キリンウイスキー陸がすごい
ワインのようにマニアではないけれど、実はウイスキー好き。とくにジャパニーズウイスキー。2010年にニッカウヰスキー余市蒸溜所に訪問して目覚め、年間20~30本くらいは買っているかも。当時、1千円台でおいしいと思っていたのは「シングルモルト余市 500ml 43度」。そしてキリンの「富士山麓 樽熟50°」(600ml)。とくに富士山麓は近所のスーパーで1,000円くらいで買え、サントリー角とほとんど同じ値段で売られていてハイコスパ。富士山麓は、その後に黒キャップの「富士山麓 樽熟原酒50°」(700ml)へとリニューアル。1,500円くらいになったものの、コスパのよさは変わらず。ところが2019年春に終売になってしまった。「富士山麓 Signature Blend」を全国発売したけれど5,000円オーバー。以前のコスパは失われてしまった。Signature Blendもおいしいけれど、樽熟原酒の3倍という値段差を感じるのは厳しい。売れ筋に安い商品がなくなってキリンの営業は困っているだろうと思っていたら、ついに「キリンウイスキー陸」を投入。こちらはサントリー「碧Ao」のように海外原酒もブレンドしたもの。すでに評判がいいので期待して開けてみました。キリンウイスキー陸 500mlで1500円くらい。700ml換算だと2000円弱。ブレンド比率は非公表だけれど、ほぼグレーン主体とのこと。ストレートのファーストノートでは、アルコールの強さが目立つが、安ウイスキーのようなネガティブな要素はなく、グレーンらしいハイトーン。少しずつ加水すると、甘みが出てきて、ウッディーなフレーバー。水割りとしてもイケル。モルト派のわたしでも、おいしいと感じるレベル。他ジャパニーズメーカーのグレーンと比較しても、コスパの優秀さが光る。価格的にハイボールにしてもいいけれど、個人的には少し加水して、なめるのがオススメ。キリン ウイスキー陸を探す>左から富士御殿場蒸留所 SINGLE MALT WHISKY(DRINX限定)富士山麓 Signature Blend富士山麓樽熟50度他に蒸留所限定ボトルなども持っているけれど、現在は蒸留所に行っても入手困難。2016年にはシングルカスクが買えて、2017年は蒸留所限定は本数制限無しで購入可能。2019年は、そもそも1日あたりの販売数が限られていて、購入できる数も制限付きになってしまった。富士御殿場蒸留所を訪問したブログ2016年、2017年、2019年