常磐線の駅には、すきま風が吹いているのか
常磐線の新松戸駅に、こんな看板があった。「ホームと電車のスキ間が あいていますのでご注意下さい」とある。いつもの事ながら、言わんとすることは分かるが、この日本語はおかしい。第一は、「すき間」だ。ホームと電車の間を、「すき間」とは言わないだろう。「ドアのすき間に指を挟まれないように」というように、間の狭い場合が「すき間」だ。ま、「すき間産業」とか「すき間家具」とも言うから、単なる「間隙」をすき間と言うのかもしれないが、ホームと電車の間のように、当然に間隙が存在する場合には、「すき間」とは言わないだろう。そして、「あいています」だ。すき間の場合には、「すき間がある」だろう。我が家周辺の駅では、この看板を見たことがない。常磐線独自の看板なのだろうか?それとも、新松戸駅特注の、看板なのだろうか?ホームが大きくカーブしている駅ではなかった。