スケベー
古典落語に出て来る江戸庶民のユーモア感覚には思わずニヤッとしまう。面白いのは長屋話の”あだな”の付け方かもしれない。”与太郎”ーーーーー何となく脳の程度が一つ抜けたような”飲兵衛”ーーーーー酒飲みの典型”三太郎”ーーーーーこれもお人好し”大家さん”ーーーーちょっと頭が良くて長屋のまとめ役”助平”ーーーーーー説明不要(笑)とにかく人の人格や性格を人名の形にして表現している。それでは、最後の”助平”についてちょっと考察。いつの世にも色好みの人間はいたようで、「助平」という言葉も庶民の中から生まれたニックネームであることは間違いない。色好みが人格化して”好兵衛”になりそれがさらに”助平”に変わったらしい。日本に「助平」という姓や名の人は多分いないだろうな~(いたら悲劇)。男はどちらかといえば、色を好む傾向がある。私も若い頃は結構エッチな話題が大好で、よくそういう話で盛り上げ役をはたしてきたものだ(赤面)妻にもよく「あなた結構スケベーだったものね」と言われた。でも、このところそんな気っぷりは微塵も感じられない。そうなんです。この病気を患ってからは私の身体から「色」という気が抜けたようであり、悲しさひとしおです。この病気がもし完治したら、また前のような色気は戻って来るだろうか。「老いらくの激しい恋」で有名になったりして(大笑)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<私のつぶやき>上のブログでは、願望を含めたいまの私の心情が綴られている。かつては生涯現役を豪語していただけに、その落差は余りにも大きい。少しでもその差を縮めることが出来たら、誰が一番喜ぶだろう。女房?(笑)