春は桜!
宝塚駅前にある大門医院(産婦人科)のお庭では桜の木が満開を迎えようとしています。この木は、先生のお子さんの誕生記念に植樹したものだそうです。3本の桜が、次々と咲き誇る出番を待っているようです匍匐性のローズマリーも、たくさん花を咲かせています。大門美智子先生は、地域でも有名なお話をよく聴く女医さん。アロマを受けにきて下さる患者さんは、みんな美智子先生のことが大好きです。 「美智子先生の顔をみたら、安心するんですよ~」 「毎年、子宮がん検診にはここに来ます。 先生の顔を見に来るようなもんですね~ 先生が話をよく聴いてくれるから、家族の相談までしてしまうんです」なんて、話してくれた方は多いです。 「診察にきたら、疲れているなら、アロマ受けていったら~と 勧めてくれて、ここに、こんなお部屋があるなんて知らなかったです。 良い先生なので、本当に安心です」地域の人から信頼されているのが、よく分かります。大門美智子先生がまとめられた、NPO法人の「設立趣旨書」が出来ましたので、ご紹介しますね。丸4年、メルマガ [アロマセラピー診療日誌] を毎週発行しアロマセラピーの活用法や、基礎知識を発信してくれました。アロマの勉強にとても役立ちました。ブログ 「アロマ大好き」 でも、アロマにまつわることから妊婦さんの健康や安全について、まとめてこられました。その長年の思いがこの趣旨書に込められています。アロマセラピストの皆さんとともに、アロマとアロマセラピストの社会的地位向上に向かって、頑張りますね。 『設立趣旨書』経済成長やITの進歩により、効率や結果優先の物質主義的な社会になり、その結果高齢者から小さな子どもまでがストレスをかかえています。精神科、心療内科の患者が増えうつ病が増加し、自殺者が毎年3万人を超えるなど、慢性疾患や心理面が関与した疾患は、高度な医療をもってしてもなかなか治らない現状です。これからの時代を担う子ども達への影響を見ても児童虐待や育児放棄などの悲惨な事件も目にするようになりました。昔から「病は気から」と伝えられ、精神神経免疫学の研究からも、心と身体が密接に関係していることがわかってきました。アロマセラピーで使用する精油には薬理作用があり、身体面と心理面の両方に効果を及ぼします。またアロマセラピストがトリートメントすることにより、手当ての作用やアロマセラピスト自身が癒しのコーディネーターとなり効果を倍増させます。また患者さんの中にも西洋医学を補う補完・代替療法を試みたいと希望する人も増えていますが、残念なことに日本では認知度も低く、日々の看護に取り入れようと奔走している看護師もいますが、研修システムが確立しているわけでもなく、それぞれが手探りで実践しているような現状です。このような状況から私達は、平成16年3月よりメールマガジン「アロマセラピー診療日誌」を発行し毎週アロマセラピーにまつわる情報を掲載、現在1,000人以上の登録があります。また大門医院内において、妊娠中や出産後、手術後の苦痛がある方へのアロマセラピーを行なってきました。私達は、これらの活動を安定して、継続的に実施するため、特定非営利活動法人関西アロマセラピスト・フォーラムの設立を決意しました。法人化後は、アロマセラピーを必要とする人や学びたい人等に対して、アロマセラピストの育成・支援事業、アロマセラピストのネットワーク構築事業、親子の絆を育むタッチケア事業、セルフケアを中心とした健康増進事業、アロマセラピーに関する調査研究・情報提供事業等を実施することにより、心と身体を一体としたホリスティック(全体的)な視点によるアロマセラピーをはじめとする補完・代替療法の健全な発展と普及並びに健康福祉の増進に寄与すると共に、アロマセラピストの一層の社会的地位向上に努めてまいります。