「大トロ」と「300万円」を比較することに、どういう意味があるのか?
電車の中吊りにあった、住信SBIネット銀行の広告。「大将、大トロ7,500貫」 とあり、「大トロのお寿司7,500貫 ≒ 300万円分もトクしちゃうかも」と続く。住宅ローンを借り換えると、トータルで300万円トクする(かも)、すなわち、そのトクした300万円は、大トロ7,500貫分というワケだ。昔、子供の頃、「綿1貫目と、鉄1貫目、どっちが思い」というナゾナゾがあったが、「大トロ7,500貫と300万円、とっちが高額、という感じだ。ふつう、大トロと300万円は比較しないだろう。比較する相手を間違っていると思う。たしか、同じ銀行の広告で、「焼き肉○○皿」というのがあったが、食べ物と比較する意味が分からない。「将来のリフォームに備えて」とか、「ガレージを造る」とか、住宅関連の支出と比較することの方が、説得力があると思うのだが・・・