女は海 男は小舟
またまた、昨日の妄想日記の続きのようで・・・・・とやかくいっても、男は女という海の上で動き廻っている小舟にすぎない。怒り叫び、駆け廻っても、所詮は女の海からは逃げられない。年齢をとっても若くても、女体には広大な海のような果てしなさとやわらかさがある。(渡辺淳一著 化身 より)これは男でなくては実感できない感覚かもしれない。底知れない魅力をもっている女性に、男は我が身を粉にして振る舞い、そして認められることに無上の喜びを得る。世の中には、女のために命を賭す男さえいる。私はといえば、しばしば妻を讃えるようなブログを書いているが、もしかしたら広大な妻の海に漂いながら、賞賛することで辛うじて沈没しなでいれるのかもしれない。ひとたび強い嵐にさらされたら、あっという間に難破してしまう。ひたすら、日々平穏な渚の状態であることを祈りつつの今日がある。出来ることなら、あとしばらく(命の続く限り)このまま過ごしたいのですが・・・・。