みなさん!、絶対救命具は着けよう。
今日、友人が亡くなった。バカヤロ~、海の事故だ。当然に、僕よりは若い。釣りは上手い。潮を読んだ上手い釣りをする。音楽も好きで、特に僕がやってたような、70年代、80年代のSoulモノが大好きで、そんな話をすると気が合った。最近は、よく家に来てお茶を飲んでいく(酒は飲めないが)。見栄は張るが、腹の中は読みやすい、愛すべき奴だ。このところ、島の天候は変わり易い。そんな中で、昨日、僕は防波堤へ釣りに行った。フェイスブック上で友人達には述べているが、この日、低気圧が島の南を通って東に遠く離れていく。風はそれに向かって西南西に変わる。しかし離れていった低気圧が勢力を保っていると、西の風なのに、風裏の東側にはウネリが入る。昔から言われる言葉に、西のウネリは直ぐに取れるが、東のウネリは中々取れ難い。西側は日本列島(本島)に近く、東は広い太平洋なのだから当然の事だ。昨日は、11時過ぎに入った私だが、朝はウネリが少なかった。しかし、、小1時間も釣りをしていると、ウネリが高くなる。先行で入っていた叔父さん達に、この後ウネリが大きくなることを告げ帰りりを促した。やれない状態ではなかったが、僕も道具を片付けから戻る事にした。案の定、防波堤の中ほどは、波が少し被るようになっていた。翌朝、何時ものように海を見に行く。更に、昨日よりウネリも大きくなる。そして風は西南西で強まる。フェイスブックの朝の波情報として、東側の釣りは要注意と、私は述べている。そんな矢先、、コーギーの散歩を終え、朝食からに、庭の掃除をしている時に、けたたましい救急車とパトカーのサイレンが聞こえて来た。港の管理事務所では、誰か釣り人が海に落ちたという話だ。そして、その1時間後に、それが私の友人であり、その後に息を引き取ったという事を聞く。非常に残念だ。彼は、私より若い。でも島では、指折りに釣りが上手い奴だ。、当然に、経験も豊富、自然も良く知っているはず。でも、事故は起こるという事だ。だから、これは島の釣り人たちにも言いたい。皆さん経験も豊富、島の海を知っている。釣りも上手く、泳ぎも達者だ。ただ、その殆どは救命具を着けない。(特に防波堤で釣りをされる方々だが)確かに邪魔かも知れない。不便かも知れない。しかし、みんな~、救命具は絶対着けよう。2か月ぐらい前、フィッシングショーでの海上保安庁の友人が話した。海での海難死亡事故の80パーセントはライフジャケットを着用していれば助かった事例だという。とくに漁業者の殆どは、仕事がしづらい理由から着用せず、その為に死亡するケースが多いと話している。皆さん、釣りは楽しい。躍動感のある、島の自然は素晴らしい。でも海難事故は、絶対にあってはならない。必ず救命具、ライフジャケットは着用しよう。お父さん達は救命具を着用し、子供たちに範を示そう。愛すべき友人に黙祷。