ソーシャルネットワークで覚睡
私がフェイスブックを始めたのは、かれこれ15年以上前になる。それは、パソコン関係に鈍い私が、何とか自力でホームページをつくり、色んなソフトの取説と睨めっこ、四苦八苦していた時代だ。その頃、韓国の友人で医者の、ドクターウォンが我が家に遊びに来て、わたしのPCに、勝手にTV電話の装置を取り付けたりした。何しろ、この辺りは日本より進んできた韓国である。そして、彼にソーシャルネットワークサービス(SNS)なるものを教わり、それがフェイスブックだった。しかし、その頃は彼意外に繋がる相手がいないので、彼がアメリカのメリーランドに行ってからは、たまにつながるぐらいで、そのまま放置状態だった。ところが、4~5数年前から、このSNSが話題になり、釣り仲間の間で利用されるようになる。パソコンのデスクトップの隅にあったフェイスブック(FB)のアイコンが、再び陽の目を見るようになった。そして、2~3年前に友人でドラマーの海老沢一博の奥方である、伊藤君子さんとFBでつながり、たまには情報の交換をするようになった。そうすると、昔の知り合い女性ボーカルから友達申請が来る。そして、昨年から(古希が近いと云うに、無謀にも)音楽活動を始め、ブログやFB上でスケジュール公開をすると途端にミュージシャン仲間とつながるようになる。勿論、知り合いミュージシャンには、友達申請もするので、それは30年振り、40年振りと云った懐かしい交流も出てきた(もう私の事を忘れてるミュージシャンも要るだろうか)。釣り仲間は、当然申請も多く、今では3000人を軽く超えるだろうか。そして先日、35年ほど前にクラブバンドでやっていた頃、僕のメンバーだったサックスの藤田明夫君とつながる。そうすると続々、懐かしい友人とミュージシャン仲間の復活だ。ギターの宮野弘紀は札幌時代、エボニー・ファンク・ショップと云う長たらしい名前のバンドをやっていて、その頃のメンバーだった。その頃のメンバーと云えば、ベースの淳平、キーボードの千治、サックスの桜岡、ドラムの渥美等だが、皆今では60代だろうか?。その宮野君だが、今は押しも押されぬ、アコースティックギターの一人者になっている。そして、そんな彼ともFBで繋がるからSNSと云うのは凄い。70歳になり、頭の潤滑油が全く機能しなくなっている私だ。最近ipadを購入、携帯もスマートフォンに切り替える。何とか回らない頭で、時代の流れについて行こうと思っている。宮野君(みやちゃん)とは、来年あたりからのライブ活動を誓い、その旧交を温めたが、これからも昔の音楽仲間と電波上でつながって来るかも知れない。ドラムの海老沢一博は10年ぐらい、釣り雑誌のエッセイに書いているが、今や日本ビッグバンドジャズ史上の至宝と言って良い。http://www.webfrog.jp/papa/essay/essay-05.html藤田君も様々なジャズシーンや、有名アーテイストのサポートをし活躍している。元気そうだ。宮野弘紀は数々のレコーディングは勿論だが、多くの海外アーティストとも共演、その個性的で素晴らしいギターを聞かせる。奥様でボサノバシンガーの伊藤ノリコとの共演も素晴らしい。私は、島の人たちにも聞いて欲しいので、八丈島でのコンサート企画を友人のポットホール・オーナー、佐藤君にお願いしたところだ。えびやん、宮ちゃん、藤田君、勝手に写真を転載。ごめんね(笑)。