綸言汗(りんげんあせ)のごとし
ちょっといい言葉を見つけたので参考までに。決して凡人の私が言ってることではありません。綸言(りんげん)とは天子、君子の言葉という意味で、「綸」はもともと”太い糸”のこと。天子の言葉は口から発せられたときは、普通の糸のように細くても、下々にまで達するときには綸のように太くなるという意味だそうです。それが「汗」のようだというのは、一度出た汗が二度と体内に戻ることはないように、君子の言葉は取り消すことが出来ないということ。それは昔も今も同じことで、為政者が言葉を軽々しく扱うと国が乱れる元になるという戒めの言葉なのです。この言葉を、そのまま今の政治家にぶっつけたい思いがします。とくに鳩山さんに申し上げたい。あまりにも前言を翻(ひるがえ)し過ぎてはいませんか?もっともお坊ちゃま育ちで、こんな勉強なさる必要を感じなかったのかもしれませんがね~。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<私のつぶやき>意外だな~あれほど鳴りもの入りでマスコミで報じられた上海万博がオープンしてからしばらく経った。開会当時は超満員の入場者で、人気のパビリオンは○時間待ちの行列と報じられ、中には混乱状態の様相を報ずる映像も何度か見た。「あんな満員でどこへ入るにも並ぶようなイベントは私には向かない」ので、昔からこういう所は敬遠して来た。もっとも、私はこの歳になり上海万博に行く気など毛頭ないが、日本の観光客は相当詰めかけているのだろうなと推測していた。ところが、最近の入場者数は予想をはるか下回る状態で、あの賑やかさは何だったのかという状況だとか。史上最高の入場者7000万人を見込んでいると威勢のいい見通しを下方修正の方向だというから意外や意外だ。また、間近に迫ったサッカーW杯の日本人ツアーもさっぱりだと旅行会社は嘆いているとか。料金が高い、治安が悪い、日本チームの勝つ期待が薄いなどが原因といわれているようであるが、やっぱり治安の悪さは日本の比ではないようで、恐ろしくて行く気になれない人が多いのが本当のところではないかと思うのである。それより安くて気楽に行ける国内温泉旅行が私には最適だと思っている。これも年寄りの僻みに聞こえたらゴメンナサイ。