バーディーな一日
日中は「鴨」を喰って、「鶴」を売ってました。ちょいとした理由で“火に油”を注がれて、私の『燃える商魂!!』に更に火がつきました。こうなったら信濃鶴を仙台の『バード・オブ・バード』にしたろじゃないの。(下の日記の続きです)熱冷ましに(?)、今日は冷えた錦本店オリジナル純米酒を呑みます。酉乃刻(とりのとき)・特別純米生酒 720/1,340円 1.8/2,850円蔵元:企業ヘメツ 精米歩合:60% 日本酒度:+3酸度:2.0 アミノ酸度:0.8 10度から13度の間でお楽しみ下さい。あらあら、また“鳥系”ですよ。なんとも今日はバーディーな日ですね。東北地方の某蔵元さんにお願いして、毎年タンク一本仕込んでもらっている錦本店オリジナル純米酒です。早いもので、2005年の3月に発売して三年目になります。その前の年、仕込みに入る前に酒質の設計につい、蔵元さんと何度も話しをして私の求める味わいを伝えました。「ごくほのかにフルーティーな吟醸香があって、程よい旨みと酸がありながらスッと切れの良い辛口。魚介類はもちろんの事、焼き鳥のような肉料理にも合うタイプ。」分析値のイメージとしては日本酒度+4前後、酸度1.7前後、アミノ酸度1.2前後e.t.c 実際に蔵元の酒を何種類か呑んで、「この酒より香りが弱めで、この酒よりもしっかりと味があって、この酒よりも辛口で.....」なんて注文をつけたりしました。香りや味は抽象的だし、感じ方は人それぞれ。何本か試しに造ってもらって、その中から気に入ったものを選ぶなんて事は出来ない、一発勝負でした。そして翌年の2月末に、一発勝負の新酒が届いたんです。その時は半分ビクビクしながら呑みましたよ。何たって一升瓶換算で1,200本分も造ってもらったので、私が気に入ろうがどうしようが売らなければいけないんです。そしたら、あんた!! 見事にその蔵元さんは私の要望に応えてくれました。ほのかに上品な吟醸香。程よい呑み応えがありながらも、スーッっと切れの良い辛口酒。「これ、これ、この味、この味!!」私の求めていたイメージ通りの酒に仕上がっていたんです。それはそれは嬉しかったですよ~♪ おかげさまで当店人気の酒になりましたよ。今でも良く売れています。でっ、今日の酒の肴は“水炊き”です。「う~ん、いいね~♪」って、おいっ!梅雨とは言え夏でしょ。鍋はないでしょ。でしょ、でしょ、でしょ?配偶者が「今日は寒いからねー」って。そっ、それもそうだね...。水炊きは大好きです。今年の『酉乃刻』は発売当初と微妙な違いはあるものの、それは当然な事。でも味筋は同じで、2月の新酒の時より香りも口当たりもしっとりと落ち着いて益々美味しくなってます。コツクン、コックンと酒が進みます。ちなみにこの『酉乃刻・とりのとき』の酒銘の由来は、発売当初の2005年が酉年だった事。そして“酉の刻・とりのこく”は夜の6時前後で「さあ、呑むかーっ」という時間なんです。そして焼き鳥にも合う酒と言う事で、皆で頭をヒネってこの名前になったんです。※“トリノ”オリンピックは2006年開催です.......?日本酒には何かと『酉』の字が登場しますしね。よくよく考えてみると、『鶴』の付く銘柄は沢山あるし、日本酒って、とってもバーディーなドリンクなんですね!それにしても、やっぱり酉乃刻は美味しいな~♪ 焼き鳥食べたいな~。↓↓↓↓ポチッと応援宜しくお願いします!!人気blogランキング⇒厳しい状況カモーーーーっ!! m(..)m『仙台人気ブログランキング』⇒まあまあカモ?