呑み比べ
以前からお酒談義を時々書いているので、「またか?」とおっしゃられるかもしれませんがそこはお許し願いたい。昔は休み無しの酒好きだった私が、5年前「大腸がん」の疑い有りの診断を受けて以来、酒量を減らして晩酌は1日おきとなった。ポリープが15個も見つかったが、幸いみんな悪性でなく全部ちゃんと切除処理してもらい、いまは健康になっている。それが縁で飲酒の方は品行方正(?)になり酒量は1回に2~3合程度(昔は底なし)。普段は「越乃寒梅」か「越後杜氏」の、昔で言えば2級酒クラスの酒を呑んでいる。でも、いまはこういう等級表示がなくなり(なくさせられた?)それぞれの酒造メーカーが商品名を工夫しておられるようだ。私の家には月に1.8リットル(1升)瓶「越乃寒梅」2本と「越後杜氏」3本が無条件で定期的に入ってくる。ところがそれとは別に、10月~3月頃に冬季限定の菊水酒造から、にごり酒「五郎八」が発売される。私はそちらの方が好きなので、自然と「越乃寒梅」の在庫がたまってくる。今年の春には最大10本ほどたまってしまった。でも、これは差し上げると喜んで頂ける方が大勢いらっしゃるので別に邪魔にはならない。必要に応じて贈答用にまわる。前にお約束したブログアクセスで「150,000目」の方に贈呈企画も検討しております。過去にこの企画で2名様に贈呈済み。多分11月末~12月初め頃かなと思われます。もう少し近くなったら要領をお知らせしようと思います。さて今日の晩酌は、いつも呑んでる「越乃寒梅(2級酒クラス)」と親戚から頂きものした「越乃寒梅(別撰)(1級酒クラス)」を飲み比べしてみることにした。それぞれ常温(燗はしない)状態でグラスに別々注ぎ、妻にその区別を知らせず試飲してもらった。それぞれ2度ほど口に含み呑み比べていたが「こちらの方が少しまろやかかな」と言った方が「別撰」の方だった。やっぱり値段の高い方が美味しかったようだ。ところが、今度は冷蔵庫で冷やしていた「越後杜氏」(2級酒クラス)を呑ませたら、「こちらが美味しい」妻は私の晩酌日に合わせて普段は焼酎のお湯割りなのですが、きょうは久ぶりに日本酒を呑んでもらいました。まさに私の評価と妻の評価は同じだったのであります。長年夫婦やっていると、こういう酒の好みまで同じになってくるようであります。これでお酒談義はおしまい