やさしいこころ。
親の知らない間に、子供って育ってるモノなんですネ。便座に座れるようになったとか、ガラガラうがいが出来るようになったとか、目に見えることはたくさんたくさん知ることが出来るけれど。「こころ」の成長だけは、ほんのフツとした瞬間にしか知り得ないのかもしれません。長女2歳4ヶ月、次女8ヶ月。年子育児真っ只中の日々を送っている我が花丸家。繰り返し繰り返し、同じような毎日が過ぎていると錯覚しがちだけど、そうではないんです。実はそんなことないんですよね。先日のコト。私が1人トイレに入っていると、「ガタゴトガタッシャン!☆」と、玄関先から鈍い音が聞こえてきたんです。と、同時に次女の「ふぇぇ~ん!」という泣声も。すぐに出れる状態でなかった私は、しばしモタモタしていたのですが、今度は「ガチャガチャ!ガチャガチャ!!」と、長女がトイレの鍵を開けようとしてきたのです。そして何かしきりに「あ!あ!」と訴えるような声を出すのです。で、私が急いでドアを開けると、長女が玄関を何度も何度も指差し、潤んだ目で私の手を引っ張るのです。で、見てみると・・次女が玄関の姿鏡の下敷きになっていました・・!!慌てて抱きかかえにいき、ケガもなくでホツ☆とその時はしたのですが。・・あれ?もしかして長女は次女を助けようとしてたんじゃ・・?・・もしかして次女の危険を感じ、私を必死で呼び寄せようとしてたんじゃ・・?と後から気付いたのです。いつもは次女が泣こうがおかまいなしに遊んでいる長女だけど、この時ばかりは「様子が違うゾ??」と感じた長女。そして放っとくことなく、私を必死で呼んでくれた長女。ここに長女の「やさしさ」を垣間見れた気がしたんです。今までにないその行動の中に・・。他にもあるんです。例えば公園やどこかでお友達が泣いていると、「あ、あ」と言って、切ない顔になるんです。そして泣いてるお友達を何度も何度も指差して、「泣いてるよ、どうしたのか、どうにかしてあげて」といわんばかりの目で私の顔とを交互に見遣るんです。で、私が「どうしたのかな~、ヨシヨシしてあげようか?」と言うと、長女はオズオズ寄って頭をなでてやったり・・。最近そういった行動がよく見られるようになりました。親として、チョッピリ嬉しいですネ。「こころ」というものがちゃんと育ってるんだなって。実は長女は言葉の発達がとてもゆっくりで、この月齢にして二語文はおろか、単語が数えるくらいしか出ていません。1歳10ヶ月位から気になり始め、地域の子育てセンターや保健センター、小児科に耳鼻科にと色々相談してきてるのだけど、あまり変化は見られずで。ただいつも言われるのは「個人差ですし、大丈夫ですよ」ということだけ。それだけ?・・・と心配になったりもしたけれど、大丈夫なのかな。言葉の発達もだけど、「こころ」の発達は親へのプレゼントのような気がします。とっても嬉しいです。このテーマ「言葉の遅い子の子育て」で書くのは初めてだけど、気にしだすとキリがなくなってくるんですヨネ;;お医者さんに「知能検査も聴力検査も体力検査も社交性も充分あって元気ですよ!」「今は言葉を貯めている様子ですよ!」「全然心配いらないですよ!」と言われても、いざ出てくるまでは心配してしまうのが親というもので;;どうしたものかといった感じです。でも、その子の個性の一部なんだと思ってまるごと見続けるつもりです。我が長女、運動神経だけは突出してるんですがネ;;そして「イヤ!」だけはハッキリ何度も言います;;その分の幾割りかだけでも言葉の方に廻してくれたらなぁ;;☆でもやさいいこころ、見つけて良かった!こころの成長と、言葉の発達。切っても切れない関係のような気がします。どちらも大切、これからもたくさん見つけるぞ~!!