過去の山行記 相州大山(2011年2月)Part1
この山に登ったのは2011年2月。私は本格的な冬山はやらない。理由は単純。怖いからだ。冬のアルプスなんかはきれいだろうし、登っていて楽しいだろう。でも怖い。中年単独ハイカーとしては極力危険のある山を排除しなければならない。なので今後も本格的冬山をやることはないだろう。でも雪の低山歩きは別。まあ低山といっても雪山なのでそれなりに危険はあるのだろうが、それでもアルプスなんかと比べれば「安全」といってもよいくらいだ。なので毎年1,2月の時期は東京近郊の雪の低山歩きを楽しんでいる。高尾の陣馬山とか箱根の明神ヶ岳とかだ。2011年も最初の山歩きは雪の低山歩きを予定していた。しかし今年は雪が降らない。例年なら都心部はともかく、奥多摩とか箱根とかあたりなら1月中に雪が降るのが普通である。しかし今年は降らない。そんなわけで新年最初の山行は雪の低山歩きをあきらめ、丹沢のシダンゴ山を選んだことは以前のブログで書いた。早く雪の感触を味わいたいなあと思っていたら、2月になってから急に都心で雪が降り出した^^都心では深く積もるというほどではないが、山では充分積もっているだろう^^ということで、2月上旬の日曜に雪の低山歩きに出かけることにした。向かう先は表丹沢の名山「相州大山」である。この山はいままでに2回登ったことがある。しかしいずれも雪の時期ではない。なので大山の雪山歩きが楽しみだ^^地下鉄の始発にに乗り出発。小田急線に乗り継いで7時過ぎに「伊勢原駅」に到着。駅からはこれから目指す大山の雄姿がよく見える^^雪はたっぷりありそうだ^^伊勢原駅からバスで「大山ケーブル駅」まで移動。ここからは目指す山頂がよく見える。ここからは10分ほど両側に土産物屋が立ち並ぶ参道を歩く。もっとも8時前なのでどの店も開いてない。ケーブルカー乗り場。もっともケーブルカーもまだ始発前。なので今回はケーブルカーを使わず「男坂」を登ることにする。ここが男坂の起点。ごつい石段がこの後ず~っと続く。途中で見つけた鹿の足跡。そして30分ほど登ると「女坂」と合流。この先に阿夫利神社の下社があるのだが、行きはとりあえずスルー。参拝は帰りにすることにする。ここからは表参道である「本坂」ではなく、見晴台経由のルートをとることにする。雪がたっぷり。そしてこんなおっかない看板も^^どんどん進む。そして見晴台到着。ここから見上げる大山。振り返れば東京方面。スカイツリーも見える^^見晴台は雪がたっぷり。小休止のあと山頂目指して出発。雪がさらに深くなってきた。振り返ると相模湾が輝いている。こんな雪原も美しい。そして雪の花^^きれいだなあ^^大山山頂が近づいてきた。あともう少し。Part2に続く。