たびささんの師走の事件 第1位
12月22日、午前9時半ごろ。体感気温マイナス15度の風の中、ブルックリンの真ん中の路上にいたら「予定を切り上げ、すぐにマンハッタンに戻ってこい」との電話を受け取った。どうやら、我が家を通る熱湯の配管の一つに穴があき下の駐車場に漏れているらしい。車を飛ばして帰ってくると家の中は、文字通り足の踏み場もない状態でパンツが干してあるバスルームやらリビングの壁に大穴が開いている。古い建物の上、改造を重ねているので、設計図等はない。工事の請負人達が音やら感触やらを頼りに壁に穴をあけ水漏れの位置を確認していたのだった。しかし、大穴を4つ開けても水漏れの位置が特定できない。結局、流し台やら備え付けの食器洗い器やら巨大な棚やらがついてるシステムキッチンを全部分解して取り外しその奥の壁を壊すことになった。試行錯誤の上に、掘り当てられた水漏れパイプの図(金鉱を掘り当てたかのように、上機嫌のジョン君(仮名)(←クリック))その後、アメリカが祭日に突入したため…システムキッチンが1週間以上放置されたリビングの図バスルーム&キッチンのもろもろが放置されたままの…年末年始のリビングの図結局、すべての工事が終ったのは1月6日のことであった。