続・小さな泉
人生の出逢いはいろいろどんな結末でも出逢いには意味がある必ずそこから学ぶべきものがある私が「人生のパートナー」と決めた人と十年以上守ってきた生活は、自分自身を抑え調和を優先することで「幸せ」に見えていましたけれど、生き方の違いは時間がたつほど大きくなり方向性が同じになることはありませんでした第一の人生にピリオドを打った時一つの出逢いがありました眠っていた私の「想い」を呼び覚ましてくれた人私の「強い想い(志)」を受け止めてくれた人どんな言葉にも表せないほどの・・・人二人が出逢った時泉はカラカラに干上がっていました自分の中から湧き出る水は一滴もなかった傷ついて彷徨って・・・行き場のない空洞の中の虚しさで満たされた泉でしたその泉に一滴のしずくが落ちましたそのしずくは。。。絶望と苦しみに満ちた、悲しみの涙のしずくでしたやがて時がたちたくさんのしずくを受け止めたその泉は気が付けば暖かい光に満ちた泉になっていました幸せに満ち溢れた泉でも、決断をせまられた時・・・すべての想いを心の中に封印しました私の心の中で輝き続ける「小さな泉」にでも・・・心は抑えられるものではありません逢いたい・・・声をききたい・・・ ・ ・ ・ そばにいたい思い出すたびに、涙がこぼれました今どうしてるかな・・ちゃんと睡眠とってるかな・・仕事忙しいかな・・ちゃんとご飯食べてるかな・・「そばにいられなくて、ごめん・・・」そう思うと胸が締め付けられるように切なくなりましたたまにメールしたり電話で話したりはしていましたでもそのたびに、、、「こんな風にやりとりするのはやめよう」「やっぱり完全に封印することなどできない」そんな思いを行ったり来たり、繰り返し少し前に逢いにいきましたそして、覚悟を決めました「もう、逢わない」と。。。「またあの幸せな時間に戻れるかも」心の中で、そう思い続ける気持ちが残っていてどうしても、感情が流れてしまうそれはお互いにプラスにならない新しく作り上げていく幸せの場所のためにも私の存在はマイナスになる「なるべく思い出さないようにしてる」「心配したくない、心配させたくない」彼の言葉は・・・「思い出すと逢いたくなって辛くなるから」「心配になると飛んで行っちゃうから」そう、、、私も同じそしていつまでもパートナーの気持ちが残るからお互いの心の中に踏み込んでしまうもう道を選択したのだから・・・新しい道を歩き始めているのだから頭で理解してるつもりでも、やっぱりつらかったごめんね・・・「お互い幸せになろうね」って最後に笑って握手したかったのに涙で言葉が出なかった封印しよう!そう決めて、髪を切りましたでもそれは決別を意味するものじゃない人生のパートナーにはなれないけれどなぜか繋がっている気がする。。。いつかお互いの力が必要な時がくる「再婚のチャンスがあればしてほしい」彼の言葉はまっすぐだと思う私も同じ「幸せになってほしい」でも、何かあった時は、全力で助けるよ!私の協力を必要とするならば、いつでも行くよ!その時は「男と女」としてでなく一人の信頼できる人としてその時、頼りにされる人になろう必要だと言ってもらえる人になろう彼は私の人生の尊敬すべきパートナーでライバルなのですもう、恋愛感情は卒業しましたでも、彼を愛したことは私の誇りですそれは時が経っても消えることはない私の大切な「あしあと」彼との出逢いは私に大きな気づきを残してくれました「心からありがとう!!いつかまた出会える日まで」「あなたに逢えてよかった」