ごみの山。
12月26日に大雪が降ってからこちらゴミの収集が停まっていた。25日はクリスマスでお休みだったために、我家の地域で最後の収集があったのは23日だった。ニューヨーク市では、除雪をするのは、清掃局の役目である。ゴミの収集車に、スノウプラウと呼ばれる、雪かきの部品を取付けて除雪をしているのである。いつもなら、雪が降り出す前に塩を撒くトラックやら何やらが出動しててきぱきと、除雪が行なわれるのに今年は、お休みの翌日だったからかなんだか、除雪が異常に遅かった。こちらでは、仕事納めなんていう習慣はないのでクリスマスとお正月と日曜日の当日以外は例年は、ゴミの収集が停まる事なんてないはずなのである。除雪が遅いということは、ゴミ収集をするはずの車がずっと除雪をしているということでつまり、ゴミの収集もなかった。12月31日、金曜日の日没前。私の住む地域の建物の管理人さん達がほぼ全員、一斉に恐ろしい量のゴミを歩道に積み上げ始めた。(ゴミは前日の夜に出す事になっている)ほっほー。清掃局ったら、今年は除雪をサボって市民の非難ごうごうだったので元旦返上で、収集するのかな?なんて思った私が甘かった。(管理人さん達も甘かった。)当然のように清掃局は、元旦を休み結局、我家の地域は1月4日火曜日の午後3時現在収集はまだ来ていない。(我家の地域の収集は通常早朝)当然のことながら1月3日の夜にはさらに恐ろしい量のゴミが、その上に積み上げられたので私の背よりも高く積み上げられたゴミ袋がずらっと歩道に壁を作っている状態である。でもまあどこかの9階から飛び降り自殺を図った人がゴミの山のおかげで一命を取り留めたそうなので…取りあえず、よかったことにしておこうと思う。