ジャマンガ日記#103「PTA会議2018Spring」
4月から三学期が始まり、最初のPTA会議(保護者会)が先週ありました。出かける直前になって雨で足止め。雨季がやってきた。これが始まると行動が制限されるから困る。私がいなくても、誰か何とかしてくれるだろうか。てか私、ただの書記補佐なんですが。雨が小降りになり、小走りで学校に向かっていると、シルバーの車が横で止まった。白タク(違法タクシー)かと思って軽くあしらってたら、保護者の方の一人だった。そうだ、この人、圧倒的に父親不在家庭が多いこの学校で、数少ない「頼れるパパ」という逸材だったのだ。「会議に行かれるんです?」「いやー、今日はちょっと用事がありまして」「そうですか、どうもありがとうございました、ウィリアムズさん!」人のやさしさが身に沁みる・・、と車を降り立ったが、後でウェールズさんだったと判明。ムタ・バルーカか、ボニー・ウェイラーズみたいな人がいた。この人、村の名士で大学教授かなんからしい。こんな人が普通に歩いているジャマイカって国のおもしろさ。結局なしくずし的に司会進行役しちゃってるし。でもまだ横にやさしい教頭先生がいるからまし。ここじゃなんでもミサから始まる。一応スマホに聖書アプリを入れて詩篇33章13節を開け、お祈りのカンペを用意してたが、教頭とジャクソンさんがうまくやってくれた。ホッ。議題は前学期のイベント報告や今学期のイベントについて。あと2ヶ月で本年度も終わりなのに、イベント目白押し。イベントイコールお金である。ただでさえお金がない保護者たち(私含め)。先が思いやられる。「音楽(サウンドシステム)はありますよね?」「あります(教頭)」そう、それ最重要事項。だからジャマイカって好き。会議が始まる前は「疲れた」といっていた教頭、最後は「いい会議になりました。そうじゃありませんか、みなさん?」と満足気だった。来月校長が長期休暇から帰ってくる。