何とも対照的な・・・
いよいよアメリカのオバマ新政権が、20日(日本時間21日)発足する。アメリカでの黒人初の大統領誕生。それにしても驚く。就任式を迎えるにあたっての派手なお祭り騒ぎ。その熱狂的なエネルギーに圧倒されるばかりだ。でも、就任直後から、待ったなしで「100年に1度の経済危機」に立ち向かうことになる。その舵取りが大いに気になるところだ。もちろん、世界中に吹き荒れている経済立て直しの原動力になってくれることを、みんなが注目している。それに引き換え、日本の国会では、相変わらず次元の低い論争に明け暮れている。支持率低下で政権機能が消滅寸前の麻生内閣が、延命に必死になっている。いま求めている国民の声が全然届いていない。これが民主主義を唱えている日本かと思うと悲しくさえなる。何とかオバマ旋風で、いまの日本もチェンジしてくれることを祈りたい。