かいぼりで水が無くなってきた。捕獲されそこなった魚が、ミイラになりそうだ。
さいたま市の別所沼で「かいぼり」が行われている。沼の水を抜いて、ゴミの整理や外来種を駆除したり、天日に干して青藻など、水質を悪化させる植物を枯らすため、が目的という。で、この「かいぼり」、請負金額が26,985,000円とあった。沼の面積は、約3万平方メートル。水深1メートルとして、3万立方メートルの水を抜く・・・・いやいや、それだけでは無い、安全のための囲い、捕獲した魚の保護、飼育、ゴミなどの回収と処分もある。この金額ですべてを行えるのか・・・素人目に見てもきつそうだ。追加工事代として、請求ができるようになっているのだろうか?だから、というワケではないが、捕獲しそこなった大きな魚が日干しになっていた。こんな大きな魚を見落とし、いつまでも放置しているほど、人員が足りないのだと思う。石神井公園では、市民のボランティアで魚を捕獲したが、ここ別所沼ではそれが無かった。沼の底がゆるくて危険なのだろうか?