月1アロマ♪
京都織物の街、西陣の片隅にある診療所内の”女性の健康センター”ではもう6年も前からアロマセラピーを行なっています。今日は、嬉しい連鎖がありました月に1度のアロマセラピーのトリートメントを受けることを楽しみにしていると、来られた皆さんが次々に、アロマに対するシェアして下さったのです1時に来られた方は・・・「この日が楽しみです。ここで色々と聴いてもらえるのが一番です。」仕事と子どもと介護の苦労や問題点を整理して帰られます。2時からは、6年前から来られている111回目の方と、そのご友人の60回目の方はアロマの後は二人で喫茶店に向かい介護しているお母さんについてお互いに情報交換をしたり、支えあったりそんな会話ができることを楽しみにされています。ご自分のリラックスタイムの後には、ご家族のことにも客観的な目を向けやすいと教えてくれました。3時からの方は「身体も疲れるけど、精神的にもね。めまいが出てきたり、なんかふらふらしたりするけど。MRIをとったり、検査をしてもどうもないといわれるし・・・ここに来ることだけが今の救いかな。やっぱり月に2回がいいわ」4時からの方は子どものうつで悩んでおられることを誰にも話せずに抱え込んでおられたのですが「ここに来るだけでスッキリするわ~。疲れが取れるからやね。ここはオアシスやわ~服を脱いで、柔らかいベッドにうつぶせで身体をあずけるなんて家ではできないもの。リラックスは大切やね。」5時からの方は、これまで一度もアロマの良さなど話してくれたことがなかったのに2週間前の予約を忘れていて、受けられなかったことから気がついたことを語ってくれました。「やっぱり定期的に受けないとしんどいね。身体が覚えているんやね。予約忘れたから、来月まで仕方ないわと思っていたけどなかったらあかんね。全身をほぐしてもらって、毎日が楽になっているのがわかったわ~」6時の方は「また肩が凝ってます。やっぱりアロマがないとね~。ここで癒してもらってるから、明日からの仕事ができるんやね。」新しく来て頂いた方は「初めての体験だったけど、気持ちよかったわ~ これから月に1回は予約したいです。」と次の予約をされました。皆さんが月に1度のアロマセラピーを楽しみにしておられることが良く分かりましたアロマを受けた後に、自分にとってのアロマがどんなものなのかを話しているのを聴いて、その次の時間の方も自分にとってのアロマを話してくれました。「さっきの人も言ってたけどね・・・」って。嬉しいことです。そういって、シアワセな連鎖反応が続いた一日でしたここでは皆さん次の予約をされるので、継続した関わりの中からセラピストとしても、たくさんのことを共有しながら学べるスペースになっています。脳梗塞後のリハビリ中の方や、心療内科受診中の方もおられます。女性の健康センターといっても、先生の許可を頂いて難病に指定されている男性も継続されています。各時間2台のベッドで行い、4~5名のセラピストが交代で施術を担当しています。セラピストとしても、仲間のセラピストの手技や、コンサルテーション技術、カウンセリング能力など、傍で見させてもらいながら得ることが多いのです。アロマルームで個人サロンなどをしていると孤独になりがちですがここでは、看護師、助産師、保健師、心理カウンセラーでアロマセラピストがいるので、それぞれの得意分野や、知識と経験をもちよって、お互いの関わりを尊重しながら学びあいの場となっていますアロマセラピーという関わりの全てを統合して行なうケアの無限の可能性を日々実感していますアロマセラピーを行なう、アロマセラピストというよりアロマセラピーというケアをする、アロマケアリストという方がしっくりしているのではと思っています。