そらのごきげん（想天流転)

[眼鏡のある風景] カテゴリの記事

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• それ、似合うよね

  なんだか　今日はいつもと印象が違うと思ったらフレーム変えたんだふーん・・・前と違ってなんか・・・こう・・・軽いっぽくない？なんか　色とかさフレームの　形とかさレンズの　大きさとかさふーん・・・ふーん・・・でも悔しいけどそれ、似合うよね近づかれるたびにドキドキしちゃうよまったくもぉ・・・

  2007.09.18

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• 

  しばしの休息

  眠り込んだ君の眼鏡そっとはずす鼻が高い君のギリシャ彫刻みたいな横顔いつも忙しいねお疲れ様少しくらい立ち止まったら？なんて言わないからね君が決めた人生は君が歩く私はそれをただ　見守る君が夢見てることだからこんなに一生懸命わき目もふらず頑張ってるのを応援する以外ないじゃないの真剣に何かに向かう目標に向かう途中の悲壮感のない疲れを癒すひとときの眠りその間だけは眠る君を見つめていさせて眼鏡をはずした目じりのとこそっとKissおやすみなさい大好きな人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝になれば　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また君は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢に向かって　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　走り出す　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はそっと背中を押して　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後ろ姿を見送るよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頑張れ　

  2007.01.23

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• 

  お疲れ様

  お帰りなさいこんな時間までお疲れ様ごはんは食べたんだ？じゃあコーヒーいれるね部屋の中暖かい湯気で君の眼鏡が曇るはずしたら？はすしちゃったら見えないか？？そのままでもいっかテーブルにいつものカップで君のためのコーヒーふーっと一息また　眼鏡が曇るそして「あちっ」と一声猫舌なくせになぜかいつも慌てて飲もうとしてやけどしそうになるそんなところが好きなんだよねぇ香ばしい香りがいっぱいの部屋で君は笑って私も笑うそれだけで幸せなあたたかい時間　

  2007.01.21

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• 

  空を見上げた君の眼鏡ごしに映った風景はどんな風に見えたんだろうね

  君と一緒に見上げたあの　雨の日の空見上げた眼鏡に落ちた雨粒あの日の　君の眼にはどんな未来が映った？この　緑の葉と空が織り成すレースのスクリーン　　　　　　　　　　　　　　　　　まるで　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日のことみたいに　　　　　　　　　　　　　　　　　思い出す　　　　　　　　　　　　　　　　　雨のショッピングモール　　

  2007.01.08

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• 

  今年のできごと

  今年の出来事は特別なことばかり大切なカップで体中の血がコーヒーになるんじゃないかと思うくらい飲んだコーヒー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 大好きな　桜が特別な花になったこと　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　翼が生えたこと　　　　　　　　　　　　　　　　　 誰かの顔のパーツに眼鏡が増えたこと そしてこんなにもあぁ　こんなにも罪深いほどに空を愛してしまったこと　　　　　　　　　　　　　　　 　　

  2006.12.31

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• 携帯なってるよ

  まぁ　たいていはメルマガが多い聞けばすぐわかるこれは「その他」曲お　こんどは仕事関係業者さんからだそして今度は家からだ何か帰りに買ってこいとかそんなメールそして夕方も深まってしばらくは仕事に没頭してやれやれってため息をつく頃ほんのたまに気まぐれでかかる曲があるもうずっとずっと決まってる曲携帯の向こうは眼鏡越しにディスプレイを映す瞳エンプティの方に振り切れそうな心に一瞬で元気をフルチャージに出来る人「あ」思わず出た声にデスクの前を通りすがりの人が「携帯　鳴ってるよ」そう言いながら通る笑顔で携帯を手にとり　開くとディスプレイ越しに君エンプティ一瞬のちのフルチャージ

  2006.11.22

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• こんな寒い日は

  こんなに寒い日は冷たい　冬の匂いの風がきっと君の手も冷ましているんだろうな昼休み友達と笑いながらあたたかい缶コーヒー両手で包んで持って手を温めながら飲んでる頃だねときどき湯気で眼鏡を曇らせながら君の手は缶コーヒーのぬくもりで毎日暖められている私はここで暖かいカップを両手で包み込みながら君の真似をしてコーヒーを飲むこの温かさは遠くにいる君につながっているかな寒がりな背の高い君のところに

  2006.11.13

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• JOKE

  あなたの言うことは何でも一旦真に受けてしまうとてつもないレベルの奴はいくらなんでもねって笑っちゃうけど信じることが基本それがあなたに対する私の礼儀で私の愛し方昔　よく聞いた歌の歌詞にこんなのがあった『退屈しのぎに　騙しあうのね信じてないからJOKEがわかる都会の暮らしは　それが自然ね』そんな関係ばっかりなら私は都会には居たくないな方便なら　嘘が必要なこともあるでも　信じてないこととは違うよねいまどきは子供でも「えー？うそー？？」人の話は　疑いからはじまる私は　いやだなたとえばさ　あなたが「今日接触事故起こしちゃってさ」なんていったら　一瞬気が気じゃない職場の子とぶつかってめがね落としちゃったそんな落ちで　後で笑えるもー　心配したじゃんって言いながらほっとして笑えるそんな感じでいたいあなたの言うことはいつもちゃんと真に受けて　信じていたいあなたのことが大切だから

  2006.11.12

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• 仕事帰り

  歩きながら　君にメールを打つ他愛もないほんの何行かのメール君に何かが届いてるうーん　届いてる？近くにいない分他愛なくてもなにか届いてるというだけ幸せなことかもしれないね私は今日も歩きながら街灯のない真っ暗な道携帯のディスプレイの明かりを心にも映しながら5分足らずの道のりを歩いて帰る

  2006.11.09

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• 待った？

  明るい日差しの　店の席に一人座って今さっき　選んできたばかりの本を読む目は　本の文字に落としながら視界の端の　人の気配に時折顔を上げながら別に誰を待つわけでもないよ自分の心に言い訳「遅くなるかもしれないからあまり待つようだったら帰ってていいから」さっき来たメールもう２回見たあなたなんか待ってないもの私は本が読みたいだけで時間をつぶしてぼんやりしたいだけ時が過ぎて本は　もう半分読んだ時計は見ないからどのくらい経ったかはわかんない私が時計をしないのは時間に縛られるのがいやだから「待つ」ことが好きなわけでも嫌いなわけでもないしいて言えば私がしたいようにしてるだけ時間を気にして　待つんじゃなくて私が好きなように時間を過ごしてるだけもう少ししたらどこかに行こうかなまた本屋でもいいかもしれないそんなことを思ってふと　外に目を移すと横断歩道の向こう風のように走る光る眼鏡と　見覚えのあるシャツ帰ってていいよっていいながらもう誰も　いないはずの店に駆けてくる人そんなとこが　好きなんだよ今さっき　買ったばかりの飲み物まだ　手を付けてないからあなたが　入ってきたら譲ることにしよう「待った？」なんて聞かないでね私はただ　本を読んで時間を過ごしていただけ「ううん　別に」って笑うしかないから

  2006.11.07

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• そこにいるだけで

  何も別に話してないのにただ黙ってお互い自分のしたいことをしてるのになんだかあたたかい外はつめたい秋雨ちたちたと硬い音を立てながらふっているのになんだかあたたかいいろんなものを隔てた向こう見えない場所にいるのに今　真横で眼鏡を直しながら煙草に火をつけてるようなそんな気さえする「季節でさ　雨の音って違うよね」なんていっても　笑わない同じ感覚秋の夜は遠い遠い空の下あなたがそこにいるだけでなんだかあたたかい

  2006.11.06

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• 想いを乗せて

  　　　　　　　　　＜Photo by nami san＞レールの上を　走る電車の中ポケットの中で携帯が鳴る「おはよう今日も元気？朝ごはん食べた？」様子を確かめながら顔を覗き込むような朝のメール大丈夫だよ心の中で君の声を思い出しながらメールをもう一度読む返信する間もなく電車は駅について今日もまた一日がはじまる君に続く遠い空を眺めながら過ごす一日君の声が心の中で毎日背中を押す「頑張って」だから僕も君に空を通して伝えるよ「君も　頑張って」電車は今日も　窓いっぱいに空を映して想いを乗せていつもの顔で僕の街を走る

  2006.10.31

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• 蜂蜜色の昼下がり

  「ドライブしよう」そう言って出かけた　小高い丘の上車を止めて　眺めれば空の下に街が広がる少し歩いてベンチがある木陰二人座って過ごす昼下がりあなたは本を読みながら私は　写真なんか撮りながらしていることは違っていても同じ時間を同じ場所で過ごすそれもまた幸せ少し離れて　あなたを呼ぶあなたは顔を上げてすっと　眼鏡を直すその仕草が好きで遠くから　シャッターを切った時が過ぎて　日も傾いて蜂蜜色の時間周りの風景の色に時間を忘れて見入っているといつの間にか　あなたがうしろから　ふわり「そろそろ冷えてくるよ」コートをかける上からそっと抱きしめる少し　煙草の匂い振り向くと　あなたにじっと見つめられるあなたの眼鏡と瞳に私が映るあなたは今「私」という　本を読んで「Kiss」という　栞を挟んだ私は　少しづつあなたに読まれてゆく夕日の丘の上で

  2006.10.31

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• 残業

  疲れちゃったよん今日も　もう6時過ぎ大きな伸びをして一息入れてメールをね　送ってみる返事は来なくてもいいんだお互い忙しいからね私が勝手に送るだけいつか気づいて読んでくれるならそれでいいしちょいちょいっと打ってはい　送信またお仕事再開しますかねぇ立ち上がろうとしたら呼び出し音最初の1音で誰だかわかる忙しい合間の短いメール電車の中うつむきながら時々ブリッジを指で押し上げながらメールを打つあなたが見えた気がした肩から要らない力が抜けてまたがんばれるもう少しがんばっちゃおうかなそんな気になれる夕方のオルゴール

  2006.10.28

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• またやっちゃった

  　　最近あなたは　お留守が多い　　携帯のメールも　　打てないほどの忙しさ　　あなたが　　電話をかけてくるんじゃないかと　　淡い期待　　ほんとに　ほんとに　　淡い期待　　くわえ煙草で　眼鏡を直しながら　　目が回る忙しさ　　それもわかってる　　だからあえて　「返事なんかしなくてもいいよ　　読んでくれてるのなら」　　いつもそう言う　　着信ランプが光る　　マナーモードの携帯　　あなたのため息が聞こえそうだ　　ふっふーんだ　　別にね　　あなたを待ってるわけじゃないんだもんね　　なんて強がりをいいながら　　サイトを回ったり　　本を読んだり　　気がつけば　　デスクの前で　　いつのまにか　　行き倒れてる　　馬鹿な私　　もしもあなたが見つけたなら　　眼鏡のむこうの眉を　　片方だけあげて　「しょうがないなぁ」　　なんて　　笑ってくれるかな　　そんなのん気なことを考えながら　　ちゃんと寝なきゃね　と　　パソコンの電源を落とす　　おやすみ　　パソコン　　本　　眠ったままの　　私の携帯　　そして　　眼鏡の向こうの　　あなた

  2006.10.23

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• あかりの数だけ

  秋の日が落ちて　やさしい涼風温かい飲み物と　映画で過ごす夜窓のカーテンを　通り抜けてくる夜風その向こうには　今日も月が見える映画が終わって　眼鏡をはずしたあなたが「あたたかいの入れてあげるね」そう言って立ち上がってやかんにお湯を沸かすカタカタ・・・キッチンで音がすると風に乗って香るのは私が好きな　マンデリンあなたが入れるコーヒーは私が入れたのよりおいしくてちょっと悔しいあなたが入れてくれたコーヒーを飲みながら夜風にも　香りをおすそ分け風がまるでスプーンのように部屋中をまわってこの部屋が　大きなひとつのコーヒーカップみたい風がはこんだ湯気があなたの眼鏡を曇らせて「ん・・・っ」ってあなたの声それもまたひとつの味のうちだね　なんてほのぼの　してる今ともる　街のあかりの下その数だけ　過ごす全ての恋人達が同じように幸せでありますようになんて思うコーヒーの香りの秋風の夜

  2006.10.21

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• サングラス越しに

  ドライブ日和だねお天気もいいし9月にはなったけどまだまだ日差しは強いあなたの車に置いてる私のサングラスちょっとかけてみるあなたの眼鏡に少しだけ近づいてみたくて「それで真っ赤な口紅なんかつけたら昔の映画に出てくる何かの情婦とかそんな感じになっちゃう形だよね」あなたが笑うそういえばそんな形かも知れない昔はやった形の少し大きめのサングラスちょっと窓を開けてあごを上げて風に髪を遊ばせる眼鏡は似合わないけどコレくらいならまぁ　いっか信号待ちで　私の顔をあなたが覗き込んでサングラスを　すっとはずした一瞬の出来事唇の端に　軽くKissして「うん　やっぱりね何も遮らない　キミが一番だ」そういうと　変わるシグナルアクセルを踏み込んであなたは鼻歌眼鏡のレンズに青い空が映るやっぱり眼鏡はあなたのほうが似合うねご機嫌な横顔の鼻歌に私も合わせて一緒に歌ってみる秋の初めの　ドライブ

  2006.10.20

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• 月が見てるよ

  仕事が終わって　見慣れた道を急ぐあなたは　先に帰ってるのかな9月になっただけそれだけなのに夕方は駆け足でどこかへ急ぐまるで今の　私みたいだあなたは今　何をしてるのかな部屋で映画？　読書？それとも少し疲れて眼鏡をはずして　横になってる？着いたら　すぐに何か作るねいっしょに　ごはんたべよなにかあたたかいおいしいもの　たべよもうすぐ　あなたの部屋窓から　明かりが見える何してたかなぁぱたぱたと小走りでドアの前に立ちチャイムを押すぴんぽーん ( ^-^)σ[]出てきたあなたは眼鏡を直しながら「おっ」って笑って「そんなに急がなくてもいいのに」そう言うと　後ろからいい匂い「時間あったから作ってたよごはん　一緒にたべよっか」あなたが笑うからわたしも　笑う遠い月が　目を閉じて二人を見ないふりあ　もうしばらく目を閉じてて今からKissを　するところだから

  2006.10.19

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• ホームタウン

  いつもの　帰り道ここが私のホームタウン子供のときからずっと住んでるのどかな　住宅街上を見上げればいつもの空が見えるもう少し歩いたら君が惹かれたあの風景が見えるよたいしてきれいでもなくたいして立派でもないごく普通の街で一風変わって育った私が生きている君もいつか見ることがあるのかな見晴らしのいい　夕日の丘秋風に吹かれながらあの木の下で一面に広がる空を眼鏡の下のあの　まっすぐな瞳で

  2006.10.17

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• シグナル

  少し遠出した後いつもの市街地に戻る緑が多い自然からいつものホームタウンに戻った安堵感あなたは少し疲れたのか黙っている　信号待ち多い車に　少しいらいらしてるまた煙草に　火がついた信号で止まるたび少し空気が重いからちょっと気分を変えようかあなたを呼んでこっちを向いたときそっと近寄って軽くね軽くKissそっと薄目を開けて歩行者信号が赤になるのをあなたの眼鏡のレンズの端で確認したらすっと離れて　普通のドライブモード「目、覚めちゃうじゃん」少し照れ笑いするあなたの顔をわざと見ないふり信号が　赤になったらねまた　しちゃうよんでも　お楽しみは出来たけどそのあとは　道路はスムーズに流れてあんまり赤信号に当たらない順調に　家が近づくいつもの角を曲がったらもう家が見えるもう着いちゃうね赤信号にならなくて残念だったねぇウインクして笑ったらいつもと違う角を曲がってちょっと悔しそうに「もう一回りしようかな」こっちも見ずに眼鏡に空を映しながら少しはにかんで言うもぅ・・・かわいいなぁそんなとこ　好きなの

  2006.10.15

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• きみといっしょ

  今日も　君と話してるやっぱりいつものこのペース煙草なんか吸いながら鼻歌まじり時々眼鏡を上げる音がヘッドフォンから聞こえる目をこすってるのか？？眠いのか？？聞いても「んなこたぁないよー」そんな感じいつもお気楽そんな空気が張り詰めた心を自然に緩ませる時々聞こえる鼻歌がまたいいんだな　これが時々あわせてみたりしてそんな日もある別段たいした話もしない劇的な進展があるわけでもないただただ同じ時間を同じ場所で静かに過ごすそんな感じお互い黙ったまま何か作業中のときもあるけどその黙ってる空気の感じがリアルっぽくて好きだったりするまた眼鏡を直す音こんな何気ない音が意外に心のご馳走かもお　今度は歌が出だしたなかなかいい感じこんな感じで夜は更けていく眼鏡をとおした　ディスプレイ越しに君に　見つめられながら

  2006.10.13

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• 蒼い時間

  テーマ≪メガネな夏、日本の夏≫　　　　　　　あなたは　運転席で静かに眠ってる　　　　　　　私は　なんとなく眠れずに　　　　　　　夜明け前の　海を　　　　　　　車の窓越しに眺めてる　　　　　　　少しづつ　ミルクティの色に　　　　　　　明けていく　夏の空　　　　　　　　あなたは目を覚まして　　　　　　　ひとつ大きなあくびをして　　　　　　　起き上がって　眼鏡をかけた　　　　　　　あんまり人が多いと　　　　　　　なんだかうんざりしちゃうよね　　　　　　　そういって計画した　　　　　　　夜明けの海水浴　　　　　　　だぁれもいない　　　　　　　朝の砂浜は　　　　　　　ただただ白く　　　　　　　空はだんだん青く　　　　　　　その中心に　　　　　　　あなたのシャツの　ベージュと赤　　　　　　　私のワンピースの　オリーブグリーン　　　　　　　彩りは　ただそれだけ　　　　　　　車の中から　シートと飲み物　　　　　　　ちょっと早起きして作った　　　　　　　バゲットのサンドイッチ　　　　　　「お、やるじゃん」　　　　　　　なんていわれて　ちょっと照れる　　　　　　　出てくるときにもう着てた　　　　　　　控えめな　セパレート　　　　　　　ビキニなんて　　　　　　　恥ずかしくて　着られないよ(*>_

  2006.10.11

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• ＜真夏の果実＞（表Ｖｅｒ）

  　　　　　　　　　　テーマ≪メガネな夏、日本の夏≫レースのカーテンの内側でキミは　緑色の葡萄を太陽に透かしながらうっとりと　見ているカーテンが揺れるたびにキミは目を細めるその白い指から　それはまるでするすると　蔓を伸ばしてキミを緑のロープで縛ってしまいそうだよ指の隙間から　零れ落ちたひとつぶが床に落ちて　弾んだらピアノの音色で「ソ」の音がした上を向いて　房に付いたままの葡萄の粒をキミは　舌で遊んで　歯を立てる真珠のような　白い歯が小さく覗いて葡萄の肌を　極みまで張り詰めさせる剥いたばかりの　桃の果実のようなその頬に　Kissしようと近づいたボクのメガネのレンズに迸った　緑の葡萄の断末魔その声はボクの理性のリセットボタンを押した夏の午後歯を立てられてかすかな叫び声を上げる真夏の果実

  2006.10.10

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• どこ行く？

  あなたは　音楽を選びながら私は　アクセルを踏み込みながら夕暮れの　ドライブねぇ　どこ行く？目的地もなく　ただ気ままに車を走らせる眼鏡のレンズに時々映る　街灯ディスクを替える　指先今度は　JAZZピアノやサックスの音がしばしの間　エンジン音を消す好きな曲は　鼻歌で時々私も合わせながら同じ時間を　滑っていくセピアがかった時間セピアというよりコーヒーの色と香りのする時間かないろんな楽器や　歌う声の中あなたが何か言うえ？なに？聞こえないよ信号待ちのとき　耳に手を当ててあなたに近づいたら手を引いて引き寄せられて眼鏡が当たる　Kissんもぅ・・・　だめじゃん車を路側帯に停めてもういちどこんどはちゃんとね眼鏡をはずして　近づいた触れ合う唇と　頬吐息のジャムセッション思わずこぼれる私だけしか知らない　恋の呪文CDの曲が終わっちゃったよ少しだけ　照れ隠しウインカーを上げて　また走り出す「で？どこ行くの？」「僕以外は　君しかいないところ」「それってどこよ？」「天国とか言うところ」ここから先は天国へのドライブ

  2006.10.05

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• 雨と眼鏡

  　　　　　＜楽天メガネ部・部活動テーマ　雨と眼鏡＞待ち合わせして歩き出す雨の歩道ブリッジのところを中指に人差し指を添えてそっと直すしぐさを見るときあなたの指とメガネを同時に見られてなんだか得した気分傘をさして歩くときかさの色が時々映るお天気は曇りのち雨あなたの眼鏡は傘の色のちあなたの瞳時々私歩きながらそーっと覗き込んだら「危ないよ」そういって引き寄せるからふたりひとつの傘の中眼鏡にあなたの傘の色と少し困った顔の私が映るどうしよう眼鏡に映る私の顔がゆっくり大きくなる傘の色は見えなくなって私の瞳だけがあなたの眼鏡に映って閉じたまぶたそっと触れたやさしいKiss私の瞳からは一粒　雨がぽつりそのしずくを指でそっとぬぐってもう一度Kiss私のお天気は雨　のち　あなた

  2006.10.01

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• あなたの雨　私の雨

  　　　　　　　　＜楽天メガネ部・部活動テーマ　雨と眼鏡＞会社から出たら　ひどいどしゃ降り傘をさしたとき　携帯のメロディがなる雨の音にかき消されそうな携帯の　呼び出し音のオルゴール慌てて　ボタンを押して日本語じゃない言葉で第１声「ボンジュール」だったり「ボンジョルノ」だったりわたし達のいつもの言葉遊びわたしは激しい雨の中傘の下であなたの声をさがしながら携帯を耳にあてる｢雨降ってるんだけど　傘忘れちゃって｣ときどきあなたの息が乱れるまた　走ってるのね普段も　生き方もいつも走ってる人風邪ひかないでね携帯も壊れないようにねそう言うとあはは　と笑う雨をよけながら大きなDバッグを肩に食い込ませて髪から　眼鏡から雨を滴らせながら走るあなたが見えるようよわたしの傘の上の雨が激しさを増すからわたしは自分の車に雨宿り｢あんまり雨が激しかったから車に逃げ込んじゃったよ｣そう言うと｢なんかずるいなぁ｣そう言って笑っているだって、あんまり雨音が激しいから声を見失いそうだったのよ激しい雨を　車の中から眺めて｢遣らずの雨　かぁ｣そうつぶやく好きな人を帰らせないほどに激しく降って　足止めするそんな雨あなたは　まだ雨をよけながら　走っているでも　あともう少しで家につくころ遣らずの雨もそこまでは届かなかったみたいねだって｢到着ぅ～｣携帯の向こうのあなたの声はもう家に着いてしまったじゃあ切るね早く乾かさなきゃ風邪ひいちゃうよまたね愛してるよ慌しく　切る通話がとだえた携帯をしばし握り締めて窓の雨粒を見ながらあなたの眼鏡も雨に濡れてたんだねそう思いながら車から降りた雨は相変わらずはげしいわたしもはやく家のドアを開けようあなたの声が雨音に流されて消える前に

  2006.09.30

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• それ、似合うよね

  なんだか　今日はいつもと印象が違うと思ったらフレーム変えたんだふーん・・・前と違ってなんか・・・こう・・・軽いっぽくない？なんか　色とかさフレームの　形とかさレンズの　大きさとかさふーん・・・ふーん・・・でも悔しいけどそれ、似合うよね近づかれるたびにドキドキしちゃうよもぉ・・・

  2006.09.29

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• ブルーグレイ

  　　　　　　　　　　　　　＜楽天メガネ部　部活動　テーマ「雨と眼鏡」＞久しぶりに　やっと時間が取れてあなたと1日一緒にいられたのになんだかお互い　しっくりこない雨が降りそうな空を気にしながらホテルの窓から海を見てる下の道路を走る車があなたの眼鏡の端にときどき映って流れていく｢お天気がよければ海もきれいなのにね｣そう言ってみるけどあなたは黙ったままこのまま外も私の心の中も雨模様になりますか空も海も　道路も私の心までブルーグレーのフィルターで覆う不透明な　一日雨が降りだす前に私の心が雨模様

  2006.09.27

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• 雨と眼鏡

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜楽天メガネ部・部活動＞雨に打たれて　たたずんであなたはただ　黙ってうなだれるあなたを悲しい気持ちにさせてしまったごめんなさい前髪から滴る空の涙は眼鏡をつたってアスファルトに落ちる唇を噛み締めた鼻が高い　横顔眼鏡に触れようと手を差し伸べたときあなたの手がいきなり強く私を抱きしめる緑色の傘は私の足元で逆さに落ちて雨を受ける私は　そのとき激しい雨に打たれながらじっと　強く抱きしめられる眼鏡から落ちる冷たい雨のしずくとあたたかいあなたの　涙の雨ふたつの雨に同時に打たれながら私は　ふたつの雨に強く　強く抱きしめられる言葉はもういらない必要なのはあなたと私だけ

  2006.09.26

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• 雨のドライブ

  　　　　　　　　　　　＜楽天メガネ部部活動・雨と眼鏡＞私の車を走らせて雨のドライブ外を眺める　あなたの眼鏡に窓の　雨のしずくが映るあまり車が通らない郊外の　緑のトンネル後続車がいないのを確かめて車を停める｢どうしたの？｣そう言いたげに　私を見る私は　あなたの顔を覗き込み眼鏡に映った　雨粒を拭き取るしぐさ｢窓の雨が映ってるだけだよ｣｢知ってるよ｣｢どうして拭こうとするの？｣｢近づいて　触れたかっただけ｣あなたは眼鏡に触れた私の手をそっと取って　頬に当てて｢しょうがないなぁ｣そう言いたげに　くすっと笑うそっと　お互い近づいて滴る　緑の雨の中何度もKissをする愛してる愛してるよ言葉は吐息になる眼鏡に前髪が当るのを気にする私に気がついたのかちょっと離れて　眼鏡を外す二人を隔てる　物がひとつ消えたその分激しくなる外の雨音ルーフの上で雨音がタップダンス今この幸せを知っているのはあなたと　私私たちを誰からも隠してしまう激しい雨のブラインド二人を乗せた　私の車そしてあなたの眼を通さない眼鏡が　黙って見ているだけ

  2006.09.26

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• 雨と眼鏡と

  ＜楽天メガネ部・部活動6・7月活動テーマ「メガネなRainy day」＞ふと　空を見上げたあなたの　眼鏡に雨粒が　ひとしずくこれから　降りだす雨の予感に雨宿り先を捜す　視線手をつないで　歩き出しショッピングモールの人ごみの中へそっとまぎれる　二人突然降り出した雨にどこのお店も満席で仕方なく二人座り込むシャッターの前あなたは　ふと雨の空を見上げながら煙草に火をつけるときたま風が運ぶ雨粒がまた　眼鏡の上に音もなく着地する眼鏡に降る　小さな雨粒よりも離れる時間のほうを気にして煙草の本数が　増える時間が近づく時は待たない意を決して立ち上がり黙ったまま二人　駅を目指す眼鏡の雨粒はもう消えた心の迷いももう消えたさよならを言うその唇で優しいKiss眼鏡に前髪が当ってそっと小さな音を立てるまた会えるねきっと　また会える無言の約束をして二人は離れた雨と眼鏡と二人の　お話

  2006.09.24

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