NOUNOURS NOYEの日常

日常、七十日目。

新しい日記のカテゴリーを加えました。”浮上アイテム”と名付けたのは、沈んでしまう自分への救世主となるアイテムを指しているからで、今回、こうやって6時起きしてブログを書こうという意欲を湧かせたアイテムは…コレ↓買っちゃったのさー、オーブン。夢に見たオーブン。あーでも、別に私、料理が好きなわけじゃないんです、はい。単に、かっこいいなぁーというノリです。あるとやっぱ便利でしょ？みたいな。今回買うにあたって動機となったのが、BHVの手数料なし10回払いのプロモだったのだ。10回払いなら、買える！と意気込み、買う！と決めたら買う人間なので、“大家さんに電話して、今のボロガス台、どうするか、聞いてよぉ～”と、電話嫌いな私はラパンに催促し、”あー、古いから捨てちゃって…。”という大家さんの言葉を耳にした瞬間、BHVにて、“コレ、下さい。”と言っていた。ところが、このプロモを利用する際、BHVカードを作らないといけないと始めて理解した私。”でも、カード作るだけなら…。しかも、始めてのお買い上げは10パーセントオフだし。”と、気軽に構えて、カード製作のカウンターで待っていた。さて、私の番になり、その後、こんな目にあうとはつゆ知らず、笑顔で（いやきっとボケ面かまして）席についた。私は私が私自身の金で（いや、最近アップした給料分を浪費してと言ったほうが適切か？）購入すると思ってきたのだが、世間は甘くないと、この歳になって知った。分割払いをするってことはある意味、借金をする事なんだと。このBHVカードはお金貸家さんと提携（というかきっと同じグループなんでしょうね）しており、クレジットカード的に利用できるカードなので単なる得点カードなだけじゃないのだ。席について、”身分証明書と銀行口座の証明書はありますか？”と言われた時に”なんでや？”と思ったが、当たり前ですね、私が無知なだけで。ただ、ここで私が未だにモヤモヤしている原因はこの質問を、その日のパセリ役であるラパンにまずされた事である。今日のメインは私なのっ！！！しかし、所詮外国人の顔をしている私はどんな所でもパセリ役。係のおねーちゃんはラパンの身分証明書を手に、カチャカチャとコンピューターを打ち始めた。”おいおい、俺が買うんじゃ！”と思った私は、ラパンに色々と質問をしているおねーちゃんに、”あのぉ、質問していいですか？””えっ、もっちろん！（笑顔でにっこり）（でも、頭の中では”君喋れんか？”）”あのぉ、私個人で買いたいと思っているんですが、それでもラパンに質問をしなくてはいけないんですか？””あっ、ご主人さんの身分証明書で作る方が早かったのでこうしてしまったんですが、じゃぁ、奥様のでつくりましょうね。”（“お前、15歳くらいにしか見えないのに、態度でけーなー！”）と、私の名前で書類を作り始めたが、変に自尊心がヒマラヤ並みの私はかなりこの時点でイライラしていた。旦那から質問する事が気に食わない。旦那だから、男だから、フランス人だから。単なる外国人のもがきでしかないけれど、やっぱり嫌い。ただ、このBHVカードがある意味、”借金をする”形になるものだと最初からちゃんと把握していれば向こうの立場も考える事ができたのだろうが一度燃えたら、簡単には消火できない性格なので（フランス人より酷いですねー、私の性格）かなりイライラオーラを発していただろう。”とにかく、オーブンを手に入れるため”と自分を押さえ、（でなければ、”こんな面倒くさい気分の悪くなる手続きをしなくてないけないんだったら結構ですわっ！”と怒鳴る所だったが。）←はい、します、私なら。カードを貰い、初回分を払いに行った。できたてほやほやのカードは昼寝から起きたムートンの新しいおもちゃとしてすでにムートンのヨダレ攻撃にあっている。プンプンしている私にラパンは“仕方ないよ、結婚しているってこういう事でもあるんだから。”と、なだめに入ってきた。そうですね。団体責任ですもんね。”でも、かなりイライラオーラを発していたでしょう、私。”と、聞くと、”でも、ちゃんとコントロールしていたと思うよ。”（”怒鳴らなかったんだから、上出来だよ。”）と答えたラパン。”とにかく、オーブンは手にしたんだし、よしとしよう。”と消火モードに入った私は帰り際、今度は冷蔵庫を見ていた。