遠野物語
今日は最終日で帰路に付く日である。神奈中バスの運転手さんが仮眠中の間にお世話になった金太郎ハウスの掃除を済ませ、残った時間を遠野の散策に当てる。 明治43年柳田國男によって著された遠野物語は日本民族学の黎明期を告げ遠野市は民俗学発祥の地として全国に知れ渡った。遠野市全体がきれいに整備され民話のふるさととして十二分に楽しめる。 河童を捕獲するには許可証が必要とか、捕獲する際には頭の水をこぼさないことなど注意書きがたのしい。 河原近くのカッパ像 道路に埋め込まれた道案内標識当方も早速カッパ捕獲許可証を取得してカッパ探しに出かけた。 遠野市一番のアエリア遠野ホテルは被災者の受入れのためにホテルを解放したことで市民に慕われている。遠野市街を見下ろす鍋倉公園のさくらもまだつぼみが硬い。 アエリア遠野ホテル 鍋倉公園展望台 遠野市街を一望する鍋倉公園の展望台。遠く早池峰山(標高1917m)を望み、近くにはカッパ淵、南部曲り家、五百羅漢像など見所満載の遠野市。 遠野市立博物館、映像や展示がとてもわかりやすくまずはここを訪れるとよい。近くに柳田國男が投宿して民俗学の調査を行った柳翁宿なども見所満載。 柳翁宿と手前は柳田國男像 乳飲み子を抱いたカッパ像、 市立博物館入り口近くに立つ鹿子像 鍋倉公園のぼり口近くの豆腐屋さんでできたてほやほやの豆腐をいただく。 遠野駅前の観光協会で運良くかたりべの民話を聞くことができた。笑顔がとてもやさしいおばあさんだ。「どんどはれ」(おしまいの意味)