若干名(じゃっかんめい)
私は小学生頃か、中学に入って間もない頃までか忘れたが「若干名」を「わかせんめい」と読んでいた。自己流解釈で約千名と。干(かん)を何の疑いもなく 千(せん)と思い込んでいたのだった。だから、懸賞募集で若干名とは約千名の当選者が・・・と言う具合に思い込んでいた。その後、とんでもない誤解と知ったときは唖然としてしまったように記憶している。さて、そこで「若干」とはどういう数をいうのだろう?2~3人という人もいれば5~6人という人もおり、語源からしてとてもあいまいな表現方法といえる。「干」の字は「一」と「十」に分解出来る。「若」は「如し」という意味がある。ということは、「一の如く十の如く」というわけで、一から十までの間ならいくつでもかまわないという語源説があるのだが、これもちょっと上手すぎた解釈で「若干疑わしい」結局はあいまいな日本民族のもつ遺産か?