子連れ豪州旅行と人生の羅針盤
5月に2週間くらい家族でオーストラリアに行く予定で、お得なスーパーカンガルーチケット(カンタスの早割り)で渡航するためには、数日中にチケットを手配せねばなりません。年度末やらないといけない仕事がありつつも、息抜きがてら旅行のアイデアを考えたりネットで色々調べたりしていて楽しいです。海外旅行、大好き~~当初は、3週間~1ヶ月くらい家族で放浪したいと思っていたのだけど、やはりなかなかそこまでは時間がとれず、とりあえず2週間になりました。今回のテーマは「価値観が変わるほどの景色を見る」ことと「ビジョンクエスト」(笑)です。この旅行を通して、個人の幸せや家族の幸せについてもなにか感じられるのではと期待しています。なんでこんなテーマで旅行をするのか。ぶっちゃけ、うちの旦那さんが来月いっぱいで今の会社を退職するですが、次の仕事はまだ決めていません。やめて、しばらくのんびりしたり、旅行にいったりして、その手がかりを探そうとしています。(やめることはもう旦那のグループメンバーは周知のことだし、近々退職願もだすし、いいかな。会社関係者の方がご覧になっていたら、あと少しはご内密に・・・)「えぇ~!奥さんと子供もいるのに大丈夫なの?」と言われたり「よくそんなの許せたねえ」とか言われたりしましたが、Why not?です。私が許すとか、許さないとか、そういう次元の話ではないと思う。もちろん家計を同じくしているわけだし、今は稼ぎ手がだんなですから家族全体に影響が及ぶ話なので、勝手気ままにやるというわけにはいかないけど、子どもたちに自分の人生に夢と責任を持ってもらうためにも、親がそういうことに取り組んでいる姿を見せるのは、いいことなのではないかと思う。こども達のため、家族のために自分を滅して仕事を「こなす」のは、豊かな生き方ではないよなあ。一見美しい自己犠牲みたいだけど。仕事を「生活のため」と割り切って「こなして」、他の時間を楽しく過ごすのはまあアリだとは思いますが、やはり好きなことを仕事にできたり、いかせたりするほうが私的にはもっともアリなことです。仕事も、働くことも好きなので、そこまでドライに付き合えません。さくさくっとこなすというのは、難しい。だから、できれば旦那にもそういう人生を選んで欲しいと思う。それにさ、自分が好きなことをやる喜びを知っていながら、「あなたは我慢してね、だって大黒柱なんだから」なんていうムタイなことは言えるはずもありません。妻子を養っている立場の男性は、なかなか「自分がやりたいこと」を探したりするのは難しかったり、「やりたいことなんて考える前にやらないといけないことがある」だったり、「そんなこと考える暇がない」というくらい、日常の仕事に追われているのではなかろうか。うちの旦那さんもそうでした。自分の仕事や生活に違和感を感じつつも、じゃあその違和感はどうすれば解消されるのか。そもそも自分がやりたいことはなんなのか。でも、やりたいことを仕事にするって、ありなの?と。最後の「やりたいことを仕事にする」っていうのはポイントです。やりたいことを仕事にすることが、ありかなしかといえばありに決まってる。ただ、家族みんなが安心して暮らしていけることを前提にして「やりたいことを仕事にする」ということが、今の自分に可能なのかどうかを考えると「ありかなしか」がちょっと揺らいでしまうということだったんでしょう。お金のことは関係ないとは言い切れない。それは所詮奇麗事だ。でも、なきゃないで何とかなるとも思うし、別に私も仕事してもいいわけだし、背丈に見合った生活はやろうと思えばできるはず。実際私が仕事やめて収入は半分になったけど、べつに不都合感じてないし。今数ヶ月収入がなくなっても、それくらいはしのげるし、それより大切はことだからね。人間誰でも、好きなことをすればいいと思っていますが、それはなかなかに勇気がいってむずかしい。でも、そこに踏み出す勇気がもてたのならば、一緒にその人生を楽しみたいと思う。こどもたちと一緒にね。自分の人生の羅針盤を見つけ出せれば、どこに行っても大丈夫な気がします。価値観だったり、信念だったり、自分の立ち位置が確認できて、そこを基準とした方向が確認できるもの、です。世田谷区と一緒にNPOとして仕事をして、作り上げた小冊子の名前が「せたがや子育てコンパス」という名前で、もちろん羅針盤という意味なのですが、そのほかにも「com=ともに」「pass=歩む」という意味もこめられています。私たち家族の羅針盤も、家族で人生をともに歩んでいくために必要なんだろうなー。オーストラリアで何が感じられるか、とても楽しみです。学生時代シドニーに数ヶ月住んだことがあるので、14年ぶり(ヒャー)に、すんでいた街を見たりもしたい。初めての飛行機、はじめての海外、はじめて一人で暮らしたあの時間。学校が終わったあと、特に予定がなければ、サーキュラー・キーから一人フェリーに乗って、オペラハウスの脇を通りながら、日本を懐かしんだのもいい思い出だ。寂しかったよなあ・・・最初の頃は。ほんとに、ひとりフェリーに乗りながら「この海は、この空は、はるか日本につながっているんだよな」って感じてたなあ・・・あの頃見た景色と、ずいぶん違うんだろうな。SydneyからBrisbane,Cairns,という東ルートで回ってAyers Rockに行ってもいいし、雄大な自然や遥かなる歴史を感じるという意味では、東側ではなく自然がたっぷりのオーストラリア北西部を回ってAyers Rockに行くというのもいいな。バングル・バングルとかも見てみたいし。パースは旦那と2人でゴルフしに行ったことあるけど、今回は無理かな。電車が大好きな息子のために、THE GHANとかの長距離寝台列車で移動するというのもいいなあ。ダーウィンからエアーズロックのちかく、アリススプリングスまで電車の旅。旦那に負けず、私もビジョンクエストしたいわ。数日さまよい歩くのは無理ですが、せめて交代で数時間づつ大きな自然につつまれてぼんやりしたいもんです。とりあえず、5月16日に31歳になる旦那さんを、この日にエアーズロックに立たせねば(笑)地球のへそで迎える誕生日はどんなもんなんでしょうか。ちなみにこの日はマヤンカレンダーだと:ヘビの月/スペクトルの月 (11月15日) これまで興味のなかった新鮮な事柄に、関心を振り向ける。友人が興味をもっていることを参考にする。そうして過去を忘れる。 11月は、〈スペクトルのヘビ〉と呼ばれる月です。この月は、自分のエゴを解放することが、あなたの個性の自覚につながることを知るときです。どうあがいても、自分の生き方は、自分の生き方。そのスタイルじたいにこだわりをもたなくても、あなたには自然にそなわった個性があります。その個性をあなた自身のものとして、自然にふるまえるかがポイントです。言い換えれば、自分にとってもっとも自然な状態は何かを学び、それを自分の新しい生き方とすること。また、そういった自分にもこだわらず、自分を突き放してみることです。突き放したところで、自分のスタイルに親しみ、なじめればよいのです。そうすれば、あなたは、どんな物事にも、どんな人たちにも、自分なりのやり方で対応していけます。自分自身に対するものも含め、あらゆるこだわりを捨て、のびのびと自由な自分に立ち戻りましょう。キーワードは、「解放を溶かし」(自由な状態そのものにもこだわらず、それを流動化し)、「手放す」ことです。 KIN 33:赤い共振の空歩く者「目覚めを 呼び起こすことを 通す それは探るために 調律という 共振の音程で 空間の 出力をする 」今日は、あなたの中にある未知のものに目覚めるとき。人との出会い、モノとの出会いをとおして、あなた自身にとって新鮮な自分を内から呼び起こし、それになりきること。 ----- 不思議です、マヤン。でもなんかしっくりくる。本当に楽しみです!旅行記をお楽しみに!そうそう、それから、今回は往復の国際線チケットだけとって、基本的に残りは現地調達をイメージしています。おすすめの宿とか旅行のヒントをお持ちの方がいたら是非教えてください。ただし今回はバックパッカー的な旅行ですから、家族におすすめなきれいなホテルとか、豪華な施設とかは検討していません。自力で色々やってみたいと思っています。(懐かしいわ、こういう大雑把なこと)あと、こども達を背負うアウトドア系の背負子とかも買おうと思っているので、山登り系、アウトドア系の方、是非そのあたりのおすすめグッズやお店なんかをおしえてくださーい!