飯豊町から春の便り
若乃井・特別純米無濾過生原酒21BY◆蔵元:若乃井酒造株式会社 山形県西置賜郡飯豊町大字中◆原料米:山形県産美山錦100% ◆精米歩合60% ◆日本酒度:+3.5 ◆アルコール分:18.5度◆1.8Lのみ/2,420円「ヒヒーン!!」 昨日は若乃井の大沼さんが新酒を引っさげ、更にお土産に馬の生レバーを持って来てくれました。見た目は決して綺麗とは言えませんが、上の画像の真ん中にある茶色いのがそれです。去年の9月にウマれて初めて食べましたが、新鮮でプリップリとした歯ざわりで噛むとトロリン。何の臭みも無くて甘みがあってすんげーウマいんです。馬の生レバーなんて普通に買えるもんじゃありませんから、まさに鴨がネギを背負ってやって来たって訳です(笑)。レバ刺しの隣はこれまたいただきもので、一ノ蔵さんが作っている松山町のセリで毎年この時期に春の香りを届けてくれるんです。セリのシャキッとした歯応えと清々しい香りがたまらなく美味しいんですよ~。突然いただいた最高の酒のアテに、私は欣喜雀躍。前日の呑み会でダメージを受けていたので昨日は呑まないつもりでいましたが、俄然やる気が出ましたよ。ヒヒーン!! ちなみに配偶者がスーパーで買ったカツオのタタキは、画像の奥で恥ずかしそうに尻込みしています(笑)。でっ、肝心の新酒のお味はと言いますと、これまたウマい。ほんのりとフレッシュでフルーティーな香り。若乃井らしい柔らかく澄んだ味わいは、いくらでも呑み続けていられそうです。ヒヒーン!! いくらでもって、あんた。さすがに近年の私は、一升瓶一本を開けられませんけどね。土地の料理に土地の酒。緑豊かな山形県飯豊町の風土が育んだ綺麗な空気と水と人。その産物の馬のレバ刺しと若乃井を、仙台に居ながらにして口に出来るのはとても幸せな事です。感謝感謝。夕べは飯豊町の風景に思いを馳せながら、至福のひと時を過ごせました。若乃井は地元の方しか知らないような極めて知名度の低い小さな蔵元ですが、良い酒を醸そうと日々精進しています。年間を通して一定温度で冷蔵貯蔵出来る『雪室・ゆきむろ』も有るし、酒質はこれからも向上するはずです。季節ごとに熟成具合を楽しめる生酒から火入れの純米酒シリーズ、『春宝』『夏宝』『秋宝』『冬宝』は一升瓶で2,100円、四合瓶で1,050円とリーズナブルな事もあって錦本店ではジリッジリッと人気が出ています。『春宝』は来週入荷予定ですので、併せてお楽しみ下さい。飯豊町の方々の温和なお人柄がにじみ出たような、柔らかく優しい味わいの『若乃井』。これからの活躍を願って私は酒質について蔵元にチクチクと要求して行きますが、皆様も蔵元を応援していただければ幸いです。ポチポチポチっとクリックお願いします。2011年7月30日OPEN!サンセールのお店「酒のかわしま」NET-SHOP日本酒・ワインのお買い物はコチラ