが一体となった施設のこけら落としとして、地元・長崎出身の福山雅治さんのフリーライブが今日行われました。プラチナチケットを手に入れた25000人のファンが全国から長崎につめかけたほか、長崎県内各地でもパブリックビューイングで楽しむことができました。このライブのためにJR九州では西九州新幹線に臨時便を出したり、在来線の車両をいつもより増やすなどして対応したほか、スタジアム周辺は地元警察による交通規制が行われるなど、インフラを巻き込む大掛かりなイベントとなりました。また福山さんのファンはライブ前から長崎を訪れて観光やグルメを楽しんだり、福山さんの楽曲『クスノキ』のモデルになった被爆クスノキがある山王神社を訪問したりする人もいました。もしかしたら福山さんが主演を務めた大河ドラマ『龍馬伝』を見て、坂本龍馬ゆかりの地を訪れた方もいたかもしれません。この3連休は長崎スタジアムシティ開業とこけら落としライブの影響で、長崎は大いににぎわうのではないかと思いますが、この賑わいを長く続けられるように、官民協力して盛り上げてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年10月13日

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  愛子さま、初の地方単独公務で佐賀県を訪問される

  今年から『国民体育大会』改め『国民スポーツ大会』（国スポ）となって初の大会が佐賀県内で開催されています。開会式には天皇・皇后両陛下もご臨席されましたが、昨日からは両陛下の長女である敬宮愛子さまが佐賀を訪れました。今回が愛子さまにとって初の地方単独公務であり、初の九州訪問でもあります。昨日昼前に佐賀空港に到着された愛子さまは佐賀県の山口知事らに出迎えられ、「緊張しています。」と心境を述べられました。空港から県庁へ向かう道では多くの人が詰めかけ、愛子さまを歓迎していました。愛子さまも車から手を振り、それに応えられていました。県庁で幼稚園児らの歓迎を受けた愛子さまは国スポのメイン会場である、SAGAスタジアムへ移動され、陸上競技を観戦されました。その後は佐賀城本丸歴史館を訪問され、幕末や近代の佐賀に関する資料をご覧になりました。今日はSAGAアリーナで柔道競技を観戦された後、皇后さまが名誉総裁を務められ、愛子さまご自身も今年4月から嘱託社員として勤められている日本赤十字社の施設である佐賀県赤十字血液センターを訪問され、佐賀県やNPO団体などが連携して取り組んでいる被災者支援の活動について説明を受けられました。その後は佐賀市の伝統工芸品である名尾手すき和紙の工房を訪問されました。ここは3年前の豪雨により被災しましたが、昨年移転を完了させ、今年に入り工房に併設されていた店舗も移転していました。工房で愛子さまは紙すきを体験されていました。佐賀県でのすべてのご公務を終えられた愛子さまは夕方に帰京されました。実は両陛下ともに母方の曽祖父母が佐賀出身であることから、両陛下にとっても愛子さまにとっても佐賀県は非常にゆかりのある場所だったのです。その地が最初の地方単独公務の場所に選ばれたのはご先祖の導きだったのかもしれません。すぐには難しいかもしれませんが、両陛下・愛子さまともにふたたび佐賀の地をご訪問される日が来るといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月12日

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  今年のノーベル平和賞は日本被団協が受賞！長崎でも喜びの声

  今年もノーベル賞の各省が発表される時期となりました。そしてハルキストが阿鼻叫喚する時期にもなりました。今日は平和賞の受章者の発表が行われ、日本被団協（日本原水爆被害者団体協議会）が受賞しました！これまで日本人の受章者は数多く輩出されていますが、日本の団体としては初の受賞となりました。日本被団協が1956年に広島・長崎の被爆者たちにより結成され、長年にわたり核兵器の廃絶を訴え続けてきた活動が評価されました。日本のノーベル平和賞受賞は奇しくも『非核三原則』を宣言し、核拡散防止条約（NPT）に署名をした故・佐藤栄作元首相以来、50年ぶりとなります。被爆地の1つである長崎でもこのニュースが大きく取り上げられ、長崎市・鈴木史朗市長は、「今回の受賞は、平均年齢が85歳を超える被爆者の皆様の長年の地道な取組みが世界に認められた証であり、混迷を極める現下の国際情勢の中で、『核兵器のない世界』の実現に向け、世界が大きく舵を切る契機となることを期待しています。」とコメントしました。長崎の日本被団協の関係者からも、「今日は本当に最高の日ですね。今はもう鬼籍に入られた色々な先輩たちの努力を若い被爆者たちが引き継いで頑張ってきた。このノーベル平和賞っていうのは核兵器ができてから核兵器をなくそうという運動に参加した世界の皆さんの大きな力になっていくんじゃないかと思います。」とコメントしていました。世界ではロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナ・周辺諸国との武力衝突そして極悪球団オリックズによる核兵器クラスの凶悪破壊兵器藤浪の汚い強奪など、起きてはならない事態が次々と発生しており、核兵器の使用もちらつかせるなど、日本被団協が望んでいる方向とは反対の方向に進みつつあります。このタイミングで日本被弾協がノーベル平和賞を受賞したことは、世界を再び核の脅威にさらさないでほしいという（選考にあたった）ノーベル委員会からのメッセージなのではないかと思います。これをきっかけに世界で核兵器と藤浪の廃絶へ向けた動きが活発になるといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月11日

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  今年も『ツール・ド・九州』が明日から福岡・大分・熊本で開催！

  昨年初めて開催されたUCI（国際自転車競技連合）認定の国際サイクルロードレースとなる『ツール・ド・九州』が今年も4日間にわたって福岡・大分・熊本で開催されます！初日は今年も北九州市の小倉城周辺で、クリテリウム（エキシビション）が行われます。本番は土曜日の大分ステージからとなります。別府市の立命館アジア太平洋大学をスタートして、やまなみハイウェイを九重連山の登山口である長者原まで進み、そこからくるっとくじゅう周遊道路に入って北西へ向かい、日田市街まで進むルートです。日曜日は熊本阿蘇ステージとして、南小国の瀬の本レストハウスをスタートし、やまなみハイウェイを経由して阿蘇市街に入り、そこから阿蘇山の東側を回って白川水源を経由し、南阿蘇村まで向かいます。月曜日（祝日）は福岡ステージとなりますが、今年は岡垣町（岡垣サンリーアイ）をスタートして玄界灘へ向かい、垂見峠と波津海岸を9周した後に、道の駅むなかたを経由して世界遺産である宗像大社でフィニッシュとなります。昨年とは異なるコースで、九州各地の自然や風景を楽しみながら、スピード感あふれるレースを展開してもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年10月10日

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  初の『国民スポーツ大会』佐賀で開幕、両陛下もご臨席される

  これまで『国民体育大会』（国体）として開催されてきた大会が、今年から『国民スポーツ大会』（国スポ）と名称が変わり、最初の大会が今日から佐賀県で開幕しました！国スポも国体と同様に開会式では天皇・皇后両陛下がご臨席されます。両陛下は今日の正午前に佐賀空港に到着され、会場まで車で移動されましたが、沿道には多くの人が両陛下を歓迎していました。佐賀市内のSAGAアリーナで行われた開会式で天皇陛下は、「新たな国民スポーツ大会の幕開けとして、ここ佐賀の地で、県民の皆さんをはじめ、多くの人々に支えられて開催されるこの大会が、長く心に残る、実り多いものとなることを期待します。」とお言葉を述べられました。15日まで佐賀県内各地開催される国スポで、佐賀県をはじめとした九州各県の代表が素晴らしい成績を収めてくれることを期待しています。それでは、今日はここまで。

  2024年10月05日

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  先月まで猛暑が続いた太宰府、10月になり一気に冷え込む

  10月に入り、朝晩はすっかり涼しくなってきましたが、日中はまだ汗ばむこともあったりします。そんな中、先月まで福岡県太宰府市では猛暑が続き、気温35度以上の猛暑日の日数が年間で62日と、国内の年間最多記録を更新したことが話題となりました。ところが今日の九州北部は雨が降ったこともあってか、太宰府市でも気温が下がり一気に冷え込み、午後2時時点で17度台と、秋らしい気温となりました。そのため、太宰府の名物である梅ヶ枝餅の売れ行きが好調でした。また、名物の1つである合格煮まんも売上が伸びました。熱々の梅ヶ枝餅やほっかほかの合格煮まん（豚角煮まん）を手にする観光客が目立ち、少し前まで猛暑で話題になったところと同じ場所とは思えない光景でした。もしかしたら参道の茶屋ではこうした暖かい食べ物と一緒に、甘酒も売れたのではないかと思います。ただし、週末になると蒸し暑さが戻ってくるそうですので、体調の管理には十分にお気を付けください。それでは、今日はここまで。

  2024年10月02日

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  JR九州、QRコードを使用したチケットレスサービス開始

  JR九州では今週26日から、スマートフォンに表示されたQRコードを改札にかざすことで列車に乗車できる、チケットレスサービス（QRチケレス）を開始しました。（※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。）26日からサービスが使えるのは『九州ネットきっぷ』などのネット予約のきっぷとなっており、エリアは以下の区間の在来線特急と西九州新幹線です。・鹿児島本線（門司港～久留米間）・日豊本線（西小倉～佐伯間）・長崎本線（鳥栖～肥前鹿島間、諫早～長崎間）・佐世保線（全線）・大村線（早岐～ハウステンボス間）・久大本線（全線）利用するにはまず『JR九州インターネット列車予約』のサイトにて予約を行う時に、『QR乗車』を選択します。その後サイトから発行されるQRコードを乗車駅や降車駅の自動改札に設置されたQRリーダーにかざして利用します。ただしQRコードはインターネットにつながった環境でないと利用できず、スクリーンショットや紙で印刷したものは利用できません。複数人分を予約した場合は、同行者にLINEやメールなどでQRコードを送付するか、予約者が順番に改札にかざせば1人ずつ入場できるそうです。従来はネット予約を行っても駅のみどりの窓口や券売機で、紙のきっぷを発行する必要がありましたが、QRチケレスはそれが不要になりますので、多客期にみどりの窓口や券売機に並ばずにスマホにQRコードをかざしてすぐに改札を通ることができます。あと個人的にはきっぷそのものと領収書や注意事項を書いた紙も合わせて出力されていた記憶がありましたが、QRチケレスでは無駄な紙を出さないため、環境にも優しいのではないかと思います。来年度には南九州エリアでもサービス開始予定ですので、九州新幹線や豊肥本線などでもQRチケレスが利用できるようになります。私も利用する機会があればQRチケレスを使ってみようかなと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年09月28日

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  9月中旬なのに大宰府は38.3度、年間猛暑日は61日目に

  9月も中旬となり、もうすぐ10月が迫っています。さすがに夜はずいぶん涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑いですね。今日は九州を中心とした西日本で気温が上昇したのですが、全国の気温ランキングでは1位：福岡県太宰府市　38.3度2位：熊本県甲佐町・長崎県大村市　38.1度4位：福岡市・福岡県久留米市　38.0度6位：佐賀市　37.9度7位：福岡県朝倉市　37.8度8位：熊本県八代市　37.5度と8位まで九州の都市が独占しました。少し前までは甲府とか熊谷とか岐阜とかズル林とかが猛暑で有名でしたが、今年はやはり太宰府市の猛暑が話題になっています。先日、1年間の猛暑日の日数が50日を超えたことを記事にしましたが、今日で61日と全国最多記録を更新中です。そして今日記録した38.3度は福岡県内の9月の観測史上最高気温だそうです。この暑さは明日も続きそうですが、3連休は低気圧をともなった秋雨前線の影響で九州各地で雨が降るため、気温が下がりそうです。連休明けも30度前後になりそうですので、少しは暑さも和らぐのではないでしょうか？それでは、今日はここまで。

  2024年09月19日

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  ペルーのフジモリ元大統領が死去、両親の故郷・熊本でも哀悼の意

  南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が昨日11に死去したことが長女のSNSによって発表されました。享年86歳でした。フジモリ元大統領は1990年にペルー初の日系人大統領として就任しました。その後1996年末に発生した在ペルー日本大使公邸占拠事件では突入用のトンネルを掘削することを発案して作戦にあたらせ、4か月後に特殊部隊が突入して犯人グループを鎮圧して人質が解放されました。しかし強権的な政治姿勢が国内外からの批判を浴びて大統領の職を追われ、在任中の汚職事件もあって一時的に亡命していた日本からペルーに戻ろうとしていたところ、経由地のチリで拘束された後、ペルー国内で有罪判決を受け収監されていました。しかしガンを患っていたこともあって健康上の理由から昨年末に釈放され、闘病生活を送っていた最中、昨日その生涯を閉じました。フジモリ元大統領の両親は熊本出身で、現在でも親戚が熊本に住んでいます。大統領の任期を終えた後もフジモリ元大統領は熊本にたびたび訪問していたほか、両親が住んでいた熊本市西区には『ペルー通り』という名の通りがあったり、逆にペルーには日本からの支援によって『熊本学校』が作られたりしました。木村敬・熊本県知事は副知事時代の昨年11月に、県出身者の移住120周年を記念した行事に参加するためにペルーを訪問していたことに触れ、「日系人の方が築いてくれた日本への信頼という貴重な財産を感じました。安らかな永眠をお祈りします。」とコメントし、哀悼の意を表しました。フジモリ元大統領のご冥福をお祈りいたします。

  2024年09月12日

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  太宰府市で今年50日目の猛暑日、日本記録更新中

  9月に入って日の出の時間が遅くなったり、日の入りの時間が早くなったり、夜になると草むらから鈴虫の声が聞こえたりするようになり、季節が秋になってきていることを感じる日々です。ですが昼間はまだ暑い日々が続いており、今日も九州では気温が35度以上の猛暑日となったところがありました。今日の最高気温ランキングは、1位：熊本市　36.9度2位：福岡県久留米市　36.6度3位：佐賀市、佐賀県白石町　36.4度と九州の各都市がトップを独占していました。そして先日、連続猛暑日の日本記録を作った福岡県太宰府市では、台風10号接近の際にはさすがに気温が下がったものの、その後再び気温が上がって再び猛暑日となる日が続いて年間の猛暑日日数の日本記録を更新しましたが、ついに今日午前11時59分に35.1度を記録し、年間の猛暑日日数が50日に達しました！日本列島ではこの後も暑さが続くことから、太宰府市の記録もさらに伸びると思われます。『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉もありますので、猛暑もあと数週間くらいで収まるのではないかと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年09月08日

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  長崎スタジアムシティが竣工式、開業は来月14日！

  西九州新幹線が開業したJR長崎駅から徒歩10分のところに建設されていた、複合施設『長崎スタジアムシティ』がついに完成し、昨日関係者を招いて竣工式が行われました！事業主は佐世保市に本拠地を置く通販王手の、ジャパネットホールディングスです。竣工式でも同社の高田旭人社長が、「全国の皆さんに素晴らしい世界を届けていく。妥協せず、皆さんに自慢してもらえる場所にする。ここに人が集まることで仕事が増え、雇用が生まれていく。働く人の給与水準も上げたいし、（長崎市に）住みたいと思える環境を作っていきたい。」と意気込みを語っていました。駅近くの約7万5000㎡の敷地には、サッカー・JリーグのV・ファーレン長崎の本拠地となる『ピーススタジアム』、バスケットボール・Bリーグの長崎ヴェルカの本拠地となる『ハピネスアリーナ』のほか、ショッピングモール・ホテル・オフィスビルが入ります。施設の開業日は10月14日と発表されていますが、その前にプレイベントがいくつか行われます。早速来週の9月14日にはハピネスアリーナで、長崎ヴェルカvs琉球ゴールデンキングスのプレシーズンマッチが、10月4・5日には長崎ヴェルカvsサンロッカーズ渋谷のB1リーグ2024-25シーズン開幕節が、それぞれ行われます。10月6日にはピーススタジアムでV・ファーレン長崎vs大分トリニータの試合が行われ、開業日前日の10月13日には同じくピーススタジアムでこけら落としとなる、地元・長崎出身の福山雅治さんのフリーライブが行われます！このライブは約25,000席に対して20万件以上の応募があり、さらに長崎県内だけで12万件以上の応募があったことから、県内在住の方限定となる県内でのライブビューイングが、各自治体の協力で行われることになりました。県内全体で新たな複合施設の開業を祝い、長崎県の活性化につなげてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年09月07日

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  10月3日から西九州でSUGOCA利用可能エリアが拡大される

  JR九州・佐賀県・長崎県は今日、ICカード乗車券『SUGOCA』が、10月3日から西九州で利用可能エリアを拡大することを発表しました。今回利用拡大されるエリアは以下の通りです。長崎本線：佐賀～江北間佐世保線：江北～早岐～佐世保間（全線）大村線：早岐～ハウステンボス間エリアとしては『福岡・佐賀・大分・熊本エリア』に組み込まれ、佐世保やハウステンボスから博多駅までICカードで乗車可能になります。ですが、注意しなければならない点があります。今回導入されるエリアは既存の『長崎エリア』（大村線：竹松～諫早間、長崎本線：諫早～長崎間（新線・旧線ともに））をまたいで利用できないことです。つまり長崎本線：江北～諫早間と、大村線：ハウステンボス～竹松間はエリア外となります。長崎本線の方は新幹線ができた今、通しで乗車する人は少ないと思いますが、大村線の方は快速『シーサイドライナー』も走っており、県内の主要都市間の移動で使用する人が多いのではないかと思いますので、長崎と佐世保の間をICカードで利用できないのは不便だと思います。JR九州には大村線：ハウステンボス～竹松間でもSUGOCAを利用できるようにして、長崎と佐世保の間がICカードで乗車できるようにしてもらいたいと思います。地元の方々だけでなく観光客も便利になり、利用者数増加につながると思います。それでは、今日はここまで。

  2024年09月04日

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  台風10号の影響で樹齢3000年の『弥生杉』が折れる

  先週、長い間日本列島をさまよった台風10号ですが、速度が遅かったため九州に接近してから抜けるまでに2日以上要しました。その影響もあって大分自動車道や東九州自動車道では、台風の影響で大量の土砂が流入して通行止めとなっていましたが、このうち大分自動車道は今日夕方に暫定復旧しました。一方東九州自動車道では臼杵～津久見間で法面が崩落し、復旧までにはしばらく時間がかかりそうです。JR九州でも指宿枕崎線・山川駅～枕崎駅間で倒木や倒竹が発生して運転に支障をきたす状態となっていることから、今日から当面の間（平日のみ）、バスによる代行輸送が行われます。そして今回の台風10号の進路上にあった屋久島では、樹齢3000年とされている高さ約26ｍ、幹回り約8mの『弥生杉』が、根元から1.5ｍを残して折れていることが確認されました。『弥生杉』の周辺に整備されていた歩道も一部損壊していました。また屋久島の象徴である『縄文杉』へ向かうルートも土砂崩れのため通行できず、こちらも復旧までにかなりの時間を要することになりそうです。なお『縄文杉』や『紀元杉』など、他の巨木の被害は今のところ確認されていないそうです。樹齢3000年の巨木ですら強力な台風の前には成す術もなかったことに、自然の脅威を改めて感じるとともに、残った巨木が無事であることや、1日でも早く被災した箇所が復旧できることを願っています。それでは、今日はここまで。

  2024年09月03日

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  『SL人吉』の58654号機、熊本車両センターで最後の姿

  今年3月に引退したJR九州唯一のSL列車だった『SL人吉』を牽引していた『58654号機』が、今まで拠点としてきた熊本車両センターでの最後の姿を報道陣に披露しました。（SL人吉、昨年5月熊本駅にて撮影。）58654号機は今日、鹿児島本線・日豊本線を経由して、JR九州の車両工場である小倉総合車両センターへ向かいました。明日・明後日には小倉総合車両センターで展示された後、同施設で保管されるそうですが、この間に58654号機へコンプレッサーを取り付けて、石炭の代わりに圧縮空気を動力源として動く機関車に再改造するのではないかと思います。その後58654号機は人吉市に無償譲渡され、人吉駅の隣に格納庫を整備し、展示スペースとの間を往復するというある意味『動態保存』される予定です。再び人吉に58654号機が戻ってくる日が楽しみですね。それでは、今日はここまで。

  2024年09月01日

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  台風10号、2日間かけて九州を通過後も影響が残る

  台風10号は今朝から九州北部を東へ横断し、豊後水道を抜けて22時時点は四国北部を進んでいます。強風域から次第に抜けていく九州ですが、まだまだ影響が残ります。特に交通機関は台風の傷跡が強く残っており、大分自動車道では由布岳パーキングエリア近くの山の斜面が崩落し、本線の上下線には大量の土砂が流入している状態です。この区間を含めて玖珠IC～日出JCT間、そして東九州自動車道の安心院IC～大分IC間が通行止めとなっており、高速道路で大分へ向かうことができなくなっています。特に大分自動車道は復旧までに時間がかかりそうです。JR九州では九州・西九州新幹線は明日の始発から平常通り運転となるほか、佐賀・長崎の在来線も明日はほぼ平常通り運転されます。福岡県内の在来線は安全が確認され次第運転再開となりますが、他の県の在来線はほとんどが始発から運転見合わせとなりますので注意が必要です。空の便は福岡空港発着の一部が欠航するなど、目的地側で台風や大雨となっているため多少の影響が出そうです。商業施設やレジャー施設などは多くが明日から営業再開するそうです。台風による大雨で地盤が緩んだところもありますので、復旧作業にも注意してください。それでは、今日はここまで。

  2024年08月30日

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  台風10号、鹿児島県に上陸して北上し明日も九州を横断

  台風10号は今朝8時過ぎに鹿児島県薩摩川内市に上陸しました。その後熊本県を抜けて21時現在は長崎県島原市付近にあり、30Km/hの速さでゆっくり北北東へ進んでいます。この後台風10号は進路を東に変えて九州を横断し、1日かけて有明海から豊後水道まで九州を横断するコースを取りそうです。今日は九州のほぼ全域で交通機関がストップしていましたが、JR九州は始発から新幹線・在来線すべて運休となり、多くの路線で終日運転見合わせとなります。台風から遠ざかる長崎県の一部路線や西九州新幹線は、設備点検が終わり次第、本数を減らして運転再開されるそうです。これから台風の進路上にある福岡県では多くの商業施設が今日臨時休業しましたが、百貨店や大型商業施設では明日も臨時休業する店舗がありますが、スーパーでは昼から営業再開するところもあります。台風が通過した地域でも吹き返しの風が吹いたり、大雨が降るところがありますので、引き続き最大限の警戒をしておきましょう。それでは、今日はここまで。

  2024年08月29日

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  台風10号接近で鹿児島県に3つの特別警報、明日は九州全土に影響

  非常に強い台風10号は今夜20時ごろには、屋久島の西約30Kmにあって、時速10Km/hというゆっくりした速度で北へ進んでいます。すでに鹿児島県では種子島・屋久島地方と県本土が暴風域に入りました。鹿児島地方気象台では奄美大島を除く鹿児島県に、暴風・波浪・高潮の特別警報を発表しました。さらに鹿児島県には今夜線状降水帯が発生したと発表されましたので、大雨特別警報の発表が行われる可能性もあります。なお、気象庁によると山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の各県で、今夜から明日夜にかけて線状降水帯発生のおそれがあるとしています。そして暴風・土砂災害・低い土地の浸水などに最大級の警戒をするように呼び掛けています。JR九州では明日、ほとんどの路線で計画運休を行うと発表しています。九州北部の一部を除いて終日運転見合わせとなるほか、それ以外の線区でも午前中で運転を取りやめ、午後は完全に運転見合わせとなります。九州新幹線は博多～熊本間で朝の上下3往復のみ運行されます。西鉄では電車各線は朝9時ごろから順次運転を取りやめ、路線バスも久留米・佐賀・大牟田地区で12時以降、福岡・筑豊地区で13時以降、北九州・直方地区で14時以降、それぞれ順次運転を取りやめます。なお、高速バスは昼行・夜行ともに全線運休となります。今週から2学期が始まっている九州各地の小中学校では、明日・明後日と2日間臨時休校となるところも出ています。また九州各地の商業施設やレジャー施設でも、少なくとも明日は臨時休業を行う所が多く、中には明後日まで続くところもあります。九州南部ではすでに被害が発生しているところもあるかもしれませんが、九州北部などまだ被害が少ないところでは、早めの避難や防災対策を行っておきましょう。まずはご自身の身の安全を守ることに努めてください。それでは、今日はここまで。

  2024年08月28日

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  台風10号の予測進路がさらに西寄りに、完全に九州縦断コースへ

  強い台風10号は昨日の時点の予想からさらにコースが変わり、完全に九州縦断コースになりそうです。さらに速度もゆっくりとなっているため通過するのに時間がかかり、台風の被害が続く時間も長くなりそうです。九州南部は明日昼前から、北部は明後日未明から激しい雨と風に注意が必要になってきます。JR九州によると、明後日以降に計画運休や長時間にわたる運転見合わせ等を実施する可能性があると発表しています。他の交通機関や高速道路、各地の空港も台風の影響を受ける可能性が高いでしょう。また離島を結ぶ船舶も台風が通過する前後は欠航になりそうです。今後の予報に注意しながら、早めに防災対策を行い、避難に時間がかかる場合は余裕をもって避難所へ移動するようにしましょう。それでは、今日はここまで。

  2024年08月26日

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  台風10号の進路予測が西寄りに変更、九州縦断の可能性も

  強い台風10号は今日午後6時現在で日本の南にあり、時速30Km/hで北西に向かって進んでいます。昨日の時点では四国～近畿あたりに上陸する予報となっていましたが、今日になると進路予測がだんだん西寄りになってきており、九州縦断のコースを取る可能性まで出てきました。九州には27日から28日にかけて台風10号が接近・もしくは上陸する予報になっており、この2日間は暴風雨に注意が必要です。九州南部では最大風速35m、最大瞬間風速50mと予測されており、走行中のトラックが横転する可能性もあるそうです。すでに東海道・山陽新幹線では計画運休の可能性があると発表していますが、JR九州では今のところ新幹線・在来線を運休するかどうかの情報はありません。台風が来てからでは遅いので、不要不急の外出を避けるためにも早めに計画運休の情報を出してもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年08月25日

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  来週接近の台風10号、コース次第では九州も暴風域内に？

  このところの日本列島では猛暑とゲリラ豪雨が繰り返し発生しています。猛暑と言えば福岡県太宰府市では今日も35.9度を観測し、これで37日連続の猛暑日となり全国最長記録を更新しました。ただ、明日の北部九州は雷雨となる予報が出ており、太宰府市の連続猛暑日の記録もようやく終わりそうです。そして週明けには非常に強い台風10号が日本列島に接近してきており、今のところ四国～近畿地方から上陸して列島縦断コースをたどる予報が出ています。今週の時点でJR各社から新幹線で『計画運休』の可能性があると発表されました。5年前には台風19号の影響で車両基地に停泊していた北陸新幹線が水没しましたが、今回の台風10号はその時と同じくらいの強さとされています。台風10号はいまのところ九州に直撃するようなコースではないものの、最も西側のコースを進んだ場合は、大分県や宮崎県も暴風域に入る可能性があります。今後の進路の情報に注意しながら、台風による被害の対策を前もって行っておきましょう。それでは、今日はここまで。

  2024年08月24日

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  西九州新幹線未整備区間について佐賀県と国土交通省が約1年半ぶりに協議

  西九州新幹線は現在武雄温泉～長崎間のみが開通していますが、新鳥栖～武雄温泉間についてはルートが決まらず未整備区間となっています。これについて佐賀県の部長と国土交通省の担当課長が今日、佐賀県庁にて『幅広い協議』が約1年半ぶりに行われました。今回は冒頭以外非公開で行われました。国は未整備区間についてフル規格のルート案を提示する一方で、佐賀県は莫大な財政負担や在来線の利便性低下を理由に拒否し続けています。今回の協議の中で国は新幹線の開業効果を説明し、佐賀県はこれまでの経緯などを踏まえ意見を国に述べました。なお、今回国からはルートや財政負担などに関する新たな提案はありませんでしたが、このままではいつまでたっても平行線となってしまいますので、佐賀県にメリットをもたらすような案を早く提示すべきです。それでも佐賀県が首を縦に振らなかった場合は、国の発展を阻害したことによるペナルティを課すべきだと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年08月23日

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  福岡市地下鉄各線で明日から金曜日の終電時刻を延長

  福岡市交通局では毎年忘年会やクリスマスで人出が多い12月の金曜日に終電を延長する『フライデー・ナイト・トレイン』が2019年まで行われてきましたが、2020年以降はコロナ禍もあって実施されませんでした。しかし最近は訪日外国人旅行（インバウンド）客の増加や、飲食店帰りの利用客が金曜の夜に増加し、コロナ前の水準に戻りつつあります。これは七隈線の博多延伸の影響もあるのではないかと思います。（延伸区間に開業した櫛田神社前駅、2023年5月撮影。）これを受けて福岡市交通局では明日23日から毎週金曜日に、地下鉄全線（空港線・箱崎線・七隈線）で終電時刻を延長することを発表しました。これによって金曜日の各路線の終電は以下の通りになります。＜空港線＞姪浜0:25発→博多0:44着福岡空港0:36発→姪浜1:00着＜箱崎線＞中洲川端0:30発→貝塚0:40着貝塚0:12発→中洲川端0:22着＜七隅線＞橋本0:00発→博多0:28着博多0:32発→橋本1:00着これで明日からは金曜日の夜に終電に間に合わなくなった人が減るといいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年08月22日

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  日向灘の地震の影響で宮崎県内の宿泊キャンセルが約24000人に

  先週はお盆休みという人も多かったと思いますが、観光地にとってはかき入れ時です。ところが8月8日に宮崎県日向灘を震源とするM7.1の地震が発生し、『南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）』が発表されたため、宮崎県内の宿泊施設で予約キャンセルが相次ぎました。県ホテル旅館生活衛生同業組合の調査によると、8日～16日の間に県内の宿泊施設でキャンセル数が約24000人となったことが明らかになりました。これを受けて宮崎県の河野俊嗣知事は19日に行った会見で、「誘客対策も改めてタイミングを見ながら積極的に展開をしていく必要があるのではないか。意見を聞きながら、今後の対応を検討していきたい。」とコメントしています。記憶にも新しいと思いますが、今年の元日には能登半島地震が発生しており、『正月に続いてお盆にも・・・』という気持ちになるのも無理はありません。結果的に巨大地震注意が呼びかけられた期間中には何も起きませんでしたが、地震の影響を受けたことは明らかですので、何らかの救済策を国に求めるべきではないかと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年08月21日

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  太宰府市で33日連続の猛暑日、全国最長記録を更新

  先週、東海から東日本にかけては台風の接近に伴い、気温が下がることがありましたが、九州では猛暑が続いています。今日も九州各地で猛暑日を記録しましたが、アメダスによって観測された全国の気温でも、1位：熊本県八代市　38.7度2位：福岡県前原市　38.5度3位：大分県日田市　38.3度4位：福岡県宗像市　38.2度5位：福岡県太宰府市　37.8度と、九州各地で上位を独占していました。こうした気温の高い場所の常連である日田は、夏は暑く、冬は寒い典型的な盆地であることから納得がいきますが、八代や前原は海に面しているので、日田を超えてランクインしたことに驚きです。そして5位にランクインしている太宰府市では、7月19日から今日まで33日連続で猛暑日が続いたことから、全国最長記録を更新しました。福岡管区気象台が今日発表した9月からの3か月予報では、9月・10月の気温が高くなるそうで、9月にも猛暑日となる日がある可能性があります。こうなると熱中症にかかりやすくなりますので、適度な水分・塩分補給を行い、無理や我慢をせずにエアコンを使って室温を調整してまだまだ続く暑い夏を乗り切りましょう。ちなみに太宰府天満宮の近くには、新国立競技場も手掛けた建築家の隈研吾氏による設計で知られるスターバックスコーヒーがありますので、アイスコーヒーやフラペチーノで一息入れてもいいかもしれませんね。（スターバックス太宰府天満宮表参道店、2015年2月撮影。）それでは、今日はここまで。

  2024年08月20日

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  JR九州、今年のお盆期間の利用状況は昨年をわずかに上回る

  1週間以上続いたお盆休みも終わり、今日から仕事再開という人も多かったのではないかと思います。そんな中JR九州では今年のお盆期間（8月9日～18日）の利用状況を発表しました。主要3区間（※）の上下線の利用者数は前年比106％と昨年をわずかに上回りました。（※）九州新幹線：博多～熊本間、長崎本線：鳥栖～江北間、日豊本線：小倉～行橋間ただ、新型コロナが流行する前の2018年と比べると12.4％少なくなっています。これは南海トラフ地震への警戒や東日本に接近した台風7号の影響で、旅程を変更する人が相次いだためと思われます。JR九州の関係者によると「コロナ前の水準には届いていないものの、（利用状況は）徐々に回復してきている。」と語っており、地震や台風が無かったと仮定するとコロナ前を上回っていたと分析しています。来年のお盆こそ、JR九州の利用者数がコロナ前を上回ってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年08月19日

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  『マリノアシティ』が建て替えのため明日で閉館、24年の歴史に幕

  すでにこのブログで以前お伝えしていましたが、九州初のアウトレットモールである『マリノアシティ福岡』が、施設の老朽化から全面建て替えされることになったため、ついに明日8月18日で閉館することになりました。（マリノアシティの看板と観覧車、2015年2月撮影。）マリノアシティが開業した2000年当時は『アウトレットモール』という形態の商業施設は全国的にも少なく、福岡の近隣はもちろんですが、広島や鹿児島など西日本各地からわざわざやってくるお客さんもいたそうです。その後2004年に鳥栖プレミアム・アウトレットがオープンし、福岡県内でも2022年にTHE OUTLETS KITAKYUSHUがオープンしており、九州ではすっかりアウトレットモールが馴染んでいます。今日・明日は最後のバーゲンセールが行われており、最大90％オフという出血覚悟の大放出ということで、マリノアシティ周辺の道路は朝から渋滞ができていました。また、マリノアシティのシンボルでもあった観覧車（スカイホイール）も残念ながら明日で営業終了となることから『乗り納め』に来た人もいました。なお、マリノアシティ内にある屋内型のスポーツ・アスレチック施設『ノボルト』は、19日以降も営業を続けるそうです。マリノアシティを手掛ける福岡地所では、現在福岡市内で『ららぽーと福岡』を手掛ける三井不動産とタッグを組み、跡地を『（仮称）三井アウトレットパーク福岡』として、全面的にリニューアルする計画が進められています。『三井アウトレットパーク』としては九州初進出となります。明日はマリノアシティのほぼ全店が午後8時で営業を終了します。24年間、九州のアウトレットモールのさきがけととして多くの方に愛された施設が、『ららぽーと』との棲み分けをどのように行うか気になりますね。それでは、今日はここまで。

  2024年08月17日

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  南海トラフ地震臨時情報『巨大地震注意』、何も起きなければ明日17時に終了へ

  先週8日、宮崎県日向灘を震源とする、M7.1の地震が発生し、宮崎県日南市で最大震度6弱の揺れを観測した地震を受け、気象庁は同日夜に『南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）』を運用開始以来初めて発表しました。気象庁ではおおむね1週間程度は強い揺れに注意するよう呼び掛けていましたが、9日に南海トラフ地震想定地域外の神奈川県西部で震度5弱の揺れを観測した以外は、特に大きな地震は発生していません。そして今日、気象庁はこのまま通常みられる変化以外の観測がなければ、明日17時をもって呼びかけを終了することを発表しました。あと1日足らずですが、この短い時間で地震が起きる可能性もありますし、気象庁によると1週間経った後も（大地震発生の）事例はあるそうで、「日頃から備えておくのが大事。」と気象庁の担当者も語っています。明日何も起きなかったとしても、日頃から避難用の装備の準備や、避難場所・避難経路の確認、家族間で集合場所や連絡手段などの確認を欠かさずに行っておきましょう。それでは、今日はここまで。

  2024年08月14日

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  宮崎で震度6弱の地震発生、南海トラフ『巨大地震注意』が発表される

  今日16時43分ごろ、宮崎県日向灘を震源とする、マグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県日南市で震度6弱、宮崎県・鹿児島県の広い範囲で震度5強・5弱を観測しました。その後宮崎県・大分県・鹿児島県に津波注意報が発令されましたが、宮崎県以外で解除されたのち、時間をおいて宮崎県でも解除されました。震源地が南海トラフ地震の想定震源域に含まれることから、2019年に運用を開始してから初めて、『南海トラフ地震臨時情報（調査中）』の情報が発表されました。地震に関する専門家・学識経験者によって今回の地震と南海トラフ地震に関係があるかどうか調査が行われた結果、『南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）』が、今日19時15分に初めて発表されました。気象庁の発表によると、今回の地震は南海トラフ地震の想定震源域内における陸のプレートとフィリピン海プレートの境界の一部がずれ動いたことにより発生したものだそうです。南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。最大で関東から沖縄にかけての広い範囲で、大きな津波が発生する可能性もあります。今日からおおむね1週間程度は、各個人の地震や津波に対する警戒レベルを上げて家具の固定や備蓄の確認・避難経路や家族との連絡方法の確認を行うとともに津波の被害が発生する可能性が高い地域にお住まいの方は、必要に応じて自主的な避難をおこなうよう求められています。明日から夏休みという方も多いと思いますが、これから1週間は大地震に対する警戒をより一層高めておくことをお勧めします。それでは、今日はここまで。

  2024年08月08日

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  長崎の平和祈念式典、イスラエルを招待しなかった理由で複数国の大使が欠席

  明後日8月9日は長崎市内に原子爆弾が投下された日です。投下された時刻に合わせて長崎市内の平和公園では、今年も平和祈念式典が開催されます。今日は朝からリハーサルが行われ、被爆者や遺族の代表、市の職員など約100人が参加し、本番と同じ流れを行いながらタイミングなどを確認していました。今年は過去最多となる101の国や地域の大使らが出席する予定ですが、パレスチナのガザ地区への侵攻を止めないイスラエルを今年の平和祈念式典に招待しなかったことを理由に、アメリカ・イギリスなど複数の国が大使の出席を見送ったのです。そもそも長崎市がイスラエルを招待しなかった理由としては、「式典を平穏かつ厳粛な雰囲気のもとで開催できないリスクがあると判断した。イスラエルに招待状を発出するか判断を保留していたが、情勢に変化がなかった。」と表明しています。なお、ウクライナへの侵攻を続けているロシアと、その同盟国であるベラルーシについても長崎市は平和祈念式典への招待を行っていません。このことについて日本以外のG7各国が、「イスラエルをロシアやベラルーシと同様に扱っている！」と思い込みをして大使を参加させないのは自分勝手すぎると思います。これはイスラエルの侵攻を正当化していることになります。いかなる状況であれ侵略のための戦争はやめるべきという長崎市の考えは全く持って正しいものであり、全面的に支持します。というか原爆を落とした当事者のアメリカは少なくとも大使を出席させるべきだと思います。プライドやエゴのために大使を欠席させるなどと抜かした各国は、今からでも長崎市長に対して土下座して謝罪して、当日は正座で平和祈念式典に出席すべきだと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年08月07日

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  山陽新幹線に残っていた500系車両、2027年をめどに引退へ

  東海道新幹線からはすでに姿を消し、現在は山陽新幹線区間に残っている新幹線500系車両を2027年をめどに引退させることが、今日、JR西日本から発表されました。（博多南駅にて2023年2月撮影。）500系は1997年に営業運転を開始したJR西日本のみにしか存在しない車両です。デビュー当時は営業運転で300Km/hのスピードを出すことから、『のぞみ』用の車両として使用されていましたが、先頭車の形状から座席数が少なく、座席数を一定にしたいと駄々をこねたJR東海のせいで次第に500系のぞみは減っていき、2010年2月末で東海道新幹線区間から姿を消しました。その後、16両編成を8両編成に短縮して山陽新幹線区間で各駅停車の『こだま』用車両として使用されることになりました。一時期はエヴァンゲリオンやハローキティとコラボした塗装も登場し、活躍する区間は短くなっても人気を集めていました。また上の写真にもあるように博多南線の車両に充当されることもあり、春日市や那珂川市から博多駅まで通勤・通学されている方には馴染みの車両になっていることだと思います。しかしJR西日本では最新型のN700S系16両編成を追加投入することを発表し、余った自前のN700系16両編成を8両編成に組み直して、それを2027年までに500系に順次置き換えることを発表しました。引退までまだ3年近くありますが、早いうちに500系の雄姿を写真や動画に収めておいた方がよいかもしれませんね。それでは、今日はここまで。

  2024年07月24日

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  二十四節気『大暑』の日に九州北部で梅雨明け

  今日は二十四節気の『大暑』にあたる日でした。その名の通り1年で最も暑い時期ということで、全国各地で猛暑日となり、山梨県や栃木県で39度越えを記録しました。そして福岡管区気象台は九州北部が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より3日遅く、昨年より3日早い梅雨明けとなりました。九州でも福岡県太宰府市で37.4度を観測し、軒並み猛暑日となり、熱中症警戒アラートも発令されました。明日は午前中おおむね晴れますが午後からにわか雨や雷雨が降る可能性があります。暑さ対策と雨対策で晴雨兼用の傘を用意しておいた方がよいかもしれませんね。それでは、今日はここまで。

  2024年07月22日

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  JR九州が来年4月からの値上げを申請、消費増税以外では29年ぶり

  JR九州は昨日19日、国土交通省に運賃の値上げを申請しました。消費税の増税を理由としない値上げの申請はJR四国やJR北海道と同時に、本州3社と異なる運賃となる値上げを申請した1996年以来29年ぶりとなります。具体的な内容ですが、運賃は平均14.6％引き上げとなり、初乗り運賃は170円から200円になります。また、通勤定期運賃は割引率が下がるため、実質平均30.3％の大幅値上げとなります。なお、通学定期については割引率を変えないため平均16.0％の値上げとなります。九州新幹線の特急料金は平均12.4％の引き上げとなります。指定席特急料金の具体的な値上げ内容は以下の通りです。博多～熊本間：3060円から3420円博多～鹿児島中央間：5030円から5680円ただし、西九州新幹線は開業してあまり時間が経っていないことから、利用定着を優先して特急料金は据え置きとなり、運賃分の値上げのみとなります。その他在来線特急料金・グリーン料金・座席指定料金も改定前から据え置きとなります。JR九州の古宮洋二社長は昨日行われた会見で、「『安全への設備投資』『物価の上昇』『災害時の対応』『人件費の上昇』。この大きな4つを考えると、今回の値上げをお願いしなければ、鉄道運営は苦しいと思っています。」と値上げに至った経緯を説明しました。本州3社と比較すると三島会社の経営は厳しいことは、国鉄分割民営化を議論する時点から言われてきたことですが、今回は様々な社会情勢が絡んできたことも値上げの要因であると思えます。また、そもそも気軽に自家用車に乗れる状態となっているのが、公共交通機関の衰退の直接的原因だと断言しますので、福岡県：自家用車1台あたり年間1万円その他九州6県：自家用車1台あたり年間2万円の特別地方自動車税を課して、これを公共交通機関を維持するための財源に充てるべきだと思います。それでは、今日はここまで。

  2024年07月20日

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  九州南部が梅雨明け、九州各地で猛暑日を記録

  気象庁は今日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より2日遅いものの、昨年より8日早い梅雨明けとなりました。そして九州では北部も含めて気温が上昇し、各地で気温35度以上となる猛暑日を記録しました。今日、全国各地で気温が高かった順に、福岡県太宰府市：36.7度熊本県あさぎり町：36.0度大分県日田市：35.6度長崎県島原市：35.5度福岡市・鹿児島県伊佐市：35.4度と、九州各地の都市が上位にランクインしました。鹿児島県ではかき氷店に行列ができるほどでしたが、かき氷のほかに鹿児島名物の氷白くまの店にも行列ができたのではないかと思います。気温が高かった九州北部でしたが南部と同日の梅雨明けとはなりませんでした。明日は湿った空気が入り込んで大気の状態が不安定になるおそれがあります。週末までには北部も梅雨明けし、本格的に夏が到来しそうですね。それでは、今日はここまで。

  2024年07月17日

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  最後の『福沢諭吉の1万円札』が故郷・中津市に寄贈される

  今月から日本国内では新紙幣（F号券）が発行され、徐々に各地に出回り始めました。とはいえ私はまだ新千円札しか実際に触ったことがありませんが・・・新1万円札に描かれている肖像は『日本資本主義の父』と呼ばれ、現在も続く多くの企業の設立に尽力した渋沢栄一となっていますが、1984年から40年にわたって1万円（D号券・E号券）の肖像として描かれた、福沢諭吉の方がまだしっくり来ている人が多いのではないかと思います。F号券発行の約2年前の時点でE号券の製造は終了していますが、その最終製造券の1枚が福沢諭吉の生まれ故郷である大分県中津市に寄贈され、今日から同市内の福沢記念館でお披露目されました。最終製造券の一部は福沢諭吉が設立した慶應義塾大学や、裏面に掲載されていた鳳凰像がある宇治・平等院といった、お札にゆかりのある場所に寄贈されています。なお福沢記念館では40年前に発行されたD号券・20年前に発行されたE号券の1万円札の、それぞれ最初に製造されたお札も並んで展示されています。お披露目に立ち会った中津市の奥塚市長は、「福沢先生の存在は我々にとって中津市の誇り。先生のことをもっとよく知り、そして先生のことを情報発信していきたい。」と語っていました。福沢諭吉の1万円札はこれからだんだん見られなくなっていくと思いますが、故郷の中津市から（人物としての）諭吉の功績を発信していってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年07月16日

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  土砂降りの中で博多祇園山笠の追い山が無事奉納される

  今日は海の日の祝日でお休みの人が多いと思いますが、7月15日ということで博多祇園山笠のクライマックスにあたる追い山が先程まで行われていました。未明から博多の総鎮守である櫛田神社の周辺は土砂降りとなっており、山笠が通る沿道には傘の花が咲いていました。なお、櫛田神社の桟敷席では傘が差せないので、ほとんどすべての方が雨合羽姿という、例年に無い光景が見られました。当然山を舁（か）く男たちは傘も雨合羽も無く、水法被にてのごい（手ぬぐい）の姿です。そして大雨の中で迎えた午前4時59分、今年の一番山笠である大黒流が『櫛田入り』を行い、一番山笠のみに歌うことが許される博多祝い唄（祝いめでた）を奉納し、そのまま博多の街へ繰り出しました。そして二番～七番山笠が5分おきに『櫛田入り』を行いましたが、毎年スピードが自慢の二番山笠・東流を除くとほとんどの流の櫛田入りタイムが30秒台後半となっており、大雨の影響を感じました。それぞれの舁き山は福岡市内のメインストリートである大博通りや、そのわきにある細い路地を駆け抜けて、決勝点（ゴール）である廻止めに到着しました。（博多祇園山笠の廻止め・石村萬盛堂本店前、2022年5月撮影。）そして走る飾り山として知られる八番山笠・上川端通も櫛田入りしました。スモークを焚きながらν（ニュー）ガンダムとサザビーが櫛田神社の清道旗を回る姿は圧巻でした。なお八番山笠は櫛田入りを終えて追い山のコースを走る前に、高さを13mから8mに調整するのですが、これは信号機など上空の障害物に引っかからないようにするためです。八番山笠が櫛田入りする頃には雨も弱まっていき、傘をさす人も少なくなっていましたが、追い山の一連の行事が終わるころには再び雨が強くなっていました。大雨の中で行われた追い山でしたが大きな事故も無く無事に奉納されて良かったです。山笠が終わると博多の街には本格的な夏が訪れると言われていますが、梅雨が明けるのは数日先となりそうですね。それでは、これにて失礼。

  2024年07月15日

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  長崎県五島市に線状降水帯発生、明朝にかけて九州北部に再び発生のおそれ

  大気の状態が不安定な状況が続く3連休の中日となった今朝7時47分、長崎県五島市に線状降水帯が発生しました。また九州各地に大雨警報が発表され、JR九州の新幹線や在来線が運転見合わせを行うなど交通機関に影響が出たほか、夏の全国高校野球選手権大会の各地の予選でも、雨天のため試合が明日以降に順延となったところが出ました。気象庁では15日午前にかけて山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の各県で線状降水帯が発生するおそれがあると発表しました。15日午後6時までに予想される降水量は多いところで、九州北部200ミリ、九州南部120ミリとされています。明日15日の早朝には博多祇園山笠のクライマックスである追い山が行われる予定ですが、大雨の中で山を舁（か）くことになりそうです。JRや西鉄などでは追い山を見る人のための臨時列車が運行される予定ですが、雨がひどい場合は無事に運行されるかどうかもわからないため注意が必要です。危険な状況になりそうな場合はテレビでの視聴に切り替えた方が良さそうですね。それでは、今日はここまで。

  2024年07月14日

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  博多祇園山笠で追い山ならし、ガンダムの走る飾り山も動くぞ！

  福博の街に夏を告げる博多祇園山笠は今日7月13日、本番である『追い山』のリハーサルにあたる『追い山ならし』が行われました。午後3時59分、博多の総鎮守である櫛田神社に、一番山笠・大黒流の舁（か）き山が『櫛田入り』を行い、その年の一番山笠のみが歌うことを許される『博多祝い唄』を披露し、本番より短いコースを勢いよく駆け抜けていきました。その後二番～七番山笠も同じく櫛田入りして追い山ならしのコースを駆け抜けていきました。そして『走る飾り山笠』で知られる八番山笠・上川端通も、本番さながらの迫力で櫛田入りし、市内を走りました。今年の八番山笠はガンダムをモチーフとした飾り山でしたので、走る飾り山笠を見た人たちは「こいつ・・・動くぞ！」というガンダムシリーズでも有名なセリフを思い起こしたのではないでしょうか？明日は『集団山見せ』が行われますが、九州北部は大雨の予報が出ておりますので、お出かけの際は十分にお気を付けください。それでは、今日はここまで。

  2024年07月12日

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  梅雨末期の大雨、明日から連休明けにかけて要注意

  今週は週の初めからもう夏かと思うくらいの猛暑となりましたが、3連休を翌日に控えた明日からは大雨に注意が必要です。よくこの時期には『梅雨末期の大雨』が降ると言われています。昨日から九州でも梅雨前線の活動が活発化して大雨となり、北九州市では市立の学校が臨時休校となりました。関門海峡を挟んで向こう側の山口県下関市では、地下道が水没するくらいの激しい雨が降りました。しかし九州北部を中心に今夜から明日未明にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。また明後日からの3連休を楽しみにしている人も多いと思いますが、中日の14日を中心に大雨となりそうですので注意が必要です。なお、連休明けから太平洋高気圧の勢力が強まっていき、一気に梅雨明けする可能性もあります。大雨が予想されている地域にお住まいの方は十分に気を付けましょう。それでは、今日はここまで。

  2024年07月11日

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  博多祇園山笠で流舁き、祭りは『静』から『動』へ

  7月1日から始まっている博多祇園山笠は、市内各地に飾られている飾り山が見どころの1つですが、今日からは本格的に舁（か）き山が動き出しました。豊臣秀吉による町割りを起源とする7つの『流』（ながれ）ごとに、舁き山を舁くのですが、今日は初日の流舁きが行われました。流舁きは自分の『流』の地域だけを舁く、いわばウォーミングアップです。これからの日程ですが、明日11日は早朝に山を舁く『朝山』と自分の『流』の外で山を舁く『他流舁き』、12日は本番前のリハーサルにあたる『追い山ならし』、13日は武士の街・福岡部で舁き山が見られる『集団山見せ』14日に最終調整の『流舁き』を行った後、15日早朝にクライマックスの『追い山』を迎えます。追い山の模様は福岡県内では複数の放送局で生中継が行われますが、それ以外の地域はBS-TBSでRKBの生中継を見ることができます。今年の15日は海の日の祝日ですので多くの方に追い山を見てもらいたいですね。それでは、今日はここまで。

  2024年07月10日

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