共産党も変わったものだ
かつては、天皇制を認めていなかった日本共産党幹部が、天皇、皇后両陛下が同席する晩餐会に、初めて出席したという。どんどん、支持率が落ちていく共産党にとって、過去の綱領の見直しの必要性によるものか?日本における共産革命は断念したのだろうか?ニュースは以下の通り共産党の不破哲三議長が17日、来日中のマルグレーテ・デンマーク女王が主催する宮中晩さん会の答礼の晩さん会に、天皇、皇后両陛下とともに出席した。同党によると、不破氏が天皇、皇后両陛下の出席行事に同席するのは初めて。志位和夫委員長は同日の記者会見で「先方から公式に招待状が来たので受けた。ごくごく自然な話だ」と述べた。 共産党は今年1月の党大会で43年ぶりに綱領を全面改定。旧綱領にあった「君主制の廃止」という表現を削除し、「憲法上の制度であり、その存廃は、情勢が熟した時に国民の総意によって解決されるべきだ」と改め、天皇制の当面の存続を容認した。 晩さん会出席と綱領改定の関連について志位氏は「改定問題とは別。これまで『天皇と同席しない』という方針を立てた経緯はない」と強調。将来日本の天皇家から同様の招待を受けた場合の対応については「来た時に判断します」と語った。