閻魔大王 その三十四 「バベルの塔」
(前回のあらすじ)楊貴妃に始皇帝に坂本龍馬・・天国で強力な仲間を加えて閻魔大王と赤鬼青鬼は・・ついに「バベルの塔」へ・・! ・・・バベルの塔から数キロ離れたレストランの入り口・・・閻魔大王 「よし!みんな!ココで作戦会議ぜよ!」楊貴妃たち 「はい!」 閻魔大王一同はレストランに入りました・・。ウエイトレス 「いらっしゃいませ♪ご注文は?」閻魔大王 「ワシは「ハンバーグ定食」に「生ビール」ぜよ!あと・・「枝豆」も♪」ウエイトレス 「はい♪」龍馬 「ワシは「焼き鳥」に「鳥の唐揚げ」に「白身魚のカルパッチョ」と「生ビール」を♪」ウエイトレス 「はい♪」始皇帝 「朕は「酢豚」に「八宝菜」と・・「ギョーザ」と「生ビール」を♪」ウエイトレス 「はい♪」赤鬼青鬼 「拙者らは水で・・。」ウエイトレス 「は?あの~すいません!なにか頼んでもらわないと・・」閻魔大王 「おまんら(赤鬼青鬼)!遠慮せんでいいぜよ!ビールを頼まんかい!(怒)」 その時!楊貴妃 「閻魔さま!(怒)これから天国の平和を取り戻しに「バベルの塔」に行くんですよ!お酒なら平和を取り戻してから飲みなさい!!(怒)」 その場がシ~ン・・と静まり返りました・・。閻魔大王 「・・そうじゃの~・・じゃあ・・全員「日替わり定食」で・・」ウエイトレス 「え?ビールはいらないんですか?・・はい・・。」 ウエイトレスは注文を頼みに行きました。閻魔大王 「さて・・本題ぜよ!どうやってあのバベルの塔を攻略するか・・。」始皇帝 「閻魔!朕にいい考えがある!」閻魔大王 「おう!言うてみい!」始皇帝 「朕はバベルの塔のコトを全部知っておる・・つまりあの塔を倒壊させればいいんなら・・内側から1Fの柱を破壊すれば「バベルの塔」を倒壊させることができる・・(ニヤ)」閻魔大王 「・・どうやって柱を破壊するぜよ」始皇帝 「朕のバッグの中には「ダイナマイト」が何本もある・・。(ニヤ)あの塔は直径10kmあるが・・東西南北の柱を破壊すれば・・あの高さだ・・間違いなく塔は倒壊する・・。」楊貴妃 「他に情報は?」始皇帝 「はい・・義姉さんたちに「バベルの塔」のコトを教えておこう・・。「バベルの塔」の上下の移動方法はリフトだ。最上階にはアダムとイブがいる、最上階はその二人以外はいない・・・。塔の中腹はユダ・ジャンヌ・と朕以外は幹部が5名ほどだ・・幹部どもはたいして力もないから問題無いがユダとジャンヌは・・手強いぞ・・。最上階に行くにはココでいったんリフトを降りて・・最上階行のリフトに乗らないといけない・・。」楊貴妃 「最上階に行くには・・必ず中腹で降りる必要があるんですね・・」始皇帝 「そうです!義姉さん!とても厄介なんで・・そこで1Fの柱を壊したほうがラクなんです♪1Fの警備は武装兵40万人くらいですが!なんとかなるでしょう!(笑)」閻魔大王 「なんとかなるかい!!(怒)」 ・・・閻魔大王の近くの席・・・ 二人組みが小声で話していました・・モヒカン 「・・まさかココで閻魔たちにあうとは。」ジャンヌダルク 「・・閻魔がもし塔を破壊すれば・・ワタシの目的は果たせなくなるな・・」モヒカン 「邪魔をするのか・・?」ジャンヌダルク 「いや・・閻魔たちの情報を「バベルの塔」に流し・・注意と兵を閻魔たちに向かわせ・・ワタシたちは・・ラクに上に登ろう・・。」モヒカン 「なるほど・・。」 (続く)