またやったど!
この週末は大変疲れました。なんで疲れたかっつうと、子供たちを二人ともお義母さんに預けて、土曜日の午前中から旦那の会社の人達と一足も二足も早いクリスマスディナーの代わりの小旅行(とも言いたくない)に行ってきたからです。あー面白くなかった。ことの起こりは、去年、うちの旦那のボスがクリスマスディナーの手配を忘れたことに始まり、今年は去年の分を含めたある意味汚名返上作戦で、イタリアに行くことになったのでした。ここまで書くと、いいじゃんいいじゃんって思うでしょう、私も思った。ところが、だ、あたしゃ金曜日の午前中まで土曜日はイタリアに行くもんだと、イタリアで何食うかと、出発は金曜の夜?もしくは土曜日の朝早く?一日以上子供達と離れて過ごすのなんて初めてじゃん、もしかして3年ぶりぐらいに一晩中一回も起きないで眠れるかもしれん!とか考えてたら、出発は土曜日の10時半に旦那の実家の近くで、うちらをピックアップして、それから去年の夏、旦那と行ったスイス唯一のイタリアンパート・テッシンことカントン ティッチーノ(ティッチーノ州)で一泊して次の日にイタリアはミラノの近くのMonzaちゅうとこに行くだとさ。ちとガックシきた。そして、うちの旦那が勤めるルノーのワールドシリーズっていうF1とF3の間に位置するF2という車のレースを観るという予定だった。ルノー・ワールドシリーズのちょっとした情報はこちらからレースを観るのは分かっていた。分かっていたからこそ、なぜスイスで一泊なのだ?イタリアじゃないのか?なんなのだ?と拍子抜け。でも手配したのは私達じゃないし、とにかくイタリアに行ったら面白いことがあっかもしれんと思い直して行った。面白いこと?あったさ。面白いことを書くその前に、ここからちょっと私の弱点をさらけ出すと、あたしゃ閉ざされた空間にずっと閉じ込められるのが耐えられないのだ。その空間にトイレがあればまだ大丈夫なのだが、それがないと軽いパニック状態になる。どうなるか具体的に言うと、おしっこが我慢できなくなる。どんなにちびっとしかでない少ない量のおしっこであろうと、したくなる。その気持ちがどんどん膨らんで、我慢できーん!誰か!ここでさせてくれー!となるんだな。子供(のの子)はかろうじて車の中で産むのを食い止めたが、おしっこはまた別なんじゃー。うるせー!てな具合に、イタリアに入った時点でなった。閉ざされた空間で、一番利用する機会の多いのがバス、もしくはマイクロバス。そう、もっとも苦手なマイクロバスのそれも揺れる後方で、うる星やつらの面倒君ばりになりそうになりながらトイレー !だ。目的地まで行くのに車は同じ所を行ったり来たり。方向が定まっても行けども行けどもトイレがありそうなとこは閉まってる。とうとう閉まっててもなんでもいいから降ろさせてくれと言い、閉まってるガソリンスタンドの脇の茂みのとこでしっこしたど。こんなときに恥ずかしいなんて言ってられっかよ。そんなプライド?がありゃ我慢もできっぺ。しかし日本の山や海で山菜やキノコとり、釣りなどしてた私にとっちゃ野ションなんて当たり前じゃん。それできなきゃなんもできねーじゃん。楽勝。ちゅー訳で、イタリアでも野ションしたっていう、面白くもなんともない日記を書いてみた。ちなみにスイスでは初めて来て1週間ぐらいの時のとっくのとうに野ション済。野ション後は、レース場に近づくにつれすごい渋滞にはまり、さっきしたばっかなのに尿意再び。発狂しそうになって、吐き気ももようしながら「あたしゃ歩くよ」と言ってバスから降りちゃった。トイレがあったら入るからとも言って。こんな渋滞がありそうなのは容易に想像できるじゃん。なのになぜMonzaの近くに宿をとらずスイスに泊まる?テッシンからMonzaまで高速道路使って約2時間ならイタリアに泊まったほうがいいじゃん。テッシンの宿を出たのだって朝の9時ごろ。9時っつったらレース場内のいろんなExbisionとか始まってるじゃん。しかもボスの奥さんは、なんでイタリアンパートのテッシンとはいえ同じスイス国内で、住んでる所の近くにもある同じ店で子供の物をたくさん買ってるんだ?(ボスの二人のぶっ細工な子供達と、うちの可愛いエンジェルちゃん達とはどっちも同い歳です)私はうちのエンジェルちゃん達に同じように服を買うならミラノあたりで買いたいわい!ショッピングしたいならイタリアじゃないんけ?しかもイタリアの地図なんかテッシンに来てから買ってるってどういうことじゃ!そして道順を調べるのはバスの中でイタリアに入ってからだど!いきなりだが、一緒に行ったボスの友達夫婦の旦那はなんとも下品で、なんども私が旦那にだけ分かるように日本語で「ジジィうるせー。」と言ったか知るまい!ちなみに、このしと朝食のパンにバターやジャムも自分でぬれない、50歳ちかくなるであろう裸の王様である。その王様にいちいちパンにバターをぬってやる奥様も奥様。私だったら鼻くそぬってやるところだ。これを見てバスに乗ってないのに吐き気がした。うちの二歳の娘だって自分でやろうとするど、そのぐらい。馬鹿じゃあるめーし、って馬鹿なんだわな。そんな者を相手にしたくないので、その後は極力団体行動から外れて過ごした。もともと4人以上のグループで同じことをするのが苦手な我がままな私なので、一人で違う所にいて取り残されてもお構いなしなのでね。あーもう思い出しただけでも疲れが蘇ってくるのでこの辺で〆最後に改めて思ったことは、スイスってやっぱ狭いんだなーってこと。うちからミラノまで車で高速に乗ったら、5~6時間ぐらいで行けちゃうし。行くまでは、ミラノなんか飛行機に乗ってブーンって飛ばないとそうは簡単に行けないじゃん!ってスイスに住んでながらもその感覚のままでいた私なので、スイスとイタリアの国境のとこは、運転者のボスに入国の警備の人が「スイス人?」ボス「はい。」「行ってよし。」ですんなり入れてあっけにとられ、旦那に「いや私は北朝鮮人です。」って言ったらどうなんだろうねー。とか言って面白くなりそうな展開に話を咲かせてみただけに終わった。ほいから、帰り道、私が助手席に乗って帰れるように運転を買って出てくれた旦那に感謝。イタリアまでの道中、ずっと助手席で馬鹿みたいに笑ってて私の神経を逆撫でしてくれたボスの姉その名もUschi(ウシという名。ちなみにウをムに変えて語尾をスィと発音するとスイスジャーマンでは女の人の大事な所マ○子の意味になる。これを読んでるあなた、さあ大きな声で発音してみよう。もしも目の前にスイス人のウブな子がいたら、ポっと顔を赤らめてうつむくこと間違いなし。しかし、どうしてこんないじめられる対象になりそな名前を親もつけたんだか…?)このウシを帰りの山道で、わざと山仕様の運転をして酔っ払わせて旦那の今日の必殺仕置き人としての仕事終了。これも私への愛だね愛。