オニャンキーの世界

[社会の一こま] カテゴリの記事

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• 再びスタートします

  １１日を最後に１０日余りお休みさせていただきました。気力も戻りましたので、また再開したいと思います。今まで通り宜しくお願い申し上げます。またまたとんでもない事件が明るみに出ておりますね。姉歯建築設計事務所（千葉県市川市）による耐震データ偽造問題で、関係したマンションやホテルが大騒ぎしている。いや、世間一般にも波紋が広がっている。いつ崩れるかわからない建物に住むことはもちろん近ずくことだって危険なわけだ。もし、今回の事件がこれだけで終わってくれればいいのだが、まだ他にも検査をすり抜けた建築物があるかもしれない。これからマンションを買おうとしていたひとは、まずその辺の安全確認が出来なければ、とても怖くて買えないだろう。マンションの建築ラッシュで賑わっている今日、思いもよらなかったとんだ横やりが入り、住宅産業に異変が起こるのではないかと心配になる。関連会社の株の動向は如何なものだろうか？ホテルだって同様で、安心して泊まれるのかどうかはっきりしないと恐くて利用出来ない。国土交通省は、これらの構造計算書の偽造を見落としていた民間の指定確認検査機関「東日本住宅評価センター」や販売会社「イーホームズ」の責任を厳しく追及していく方針を決めたそうであるが、その前にもう一つ責任追及があるのではないだろうか。こういう建物の不備が人命にかかわることを承知しながら、検査機関を「官から民へ」移行した行政の責任である。これに移行するとき、こういう危険が発生する恐れがあると警告が発せられていたというではないか。だからこれは「起こるべくして起こった事件」と言えそうだ。郵政民営化とは全く違う性質の民営化の問題である。これらを強行して押し進めた政府の責任はどうなのかが、これから問われるのではないだろうか。　　　そんなこと関係なく自分の使命を全うして咲く我が家の庭の菊

  2005年11月23日

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• 現実はキツい（お休み宣言）

  今から約１ヶ月前の１０月４日の日記で、原油価格の高騰が日本の経済を揺るがすというようなことを書いた。最後の方の一文には『油の価格アップをもろに被っている製造業は内情火の車になり兼ねない状況だ。売り上げは伸びてもそれ以上にコスト高のため、収益につながらないケースが多い。この原油価格アップがこのまま続くと、そのジャブが次第に効いて来て、最後にはノックダウンを期す事態だって起きておかしくない状態になるだろう。政府や日銀の発表している明るい展望（？）を鵜呑みにしていると、とんでもないことになりそうだ。もし、政府がしっかりした手を打たないなら、私はいまから「油の値上げが日本をダメにする」と非常事態宣言をしたいくらいなのであります。』まさにその通りになりつつあります。上辺は好況のように見える経済は、実は火の車になりつつあります。このままいったら、また悲惨な不況は目の前に表れるでしょう。明日（１１日）東京の本社に行って来ます。９月から始まった新しい期の予算が、油高騰によるしわ寄せでとても達成出来ない状況になり、もう一度見直しが必要になったからであります。原油価格高騰の原因で、いままで安定して納入していたユーザーから予想以上のコストダウン要求がまいっております。すなわち納入価格のダウン要求です。その内容たるもの、中途半端なものでない。１ヶ月あまり経過して、月１千万円以上の売り上げ減という危機的な状況が現実のものになってきたのである。これが長く続けば我が社の存亡に関わる重大な状況。かつて私が勤めいていた納入会社の担当も、極めてドライな感覚で対応でもう頼みにならない存在に変身。止む終えずこんどはこちらのコストダウン策が必要。今日などは、当社で仕入れている資材関係の納入業者に対し、値下げ要求を突きつけることを私がやっている始末。彼らもまた、いま私が味わっている同じ苦しみをこんどは私から浴びている。ある意味では、これまで築いてきた人間関係をご破算にしてでも達成しなければならない至上命令。とても辛い仕事なのであります。私は覚悟さえ決めています。これ以上冷酷なことを遂行しなければならないのなら、自らいまの状況から身を引いて後生安泰の世界に移りたいと。明日の会議は、そんな悲壮な決意を携えて臨む出張であります。これまで、いささかエッチなことをここで書くことで気持ちの安息になると思って逃れていた面があります。でも、皆さんから見たら、「またか」というしょうもない光景に映った事は間違いないでしょう。最近はほとんど反応のコメントがなかったことからも明らか。空しい気持ちをこれ以上積み重ねてもしょうがない。ここでしばらく気持ちの整理をつける意味で、お休みを頂く事にします。また安定した段階で復帰したいと思っていますので、しばらくの猶予をお願いします。これまでのご愛読、深謝申し上げます。（一日一度はここに来て、皆様の日記を拝読させていただきたいと思っています。コメントは控えますが。）

  2005年11月10日

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• 本田美奈子さんの死を悼む

  歌手の本田美奈子さんが６日午前、急性骨髄性白血病のため死去されたというニュースが入ってきた。まだ３８歳の若さで逝ってしまった。彼女は８５年にデビュー。９２年にミュージカル「ミス・サイゴン」に出演したのを契機に、近年は舞台で活躍していたが、白血病のため今年１月に入院した。ついこの前（８月）の２４時間テレビのなかで、再度舞台に上がれるよう頑張っているというメッセージと辛い闘病生活と闘っている画像を観ていただけに、なんともやりきれない気持ちになる。同じように惜しまれて逝った美人女優の夏目雅子さんと重なってしまう。　ご冥福を祈る　　合掌

  2005年11月06日

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• 復党困難は当然

  ネットニュースのこの記事自民党の武部勤幹事長は５日午前のＴＢＳの番組で、郵政民営化関連法案に反対し、除名や離党勧告処分になった衆院議員らの復党について「今の状況では戻れないのではないか。自民党がけじめをつけたから国民は支持してくれた」と述べ、復党は当面、議論にならないとの認識を示した。　先の衆院選で反対派議員を支援した都道府県連についても「地方支部に至るまできちんとした新しい自民党らしい自民党にしなければいけない」と、該当者の厳正な処分を求めた。極めて当然のことと受け止める。ところが、処分が発表になった議員は、出された処分には厳粛に従うと従順な発言。これは将来の復党を希望する期待があるからであろう。もし、小泉政権が交代したら、とたんに手のひらを返したように復党を認めるようなことがあれば、自民党の信頼は揺らぐだろう。こんなにプライドを傷付けられてもまだ未練があるのかと不思議に思う。逆にこんなことも予想しないで反対行動をとったのなら、よほどの危険予知欠如の人といわれても反論できまい。こんな甘い認識では、これからの議員活動にも不安が伴う。むしろ反自民の立場で堂々と行動を起こすことに期待したい。

  2005年11月04日

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• デヴィ・スカルノ夫人のトーク

  「文化の日」の今日、『ハイ・ブリッジ・チャリティー・コンサート』という催しの入場券を頂いたので、妻と二人で参加してきた。５人の歌謡コンサートとお笑いショーとがあり、メインはデヴィ・スカルノ夫人のトーク・ショー。主催がエステサロンなので、参加者はちょっとおしゃれっぽいひとが目についた。歌謡ショーは、歌ってくれた歌手の皆さんには悪いが、一流歌手ではなく、あまり聞いた事のない持ち歌をたくさん聞かされた。毎日通勤の車の中でi-potから流れるCDの有名歌手の歌を聴いているので、ちょっと歌い方に劣る部分が耳障りではあったが、これはしょうがないと諦めて聴いていた。メインのデヴィ夫人はやっぱり綺麗だった。以前テレビで話す彼女の姿は、必ずしも好印象に映らなかった。ちょっと生意気な話し方が耳障りであったことは事実。でも今日は、彼女の生い立ち、生き様、ポリシー等をうかがっているうちに、ちょっと違った見方になってしまった。「日本国民は、あまりにも戦争での負い目を持ち過ぎている。靖国神社参拝のことで、中国や韓国から内政干渉される筋合いはない。日本政府はもっと毅然とした態度で臨むべきだ」という硬派的意見にはいささか驚いた。デヴィ夫人の意見の善し悪しは別として、いろいろな方の考え方やお話を聞くことはとても参考になり、自分の判断材料の幅を広げることになることをあらためて知った。そういう意味では、今日は文化の日にふさわしい一日を過ごすことが出来たと思う。

  2005年11月03日

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• 偉大なるイエスマン

  第３次小泉改造内閣が発足した。いろいろ取りざたされていた候補の明暗が話題になっている。それはさておき、今回の人事で気になるのが「小泉総理のイエスマン集団」ではないかという評判である。留任が決まった武部幹事長は自らを「偉大なるイエスマン」と称して悦に入っている。また「小泉改革の総仕上げにはイエスマンがいい」とも言ってのけている。そういえば新大臣の就任記者会見では、首相からよい採点をしてもらおうというのか、みんな口をそろえて「全力を挙げて改革に取り組む」と優等生発言をしている。さらに来年９月で任期満了のポスト小泉をめぐって、激しい戦いがこれから予想される。「後継者の中で勝ち残れるのは首相に忠実な人」といわれている。裏をかえせば、ゴマスリ競争に勝ったひとということになろうか。これでは、何としてもイエスマンの優等生にならなければいけない。ルネサンス期のイタリアで政治思想家のマキャべりは「君主論」のなかで「君主はよほど思慮深く賢明な選択をしない限り、追従者のわなに陥る」逃れる方法はただひとつ「あなたに真実言っても機嫌を損ねない君主であると人々に知られる以外に、追従者から身を守る方法はない」でも、小泉首相がここに書いてあるような罠にはまる恐れがある君主と同じではないような気がするのだが。論語では「大臣とは正しい道をもって君に仕え、それが受け入れられなければ身を引く」と。改造内閣の閣僚たちは「どこまで直言が許されると思っているのだろう」イエスマン集団には、こんな言葉が果たして通用するのだろうか？

  2005年11月01日

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• 壮大な宇宙の営み

  地球から遥か遠く離れたクエサー（準星）が瞬きながら電波を発している。地球上でその電波を観測している。ハワイと東京の天文台でその電波を受信していると、僅かな時間差が生ずる。その差とはとりもなおさず日本とハワイの位置の差を表している。ところが年々その差に少しずつ変化してきていることがわかった。それから判断するに、ハワイが日本に１年に５～６センチの早さで近かづいて来ているということが確認されたというのである。同様の観測で、大西洋が１年に４センチ拡大していることも分かったとか。新潟県中越大地震で壊滅的な被害を受けた山古志村だって、かつては海底だったという跡が確認されている。４～５千万年という遥か昔、ユーラシア大陸に衝突したといわれるインドはいまも大陸を押しており、海底が隆起してヒマラヤが出現した。このヒマラヤとチベット高原が風の流れを変え、日本に恵みの雨を降らせる気圧の谷をつくっているという。もし、チベット高原を削り取ったら、日本は梅雨のない国になるという。地下深くではいまでも活断層がきしんでいることは想像に難くない。その証拠にこの前のパキスタン北東部の大地震だって、少しも異常でない地殻変化と捉えられる。日本だっていつどこに大きな地震がきてもおかしくない国である。このように自然の、いや宇宙の力は、人間の力ではどうしようもない存在である。アメリカの某研究所では、ハリケーンを原爆のような人為的なエネルギー操作で、進路を変えさせることを検討しているということも聞いている。でも所詮は小さな人間のやること。あまり我々の力で自然を操作することは止めた方がいいのかもしれない。そのしっぺ返しをいやというほど知らされている反省を真摯に踏まえて。ましてや、殺し合いの戦争ほど無意味だということを。

  2005年10月30日

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• 除名＆離党勧告処分

  かねて注目されていた自民党の党紀委員会が今日開かれた。そして通常国会時に同党に所属しながら郵政民営化法案に反対した５０人（衆院３０人、参院２０人）に対する処分が夕方発表された。衆院では、衆院選後の首相指名選挙で小泉純一郎首相に投票せず、新党の衆院会派に加わった野呂田芳成氏を８段階ある処分のなかで最も重い除名とした。また、除名か離党勧告かで注目を集めた野田聖子元郵政相は、かつて郵政民営化反対を唱えていたのに、今回の国会では賛成に鞍替えして処分の軽減をアッピールした効果からか２番目に重い離党勧告。その他２５名も離党勧告。衆院選に出馬しなかった村井仁氏ら３人は２番目に軽い戒告にとどめたようだ。本当なら、衆議院解散の引き金になった参議院反対組に対しては、衆議院より軽いと思われる処分におわり、衆参の不公平感がにじみ出ている判定に終わったようだ。もっとも参議院では、これ以上自民党の議員を除名したら過半数割れを起こすという自分達に都合の悪い結果になるので、処分をやりたくとも出来ないというお家事情があったようで、結局は何を基準にしての公平な判断なのか首を傾げるたくなる結果になったように思えるのは私だけであるまい。そもそも、参議院の性格は、衆議院の行き過ぎを含め、その決議されたものを、良識の府として再度公正な目で判断を求められるところである。衆議院と同じように党の方針で判断するだけのものなら２院制の必要はないのである。そういう意味からいったら、判断は個人にゆだねられ、それに従わなかったという理由で党則違反として処分することは本来おかしいのかもしれない。でも現実は、参議院は第２衆議院の様相を呈している。ましてや今回の衆議院選挙で３分の２以上を確保した与党の体制では、参議院は実際何の役にも立たない存在なのである。そこに血税が使われるということの歯痒さはなんともハラの虫が納まらない。除名勧告を受けた議員さんは、それを受け入れ自民党を離党し、無所属での活動にならるのだろうが、いかばかりの成果を国民に還元して下さるのだろうか？

  2005年10月28日

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• 拝啓　片山さつき様

  拝啓何かと注目を集め、小泉チルドレンのお一人と呼ばれている片山さつき様。まさか、あなたの口から、こんな下品なお言葉が発せられるとは思いもよりませんでした。「こいつ」若者が仲のいい友達同士で話す言葉から出る言葉くらいに思っていたもので、いっぺんにあなた様の素性を疑ってしまうハメになりました。そうでうよね。あなたは元財務官僚を登り詰めた輝かし過去がある。相当のプライドがおありなんでしょうね。官僚時代なら、格下の国会議員など問題にしていなかった経験がそうさせたのでしょうか。民主党の前原代表と言っても、あなたより３歳も若い。あなたから見たら「こいつ」にしか見えないのかもしれませんね。でも、誰だって失言はあるもの。すぐ「ちょっと適切な言葉でなくて申し訳なかった」と謝罪すれば、そんな大きな話題にならなかったのかもしれないけど、あなた様の事務所のコメントがいただけない。事務所では、「党首討論を見ながら『今の小泉首相の心境はどうでしょうか』との質問があった際に、先の発言があったことは事実。総理が（コイツ…と）思っているであろうと、想像して代弁したととらえている」と釈明されています。想像して代弁？あなた様はもう小泉首相の代弁が出来るまでになったのでしょうか？あまりにも素直でない釈明に、かえってあなた様のイメージが崩れていきそうです。とかく官僚の高慢な態度が批判されているこの頃。やっぱりあなた様の態度で、その確かさが証明されたような気がします。あなた様に投票した有権者はきっとガッカリしていることでしょう。これからの謙虚さに期待しております。　　　　　　　　　　　　敬具

  2005年10月26日

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• 大増税時代到来の兆し

  とうとう自民党の本性が見えてきたようです。衆議院で大勝利して圧倒多数の与党体制が確立でき、神奈川参議院補選でも、その勝利の流れが確認されたことで、「よし、これまでなかなか手を付けられな懸案を一気に実行出来る千載一遇のチャンスだ」と勢いついている。小泉自民党が秘かに狙っていた「増税路線」の牙をむき出してきたようだ。党の財政改革研究会が今週まとめる財政再建に関する中間報告で、消費税率を１０－１５％まで引き上げるケースを示すという。先の総選挙では「サラリーマン増税はしない」と公約していた同党だが、これだけ大勝ちすれば、そんな約束はどこ吹く風と化す。「（小泉首相の後任は）私かどうかは分からないが、誰がなっても（消費税率引き上げは）避けて通れない道だろう」と谷垣禎一財務相は２３日、フジテレビの「報道２００１」に出演してこう語っている。もはや「ポスト小泉」の有力候補のこうした発言は無視できない状況にきている。先の衆議院選挙では、「郵政民営化賛成か反対か」だけに論戦を絞り、他の政策論争を避けて戦った自民党。劇場型選挙に民衆の関心を向け、増税、改憲、外交問題などから目を反らさせた戦略に我々はまんまと乗ってしまった。その結果の民意である。自民党はじめ与党を大勝ちさせた事実こそ民意だと言われて、反論出来ないのが現実。泣いても笑っても自民党の勝ち過ぎのこの体勢は４年間続く。いまさら悔やんでも戻らない。注目は、この自民党に加担した公明党の出方次第。創価学会という巨大母体の会員が消費税１０～１５％引き上げまで賛成して投票したわけでないと騒ぎだすかどうかである。これから国民みんな相当の覚悟が必要な時が到来しそうである。

  2005年10月25日

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• 本当の恐怖がやって来る？

  そろそろ本当にヤバイかも知れません… 間もなく日本の財政赤字が1020兆円を超えようとしています。国民一人当たり815万円の借金となります。この書き込みはウソなのか真実なのか？国債乱発のツケが。これからどんどん襲って来る。都合の悪い物は全部先送りして、表面上の体裁を繕ってこれまできた結果がこれ。それをこれまで容認してきたのは現在の自民党を始め各政党。責任の一端はあるはず。もし外れるしたら、これまで相手にされなかった共産党くらいかな？日本は決して豊かな国ではない。国連負担金の上位から２番目というレベルは、虚飾決算にあたるのではないのな？

  2005年10月24日

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• 太蔵先生　大丈夫？

  数々の放言で物議をかもしだしている自民党衆議院議員の杉村太蔵氏（２６歳）が反省会見を党本部で行った。見方によっては、この自由奔放な発言が、これまで国民にわからなかった議員の特権を暴露してくれたという評価もないではないが、もう一方では、議員と言う立場を考えず、軽過ぎる発言のオンパレードで、これで議員かという批判の声も多く出ていた。自民党としては、こうした発言に業を煮やし、自民党の立候補者選定方法への批判を恐れて、党本部監視のもとで「反省の弁」を語らせたことはミエミエだった。そもそも、こういう型破りの議員が誕生するのは、選挙制度に問題がある。現行の小選挙区比例代表並立制では、小選挙区候補が全部通ってしまった時のことを想定して、杉村氏のような比例単独候補を用意しなければならない。落選を覚悟で出てくれる人を候補者として立てなければならないのだから、はたしてそこまで納得して受けてくれる議員を確保できるか、はなはだ疑問が残る。でも、こういう制度をとっている以上は今後もあり得るが、今回のような予想をはるかに超える当選が出たときだけで、今後同じようなことが再現するかは不明。やはり比例をやめて人物だけを選ぶ選挙制度にすべきだという声に耳を傾ける必要があるのではなかろうか。とはいえ、自民党には彼を選んだ責任はあるのだから、ある程度はきちんと議員教育はやらなければならない。これで、彼の良さ（？）は消えて後に何が残るのかは分からないが。口辛評論家の佐高信さんは「ロボット」だと評している。以下、彼の酷評を参照 『杉村議員は小泉首相が国会に送り込んだ「ロボット」。彼の失言や失態は「出来の悪いロボット」だったということであり、騒ぎになった責任は首相や武部幹事長にある。刺客と呼ばれて当選した人たちも、小泉首相が自分のいいなりになる議員を増やすために送り込んだ「ロボット」で、政治的な判断は出来ず、言いなりであることには変わりない。だから、今回の会見になり、ワイドショーなどの見世物になる。一連の騒動はその「ロボット」の実態が、彼によって暴露されたに過ぎない。彼に政治家としての自覚や資質を求めるのは、ロボットに人格を求めるようなものだ。』 杉村議員が当選以来、いろいろな所での取材で放った言葉の主なるものは次の通り。「料亭に行きたい」「グリーン車乗り放題」「国会議員の給料は２５００万円」「議員宿舎は３ＬＤＫで楽しみ」　初登院では平の会社員から転身した自身を「ヒラリーマン」と表現し「ヒラリーマン根性が抜けなくて……。ヒラリーマンが議員になってどう感じたか、皆さんに伝えたい」何でも、記者会見は約３５分行われ、レポーターやカメラマンら１００人以上で、まさに芸能人顔負けのごった返し様だったとか。「党三役が出てきても、こんなに報道陣は集まらないなのではないか」という冷やかし半分の言葉も行き交っていたとか。この程度の国会議員は他にもまだまだいるように思う。これ以上こういう議員が横行したら、日本の将来はどうなるのでしょうかね？背筋に震えが・・・・・・

  2005年10月22日

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• 『戒名』結局は金儲けの一つ？

  『戒名』余り縁起のよいテーマでなくてご免なさい。人が亡くなるとお葬式を出す。仏式であるとそこで問題が生ずる。そう、『戒名』です。そもそも戒名とは、出家した証としてもらえる名前のこと。この名（戒名）をもってあの世にいけば、仏の弟子として認められるというのであるが、誰も行って戻って来た人がいないので、本当のところは不明である。あとはこれを信じるか否かであろう。でも、死んだらみんな出家するというのも、いささか変な話。お寺に何がしかのお礼をして戒名をつけてもらい、仏の弟子にしてもらいお寺の墓に入れてもらう。昔ならお礼として、土地や宝物を供養したこともあったらしいが、今では現金そのもの。問題はその戒名の値段。良いと言われる戒名ともなれば、それなりに高額に跳ね上がる。ランクは細かく決まっているという。宗派によって違いはあるのだろうが、一般的なものでこんなランク付けの書かれたものを目にした。最低のランクから『○○信士』（男性）『○○信女』（女性）　　約１０万円『○○居士』　　　　『○○大姉』　　　　　　約２０～３０万円『○○院○○居士』『○○院○○大姉』　　　　約５０万円『○○院殿○○大居士』『○○院殿○○清大姉』約１００万円～○百万円あの世に行くにもお金がモノをいうのだろうか。「どうせ死んで持って行けるモノでない」と思っていたお金も、そんな単純に割り切れないようだ。たかが戒名ごとしの名前で、そんなに奮発していられないと言っても、世間の手前上、無理してミエを張ることにもなる。人間の弱い所を突いている。もし仮に奮発して良いといわれる戒名をつけてもらったとすると、その後も大変なことが待ち構えていて苦労することにもなり兼ねない。お寺からは上得意様としてランク付けされる。その後の法要や寺の改築の際には、他よりは多い寄進を求められる。残された遺族、子供、孫たちこそいい迷惑となる。だから、死んであまり無理したミエは張らない方が無難であろう。ちなみに葬儀のとき『戒名』を付ける風習のある国は、仏教国の中でも日本と中国くらいのものだそうである。仏教発祥の地インドやネパールには戒名などないという。仏典にも「葬儀の際、戒名をつけ」などという記述は見あたらないというではないか。ということは、どの時代であるかは分からないが、お金儲けの手段として新しく戒名という方法を寺院が創設したというのだろうか。そう言えば先般、某新興宗教の友人葬に出席したとき、導師をやられたひと（その宗教の幹部）が、「僧侶による葬儀や戒名などは、江戸時代に始まったもので、現代社会には必要のない風習だ」と言っていたことを思い出す。さ～て、それでは自分の葬儀のときはどうしてもらった方がいいか遺言にでも残しておいた方がいいかな。好きな音楽を流してもらいながら（「別れの予感」とか「川の流れのように」等々）、私が好きだったことの思い出話を紹介してもらい、私の遺影に焼香してもらうだけでいいような気がする。お経も戒名もいらないと書こうかな。ちょっとダークな話題でしたが、いずれは来ることことだけに、きちんと自分の考えをまとめておいても悪くないと思った次第です。

  2005年10月15日

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• しっかり監視が必要

  遂に郵政民営化法が衆議院に続いて参議院本会議でも与党の賛成多数で可決、成立した。前回の国会から引き継ぎ、衆議院解散までしてもぎ取った勝利の小泉政権の執念が、ここで実ったものである。票数からしたら圧倒多数の差ではなかったものの、いまの選挙制度で３分の２以上の議席を獲得した与党としては、これが国民の民意だということで全面に打ち出しての成立。前回反対した自民党議員の賛成への意思変更。これが現実の姿。あとは、この法案が、本当に国民にとっていい方向にいくのかどうか監視していくことが必要であろう。その結果を次の選挙で国民が判断して意思表示するしか方法はない。

  2005年10月14日

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• 猫が本当に？

  我が家にも猫が１匹いる。昔から数えたら通算２０匹以上の猫を飼っている。でも、人の肉体の一部を食いちぎるような悪さをされたことは一度もない。それだけに、今回老人ホームで右足の指全部が第一関節近くから食いちぎられたというニュースに接したとき、「えーっ、ほんと？！」と信じられない気持ちが強かった。でも、口の回りを赤い血で真っ赤に染めた猫が目撃されていたということで、それが事実なら恐ろしいことだと思っていた。ところがここにきて、動物愛護団体から一斉に疑問視する声があがってきた。もう一度きちんと調べる必要があるのではなかろうか。←我が家のメス猫「リリー」 埼玉県北埼玉郡の特別養護老人ホームで６日午前５時ごろ、ナースコールが鳴り、職員が駆けつけると、入所している認知症の女性（８８）の両足から出血、右足の指すべてが第１関節近くからなくなっていた。女性は寝たきりで会話が出来ない状態で、同室の入居者からの通報だった。　同ホームによると、女性の部屋は１階で、当時、窓が約３０センチ開き、網戸の下にも穴が開いていた。床などに猫の足跡があり、職員が中庭にすみ着いている猫の口の周りが赤く染まっているのを目撃していた。県警は、この猫が女性の指を食いちぎったという見方を強めている。　「猫が本当にこんなことをするの？」。埼玉県の特別養護老人ホームで就寝中の女性（８８）が右足指を食いちぎられた事件。猫の仕業の可能性が高いとする警察の見解に対して、疑問の声が噴出している。　１２日に埼玉県庁で記者会見して“猫犯人説”に反論の口火を切ったのは、ＮＰＯ（特定非営利活動）法人「アニマル・サポート・メイト」（さいたま市）など動物愛護の５団体。【毎日新聞ニュースより】

  2005年10月13日

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• 社会進出と出生率の関係

  日本の少子化傾向が、将来に暗い影を落としていることは、何度となく叫ばれてきた。でも、なかなか即効性のある対策はないようである。国が本当に腰を据えてかからないと出生率向上の実現は難しいようである。近年、女性の社会進出の増加が少子化の原因の一つになっていると言われてきたが、海外ではその論理は通用しないことが判明した。むしろ社会進出の高い国ほど出生率も高いという、日本とは逆の現象が確認されたのだ。ということは、女性の社会進出とは別の支援策が必要となる。そのためには、男性の応援もしくは協力が欠かせないようで、世の男性には耳がいたいような提言もある。以下、毎日新聞のニュースを参照。国際的に女性の社会進出が進んだ国ほど出生率が高い傾向があるのに対し、日本は女性の社会進出が同レベルの国と比べて出生率が低い状態にあることが１３日、政府の男女共同参画会議の調査で明らかになった。女性の社会進出と出生率の関係を国際比較した調査は初めて。同会議は「仕事と生活の両立支援や子育ての環境整備の遅れが背景にある」と指摘している。調査は経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）加盟国のうち１人当たりＧＤＰ（国内総生産）が１万ドル以上の２４カ国を対象に、１５～６４歳の女性の社会進出の度合いを示す労働力率（人口に対する労働力人口の割合）と合計特殊出生率の相関関係について、１９７０年、19８５年、20００年の推移を調べた。国際的な傾向をみると、19７０年は労働力率が高い国ほど出生率が低かったが、８５年を境に関係が逆転。20００年には労働力率が高い国ほど出生率も高くなった。出生率が高い国は、男性の短時間就業者の割合が高い▽保育サービスの利用割合が高い▽家事・育児時間に占める男性の割合が高い－－などの傾向があり、調査報告はこうした割合を高めるための取り組みを求めている。　日本は家庭での責任が重い女性が男性と同じように働くのは難しいのに、何ら措置がとられてこなかった。女性側の努力だけで出生率を上げるのは難しい。なになに、まずセックスを奨励する風土作りから着手すべきだ。納得！

  2005年10月05日

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• 原油価格の高騰がそのうち・・・・

  いっこうに留まる兆しがない原油価格の高騰は、この先の景気におおきな陰りとなり、世界不況の引き金になりはしないかという懸念が出ている。政府も、この辺の改善策を模索するために、経団連との会合ももったらしいが、いささかすれ違いの認識で終わっているようだ。ニュースでは、こんなことが報じられている。原油高に伴うコスト増加分を料金に転嫁できず運輸業者が苦境に立たされているとして、北側一雄国土交通相が日本経団連の奥田碩会長に料金値上げへの配慮を求めたことが波紋を呼んでいる。経済同友会の北城恪太郎代表幹事が「価格は市場で決まるもので、政府が意見を言う必要があるのか」と疑問を呈したのに対し、中川昭一経済産業相が「極めて遺憾」と反発。産業界に戸惑いが広がっている。 実際、今年の春トラック運賃は上がった。でも、その後も止まらない油の価格上昇分をさらに運賃アップに上乗せすることが出来ていないようだ。その他の石油関連製品も軒並み価格がアップしている。でもそのコストアップ分を商品の価格アップに転嫁することはなかなか通らないのが現実の社会状勢なのである。油の価格アップをもろに被っている製造業は内情火の車になり兼ねない状況だ。売り上げは伸びてもそれ以上にコスト高のため、収益につながらないケースが多い。この原油価格アップがこのまま続くと、そのジャブが次第に効いて来て、最後にはノックダウンを期す事態だって起きておかしくない状態になるだろう。政府や日銀の発表している明るい展望（？）を鵜呑みにしていると、とんでもないことになりそうだ。もし、政府がしっかりした手を打たないなら、私はいまから「油の値上げが日本をダメにする」と非常事態宣言をしたいくらいなのであります。

  2005年10月04日

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• 年配者は若者の護衛

  政界は若返りが進んでいる。民主党の前原代表の４３歳で、俄然自民党のポスト小泉の焦点が若い方に向いて来ている。今回の衆議院選挙でも若返りが図られた。逆に、「年寄りは引っ込め」「老害政治家は去れ」というような機運があった。街の若者のインタビューでの発言でも「もっと若い人がどんどん出て新しい政治を進めていくべきだ」と言ってホリエモンの登場を好意的に受けとめていたのが印象的だった。でも、そんな声がどんどん大きくなるに従って、年配者無用論のように聞こえ、いささか不愉快な気分になったのも確かである。長年の経験と熟知した洞察力が、先の誤った方向を修正してくれる役割も大きな力であるはずだ。話はかわり、蜂の世界ではこの年代別のあり方が現実的であり、年配者には辛い内容である。ご存知の通り蜂は巣を襲う敵がくると、尾にある針で攻撃して巣を守ろうとする。皆さんの中にも、蜂に刺されたことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。私も昔、何度か刺された記憶があります。実は攻撃に廻るこの蜂は、若い蜂ではなく年輩の蜂なのであります。分かりやすく言えば、おじいちゃん、おばあちゃん蜂ということになります。なぜ体力や攻撃力に勝る若い蜂が闘わないかというと、蜂は一度尾の針で敵を刺すとそれで命が絶えてしまう。未来のある若い蜂を少しでも永らえ、女王蜂を護らせるために、おじいちゃん・おばあちゃん蜂が先陣きって攻撃をしかけ、若い蜂には任せないのだというのであります。人間社会の場合、心に余裕がなくなると、損得勘定で物事を判断が優先してしまう。そのため、年齢など関係なく争う事になる。どんどん年配層の人口が増えて来る日本の社会で、命を惜しまず身を挺してまで若者を護ろうとする年輩蜂の勇姿に共感すべきなのかどうか。私はいささか迷ってしまっているのでありますが、皆様は如何に？

  2005年09月24日

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  秋分の日

  今日は彼岸の中日。昼と夜の時間が同じという。正確に秒単位まで調べたら実際はどうなのだろう。調べて見ました。まず日の出日の入りの瞬間はどこで決めるか？毎日のように新聞の片隅に「今日の日の出・日の入り時刻」という欄があります。ところで、この日の出・日の入りというのは、どの瞬間なのでしょうか。半分出たとき？それとも．．．。 実は太陽の「ヘリ」が地平線にかかった瞬間のことをいいます。つまり、日の出とは太陽のヘリが地平線に顔を覗かせた瞬間、日の入りとは太陽の上のヘリが地平線に沈んで、太陽がまったく見えなくなった瞬間です。この事は、意外に知られているのですが、これから類推して、月の出、月の入りも同じように決められているのだろうと思ってしまうのですが、そうもいかないのが現実。月の出、月の入りとは、月の中心が地平線にかかった瞬間をいうのです。 では、なぜ月の場合は太陽と違う基準を採用しているのか。考えてみれば分かると思いますが、月には満ち欠けの現象があるからです。上のヘリと決めたのでは、三日月のときなどは、ほんの小さな点ですから、観測が難しくなります。月の中心でしたら、三日月の場合でも、この一部から円の中心を求めるのと同じなので、すぐに分かるというわけ。 ちなみに今日の東京の日の出と日の入りの時間は次の通り。日の出05：29　日の入り17：37計算すると昼が１２時間８分　夜が１１時間５２分でまだ昼の方が８分長いのです。これには次のような説明があります。蜃気楼や、夏の逃げ水で判るように大気の密度の違いから光の屈折現象が発生します。この屈折現象のために、空に見える天体の位置は、実際よりも浮き上がります。この傾向は天体の高度が低いほど（地平線に近いほど）顕著になり、地平線付近では約０．６度ほど浮き上がりが発生します。　このため、地平線から昇る赤い太陽を目撃した瞬間は、本来ならまだ０．６度ばかり地平線の下にあるはずの太陽を目撃したことになります。日の入りに関して言えば０．６度下まで見え続ける訳で、ここでも都合１．２度分だけ昼の方が夜より長くなります。ちょっとしたことも、疑問をもって調べてみると、意外な知識が得られるものですね。こんな平和な姿が人類にもくると戦争など起こらないのでしょうが

  2005年09月23日

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  にいがた総おどり

  色鮮やかな衣装をまとった踊り子が、チームごとに思い思いの踊りを披露する第４回「にいがた総おどり」（同実行委員会主催）が17日から19日までの３日間、市内８会場で県内外の182団体約8000人が参加して演舞した。オープニングでは、約200年前の新潟町民が熱狂的に踊っていたと伝わる盆踊りに、現代風アレンジを加え復活させた舞が発表された。踊り子が、小足駄（こあしだ）という歯の長い下駄（げた）を小気味よく打ち鳴らし力強く舞うと、観客から盛んに拍手が送られた。私は１８、１９日と見物に参加。これは１９日最終日の模様を撮影して来たものである。もう少し若かければ、私も踊りたいのであるが、この激しい踊りはやはり若者でないと無理。高校の団体や、幼稚園児と保母さん、お母さんのグループなども参加、微笑ましい光景もいっぱい見られた。夕方６時半のクライマックスでは、中越大震災を受けた地方の踊り子が踊り、『これからも前を向いて進んで行きます』と心強い宣言をおこなって、会場から温かい拍手が起こっていた。踊り終えた踊り子が抱き合って涙を流しているシーンもあり 、新潟の秋を飾るイベントであった。

  2005年09月19日

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• がっかりの風見鳥Jr

  郵政民営化法案に反対票を投じた自民党の参院旧亀井派会長の中曽根弘文元文相は記者会見し、特別国会に再提出される同法案に賛成する意向を表明した。中曽根氏は、先回の通常国会で、それまで判断に迷っていた議員も多くいたなか、法案否決の流れを作った中心人物である。彼の反対表明で、一気に反対派の意気が盛り上がり、結果は予想以上の差で否決され、その結果衆議院解散のきっかけにもなった。中曽根氏の賛成に転じる理由を「衆院選での国民の明確な意思を重く受け止める」と説明した。しかしこの裏には、与党は衆院選で定数の３分の２を上回る議席を獲得しており、いくら参議院で反対しても法案成立は確定している。参院ではこの他、鴻池祥肇元防災担当相も賛成に転じる意思を既に表明しており、これ以上ムダな抵抗しても自分の立場を悪くするだけと判断したのだろう。たしかに人間、ときには判断を誤り軌道修正せざるを得ないことも多くある。でも、この法案に対しては十分検討しての判断だったのではないか。選挙区で勝った野田聖子氏までが今度の議会では賛成をチラつかせている。刺客といわれた郵政民営化賛成の佐藤ゆかり氏と接戦を制し当選した彼女。少なくとも彼女に入れた票は、反対表明を支持して入れたはず。それが、当選して間もないのに信念を曲げる？いったいあの反対は何だったのか？そのことは中曽根氏始めその他の反対した議員だって、自民党圧勝の現実の前でもろくも自分の強固な信念を覆す議員が次々出て来ているようだ。だから、「議員なんて信用ならない」と思う国民がいるのだとつくづく思う。そう言えば親の中曽根康弘氏は、くるくる考え方が変わり「風見鳥」と言われていたことを思い出す。やっぱり親の子だねと言われても反論出来ないのでは？

  2005年09月18日

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• 並び大名

  とりあえず名前だけ連ねているものの、何ら重要な役割を果していないひとを「並び大名」よ呼ぶ。現代でも、役付（役員）きの人数を無闇やたらに増やした企業で、その役付きが仕事がなくて暇を持て余しているとしたら、彼らは「並び大名」と言ってもいいだろう。江戸城に伺候（参上して奉仕すること）した大名のなかには、役職に就いていないため、大広間に出ることを許されず、控えの間に詰めるだけの格式の低い大名がいた。この時代、大名は約２６０家あり、役職に就けるのは譜代大名だけであった。だから役職に就けない格式の低い大名は、大名とは名ばかりで少しも役目を果たすことがなくまさしく「並び大名」と呼ぶにぴったりの存在だった。でも、実力はあってもそういうチャンスに恵まれず、格式の低い位置におかれたまま無念に思っていた大名だっていたかもしれない。今回の衆院選で大勢の新人議員さんが誕生した。体よく担ぎ出されたけれど、さっぱり役目を果たさず、賛成のときだけの頭数だけの議員なら「並び大名」と同じ。すると、賛成のときだけの頭数だけでも大きな役割だと言うひともおられよう。郵政民営化ッ法案審議での１票の役割は大きかった。でも、それだけで満足しているようでは困りますということ。

  2005年09月13日

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• 「君主論」より

  マキャべりの「君主論」では「人間は一般に恩知らずだ。恩愛は義務の鎖でつながれており、利害に反すれば断ち切られやすい。だが、恐怖は、処罰の恐ろしさでつなぎとめられていく」今回の自民党の選挙は、首相と幹事長による造反者への強硬な粛清策が党内の議員を震え上がらせ、そして勝利した。まさか、この「君主論」通りにこれからも進めていくわけではないと思うけれど、方針に反対する声は消えしまい、みんなイエスマン集団になってしまったら、この集団には未来はないように思うのは考え過ぎだろうか。

  2005年09月12日

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• 民意に従うのみ

  刻々と衆議院開票状況が入って来る。出る当選確実の報道は自民党の大勝。政権交代を大きく掲げた民主党が遠くかすみ、二大政党時代の到来を告げた前回の開票状況とは全く違う雰囲気だ。野党は軒並み後退。与党の自民・公明で提案する法案は全部通るようになるかもしれない。郵政民営化には賛成したが、その他の問題には全く見えない部分がある。これは全部いい悪いは別にして、与党を信任したことになるのだろうな～。早々と消費税アップの論議や、改憲問題だって浮上して来るかもしれない。これも民意だといわれればそれまで。明日の当選確定数字が出る前に、民主党始め野党はギブアップだな。

  2005年09月11日

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• 議員さんの「バンザイ」

  台風一過。気持ちいい一日でした。澄んだ空秋を、見ることが出来ました。さて、衆議院選挙の投票日まであと３日。最後の追い込みを制し、見事当選を果たし、「バンザイ！」と勝利の喜びを味わう議員さんは、はたして何名おられることか。それにしても、参議院で郵政民営化関連法案が反対多数で否決されたのを受けて、小泉総理は衆議院を解散した。そのときの「バンザイ」する議員さんのなんとも元気のない姿が印象的だった。そもそも「バンザイ」するのは、嬉しいときにおこなう行為である。解散されて自分の職が失われたときに「バンザイ」するというのは、これで議員を辞めることが出来たと喜んでいることになるが、まさかそんなことではあるまい。ましてや、再び当選してこの議場に戻ってこれる保証はどこにもないのに。なんとも奇妙な光景である。心の底には「これでこの赤じゅうたんともお別れか」と思いつつ、「よし、再度当選してここに戻って来るぞ」と武者震いする気持ちで「バンザイ」しているのが実情のようである。議員を辞めれば「センセイ」からもとの人に戻るだけ。やけくそになって「バンザイ」と叫んだ人のうち、１１日の投票結果で果たして何人が本当に心の底から「バンザイ」している姿を拝見出来るのやら。

  2005年09月08日

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• 郵政の鞘（さや）当て

  人間の身体で一番張り出しているところは何処？という問いに、まさか、「男性は勃起したときのあそこ」とか、「女性はボインのオッパイの先」なんて言う人はいないでしょうね（笑）それは、肩と言われている。雑踏の中、いからせた肩を左右に揺すって歩けば、行き交う人の肩にあたる。それを「肩が触れた」とイチャモンをつける現代ヤクザ。こんなシーンは映画では何度も見たものだ。ところが江戸時代は違う。そう、武士は刀を腰に差していた。だからすれ違う武士同士の鞘と鞘がぶつかったときには争いごとになることが少なくなかった。何ともつまらぬ意地の張り合いは、武士たる者のメンツにかかわることだったのであろう。それが転じて、恋敵同士が意地を張り合うことを『恋の鞘当て』と言うようになった。今日では、郵政民営化に反対した候補に刺客を送って争う姿は、『郵政の鞘当て』とでも言うのだろうか。

  2005年09月07日

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• 矛盾の比例第一位

  「当選させて下さい！よろしくお願いします！」と候補者は深々と頭を下げる。でも大きな政党で、比例で１位にランクされいるなら当選したも同然である。私たち有権者は、○○さんに当選してほしいと思い小選挙区で投票する。たとえば郵政反対したために無所属で立候補した○○候補に投票したとする。だから、郵政賛成派の□□さんを選ばなかった。でも、小選挙区で□□さんが落選したとても比例１位にランクされていれば、それが大きい政党ならば、比例で当選は十分可能である。ということは、小選挙区で“落としたい候補”がすでに比例区で当選していることになる。比例重複立候補は国民の「選ぶ権利」を制限しているように思えてならない。党利党略が渦巻く選挙制度の矛盾を感ずるのであるが、皆さんはどう思いますか？

  2005年09月06日

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• 天国から地獄へ

  教育の最前線である学校での困った出来事がまたまた起こって、なかなか収拾に向かわない。今年の夏の甲子園で二連覇という偉業を成し遂げた駒大苫小牧高校。この優勝のニュースを聞いたときは、爽やかな印象をもって「良かったね」と心の中で思ったものだ。ところが、それが部長の暴力行為発覚。そして学校側の隠蔽工作が明るみになるに従って、どんどん悪い方向に。明徳義塾の開始直前の辞退劇といい、苫小牧高校のことといい、なんだか空しい気持ちになったのは、私だけでないであろう。生徒を導くべき教育現場で、かえって生徒達を傷つけてしまっているのだから情けないことである。偉業の裏には、どこでもありがちな事件なのだろうか。運が悪く、たまたま発覚してしまったしたら問題である。問題点は２点。学校側（教師側）の3-4発殴ったという言い分と、被害者側（生徒側）の30-40発殴ったという食い違い。不祥事を公表して出場辞退となった明徳義塾の立場を考えると、優勝取り消しなんていう最大の残念な結末も予想される。あの躍動溢れた選手、そして応援に汗したひとたち。高校野球の今後の行方が問われているような気がする。---------------------------------------------------------------その後の最新情報では、学校側と部員親子和解成立がＮＨＫテレビニュースのトップで全国に報道された。誤解の隔たりを謝罪で受け入れたようだ。根本的なことは全く解決されていない。全国高校野球など、今後は中止にしたら、いったいどうなるのだろう。（２７日朝追加書き込み）

  2005年08月25日

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• 景気の見通し

  仕事柄、いろんなお客様と会う機会がある。当然景気の先行きの話題が出る。中国の好景気の影響をモロにかぶって、日本の景気も動いている。もはや、アメリカだけでなく中国がくしゃみをすると日本が風邪をひく関係にまでなってきたのかもしれない。古紙や鉄がどんどん中国へ流れて、それぞれの価格が上昇している。わが社でも鉄、古紙、石油の高騰が原因で原材料が昨年から軒並み上昇。月２００～３００万円はコスト高になってきている。売値はそれに反して上がらない。だから、相当の企業は収益は下がってくるのではないだろうか。ここで、古紙も鉄も上げ止まりで少し下がり気味なので、これに関するものは買うのを少し先送りした方がいいかもしれない。でも、石油（原油）価格が高値の新記録をつくっている以上、この影響は大きい。ガソリンは来月もっと上がりそう。今月中に補給した方がよさそうだ。秋の灯油も心配になってきた。家庭用品の高騰も覚悟しなくてはならないのかな。でも、パニックになるような急激な買い方は止めた方がいいだろう。

  2005年08月24日

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• 重み増す女性たち

  封建時代は男性中心の社会で、女性の地位は低く見られていた。それが戦後の昭和時代まで続いていた。でも、どんどん女性の進出が激しくなり、近年は男性が女性に押され気味の傾向にある。スポーツの世界では、話題の半分以上が女性のことも。そして、いよいよ政治の世界にも。「マドンナは　ときには刺客に　早変わり」「またぐっと　頼りにされてる　マドンナ軍」「固唾のみ　マドンナ対決　見る民衆」今回の衆議院選挙には、小泉流のマドンナ作戦が派手に展開されるようだ。結果がどう出るかは来月の１１日投票結果如何にかかっている。これまで見たことのないような、激しい争いが、これから派手にお目見えするのだろうか。人気だけでなく、当選の暁にはきっちり責任も果たしてほしいものと願っている。選挙候補の目玉にだけなり、あとは男性の言いなりでの議決頭数要員になりさがるのでは困りますよ。

  2005年08月22日

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• うわー！地震だ！

  ゆっさゆっさ揺れた。またどこかで地震だ！すぐテレビをつける。震源地は宮城県だ。大したことなければ良いがと気にしつつ仕事をしていた。日本はどこにいても地震に遭わずに済むという安全地帯はない。明日は我が地に起こるかもしれない。防災の気構えだけは常に持ち合わせていなくてはと思う。

  2005年08月16日

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• 終戦６０年というが

  ６０回目の終戦記念日を迎えた。私は終戦前の昭和１７年生まれであり、おぼろげながらの記憶がある。Ｂ２９のアメリカの戦闘機が上空を襲い、防空壕に逃げたり、探照灯に照らし出された飛行機が火を噴きながら落ちていくシーン。映画で観たシーンと同じような光景を２～３歳のとき見ているのである。また、父がシベリアから帰ってきた日のことも記憶にある。いまこの時期、戦争の悲惨な体験談を目にし、耳にするが、私には戦争を語るといってもそんな身近なことで、これといった被害の体験はない。ただ、食べるものが不足してひもじい思いをしたことは覚えているが。でも、再びこのような戦争が起こることのないことを、強く願わずにはいられない。

  2005年08月15日

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• 昔５０　今４５０

  旧盆のお墓参りが今日です。ご先祖さまにお参りするとき、今日こうやって自分があるのは、ご先祖様の積極的なセックスのおかげですと感謝の念を言えるだろうか（笑）さて、「昔５０、今４５０」というタイトルを見て、この数字が何んだかご存じでしょうか？昔、子どもをたくさん産んで、授乳を積極的に行っていた時代の女性が一生の間に経験した排卵と月経の回数は５０回くらいだったそうです。ところが、妊娠も授乳も少ない現代の女性は、生涯４５０回もの排卵と月経を繰り返していると推測されているのです。その結果は、現代一人の女性が生涯に産む平均子ども数が１．３２人となって、少子化の傾向が一段と強まり、社会問題となっていることから見ても当然のことかもしれません。いまの女性は、昔の女性の９倍も月経の苦しみを味わっていることになります。もちろん、平均寿命の長短を無視するわけにはいきませんが・・・・。私は男ですので、女性が経験する月経の苦しみというのはよくわかりません。いろいろなデータを見ると、月経前後に「腹痛、腰痛、乳房がはる、全身のだるさ、腹がはっているような感じ、頭痛」など身体症状を訴える女性は6～9割に達し、「無気力、いらいら、怒りっぽい、憂うつ、信じやすい」など気分の変化が4～8割に認められると言います。大半の女性が月経のたびに相当な苦痛を強いられていることは間違いありません。また、月経と病気との関係について詳細に調査した論文によりますと、月経痛、子宮内膜症、月経前症候群、鉄欠乏性貧血のように直接的な問題だけでなく、偏頭痛、ぜんそく、リウマチ性関節炎、てんかん、過敏性腸症候群などが、月経時に悪化すると言われています。特にぜんそく患者の３分の１は月経時に増悪するとなっています。月経にはこういう問題があるから、月経の回数を少なくするためにも、一生懸命に子どもを産みなさいということは、残念ながら今の社会状勢から大きい声で言うわけにはいきません。そもそも産むか産まないかは個人が決めることであり、他人から強制されるべきものでない。反対に、産みたくとも産めない人達だって少なくない現状だってある。しかし、動物としての性を持った人間の場合、「産まない」ということはとても不自然なことなのだということも認識する必要がありそうです。そのうちにもっと月経が軽く済む研究が進むでしょう。だからといって、もっと少子化が進んだら、日本の将来はなくなることも肝に命ずるべきでしょう。

  2005年08月13日

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• 高校野球と電力消費

  夏の高校野球が始まって１週間。毎日熱戦が繰り広げられているが、果たして今年の優勝校はどこになるのだろう？それにしても、夏は電力の消費量がピークを迎える。さかんに電力会社が節電のキャンペーンをおこなっているけど、よく考えてみると矛盾していない？だって、売って（電気を使ってもらって）お金をもらうのに、なるべく節約して使わないでくださいなんて、珍しですよね～。でも、これにはちゃんとした訳がありました。夏の甲子園の準決勝の日の午後１時のためなんだそうです。決勝より準決勝が一番おもしろく、そのとき電気の使用量がピークになります。そのとき不足が生じないように、事前にアッピールしているというのです。でも、それだから原子力発電が必要だなんて言う会社もあるようですが、ちょっと便乗のし過ぎだという声も聞かれますが・・・。

  2005年08月12日

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• 粛清選挙？

  やっぱり自民党は平常心を失った政党に化しつつあるようだ。今度の衆院選では、郵政民営化に反対した議員を落とすことを目的とした粛清が行われようとしている。何だか自民党は恐ろし政党に姿を変えようとしている。こんな悪いイメージが拡大しつつある政党と公明党はまだべったりくっついていくのだろうか？それにしても、一人の人間（この場合は小泉総理大臣）の意志で、ここまで日本国中を混乱させることできるのだから、考えようによってはとても恐ろしいことだ。一つ間違えばファッショ体制といわれてもおかしくない。それに従う側近も、自分の本音でやっているのだろうか？どうも疑問だ.これから９月１１日までの１ヶ月間、どんなことが展開されるのだろうか。波瀾万丈の日本丸が、舵取りなしで太平洋に船出したようなものだ。

  2005年08月10日

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• 新潟祭り

  新潟祭りも終わった。昨日は民謡流し、今夜は花火大会。前の会社に勤めていたときは、毎年民謡流しに動員されていた。各団体（企業や同好会）単位で同じ浴衣や衣装で踊るのであるが、いつも汗びっしょりになって踊ったことを思い出す。船に乗って花火を見たのは６年前。協力会社の招待だった。万代橋の近くから枝豆つまみながらビールを飲んで花火を眺めたのは最高だった。定年になって３年過ぎ、もうそういう機会もなくなったが、なつかし思い出をいだきながら眺めていた。

  2005年08月09日

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• やっぱり否決

  注目の郵政民営化法案は、参議院で１７表差で反対が多く否決された。衆議院を５票の差で可決したものの、予断を許さぬ状況で、今日まで激しい攻防が続けられてきた。それも、遂に結論が出た。後は解散、総選挙と一気に動き出す。今までは議員の動向を見ているしかなかったが、今度は民衆が主役となる。我々の選択で、日本の未来が決まる。しっかり見て、聞いて、じっくり考えていきたいものである。

  2005年08月08日

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• 甲子園辞退

  またまた、高校野球での不祥事で、出場辞退が発生。戦後最多の８年連続出場を決めている高知の名門「明徳義塾」が。喫煙、暴行などの発覚が原因。それも外部からの投稿が発覚の発端とか。これを励みに頑張ってきた選手にとっては泣いてもあきらめきれないものがあろう。これが世間の厳しい現実だと理解できるのならいいが、それだけで済むものか。

  2005年08月04日

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• 岡崎聡子さんのこと

  このひともお騒がせの一人。過去の栄光も、覚せい剤には勝てないのだろうか。そう、元五輪女子体操選手だった中島（旧姓岡崎）聡子被告さんが、またもや覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで警視庁池袋署に逮捕されという。調べでによれば、中島被告は７月９日、東京都新宿区のマンションで覚せい剤約２．７１グラムを所持していた疑い。同２７日には使用容疑で追送検された。中島被告は過去に、大麻や覚せい剤の所持、使用容疑で複数回逮捕され、実刑判決も受けている。７６年のモントリオール五輪に出場、タレントとしても活躍していた。私のファイルには、かねやんの激写楽（野球の金田投手撮影したヌードで、週間ポストのグラビアを飾った）に、彼女が裸になって写っているものがある。その後、妊婦姿でのヌード集、全裸で海のなかで泳ぐ姿の写真集など数々が出版されている。可愛い顔をして好きなひとりだっただけに残念。でも、ここでは画像は紹介出来ない。著作権などでうるさいからな～。一度堕ちるとなかなか這い出せないのが覚せい剤なのだろうか。可哀相としか言い様がないのがつらい。

  2005年08月02日

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• 議員の自殺

  とうとう起こるべくして起こったかという感じをいだく永岡議員の自殺。これほどまでに、議員一人一人の賛否が法案通過に影響することがいままであったであろうか。命を張ってまで、郵政民営化のことで悩んでいたとしたら、いのちはいくつあっても足りない。もっともっと命をかけてやってもらいたいことがたくさんあるのに・・・・(毎日新聞ニュースでは次のように報じている）『永岡氏は多数決で郵政民営化法案の党議拘束を決めた６月２８日の党総務会で最後まで反対を唱えた。しかし、７月５日の衆院本会議では賛成に回ったため、議員会館には「今度はお前に青票（反対票）を投じてやる」などといった嫌がらせの電話やファクスが１日１０件以上届いていたという。　秘書には「僕は自民党の社員だから仕方がない」と語っていた永岡氏だが、亀井派の同僚議員が７月２９日の自民党代議士会で「お互い（選挙が）つらいね」と声をかけたところ、「つらいです」とため息をついた。　最近は茨城県で発生した鳥インフルエンザについて地元の養鶏業者から「早くワクチンを出してほしい」と陳情を受け、永岡氏が「それは農水省が決めることだ」と答えたところ、「じゃあ他の党に頼む」と言われ、気に病んでいたという。　郵政法案に賛成したのに、法案の衆院可決後、一層解散・総選挙含みの政局になったことが、永岡氏をじわじわと追い込んでいたようだ。　永岡氏の地元（茨城７区）では、ゼネコン汚職で失職した中村喜四郎元建設相が刑期を終えて、次期衆院選に出馬するとの観測が強まっている。堅い支持層を持つ元建設相は大きな脅威だ。警視庁の調べでは、永岡氏は不眠に悩んでいた。　３１日深夜、妻の桂子さん（５１）に「明日は国会がないので、朝はゆっくりしたい」と告げて休んだ永岡氏。翌朝には自宅１階と２階の間にある階段の手すりにネクタイを結び、命を絶った。』この真相は明らかになるのか、どこかの誰かに真実が消されてしまうのか？先は闇だ。でも、８月５日の参院本会議での採決の日は刻一刻迫ってきている。この永岡議員の自殺がどう影響するのか？氏のご冥福を祈る。　合掌

  2005年08月01日

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• むなしい表示

  この画像を見てどう思いますか。新潟市内の公園で、はるか昔北朝鮮帰国事業を祝して記念植樹されたときのもの。北朝鮮の核問題を話し合う六か国協議が始まったが、拉致問題の議題が取り上げられる可能性は非常に薄いようだ。空しい気持ちがこみ上げて来るのは私だけではあるまい。

  2005年07月26日

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• JR東日本に苦情

  ２０日の出張の帰り、冷や汗をかく一こまがあった。朝新潟駅出発にとき、往復の切符を買った。「お帰りは何日ですか？」「今日です」という会話をしてみどりの窓口で買ったので、安心して日付けまで確認しなかった。いざ、かえる段階で池袋駅の改札口で切符を挿入。「ブー」とブザーが鳴り先のバーが閉まる。駅員が飛んできて確認。「お客さん、これ明日の日付けになってます」私は「冗談じゃない、買うときちゃんと今日と言ったのに」「すみません、みどりの窓口で、今日のものに変更してもらってください」みどりの窓口にいったら長だの列ではないか。帰りの電車発車時間まで余裕をもっていたはずだったのに、ここで順番がくるまで約２０分も待たせれて、東京駅に到着したら乗る予定の電車はすでに発車済み。あれ、もう帰る電車はないか？これからホテルをあたっても、泊まれるかどうかの不安もある。でもよく確認したら９時４８分発がもう１本残っている。助かった！（汗がじわじわ）それに乗って自宅に着いたのは夜中の１２時半をまわっていた。もし、もう少しぎりぎりに駅に行って、こういうアクシデントで最終電車が出てしまっていたら、JRはその被害の補償をしてくれるのだろうか。

  2005年07月21日

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• 海の日って

  祭日になった「海の日」たまたま梅雨明けした所は、それなりにいいのだろうが、まだ梅雨明けしない所だってある。無理矢理くっつけたような祭日に違和感をもつのは歳を取ったわたしだけのぼやきかな？あっそうか。子供達の夏休み前にしないと、せっかく祭日にした効果がないからだ。ちなみに、当地はまだ梅雨は明けていない。

  2005年07月18日

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• 蔓延の不良メール

  昨日の日記の続きを書き始めたけど、なんだか気持ちが落ち込んできそうになり止めた。もう一度生まれて来れたら、昼間の高校に通学し、目指す大学に入り、自分の研究に没頭出来る、そんな人生を歩んでみたいと思う。でも、もう過ぎ去った過去を振り返ってもしょうがない。自分の宿命だったのだと諦めよう。どんな希望する人生を歩んだって、幸せになれるという保証はないのだし。いま、こうやって自分なりに幸せを感ずることが出来るようになったのだから、贅沢は止めておいた方が良いともう一人の自分が囁く。欲ばりはダメだよと・・・。また変なメールが飛び込んできた。現在、お客様は仮登録状態にあります。至急、本登録をお済ませ下さいます様お願いします。仮登録の状態のままですと、当サイトのサーバーに影響がでてしまい、損害賠償請求する場合もございます。また、退会希望でしたら、無料にて退会手続きができますので登録をお済ませ下さいますようお願いします。下記へ空メールにて送信下さい。登録メールを送ります。reg-*-pc**ma@19190930.comおいおい、俺は仮登録状態のものなど覚えがないぞ。いったいどういうものの仮登録状態なのか、明記もないあいまいな内容。退会希望など出そうものなら、入会を認めた口実を相手に与えることになる。危ない！危ない！おや、このメールの宛先、どこかで以前見たような・・・・19190930を語呂に当てはめると「逝く逝く　奥さんを」？送り主のアドレスはkanrijimusyo@**fty.com登録申請アドレスと送り主アドレスが違うのだから、なおさら危ない。一気にゴミ箱行きだ！

  2005年07月17日

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• 老人という年代は幾つ？

  年々平均寿命が伸び、高齢化が進んできている日本の人口分布。人生５０年という神話は、はるか昔のおとぎ話。現代の老人予備軍とまで言われている団塊の世代（昭和２２年２４年生まれ）の人達に、「老人と呼ばれる世代は？」ということを尋ねたみたら、次のような答えが返ってきたという。（１）６６～７０歳　５７％（２）６０～６５歳　３５％（３）７０～７５歳　　６％その結果、平均年齢はというと６８．４歳という結果だった。そうだよね。先般政府から６５歳定年が打ち出され、年金だって６５歳から支給の時代。７０歳近くから老人と言われるのが妥当というものであろう。と、いう私はあと５年もすれば、老人の仲間入り。セックス年齢でも老人年齢があるのなら、負ける気はしないのだが・・・（笑）

  2005年07月14日

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• ５票差の決着

  小泉首相の目玉公約だった郵政民営化関連法案が、全国注目のなか、本日衆議院本会議で可決成立した。しかし、自民党内での造反者が出て、わずか５票という僅差で可決したのだから、このあとの自民党内は大変な騒ぎとなるのではないだろうか。前々から、造反者には厳正処分を行うと言明していた。公明党の神崎代表は、この法案に反対する議員には次の選挙で応援しないと言っていた。これがかなりの効果をはっきしたことは間違いない。今一番確実な票田をもっているのは、創価学会員の票田であり、それを自由に操れるのは公明党だから。（もっともこれとて、創価学会の池田大作名誉会長の了解がなかったらダメだろうけど）。本当に、ここまで政治生命をかけてやるほどの法案だったのかという冷めた見方が多いように思うのだが。もっと大事な外交問題、景気浮揚問題、はたして国民の要望に応えてくれるのだろうか？

  2005年07月05日

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• 繰り返される談合日本

  鉄鋼製橋梁工事の入札をめぐる談合事件に端を発し、日本道路公団もまた、その談合に関わっていることが判明し、ことの成り行きが注目されている。「日本の高速道路の建設費は、欧米に比べて４倍も高い」ということが指摘されていた。これには世間も驚いた。それは１０年以上前の話。でも、それで話は終わっていた。なぜ４倍も高いのか？その解明はなされていなかった。いや、解明しようとしたひともいない訳でないらしい。でも、「（不正を公にしたら）死人が出る」と藤井前公団総裁がすごんでいたと評論家の猪瀬直樹さんが言っている。公団から天下りしたOBの奴らに、我々の血税が思うように使われていたということである。ニュースで知る限りでは、「民間企業に天下った元理事らが、談合を仕切っていた」という。こんな腹立たしことはない。この際、徹底的にその長年蓄積されてきたウミを摘出してもらいたいものだ。また、いまノウノウと退職金をどっさりもらい豪華な生活をしている関係者も、遡って責任追求してもらいたいものだ。多分、時効の件で限界はあるのだろうが、名前を公表して道義的責任だけは明らかにしてもらいたいものだ。社会はそんなに甘くないぞということを。

  2005年07月01日

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• ６月度よ　おさらば

  ６月も終わり。さてさて、来月になったらどんなことが起こるだろう？まず石油原油価格高騰で、スタンドでのガソリン価格が明日から上がるのかな？それにしても、世界の投機的な思惑は、関係のないものまで引きずり込んでしまう。全く迷惑千万だ。郵政民営化の自民党の動き如何で、政局は大きくかわるであろう。衆議院選挙だってあり？談合疑惑は道路公団を巻き込み、さらに大きくメスが入れられそうだ。関係者で夜もオチオチ眠れない人が何人か？気候の異常はないのかな？これ以上の被害が出たら、「日本国に神も仏もないものか」と嘆く人が大勢出るぞ。不安を抱えてあすから７月が始まる。私は環境に負けないで、我が道を進むのみと心する。

  2005年06月30日

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• 狂ってる気候

  水不足一転して大雨洪水。新潟県内はまたまた大変な被害が出ています。さいわい、私の住む地域にはこれという影響は出ていません。心配してメールを下さった方には感謝申し上げます。でも、地震で痛めつけられた地域の人には、本当にどう慰めたらいいのか。この現象、全く異常気候としかいいようがない。日本の南の方では水不足で取水制限が始まったというのに。このまま、まとまった雨が降らないと、７～８月にはもっと大変なことが起こるのではと心配がつのります。

  2005年06月28日

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• 待ちこがれていた梅雨入り

  これほど待ちこがれていた梅雨入りがいままであっただろうか。とにかく雨のない日が続き、農家の人達は雨を心待ちしていた。それだけに例年から比べたら半月以上遅い梅雨入りを「恵みの梅雨入り」とまで思って歓迎するムードであった。普段はムシムシして嫌な梅雨のはずなのに、今年はちょっと事情が違うのだ。２４日付けの日記の書いた、小千谷の棚田で稲を植えたお爺ちゃんの困ったような顔が目に浮かぶ。これで稲の息は吹返せたかな？でも今度は大雨洪水注意報が出ている。極端なこの気象はいったいどうなっているのだろう。 新潟地方気象台は27日午前、新潟県を含む北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より21日、平年より17日遅い。統計を取り始めた1951年以降58年と87年の６月28日に次ぎ、遅い入梅となった。また、同気象台では27日午前、岩船地域に大雨洪水警報、長岡地域に大雨警報を発令、28日昼すぎにかけ、県内には大雨の恐れがあるとして注意を呼び掛けている。　27日の県内は、日本海中部にある梅雨前線に南からの温かく湿った気流が流れ込み、前線が活発化、朝から雨が降り出した。夕方以降強くなり、特に中、下越、佐渡では28日明け方にかけ激しい雨が降る見込み。 （新潟日報ニュースから）

  2005年06月27日

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