とある科学の超電磁砲#22 「レベル6(神ならざる身にて天上の意思に辿りつくもの)」感想
この子たちを救うためなら何でもする!再び現れた木山の決意に美琴はどうする!?「レベル6 神ならざる身にて天上の意思に辿りつくもの」あらすじは公式からです。“チャイルドエラー”として児童養護施設で育った春上。幼いころ、施設で仲の良かった少女――枝先との間でだけ、「念話能力(テレパス)」の強度が上がる特性を持っていたが、最近になって、別の施設に移されてしまったはずの彼女の声が聞こえるのだという。話を聞いた美琴は、「幻想御手(レベルアッパー)」事件についてテレスティーナに打ち明ける。暴走能力実験の被験者となった子供たちがポルターガイストの原因になっているのではという仮説をもとに、行き先を探る美琴たち。そこにテレスティーナから、木山が保釈されたという連絡が入り……。*************************************木山の子供たちに寄せる思いはとても強く、深くて、彼女の願いをかなえさせてあげたい気になります。でも、「幻想御手」の時と同じく、一般の人々にも犠牲が出るやり方。今回はそれがイレギュラーで、あのカエル医者まで協力者にいながら起こってしまった事件だったのですね。枝先と春上はチャイルド・エラーの同じ施設の子供だった。枝先の行き先を思うと哀しくなります。離れてしまった彼女の声が最近、よく聞こえる。助けてあげたいという春上を励ます初春。テレスティーナが調べた「幻想御手」事件の首謀者・木山の過去と子供達の現在。子供達に実権に関わったのは木原 幻生というマッド・サイエンティストにお類に類する科学者だという情報を教えられる美琴と黒子。子供たちの行方がどうしてもつかめない。木原の実験データや資料も全て抹消されている。ポスターガイスト現象が枝先も含めて眠っている子供たちが引き起こしているとしたら?データ収集することになって、事件の先が見えてきた黒子に初春はまた反論する。「春上さんの次はその友達を疑うんですか!?」その言葉に「アンタ、いい加減にしなよ!」と怒りを顕にする佐天!そうですよねー。そろそろ風紀委員としてポスターガイストの被害者を出さないことをまず考えて欲しいですねえ。ただ、その気持は黒子もちゃんと分かってる。風呂に入ってその事について考えてる美琴にはっきりと言う黒子。「風紀委員として間違ったことはしておりません。」きっと初春も分かってくれる、信じてる。黒子~!やっぱり君が主人公!?だけど美琴が言うように何気に一緒に風呂に入ろうとするシチュでは「良い事を言っている」風に聞こえないーーー!!!レベルほとんど無くて、情報収集能力だけに長けている初春かと思ったら、ずっと温度を一定に保てる能力があったのですね。これが事件の役に立つと良いですが、今は鯛焼きの保温だけ!?風紀委員では子供達10名の足取りがなかなかつかめない。ぎくしゃくする黒子、初春、そして美琴と佐天もそのことに関してどう取り持ったらいいのか悩んでしまう。テレスティーナが現れて、木山が保釈になっていたことを知る美琴。もしかすると眠っている子供たちの力を利用している?否定したい美琴だけど、かつては能力への憧れを利用しようとした女。次第に明らかになってくるAIM拡散力場への人為的干渉の影響。同系統の能力を操る者は共鳴を起こす。能力の暴走も然り、同系統の能力者が暴走を始めれば78%の能力者が影響を起こす。街は壊滅する!!!ただ、木原の研究関連の施設もデータも抹消されている。黒子が一人、妖しい夢を見ている頃、一人、閉鎖された木原の研究室に忍び込んだ美琴。ゲコ太お面とフリフリのスカートで変装しているつもり♪浮かび上がった光の中で誰かに連絡を取っていたのは木山春生!!!また誰かを傷付けるなら許さない!と激昂した美琴は電撃で死んでいたセキュリティまで起動させてしまう。車で脱出する二人。初春と同じように「怖い顔」で質問する美琴、と言う木山。連れて行かれた先で美琴が見たものは実験体として行方不明になっていた木山の教え子たち10人だった!!!まだ目覚めてはいない・・・・。また何かをたくらんでいると追求する美琴の前に現れたのはあのカエル医者!(冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)!)木原の研究に危機感を抱き、その隠れた犠牲者を救おうと彼もまた動いていたのですね。木原の危うい研究、それはレベル6を生み出すこと!能力の暴走を引き起こした者から採取された分泌物やホルモンを凝縮して作ったもの「能力体結晶」を能力者に投与する。レベル6の誕生!!!「犠牲者?私の研究に犠牲者などいない。」でも実際にはいた。あの子供達だった。木山が救おうとしていたことと、専門知識が必要だったこともあって木山を釈放してもらったのだった。ついに子供達を目覚めさせる目処がついたが問題が起きた。覚醒しようとすると能力体結晶がポルターガイストを起こしてしまう!木原の研究は進んでいて、そういう弊害が起こることをカエル医者も木山も把握していなかったのだった。それを押さえるワクチンを開発はしているが完成させるには木原が開発し、子供達に投与したファースト・サンプルが必要不可欠なのだった。それで研究所に忍び込んでいた木山・・・。「私はどんなことをしても見つけ出してみせる!!!」「この子たちを覚醒させる!!!」たとえ、ポルターガイストを引き起こしたとしても!悲愴な決意だが、また被害者が出る。美琴は思い悩むがそこに突入してきたのはテレスティーナと彼女が指揮するパワードスーツ隊!!!「子供達を保護します。」美琴、尾行されていました!!!「それは命令か?」木山の問いに令状は本物というカエル医者。子供たちを救うために犠牲が出ることは断固、阻止する!自分には木山や医者が入手できなかった資料まで権利で入手できる。人命救助の専門家である自分達に自発的に引渡しをしてくれることを要求するテレスティーナ。それでも、子供達を引き渡すことに抵抗する素振りを見せた木山の前に立ちはだかったのは美琴だった。あと少しで覚醒するのに!!!でもポルターガイスト・・・能力のさらなる暴走は近づいている。枝先の声を春上が聞いているのだから・・・!ということで、子供達のためならまた大量の犠牲者を出してもかまわない!と決意する木山の話でした。レベル6・・・そのために犠牲になった子供達。早くファーストサンプルを手に入れて、安全に子供達の覚醒を導いてあげたいですが、なかなか上手くいかないようで・・・。それぞれが信じるもの、守りたい者のために必死になっている。テレスティーナたちがやる事が本当に正義なのか、まだ信じられないですねえ。まだ波乱がありそうです。(木山が脱いだくらいの問題ではなく。)美琴は犠牲者を出したくない思いでの阻止でしょうけど見ている私たちが肩入れできるような、木山に負けない説得力が欲しいですね♪とある科学の超電磁砲 第3巻 (初回限定版)とある科学の超電磁砲 第4巻 (初回限定版)TVアニメ『とある科学の超電磁砲-レールガン-』 ぱじゃまタペストリー「美琴&黒子」