年始の自宅ワイン会。オーブリオン・ブランはやっぱりうまい
今年一回目の自宅ワイン会。今回のテーマはグラーブ白&ハンドキャリーのワインたち。2007 Macon-Villages Nouveau(Georges Duboeuf)マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー(ジョルジュ・デュブッフ)Bourgogne, France - 白辛口\2,000くらい, OK, 2008年11月購入スターターは、昨年印象的だったマコン・ヌーヴォー。軽やかで香り高くて、何度飲んでもおいしい。船便が安く出回るようなら、あと何本か買ってもいいかな。マコン・ヌーヴォーを探す>1979 Alain Robert Menil Traditionアラン・ロベール メニル・トラディションChampagne, France - 白辛口\18,000くらい, アサヒヤ江古田, 2000年12月購入アラン・ロベールのトップキュヴェ。コルクを抜くとほとんど圧力を感じない。グレートビンテージの79とはいえ、だいぶ進んでいるかなと思ったけれど意外にも味わいはまっとうでビンテージ相応の熟成度具合。泡の強さは微発泡程度。スティルワインとして楽しめるかもと思ったけれど、このボトルに関してはスケールは思ったほど大きくないし、わたしの好みのスタイルとちょっと違う。でも評価していた人もいた。1998 Ch.Couhins-Lurtonシャトー・クーアン=リュルトンPessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France - 白辛口\4,200くらい, やまや, 2000年6月購入やわらかく熟成したグラーヴ。酸化の兆候はなく健全。安心して飲めるボルドー白古酒。ボルドーブランというと若飲みが多いけれど、グラーヴのものはエイジングポテンシャルがあるものが多いような気がする。1998 Les Plantiers du Haut-Brion(Ch.Haut-Brion)レ・プランティエール・デュ・オーブリオン(シャトー・オーブリオン)Pessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France - 白辛口\6,500くらい, エノテカ, 2006年3月購入同一ビンテージ対決。こちらの方が若くてメリハリがある。現時点ではスタイルが違うだけに評価は分かれた。個人的にはこちらが好み。1989 Ch.Haut-Brion Blancシャトー・オーブリオン・ブランPessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France - 白辛口\30,000くらい, リカーモリサワ, 2002年5月購入今日の主役。2006年の新年会で飲んだ85年は神の領域だった。で、飲んでみるとやはり別格。香りの精妙さ、スケールの大きさ、余韻の長さ、すべてが別次元。ちょうど飲みごろ。香りは決して強くないのに印象的という、お香にも通じる瞑想感。なぜオーブリオン・ブランが高額で取引されるのか納得できる味わい。とはいえ、以前に飲んだ85年と比べるとスケールは二回りくらい小さい。あの85年が特別だっただけなんだけど(もう一度飲む機会があったけれどそれは普通だった)、それを別にすればやはり特別なワイン。オーブリオン・ブランを探す>古いビンテージはほとんど存在しないし、あっても手が出ない。もう少し若くてもいいなら、01くらいかな。それでも超高価。シャトー・オー・ブリオン・ブラン [2001]成城学園前の「ラトリエ・ドゥ・プレジール」のパン前々から気になっていたラトリエ・ドゥ・プレジールで初購入。天然酵母&有機栽培小麦のこだわりのパン屋。少々高めだけれど納得の味わい。中はもっちりとしていて食べ応え十分。今まではPAULをメインに、たまにブロートハイムとフォションだったけれど、ワイン会のときには、ここを使おう。神楽坂のチーズ専門店「アルパージュ」のチーズを友人が差し入れてくれた・コンテ・エクストラ・セレクション 24ヶ月熟成・ミラベラ(プラムブランデーでウォッシュ、シャンパーニュ地方)・ヴァルデオン(大カエデの葉に包まれたブルー、スペイン)さすがアルパージュ。どれもおいしいけれどコンテは絶品。ウォッシュのミラベラもくせがなくて食べやすい。Part2へ続く。気が向いたら投票お願いします→