[心の風景]の記事一覧 | そらのごきげん（想天流転)

SUNSET

撮影：W41K雲のラインを蜂蜜色の光でなぞりながら今日も太陽の時間が終わるゆっくりと瞳を閉じる昼の世界五線譜のむこう音を奏でながらオレンジがうっすらとすみれ色に変わりいつしか青に深みがさしミスティックブルーの幕が降りる水を含んだ草の匂いがする風を感じながら幕が降りているうちにあの風景を誰にも見つからないようにそっと届けよう君に見せたかった風景もう一つの私の目の記憶一緒に見る事は出来ないけれどいちまいの１日の終わりを君に

2007.07.24

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不完全な月

丸い光を放つ一番近い月と言う名の星の降り立つ輝き遠い遠い月をファインダー越しに見つめながらやはり私と言う月はどこか欠けていて完全な円にはどうしてもならない回転周期星の引力宙（そら）を支えるさまざまな摂理や難しい学説そんなものは欠けた部分を埋めるには何一ついらない唯一必要なのは遠くつながった空という空間のした君と言う輝きに満ちた光

2007.07.23

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神様と携帯と空色

どのくらいぶりだろうこの曲が鳴るのは君が私を呼ぶその時にしか鳴らない心の奥の宝箱に仕掛けられたオルゴール君だけの音色のこの曲やっぱり君はいつだってこんな空の色をして私の心に降りてくる何の音楽よりも聞きたかった音色と声を運んでこんな夜に鳴りだすなんてあぁ　もう何て言えばいいんだろう……神様

2007.07.22

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石の中に眠るRainbow

ココロの奥の夢の奥の理想の奥の現実の奥日々の暮しだったり切り離せない事だったり愛する者の事だったり自分の心に対してついている嘘の事だったりさまざまなことが小さなかけらになって私の心を中心に周囲を旋回しながら削ぎ落として磨いてゆく削いで削いで残った物は小さな透明の石その中に映るのは心の空のした大切なものと交わした約束の場所にかかる天空の光通った些末なクラックがもたらす石の中のRainbow

2007.07.21

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漂う○の朝

気づかぬうちに不意に落ちた眠り日々の疲れの波にまぶたが落ちる速度が重なった時抗う間もなく風にさらわれたしゃぼん玉の○のようにほんのすこし空気に押されて形を変えながら漂って漂って気づけば夢も見ず白い朝そっと起きあがって熱いコーヒーでも飲もう「日常」にスイッチをいれようその音で漂う○ははじけてこの家のにぎやかな一日がまわりはじめるいつもとかわらない子供の声するあかるい朝

2007.07.21

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あの夏の日光写真

暑い夏の日丘の上に車を止めて君からの着信を待った赤い携帯熱風の中時折混じる涼風が君の声とココロを見えない線で結ぶ他愛ない話笑う声ほかの誰も呼ばない呼び方で君が私を呼ぶすこし　間をおいてもどかしげに口ごもったあと電車が通り過ぎる音をバックに君が告げる「愛してる」いつだって夕日が落ちる早さで君が心に落ちてきた壁にうっすらと残るあの夏の日光写真

2007.07.20

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丘の上で

太陽に焦がれる夏の花のようにそれが生きるすべてのように君を見て咲き君を見て散る暑い夏の丘の上で

2007.07.19

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光

君との距離がどんなに遠くてもたとえ　方向がこちらを向いていなくても君が幸せで笑っているのなら私はそれが幸せ雲の間からほら　こんなふうに光が差すようにただほんの少し君の様子がわかるだけでただ安心して私は本当に非力ではあるけれど君のために何か一つ祈ることにしよう君が幸せであるようにとただ君が幸せであるようにと

2007.07.18

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滑走路

君の街と　反対方向沈む夕日に向かって車を走らせる知ってるよこの方向だと君が住む街までは地球をほぼ一周しないとたどり着かないことくらいそれでも会えない君の声を無性に探したくてアクセルを踏む沈む夕日の方へいつも君の声が聞こえたあの夕暮れの滑走路みたいな道にたどり着くまで

2007.07.16

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残像

君の車から降りながら「じゃあ　またね」そういった時君は無言で「じゃ」と左手を軽く額にあてたあのシーンが未だに残像つきでなんどもなんどもストップモーションそしてリフレイン

2007.07.16

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駅

行きたい場所はたくさんあるんだ流れる窓の外の風景を初めて見る駅を田畑を　人達を目で追いながらどことなく懐かしい風景に心を預けて目で追う　幾筋もの線路乗り継げばどこへでもいけるけれどただひとつ君へ続く線路は通行止めどこよりも行きたいのに今は行けないんだ遠い　遠いやさしい思い出のあの駅

2007.07.16

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やさしさ

甘く　あたたかくやわらかいことだけがやさしさじゃないもしそれがあなたが求めるやさしさだというのならあなたが欲しいのはきれいで甘いだけの砂糖菓子

2007.07.15

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空の成分

静かに降る君まじりの雨をろ過したらペーパーが青に染まる濾しのこったフィルターの中身はあのとき君と確かにつながっていた空の破片あぁ　いまだに君は私の空の成分

2007.07.12

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そらみあげた

ひとりそらみあげたうつりゆくいちにちのおわりのそらのひょうじょうなにかすこしさみしげなのはわたしのこころのいろがうつるからくれながらかぜをかんじてそっとめをとじるしょかのにおいのいつものこのおかでさやさやとささやくかぜをききながらむかえるきみがいないなつ

2007.07.11

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しなやかな尖り

朝の日にすけた緑の若栗若いだけにまっすぐででもまだ柔らかいしなやかなら少しくらい曲がっても元には戻れるしなやかさを失いかたくなでいると自分以外の存在や違うものに触れるとあっさりと折れてしまうそしていつまでもちくちくと痛む心のささくれを誰かに残さないように自分もしなやかでいたいと思うまだ青い青い若栗のようにとがったままで折れないように

2007.07.10

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みどり

知らない場所で電車に揺られながら自分の事を色々考える心の中の事そのほかの事以前の事先の事知らない土地の空や　緑は心の余分な物を過ぎる景色の中に流すいろんなものから離れた素の心が私と言う姿のまま進む電車の中で頬杖をついてシャッターを切った旅の空の季節の風景ただいまです。色々思うところあって長野の善光寺さんまで祖母の供養に行ってきました。道中いろんな乗り物を乗り継いで行く間、たっぷりある移動時間の中で、いろんな物を見ながら色々考え事をしてました。とてもいい旅でした。また行きたいなぁ。

2007.07.08

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旅に出ます

片手には小さなトートバッグ中には携帯とお財布傘も大袈裟な荷物もない着の身着のままの格好でホームに立つご近所のコンビニにちょっと行ってくるわそんないでたちで持って行くのはほんの少しの現金音楽それと本これだけあればいい１．２日こんな感じでふらりと旅に出てますなんだか早い乗り物に乗って遠い場所へ行って来ます知らない場所の風のにおいを楽しんで来ます知らない人の中でいろんなものを心の中に折りたたんで心にはさんで帰ってきます持って帰ってきたものは少しづつここに置き土産ではでは帰ってきたらまた書きますそれまでしばし旅の途中いってきます

2007.07.07

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歌が聞こえる

雨上がりの少し明るい曇り空はじけるような明るい歌声が聞こえた気がしたのはあかるい太陽の色をした夏の花のせい陽気な声が風や雨雲を一瞬吹き飛ばして太陽の光を呼ぶけれどもう少し雨の季節もうすこしもうすこし夏まではあともうすこし

2007.07.06

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ご褒美

忙しい毎日心をどこかに亡くしそうになりながら目まぐるしく忙しい疲れが取れ切れないそんな朝歩きながらふと　見れば草の葉に幾粒ものJEWELいろいろあるけどがんばっていればいいことあるってはいこれあげるから今日もがんばってそういわれた気がした空からもらった心の宝石

2007.07.05

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グラデーション

携帯電話の受話器の向こう君がいると思っただけでほらもうこんなに染まりだす私がいるとめようとしても止まらない開きだす　花の蕾を誰一人として咲く事を戒められないように君がいるそう思うだけで心が開いて香りを放ち出すあぁ　だけど君以外の誰にもその姿を見せたくないから冷たいシャワーを浴びて上気した頬を冷まそう青いタイルの上で踊る雨の雫に身も心もうたれて心をしずめよう私の心の中の上気した部分と冷静な部分さまざまな色誰にも見せる事のない彩の色をかさねた秘めやかで密やかなグラデーション

2007.07.03

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香りの魔法

植物の香りがする風が吹く風の中瞳を閉じれば花達が囁くこえ葉が触れ合う音虫の羽音たくさん咲きこぼれる花は目に美しいけれど咲かない葉にこそ香りが宿るものもある香る草の風に吹かれ目に見えないものの大切さを思う目に美しくなくとも見えない心の香りが誰かの心の幸せを生み出す不思議な魔法誰のためでもなくただ一人のための心にしか伝わらない香り

2007.07.01

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静寂

水を打ったようなしずかな心の水面にだれかが不用意にはなった小石のつぶていちまいの鏡のようなその部分にうまれた波紋は無数の瑠璃色の蝶になり波紋の中からいっせいにうまれ羽ばたくあぁ　また少し何かが飛び立ちどこかへ行ってしまった心の成分終わりのない熱帯夜の繰り返す夢

2007.07.01

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どうして

雨の日傘をささずに木々が手を差し伸べた緑のアーケード晴れた日は木漏れ日雨の日は緑の雫のシャワー顔を上に向けてとけてきた若い緑の葉の問いかけを聞く誰に言うでもなくぽつり「どうして・・・？」それはわたしの言葉か緑の問いかけかわからないほどにひとり立ち止まる幾万の葉の下とけてきた緑の雨でその色に染まるどうしてどうして雨はただ無言で葉の上にわたしにしずかに降る

2007.06.30

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音の水中散歩

その指がピアノの鍵を叩く音で心がふるえる音の波が静かな漣を立てて胸の内側に流れ込み音符を満たして行く早いテンポ歩く早さ手拍子心拍数さまざまなリズムで一つの空間に隙間なく音という水を満たす普段見えない心の形を弦楽器の弓がなぞりながら雨音　水音スクリーンに映るメッセージボード曲と曲の間に静かに手を叩くのは誰一人立ち上がらない水底の魚たち青い光とアンコールの渦音と人を巻きこんで翻弄した後ふわりと灯る客席の明かりやっと立ち上がり耳から　髪から音符を滴らせて歩く音のほとりから這い出した進化した魚たち遥か水底を旅した1時間半の音の水中散歩KUMAMIさんというアーティストのライブに行って来ました。ピアノと弦楽四重奏とドラムが入っただけのシンプルでアコースティック感あふれるライブでした。毎回素晴らしい時間をありがとうございます（＾-＾）6月27日は東京でライブがあります。素敵な音楽に触れたい方はぜひぜひ足を運ばれてみて下さい♪

2007.06.26

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ひとりかふぇ

今日も一日が終わりました今日もしっかりがんばりましたおつかれさまわたし「わたし」と言うお客のためにコーヒーをミルクは少しお砂糖はなしで自分のためにいれたマンデリンを少し吹いて冷ましながら今日を省みて明日に想いを馳せる明日もまたいい日でありますように私の周りの大切なひとたち会った事もないたくさんの人達みんなの笑顔がほころびますようにそっと祈りながら今日のひとりかふぇはそろそろ閉店あしたもまた今日の終わりにそっと開くひとりかふぇまたご来店くださいなんてね

2007.06.26

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カートにひとつ

君がカートに瓶をひとつ私もカートに瓶をひとつカートを押すと瓶が仲良く揺れて軽く当たって心地よい音を立てた外国の風がつまった珍しい食材を君がふたつ　みっつ不思議な形のなんだかわからないお菓子を私がふたつ　みっつきらきらした瓶と　包装紙君とこんなお買い物なんて一度しかいけなかったけど楽しい思い出は瓶を見るたび何度も蘇る遠くはなれて少し経つけれど相変わらず外国の食材の瓶のラベルを愛しそうに見てるのかなそしてきっと今はしらない誰かと君はカートに瓶を一つ

2007.06.25

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まほうつかいほうきにのって

あつがりのまほうつかいすずしくなるまほうをわすれてあつくてあつくてたまらないせんぷうきもおいつかないあつい　あついいちにちをすごしたへろへろのいちにちがおわってこどももみんなねむったあとであつがりのまほうつかいほうきがわりのぎんいろのくるまにのってぴゅーんどこかへとんでったすきなおんがくだけそぉっとつれてあついあついよるのやかんひこうまほうつかいがどこへいったかはほうきしかしらないよ

2007.06.24

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Direction Tiga

雨の道を君の車で一つの道を走っているのに君が見るのはグレーのアスファルト私が見るのは窓の外の雨と緑同じ道なのに心は方向違い愛したい心と開放されたい心それでも道は一つのまま何も言わない違う心をのせてただただ走る緑とグレーの長い長い方向違いの一本道

2007.06.23

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みどりと旅

緑の声を聞きに行こうバスに乗って行ったこともない初めての場所知っている人達と知らない時間を過ごす高速の上知らない街お酒のにおいたくさんの笑い声世間話なんかを後ろに聞きながら前の席でシャッターを切る進むごとに増える緑に少しづつ昂揚しながら緑の中へ細い道を登りながら緑のトンネル緑の壁緑の風景緑の雨あぁなんてこんなに緑の世界緑に包まれて緑の声が聞こえた気がした雨の金曜日

2007.06.23

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おはよう

うーん　と　背伸びをしながら明けてゆく朝をデスクの前でむかえてコーヒーの香り雨音のミルクを湯気の間からひとたらしまだ誰も目がさめてないしずかな朝後１時間もしたらにぎやかな朝がはじまるそのまえにもう少しだけ一人を楽しもうしばし夜明けの雨の空を眺めていろんな人の無事を祈りながらいってらっしゃいいってきます

2007.06.22

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雨

フロントガラスに雨粒が当たって明日も雨かなシートに背中をうずめてひとりごと雨は　好きよ昼の雨も夜の雨もやさしくてもはげしくても君が降らせる雨ならばフロントガラス雫が流れて涙のようでそれでもただ落ちてゆく雨の軌跡を目で追いながら流れるMoanin'なんどもなんども繰り返し聞きながら君を思いだしてただ何度も

2007.06.21

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夢への翼

携帯　　　よーしめざまし　よーしはみがき　よーしお茶　　　よーし小僧（♀）のぬいぐるみ　よーし電気ちゃんと消したっけ　よーし鍵は？　　　　　　　　　よーし本読みかけだ　　　よーし水出しコーヒー　　よーしおたよりぶくろ　　よーし扇風機は「弱」　　よーしOK!さ全部おっけーなのですこぅし棘のある翼を開いてはさりとはばたいて夢の国へおやすみなさい

2007.06.20

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走り出す

行くあてもなくとりあえず走り出す何かあったらその時考えよう肌寒い朝の風グレーのアスファルト走り出してしまえば何とかなるものさ今居る場所から逃げ出すわけじゃない逃げたって落ち着く場所がないのはわかってるそれならいっそトラブルも楽しんでしまえばいいえぇい来やがれトラブル受けて立ってやるもうエンジンはかかった今日がまわり始めた今日も一心不乱に前を見据えていってらっしゃいいってきます

2007.06.19

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緑の血

木の下から　空を見上げれば眩しい光と　蒼大地から吸い上げた水が細く長い管を通り一本一本の葉脈に満遍なく行き渡りその先に緑の葉を　成す欠ける事も止まる事もない静かに続くすべての源の命の脈動仰いださきに生があるならば天を見て　知れ大地の　血管そして流れる緑の　血

2007.06.18

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おはよう

肌寒い雨の朝いい香りのコーヒーがテーブルに乗ってやさしい声が君の目を覚ますなにげない当たり前のいつもの朝の風景が幸せな気持ちで君の心をなごませてくれるように遠い空の下から願うばかり今日も顔をあげていってらっしゃいいってきます

2007.06.18

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不変の素質

誰が　特別扱いをしなくても誰が　特段手をかけなくても折れることなく枯れることなく自分で咲く場所も選べず育つ場所も選べず誰かが遠い過去に植えたままのばらそれはいつの間にか適当な時期に咲き適当な時期に散る誰が　手をかけなくてもすっと　ステムを伸ばしきゅっと　口元を結び何にも染まらない生まれ持ったばら色人に左右されないまわりの風に色を変えない自分を持つということはこう言うこと

2007.06.17

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Strength and lie<強がりと　嘘>

どんなにこどくでもどんなにさみしくてもどんなにつらくてもまだだいじょうぶだってまだなみだはこぼれていないもの

2007.06.17

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蕾のこえ

もしかしたら終わったみたいに見えるかもしれないんだけどちがうよまだこれからなんだまだつぼみ

2007.06.17

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どちらでもなく

みどりの　花が好きだ葉というわけでもなくかといって華やかな彩りのある花びらではないそんな緑色の花それはきっと完全な男でも完全な女でもなく清らかなだけでも堕落しているわけでもなく果てしなくやさしくもなくなによりも厳しいわけではなく強いわけでも弱いわけでもない何者でもあり何者でもないいろんなものの狭間でどちらともいえず揺れ動く自分とどこか似ているそんな部分が好きな理由かもしれないどちらでもないビリディス　フローラ

2007.06.16

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まめ　まめ　まめ

えだまめさんいつもなかよしふたりでいるととてもしあわせはなれたくないよまめ　まめ　まめふたりのすきますこしあいたそこにだれかはいってきたまめ　まめ　まめはじけてころがったじぶんのばしょからいっこだけ　ぽつりそとにとびだしたまめ　まめ　まめかえるとこがなくなったまめのさやしかたないからころがるくちのなかまめ　まめ　まめ

2007.06.15

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雨やどり

小鳥が　おどるような音の雨を少しよけて入ったお店窓際の席ぼんやり外の風景を楽しみながらひとり過ごす待つ人も約束もないけれどいい香りの時間外は雨時々聞いたことがある曲がかかって少しだけ風景がかすむ午後のひととき

2007.06.15

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しずかな　雨

しずかな　よるしずかな心の中に幽けき音で雨が降りる空気の中おどる水の粒子が連れ立ってそっとおりるような小さく静かな雨私の心の表面で少しづつ増えて集まりふっつりと丸い葡萄の粒のような雨粒がころがるいろんな想いを集めながら加速度を増し心の奥に落ちた時瞳からもしずかな雨

2007.06.14

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恋するような

ほんのり　はんなり恋をするような一面の空色をほんの少しだけスプーンですくって暑さにほてる口元に運んだらすっととける空のスイーツやさしい甘さに君は笑うかな夏の前の西の夕空背伸びをしてＫｉｓｓを待つような甘く　柔かな切ない感じの恋をするような空色を君にひとすくい風のソースを添えて久しぶりに紘子.さんとコラボです紘子.さんのサイトもお楽しみ下さい（＾-＾）

2007.06.13

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