滑氷
フィギュアスケートの頂上決戦、GPファイナルが間近に迫っている。世間では、浅田真央だの安藤美姫だのと騒いでいるが、忘れてはいけないのが村主章枝だ。今年の演技、何が楽しみかって、この仕草(↓)。テーマは、現代版シンデレラ。12時を知らせる鐘の音に耳をすませている様子を表現しているのだろうか。しかし、どう見ても……。ハルク・ホーガン。シンデレラというより『Real American』って感じ。♪ I am a real American, Fight for the rights of every man, I am a real American, Fight for what's right, Fight for your life~村主曰く、今回は綺麗なだけではなく、ユーモアがあって優しさもあるシンデレラを表現したいという。……ユーモア、ねェ。どうも村主、今季は勝敗以外のところで勝負をしている印象である。五輪出場がかかっていないせいなのか、プログラムも得点重視ではないし、テーマ曲についても革命的だ。なんと、シングルではタブーとされている歌声を入れているのだ。面白いことに、彼女はこの試みに挑むにあたり、著名な音楽家に「この声は歌詞ではない」と一筆貰っている。その成果があったのか、なかったのか。結局、減点はなし。本人はそこに最も喜んでいた。ホーガン的シンデレラ、歌詞ではない歌声……。そして、お約束の高速スピンも健在!楽しみだ!因みに、次に楽しみなのは、安藤のインタビューだったりする。最近、彼女は自分のことを「ミキは~」と言わなくなった。大人になろうとしているのだ。しかし、まだ癖は抜けきっていない。なので、時々「ミキ……、私は」などと言い直すことがある。そこに注目。そして、聞くことができるかどうか……。「浅田選手」ついこの間まで「真央」と呼んでいたのに、先日の『報道ステーション』では、このような表現に変わっていた。……「花田勝氏」? ちょっと違うか。さァ、荒川静香で始まったこの1年、美しく締めくくるのは誰になるのか。Please crick here !!