ゆきみだいふく。
ということでまたまた懲りずに餅である。求肥が簡単にに作れることがわかった後どうしても作りたいものがあった。それは、イタリアンジェラートと生のラズベリーの入ったジェラートラズベリー雪見大福である。ああ、なんて美味しそうな響きのする贅沢な雪見大福なのであろう。ということで、早速実行。求肥を作って…丸く型で抜いて…ラズベリーをのっけて…ジェラートをのっけて手早く、大福にまとめればできあがり…のはずだった。しかし。しかしである。ジェラートはハーゲンダッツのようなカチカチのアイスクリームと違ってふんわりと柔らかい。なので、求肥にのっけるとあっという間にだらだらに溶けてしまうのである。ジェラートを、キンキンに凍らせておこうがスプーンや道具を、キンキンに凍らせておこうが大福の皮も、直前まで冷凍庫に入れておこうがなんだろうがあっという間に、だれだれだれーっと溶けてしまいそれを大福の形に成形することなんて全然無理なのである。ハーゲンダッツでやればちゃんと大福に成形できるのだけれどそれでは、趣旨が違ってしまう。結局食べすぎで気持ち悪くなるくらい実験を重ねた結果ジェラートを角柱上に切ってキンキンに冷やしておきそれを、巻き簀の上においた求肥で手早く巻き寿司のように巻いてすぐに冷凍庫に放り込むという方法を編み出した。この方法でもジェラートはだれだれと溶けてしまうのだが数時間立つと落ち着いて固まるので包丁で切ることができる。写真の巻きジェラート大福がぺちゃんこなのは求肥で巻いたとたん、ジェラートがでれでれと、溶けてしまうからである。生のブルーベリーや、さくらんぼであれば冷凍しても、カチンコチンにはならないので餅の中に一緒に巻いてもよいかもしれないけれどラズベリーは、冷凍に向かないので結局、中には入れられなかった。なんだかへなちょこな結果になったがとりあえず、うまうまなのでよしとする。