体型
今月に入って2度目のパチンコで、奇跡が起きた。なんと、たった500円の投入で4連荘の大当たり。前回の負け分を差し引いても、2万2000円の勝ちである。先々週は競馬でも儲けたし、なかなかに懐は暖かい。……家電さえ壊れなかったならば。さて、本日は好評を博した「選手名鑑」シリーズの番外編をやってみようかと思う。お題目はこちら。“球界で最も平均的な体型をしているのは誰なのか?”要は、選手名鑑を引っ張り出してきて、全日本人選手の身長・体重から平均を割り出し、算出された数値に最も近い人間を探り当てるという企画だ。はううううう、面倒臭そう。イヤ、自業自得なんだけどさ。こんな時、日記を書くのにアシスタントが欲しいなあ、なんて思ったりするわけよ。もしくは、コピーロボットとか。じゃあ、気乗りしないけど、いってみようか。(お約束、心の葛藤)ぐっ、今回は身長と体重と二度手間か。しかも、久しぶりの計算問題イイイイイ。あ、そうだ。Excel使ったれ。おりゃあああああ。我がナチスのォォォォォ科学力はァァァァァ、世界一ィィィィィィィィィィ(関係なし)!!!!※ 集英社『ジョジョの奇妙な冒険』第2部より、 ルドル・フォン・シュトロハイムの迷セリフを拝借。ち~ん。結果発表~。カシャカシャカシャカシャ。まず、標準的な投手体型について検討してみよう。福岡ダイエー投手陣 = 180.7cm/81.3kg(30人)西 武 投手陣 = 180.4cm/79.6kg(29人)大 阪 近 鉄 投手陣 = 180.0cm/77.9kg(29人) 千葉ロッテ 投手陣 = 179.6cm/77.5kg(28人)日 本 ハ ム 投手陣 = 181.7cm/80.4kg(29人)オリックス 投手陣 = 181.1cm/80.6kg(28人)阪 神 投手陣 = 182.4cm/85.6kg(29人)中 日 投手陣 = 180.9cm/79.6kg(29人)読 売 投手陣 = 181.1cm/79.3kg(27人)ヤ ク ル ト 投手陣 = 180.1cm/80.7kg(30人)広 島 投手陣 = 181.2cm/79.5kg(27人)横 浜 投手陣 = 183.6cm/83.8kg(30人)ほう、なかなか興味深い。ロッテと横浜とでは、4cmも差が出るのか。体重では、ロッテと阪神で8kgもの開きがある。とはいえ、その他の球団を比較すると、そんなに大きな差は見られない。では、次なるステップ。へえ度の低い試みだが、とりあえず調べてみよう。“その球団で最も平均的な体型の投手は誰なのか?”福岡ダイエー = 松本輝(180cm/78kg)西 武 = 眞山龍(180cm/78kg)大 阪 近 鉄 = 福盛和男(182cm/78kg)千葉ロッテ = 川井貴志(180cm/78kg)日 本 ハ ム = 金森敬之(182cm/80kg)オリックス = 萩原淳(182cm/82kg)阪 神 = 桟原将司(182cm/85kg)中 日 = 植大輔(180cm/81kg)読 売 = 真田裕貴(180cm/80kg)ヤ ク ル ト = 花田真人(180cm/80kg) 小森孝憲(179cm/81kg) 石井弘寿(180cm/80kg)広 島 = 鶴田泰(181cm/80kg)横 浜 = 谷口邦幸(183cm/84kg)個人的に意外だったのは、オリックスの投手陣の中で、淳くんが最も平均的な体型だということ。あの野性的な風貌から、大きい部類の選手だと思っていたのだが。さて、いよいよ核心に迫るとするか。日本人投手の中で、最も平均的かつ標準的な体型をしているのは、一体誰なのか。球界全体の平均値(投手) = 180.6cm/80.3kg(345人)ぱんかぱぱ~ん、ぱんぱんぱんぱ~ん。球界で最も特徴のない体型をしている投手は、コイツだあああああ。戸部浩(ロッテ:181cm/80kg)鶴田泰(広島:181cm/80kg)<次点>加藤伸一(近鉄:181cm/81kg)加藤康介(ロッテ:180cm/80kg)真田裕貴(読売:180cm/80kg) 花田真人(ヤクルト:180cm/80kg)石井弘寿(ヤクルト:180cm/80kg)……だから?なんてツッコミが一番ツライ。お願いだから、これを書くために割いた数時間を無駄にさせないでくれ。次回は野手編である。