若だんな マイ・メモリー with ゴッド 2 《新人研修 1 》
(コレまでの人生)超ド田舎の室戸岬から大都会の大阪(京橋)に就職しに来た若だんなは・・すでにホームシックに・・(涙) 1996年3月11日 そして翌朝・・。ボクは朝早く(確か6時半くらい)に目が覚めた・・。朝の情報番組を見ながら心の中は・・ 「うわ~・・下(集合場所)に行くのイヤや~・・。」と思っていたが・・集合時間15分前になると・・渋々・・集合場所へ。(涙) ・・・平八亭寮の入り口(集合場所)・・・来るのが早すぎたのか・・自分の他に同い年くらいの人がもう一人いるだけだった・・。気の弱い自分は、そのもう一人の若い男に話かけないままだったけど・・服とか顔がいかにも田舎者って感じだった。(自分も・・)しばらくすると・・ぞろぞろと同い年くらいの男たちが集って来た。(20名くらい)メンツは不良っぽいのがだいたい三割くらい、チョイ不良が三割くらい、普通っぽいのが三割くらいで、暗そうなのが一割(自分ともう一人の田舎者)ちなみに自分も受けた、就職試験(たし算・ひき算等)で不合格者は0だったらしい・・。(若ければ誰でも入社できます!)そのメンツの中に、チャバツでアゴヒゲを伸ばし大柄な男が、集ったメンツ一人ずつに話しかけていた。(タバコをくわえながら)その男は自分を見て・・近づいてきた・・。赤○ 「おう!おれは赤○や!オレはココ(実家は京橋)で住んでんねん!ツレもココのはぎょうさんおるから、なんかあったら、オレんとこ来いや。・・どっから来たん?」ビビリ気味の自分 「高知・・。」赤○ 「あっそ。気が弱そうやな~。(微笑)昔、イジメられたやろ?」自分 「いや、そんなコトは・・。」赤○ 「オレがイジめたろか?」正直、スゴク腹立ったけど・・初めての経験で・・無言に・・。(悲)赤○ 「ウソやん!ビビリなや!(笑)」そして赤○は他の男のトコロに。8時を回ってしばらくすると、44歳くらいの大柄な男(専務)と62歳くらいの小柄な男(藤野さん)が現れた。専務 「おう!みんなヨロシク!じゃあ今から新人研修に行くで!ボクの後をついて来てや。」みんな(20名くらい)は専務と藤野さんの後をついていった。 (つづく)