信濃八兵衛よにん旅
う~ん、そうそう。全くもって仰る通りです。歩くのも車の運転をするのも、足の裏が無いと出来ません。とても基本的にして重要な事ながら、普段の意識の中に全く無い事なので、これからは私の座右の銘とさせていただきます。これは岐阜県の達磨正宗(だるままさむね)さんの仕込みタンクに貼ってあった『注意書き?』です。どんな意味があるのか聞き忘れたのが、唯一の心残りです(笑)。さて、一人でスタートした旅も、三日目の23日(月)には四人になって何とも心強い限りです。7時に起床してシャワーを浴びて、絶好調でホテルの朝御飯。ウコンの力って効きますねー。岳志さんに電話したら、「どえりゃー大変です。朝ご飯はパス。」って、この人にはあまり効き目は無かったようです(笑)。前の晩は遅くまで呑みましたからねー。10時くらいに元坂夫妻と集合して、後ろ髪を引かれる思いで三重県を後にしました。二台の車に分乗して、高速道路を快走。途中、『川島』と言うサービスエリアでお昼ご飯です。皆さん二日酔いのせいなのか、あっさりとキシメン。車中で遅めの朝御飯を食べた岳志さんは、水だけでした。私だけラーメンを食べたら「まっ、マジすか?」みたいな顔をされましたよ。こういう事の積み重ねが、体型に現れるんですね。後になって思えば、地元の名物料理を食べるべきでした。ドテッ。お昼過ぎに達磨正宗さんに到着です。『これでいいのだ だるま正宗ブログ』でおなじみ、しげりさんがブログそのものの明るい笑顔で出迎えてくれました。上の画像は古い蔵を改装して、小売用の店舗にしたものです。とても味のある雰囲気で、羨ましい限りです。ヴィンテージごとに並んでいる、古酒のサンプルが圧巻です。純米酒と本醸造タイプでは、色合いも違うようです。これだけの物を見せられると、元坂酒造の杜氏の新(あらた)さんもビックリ!! アラタマ・ゲタヨ状態です。白木ご夫妻。これが店舗の中の一風景です。蔵の中を杜氏でもあるご主人に、案内していただきました。年間の生産量は概ね50石から100石の間くらいのようですが、古酒のストックは何と2,000石!!信濃鶴や酒屋八兵衛の年間生産量の、約4倍に相当する量ですよ。何本ものタンクに貯蔵している、10年以上前の澱引き前の古酒。一升瓶に詰め替えられ、何台ものコンテナに貯蔵されている古酒古酒古酒。物凄い量のストックにアゴは落ちっぱなしで、言葉が出ませんでした。さすがに古酒で日本一の蔵と言われているだけあって、凄いもんです。ご主人の朴訥とした話し方にどこか私と“同じ臭い”を感じたので、出身地を聞いてみたら秋田県湯沢市なんだそうです。まさか東海地方で同じ東北人に出会うとは思ってもいませんでしたが、妙に親近感を覚えるもんですね。古酒のきき酒をさせてもらいました。昭和59年醸造なんてすんげー古酒もありましたが、長い年月が醸し出した深い味わいは通常の日本酒の概念を遥かに超えています。その複雑味は、甘口のシェリーやポートワインに通じるものがあります。呑んで感動的に美味しいのは勿論の事、メロンやアイスクリームにかけたり料理の隠し味としても力を発揮してくれると思います。日本酒の持つ無限の可能性を感じずにはいられません。四人とも口をあんぐりとさせたまま、次は駒ヶ根を目指します。信濃鶴に到着したのは、たしか16時半頃。改めて蔵を見せてもらいましたが、『メガオフ会』の時間も押し迫ってきました。岳志さんは蕎麦打ちをしなければいけませんが、休む間もありません。元坂夫妻と私はホテルにチェックイン。ウコンの力を買い求めてから18時頃に味処越百に行くと、岳志さんがせっせと蕎麦を打ってました。小学生の娘さんが、隣で心配そうに見守っているのが涙ぐましい光景でした(笑)。地元のメンバーの方々は、料理の準備に忙しそうです。私はブログでしょっちゅう顔出ししているし、bossが贈ってくれた岳志さんとトーコさんのお揃いTシャツを着ていったので、初対面の方もサンセールだとすぐに分かったと思います。食べきれない程のご馳走がテーブルに並んだところで......いよいよ『メガオフ会』のはじまりはじまり~♪岳志さんの奥さんが作ってきてくれたゴマ豆腐。香ばしいゴマの香りと滑らかな口当たりで、目茶目茶美味しいです。純米酒にもピッタリで、酒が進む進む。忙しかっでしょうに、コロッケも作ってきてくれました。画像はありませんが、越百のえっちゃん手作りのコンニャクの刺身も絶品!!それに越百に行く途中で、新さんと「食べたいね~♪」と言ってた馬刺しもありました。もう何がなんだか分からない程、地元の絶品料理の数々でしたよ。越百の料理の他に、参加された皆さんが料理を持ち寄ってくれたようです。みんな、あったかいな~。当然の事ながら初対面の方も大勢いましたが、お互いにブログのおかけで、昔から知っているかのように和気藹々。またまた元坂夫妻の馴れ初め話しも飛び出して、二人とも絶好調の飛ばしまくりです。20名前後の皆さんとともに、有り得ないほど楽しい時間を過ごしました。食べきれない程のご馳走の数々は、まさに竜宮城状態。酒は勿論、『信濃鶴』と『酒屋八兵衛』。それにしげりさんからお土産にいただいた、『達磨正宗三年古酒』。駒ヶ根の隣町、伊那市の蔵元の杜氏さんも参加されて、『仙醸』という純米吟醸を呑ませてもらいましたが、これも美味しかったなー。話は弾みに弾んで、終わったのはいったい何時?「へい、へ~い♪」 向かって左から、私・岳志さん・新さん。それはそれは良く呑み、良く食べ、良く話しましたが、それでも話し足りないくらいでした。二次会は、皆さんとともにドヤドヤとスナックしゅせんでカラオケを歌いまくり。トーコさんや新さんとのデュエットもやりました。二次会は午前2時まで延々と続きましたよ。夢のような時間だったなー。ホテルに戻ってすぐに気絶したのは、言うまでもありません。三泊四日の『信濃八兵衛の旅』は、皆さんのおかけでこれ以上ない最高のクライマックスとなりました。信濃鶴の岳志ご夫妻、酒屋八兵衛の元坂ご夫妻、そして駒ヶ根の皆さんには言葉の限りを尽くしても御礼しきれない程にお世話になりました。皆さん、本当にありがとうございました。m(..)m私の旅はあと一日続きます。↓↓↓日本全国の皆さん!!何卒ポチッと応援宜しくお願いします。m(..)m『人気blogランキング』